生命線が短い意味10選！心配…短命で早死に・長生き？当たる？

手相において生命線は、運命線などと共に４大主要線の一つとして知られています。その人の生命力などに関わる線ですが、それが短いとなると寿命が短いのではと思いませんか。

しかし人の寿命は、生命線のみならず、運命線など他の線の手相を考え合わせて導かれるものです。ただ生命線が短いからと言って短命にはつながらないのです。

また生命線が取り込む親指の付け根の領域の金星丘のツヤと張りも生命力に大きな影響を及ぼします。例えば、生命線が短かったとしても金星丘にツヤと張りがあれば、生命力にあふれていることになります。

この点だけを見ても、生命線だけで判断するのは性急過ぎるわけです。しかし生命線が短いと、生命力に弱い一面があることにはなります。

生命線は親指と人差し指の付け根の間辺りから、手首方向に向かって弧を描いて伸びる線を指します。親指の付け根の領域となる金星丘を囲む形になります。

その名の通り、主に生命力に関わる要素が表れているとされます。具体的にはその人の健康状態を読み取ったり、気力や積極性、生活環境、開運の時期なども知ることができます。

この生命線は、長さや濃さ、弧を描く張り出し具合、枝分かれや途切れなどで、いろいろな意味合いを持つことになります。この他、生命線の始点の位置では、標準よりも高いと決断力があり、正義感が強いとされます。

一方低い場合、向上心があり、努力を惜しまないとされます。標準点は、人差し指の付け根のラインと親指の付け根のラインとのちょうど真ん中辺りになります。長さ以外にも手相を読み取るポイントが数多くあるわけです。

生命線は濃かったり二重になったりと、いろいろな現れ方をします。その中で短く現れた場合、生命力が弱いといった要素を持つことになります。気力や体力は弱めとなり、何事も積極性は薄れるとされます。病気やケガが多くなることも考えられます。

しかし生命線だけで、その人の体質や健康状態が全て把握できるわけではありません。他の手相や金星丘の張りなども考え合わせることになります。ですから、生命線が短いから早死になるとは言えないのです。病気などに注意をし、健康に配慮している分、長生きになることもあり得ます。

運命線が濃く長ければ、長生きの可能性も高まります。どのくらい長生きできるかは、生命線の長さとはほとんど関係がないと言えます。また遺伝学的に見て長生きの人が短い生命線のこともあります。

手相は、その時々の健康状況によっても変化します。一時的に健康を害していたり、ストレスが溜まっていると生命線が短くなることだってあるわけです。この場合、この一時期が去れば、長生きになります。

それでは、この生命線が短いときの意味や見方が現れ方によってどのように変わるのか詳しく解説していきます。

生命線が極端に短く現れていることがあります。これは生命線が親指の付け根の位置まで達していないものを指します。

このような生命線の場合、生命力は非常に弱くなり、生涯の大半で健康に注意が必要なことが考えられます。精神的にも弱い面があります。粘り強さがなく、努力が続かないとされます。積極性に乏しくなるので、いろいろな面で成果が残し難くなるようです。かなり人と違った生き方をするとされます。

女性の場合、妊娠運があまり良くないと言われています。それでも極端に短命になるという意味はないと言えます。他の手相とどのような関係性を持つかが重要な観点になります。また健康に留意し、基礎体力を付ける運動などをしていると、生命力が増し、生命線が長くなるはずです。

短い生命線が薄く現れていることがあります。これは生命線の長さが手首まで弧を描いているものの半分よりも短く、他の主要線と比べ薄く現れているものを指します。

このような生命線の場合、生命力が弱く、病気やケガが多くなるとされます。体力が続かず無理ができないので、大きな成功などがつかみ難くなります。精神的な弱さが際立ち、ストレスなどを感じやすく、溜め込みやすいとされます。虚弱体質で何事も気力が続かないようです。他の手相が示唆する才能や特質が充分に活かしきれないことになります。

仕事面では体力を必要とするものを選ばず、知力や感性が活かせる分野の方が評価が高まります。健康管理次第で、長生きに短命にもなります。女性の場合、難産の傾向にもあるようです。基礎体力などをつければ、生命線が伸びたり、濃くなるとされます。

左手の生命線が短く現れていることがあります。手相は利き手で現在から未来にかけての運勢を、利き手でない手で生来のものを読み取ります。日本では右利きの人が多いため、一般的に左手は過去や生来の特徴などが現れているとされます。

左手の生命線が短い場合、生来の特質として生命力が弱く、病気やケガが多くなることを示します。体力は充実しておらず、すぐに疲れやすい面があるようです。精神的に弱く、ストレスが原因となり、健康を損なうこともあります。このままでは結婚しても子宝が授かり難く、出産で苦労することが考えられます。

しかしこれらの要素は先天的なものなので、成長するにつれて、環境などが変化し、生命力が変化する可能性があります。もし短かったとしたら、基礎体力などをつける努力次第で、生命力を増やすことができるわけです。

右手の生命線が短く現れていることがあります。手相は利き手でこれから切り開いて行く運勢を、利き手でない手で生来の特質などを読み取ります。日本では右利きの人が多いため、一般的に右手は現在から未来にかけての運勢などが現れているとされます。

右手の生命線が短い場合、人生経験を積み成長するにつれて生命力が弱まったことになります。体力や気力が落ちて、何かと消極的になっているはずです。何らかの原因により健康を害し、病気やケガが多くなります。特に今まで健康だった人にとってはこの落差が大きく、精神的な重荷になっていることが考えられます。

この手相が現れているここしばらくは、無理が利かないとされます。新たに何かを始めることは避けた方が良いと言えます。健康に留意し体力などを付けると、生命線が伸び生命力が復活するはずです。

生命線は、どちらかというと男性の方が濃いめに現れるやすいとされます。しかし濃いめに現れていたとしても、短いので生命力は弱いことに違いはありません。基本的にもたらす意味合いに男女の違いはないのですが、意味合いの捉え方に若干の差異はあります。

この差異には、男性のプライドの高さが影響しているとされます。生命力が弱くなり体力的に無理が利かず、病気がちになる点では、プライドが高い分、人に任せたりすることに抵抗感があります。何とか自分でやり遂げようと焦ります。その分、余計なストレスを抱えやすくなるわけです。

精神的に弱くなっている自分に対して、必要以上に批判的になっていることも考えられます。生命力が弱いとどうしても男性的ではない要素が強まります。その分モテない可能性も高くなります。生命力の復活には意外に時間がかかる面もあるようです。

生命線は、どちらかというと女性の方が薄めに現れるやすいとされます。薄めの上に短いとなると、同じ短さでも生命力は男性よりも弱めになります。

もたらす意味合いには基本的に男女の違いはないのですが、その捉え方に若干の差異はあります。この差異には、女性の人に対する依頼心の高さが影響しているようです。

健康面での不調が続き、体力的に無理ができないと、仕方ないから誰かに任せようという気持ちが強くなります。その分、身体的な疲れから解放されやすくなります。焦ることなく体力が温存できるかもしれません。

また生命力が弱いと女性的な要素が強まります。素直な性格の人ならモテるかもしれませんが、ハッキリとしない態度などがいろいろと誤解を招く可能性があります。女性の場合、雰囲気や感情に後押しされることが多いので、ちょっとしたきっかけで運動が続けられたりして、生命力の復活が早いとも言えます。

子供の生命線が短く現れていることがあります。自分の子供の生命線が短い何かとと心配しがちですが、子どもの手相は非常に変わりやすいので、神経質になる必要はないと言えます。

子供の生命線でも、利き手と利き手でない手で、未来と生来の生命力となりますが、子供の場合どちらも生来の要素が強くなります。体が弱く病気やケガが増えるとされます。精神的な弱さがあり、何事も敏感に感じ取りストレスになりやすいかもしれません。心身共に疲れが溜まりやすい傾向にあります。無理をさせないように注意する必要があります。

これらの意味合いは、大人とほとんど変わりがないと言えます。しかし子供の手相は、成長に合わせて変化するので、食生活などを変えるとすぐに短い生命線が長いものに変化するはずです。大人よりも容易に生命力が高められます。

短い生命線が２本現れていることがあります。生命線は長さに関わりなく２本現われているいると二重生命線になります。このような生命線の場合、非常に生命力が強く人の２倍になるとされます。病気やケガはほとんどせず、常に健康でいられるはずです。

何事も前向きに携わり、大きな成果がつかみやすくなります。粘り強さと忍耐力があり、やり遂げる力を持ちます。精神的に強く、ストレスはあまり感じないようです。このままで行けば長寿の傾向にあります。

この二重生命線の副線が弧の内側にある場合、年令と共に徐々に体力が減って行き、外側にある場合は年令と共に体力が増えていくことになります。しかし生命力に過信し、無理を重ねていると副線が消えてしまい、通常の生命力になってしまう可能性もあります。

短い生命線が二股に分かれていることがあります。このような生命線の場合、人生の途中から生命力が増すとされます。体力や気力が増して、何事にも積極的になれるはずです。今までできなかったことが達成できる可能性が高まります。精神的に強くなるので、ストレスを感じることがぐっと減ります。

一方で弱々しく分かれている場合は、生命力が弱まり健康運が低迷することが考えられます。また生命線の長さに関わりなく大きく二股に分かれている場合、より一層生命力が強くなるとされます。

この生命力が増す時期などは、生命線上の二股に分かれている位置で知ることができます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する位置を20才とするのが目安です。

短い生命線を横切る線が現れていることがあります。このような生命線の場合、何らかの強いストレスを感じて生命力が落ちているとされます。健康を阻害する要因が生じて、病気やケガが多くなることも考えられます。

もともと生命力が弱い所でさらに生命力が低下しているので、予期せぬ様々なトラブルに注意が必要です。積極的に行動できなくなっているので、いつも通りの成果が手にできなくなります。体力を付けたり、ストレスを発散させる方法を持てば、横切る線が消えることもあります。

生命力や健康に関わる問題が生じる時期は、線が生命線を横切っている位置で知ることができます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する位置を20才とするのが目安です。

生命線の年令の割り出し方は、始点を０才として、人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する位置を20才とします。この20才と０才の中間点が10才になります。そしてカーブしている生命線の全長の中程より若干上辺りを40才とし、この40才と20才の間の中間地点を30才とします。

次に20才を割り出した垂線が再び、手首近くで生命線と交差する辺りを90才としますが、近年では寿命が延びているので100才と見ても差し支えはないようです。

この90才から40才の地点を５等分するか、100才から40才の地点を６等分して、それぞれ50才・60才・70才・80才、場合によっては90才を割り当てて行きます。このように始点から終点に向かって年令を重ねていくわけです。

生命線が短く現れていた場合、食生活を変えたり、基礎体力などをつければ生命力は長くなるとされています。しかしそれだけでは物足りなさを感じていたり、もう少し楽な方法はないかと思っている人がいるかもしれません。

その場合、手相を書くことによって生命線を長くする方法もあります。手相はそうなりたいと強く念じているとそのように変化する面があります。強く念じるにあたって書くという行為が効果を高めるとされています。

手相は利き手がこれからの運勢を示すので、書き足す手は利き手となります。使用するペンは水性ペンが良いとされます。水性だと消えやすく、消える度に生命線が長くなるようにと念じて書くことができるからです。これで生命線は長くなるとされます。この他、爪や編み棒の先端で生命線が長くなるようになぞるという方法もあります。こちらも強く念じてなぞるのが良いようです。

短く現れている生命線にペンで書き足す行為を繰り返せば、生命線が長くなる可能性は何をしない時よりも格段に高まります。生命力を強く念じているとポジティブな気持ちになれ、健康運以外にもいろいろな運勢が高まるはずです。それなりの効果は得られるとされます。

もし生命線が長くなったとしても生命力が増すわけで、それが直接寿命に反映されるとは限りません。確かに健康的でストレスを溜めにくくなれば、長生きになりやすいと言えます。それでもこの他の手相と考え合わせる必要があります。

寿命が長くなることを願って生命線を書き足していた場合、いつの間にか運命線が濃く長くなったり、金星丘にツヤと張りが出てくるかもしれません。そうなった場合、生命線が長くなった上に寿命が長くなることが考えられます。いろいろな要因が重なって長寿になるわけです。

一見すると短い生命線は、早死にしそうな気がしますが、運命線がないからと言ってその人に運勢がないのかと言うのと同じで、見たままの解釈とは違うのです。生命線が短くても長生きしている人は数多くいます。

手相は一つの線だけを見て、その人の健康運全体や運勢全般が把握できるものではないのです。そうは言っても短い生命線は、生命力が弱いことを示し、病気やケガ多くなるとされます。何事も消極的になり、忍耐強さも乏しくなるようです。精神的にも弱くなり、ストレスを溜めやすくなります。あまり良いことはないようです。

この短い生命線は、現れ方によって意味合いが異なることがわかります。同じ短い生命線でも注意する点が違うわけです。また生命力は強いに越したことはなく、生命線を長くして高めた方が良いと言えます。

基礎体力などをつけて生命力は増強させたり、ペンで書き足す方法もあります。短い生命線の意味などを知り、これらを上手く活用したいものです。