あなたは、生まれる変わることを信じますか。生まれ変わるとしたら、いつの時代で、どんな風に過ごしていたのか気になりませんか。「何のために生まれてきたのか」そもそも、女性だったのか、男性だったのかも気になりますよね。
いずれにしても、何をするために今を生きているのかが、わかるヒントになるのであれば、前世を調べてみるのも上手に生きるための、ひとつの手段であるかもしれません。
前世は本当にあるのか?
前世などなく、生まれ変わるなど在りえないと意義を申し出る人もいれば、前世というのを信じている人もいます。また、前世が何であったのか興味を持つ人が多いのも事実なのです。一般的に霊感の強い人でもなく、特別な能力を持っていない私たちには、どちらの意見が正しいのだと断定することは難しいですよね。しかし、ふとしたことに疑問を持つことはないですか。亡くなって、肉体を持たなくなった後、どのようになるのかは、宗教の捉え方によっても変わってきます。
ただ、ひとつ言えるのは、何のために生まれてきたのか、考えたことはないですか。その理由が前世と繋がっているのだとしたら、あなたは前世と現在の自分の繋がりを知りたくなりますよね。
前世とは
現世というのが、今のあなたであり、前世というのは、現世より前に生きていきたあなたのことです。いわゆる魂の過去性ということになります。肉体は年月で滅びる(亡くなる)ことがあります。しかし、魂は記憶が残っているものです。多くの人は、前世が何者で、何をしてきた人なのか知る人は少ないでしょう。また、現世をいきるのであって、過去が必要ではないという思いから、思い出す必要がないと考えられ、過去の記憶がないまま過ごしている方が多いのです。
前世の記憶がある人の特徴9つ
前世が必ずしも、華やかであったとは限りません。もしかすると、知らない方が良かったと思う人もいるでしょう。しかし、他の人とは異なり、自分だけが感じることって何かしらあることに疑問を持つ人もいるのです。それは、前世の記憶であり、前世との因縁で、現世を生きているとも考えられます。しかし、前世の記憶など、皆が持っているものではありません。
では、どのような人が、前世の記憶を持っているのか、チェックしてみてくださいね。
■1. デジャブを頻繁に見る人
人は、必ず夢を見ると言われています。しかし、夢の記憶の中で、心に残る光景だけが残ったまま日常を送る中で、未来を夢で見ている人もいるのです。
未来を夢で見ることは、デジャブといい、このデジャブを頻繁に見る人は、前世の記憶が残っている人でもあります。霊感と同じで予知夢として、未来を知らせるものだけでなく、過去世を見ることもあるのです。
過去に経験したことは、魂に刻まれているので、現世で行ったことがない土地に自分がいる光景をみることもあります。気になったら、書き止めておくといいかもしれません。
■2. 何となく惹かれる土地がある
海外旅行も国内旅行も、あなたが訪れたことがない土地に、妙に惹かれて訪れた経験はないですか。こういう現象も、あなたの魂の記憶で、惹かれるところや、その土地に呼ばれることがあるのです。
「ご縁」とよく言われますが、たまたま目にした写真などを見て落ち着くような感情になったり、あなたがその土地に惹かれているのも、前世の記憶であると言えます。どの時代の景色なのかは解りませんが、記憶の中で残るというのは、縁が強いのか、過去世の因縁で残っていることがあります。
■3. 初めて来た場所だと思えないことが多い
生まれて初めて訪れた場所なのに、どこかで見た記憶があるとか、この先の景色が分かるという経験はないですか。このような経験をする人は、過去世の記憶が残っており、たまたま来た土地や景色に見覚えがある経験があるということです。不思議なことではありますが、来た記憶がない場所でも、訪れただけで記憶が蘇ることもあります。
ただ、あの世とこの世の年月の過ぎ方が異なります。その為、すぐに生まれ変わったとしても、現世では、街の様子が変わることもあります。すぐに分からなくても、思い出すこともあります。
■4. 経験のない記憶がある人
勉強した記憶がないのに、ちょっと聞いただけで他国の言語を話せるようになったり、なんとなく覚えていたりすることもあります。
中には古代文字を理解していたり、日本でいうと古文などに興味を持ったり、漢文が好きな人や、その時代に主流だったことも理解することに、周囲の人に比べて長けていることもあります。
勉強する範囲以外のことを理解していることもあり、周囲が理解できないこともあるようですが、前世の記憶を持っている人は、周囲から理解されることは難しいでしょう。
■5. 生まれつきの傷がある
生まれつきの傷がある場合、前世で殺されたり、切断した経験が現世で欠損という形で生まれる場合があります。不思議なことですが、現世で傷ついた時のことを思い出すこともあります。母斑という皮膚の病気があります。
ある国では、亡くなった人の身体にススを塗ることで、転生するという迷信があり、実際に生まれてきた人の身体に母斑をつけて生まれてきた子どもが、亡くなった人の生まれ変わりだと信じている地域もあります。先天性の欠損や、傷や、母斑は前世の名残が残っていることもあります。
■6. 当事者にしか分からない情報を持っている
未解決事件などで、よく話が出ますが、亡くなった人が生まれ変わって、自分を殺した犯人のことや、遺体が発見されていなければ、遺体の情報を教えることもあります。これは、言語を覚えた子どもが話す場合がよくあります。
子どもが言ったとは言え、指示された場所へ行くと遺体を発見したり、犯人と被害者にしか分からない情報についても、話すことがあるそうです。そんな話されたことについて調べてみると、犯人にたどり着くこともあるそうです。
■7. 子どもであることが多い
大体、言語を話し始めるようになった2歳くらいから小学生になる前の子は、過去の記憶を鮮明に覚えていることが多いです。
よく言われるのが、お腹の中にいた時のことや、お母さんのお腹を選ぶときのことも、魂として天界から見ていた話をするこどももいますが、生まれた後も、過去の自分を想い出すこともあります。
ただ、大人になるにつれてその記憶が薄れていくことも多く、大人になっても、過去世の記憶を持つ人はとても珍しいとも言われています。
■8. 恐怖体験が現世まで残っている人
経験したはずがないのにも関わらず、恐怖を覚えていることがあります。不慮の事故、戦争、殺害されたなどという事件に遭われた方は、前世で亡くなった年齢になると、落ち着かなくなることがあります。
どうやって命を落としたのかを鮮明に覚えていることで、子どもの頃であれば、親に説明をする子どももいるようです。危ないことを、大人が理解できるのは、前世による恐怖であることが挙げられます。
■9. 歴史的な出来事と一致すること
戦争など歴史として残されてきたことは多くありますが、私たちが知らない歴史の出来事の裏側を語る人もいます。経験したからこそ話せることもあるでしょう。
戦争を体験した年代ではない子どもが細かく、当時の様子を話すこともあります。それは、前世の記憶の中で話していることなので、決して空想の話をしているわけではない場合があります。
前世を知る!前世の記憶を思い出す方法5つ
前世を知るというのは、必ずしも良いとは限りません。自分が望んでいないことを知ることにもなります。例えば、過去に無惨な死を遂げたとか、人を殺めた者だったなどという前世の記憶なら、できれば思い出したくないでしょう。
前世を知るというのは、謎が解ける反面、知ったからには、逃げられない事実を胸にしまうことにもなります。そのため、中途半端に知ることで、現世が苦しくなることもあるので、きちんと受け入れる体制が、整っていることをあなた自身が確認してくださいね。
■1. 瞑想をする
瞑想は心の穏やかさを求められるものもあり、習慣にされている人もいますよね。瞑想をしたときに、心を無にするのですが、瞑想をしたときに見える光景や、物があった場合は、メモをしておくと良いでしょう。
ドラマや映画を観るように、分かり易いものとして、現われるのではなく、断片的にでるものなので、出てきたものや土地、風景や人など、何でも構わないのでメモをしておき、後で、調べてみるのもいいでしょう。何かゆかりのものがあるなど、思い出の過去性を見つけられるかもしれません。
■2. 惹かれるものを追及する
何となく、気になることや興味を持つこともそうですし、コレクターもそのひとつで、なぜそればかりを集めるのか、集めたところで、何になるのか分からないし、周囲に理解を得ることがなくても、あなたがどうしても惹かれてしまうものなどについて、その歴史を探ってみるといいでしょう。
体に稲妻が走り抜けるような、電撃が心に強く、響くことがあるはずです。惹かれるものや土地があるのであれば、迷わず追及することをお勧めします。
■3. 前世の占いをする
当たるかどうかはわかりませんが、前世を占うものは多く存在しますね。生年月日で前世を知る方法や、心理テストで前世を知る方法もあります。
色々なサイトも存在しており、どの占いをしても同じ結果がでない事もありますが、中には、鑑定された前世の結果に、何となくそうかもしれないと自身の中でリンクする人もいるでしょう。また、ひとつでは、望んでいない結果がでたとしても、もう一方で、信じたいと思える結果がでたなら、ご自身の都合で楽しむ程度のもので、行う方法もあります。
■4. 霊能者に鑑定してもらう
色々な霊能者が存在しているので、一人の人だけの意見で、すべてを左右されるようなことを避ける方が良いですね。前世と言っても、直近の生まれ変わった姿が必ず見えるとも限りません。現世は、過去性の因縁との繋がりがあるという霊能者もいます。
不完全なまま亡くなってしまった人は、現世で不完全だったことをやり遂げようと、生まれ変わった人や、前世で辛い体験をされた人が、現世で幸せな生活をしている人もいると言われています。それを知ることが出来るのは、前世を見ることができる霊能者であると考えられます。
■5. 直感に従う
色々と計算をして行動すると、本来やるべきことなどを、見つけることができない場合や、何のために現世に生まれてきたのかを、知ることができない場合があります。
昔からいう、「虫の知らせ」などという言葉が存在しているように、何となく胸騒ぎがするから、とか、何となく気になることには、何らかの「気づき」があることも考えられます。あなたが持つ直感を信じて行動することで、前世を知るきっかけに繋がることもあるのです。
前世を知ることになった人の実話例
前世の記憶を鮮明に持っている人もいます。また、前世を調べてもらったことで、記憶が蘇り、涙がでるということがあります。過去世を思い出すと、よくある現象でもあります。前世の記憶のある方の例をあげてみたので、参考程度に見てくださいね。
■1. 生贄になった少女
日本では、昔から自然災害が起こると、災害が続くことを防ぐために生贄にすることがありました。とある村で起きたことで、川の氾濫を防ぐために、若い少女が人間柱となり、川の氾濫を防いだという過去がありました。
一般の主婦が前世を調べてもらった時に、生贄になった少女だと知って、涙が止まらなかったそうです。本当は人間柱になりたくなかったけど、当時は、生贄というスタイルが信じられていたので、逆らうことは出来なかったそうです。
■2. 仲の良い夫婦に起きたこと
周囲からも羨まれるほどの仲の良い夫婦がいましたが、夫が不倫をしてしまいました。
妻は、相手の女性を知ってもなぜか、裏切られた気持ちになれず、また不倫相手の女性も男性も、不倫が悪いことだと解っているのでこの関係を終わらせなくてはいけないと思っていましたが、どうも離れることができずにいた3人の関係が、過去世では父親と仲良しの姉妹であったことが分かったそうです。
大事に育てていた父親の元から、妹だけ水難事故に遭い、亡くなってしまったそうです。残された父親と長女は、悲しみに明け暮れたそうです。現世で出会ってしまった過去の繋がりから、理屈ではないこともあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。前世を信じるか信じないかは、自由ですが、現実的に理屈ではないことも多くあるということがお解り頂けたと思います。ただ、前世を調べるには、全てを受け入れる覚悟を持つことも必要となるでしょう。