お金に前向きなら金運の手相になれる
以前に比べてお金の巡りが悪いと感じたり、なぜか出費が多くなったということはありませんか。お金は沢山持っているとなかなか減らず、お金が少なく生活ギリギリに暮らしていると減りが早いということもあるはずです。これらは、金運が低迷していることが考えられます。
しかし、この金運というものは、実体がハッキリとはしませんが、確かにそのようなものはあるようです。金運が低迷するには、人それぞれ何らかの理由がありますが、これを排除すれば金運は高まるとされます。良くない金運を放置していると、さらに悪い展開になるかもしれません。
金運低迷の理由をしっかりと把握し、お金に対して前向きにしていると、掌には、金運に良いとされる手相が表れてきます。この手相についてパターンを挙げて説明していきます。
1. 太陽線と財運線がある
金運に良い手相と一口に言っても、いろいろな手相が考えられます。しかし、基本的には、太陽丘(薬指のつけ根の領域)に縦に伸びる太陽線と、水星丘(小指のつけ根の領域)に縦に伸びる財運線で診ます。
太陽線は成功して金運をつかむという意味合いが強く、財運線は金運線とも呼ばれ、そのものズバリ金運に強く働きかけるとされます。
太陽線や財運線が、はっきりと濃く表れていれば金運が強い証となります。一方これらの線がなかったり、途切れていたり、薄いものは、金運に縁が薄いことになります。またこれらは、濃さだけでなく、線の長さや向かっている方向、始まっている場所でも金運に対する意味合いが異なってきます。
いずれにしても太陽線や財運線のある手相の人は、金運を手にしていて、お金の苦労がないようです。
2. 覇王線(三奇紋)がある
大金持ちになれる手相は、誰もが表れて欲しいものなのですが、かなりレアなものになります。これは「三奇紋」と呼ばれるもので、巨万の富を築く可能性が格段に高まり、大金持ちの手相として知られています。
運命線、太陽線、財運線がまとまって1本の線になっている手相で、「覇王線」とも呼ばれています。運命線、財運線、太陽線は、これら2つが合わさっているだけでも大吉相なので、3つ合わさるということは、この上ない大吉相となります。お金を稼ぐ能力とお金を蓄える能力の両方を兼ね備えており、最高の金運を授かるとされます。
この手相が表れたら、仕事や事業で大成功し、億万長者にもなれるはずです。チャレンジ可能な大きな仕事に、どんどん携わっていけば、全てが成功し大金に結びつくことになります。破格の金運力が発揮されます。
3. ハッキリとした長い財運線がある
濃く表れた長い財運線を持つ場合、頭の回転が速く、それを活かしてお金に結びつけることができるとされます。生計を立てるのが得意なので、女性の場合、しっかりものの妻となり、財産が蓄えられます。この財運線が長ければ長いほど現実的な経済観念を持ち、一か八かのような危ない橋に夢を見たりすることはありません。
財運線が長い場合、お金を生み出す知恵が、豊富に閃くとされます。お金に関わる創造性が髙く、経営者として大成しやすくなります。金銭感覚のバランスがとても優れています。
またこの長い財運線が、生命線下部の内側から伸びていると、親族の援助によって財産が得られるとされます。もしも、線がキレギレに変化したとしても、似たような意味合いを持ち続けます。しかし、この場合、大金が入る時期が遅くなりそうです。
4. 財運線が水星丘の中央にある
水星丘の真ん中に財運線がある場合、金運や財運に恵まれるとされます。乱れがなく濃い財運線が1本真っ直ぐ伸びているのが理想的です。懸命に働いてお金を稼げ、コツコツと財を積み上げていくことができます。仕事面でも、着実に収入アップできるとされます。どちらかというと、一獲千金のようなことには、向かないようです。
お金のやりくりに上手な面があり、この相を持つ人と結婚すれば、良き妻、良き夫になれ、お金に満ち足りた夫婦生活になるばずてす。損をすることがほとんどなく、ムダを省くことに長けているので、経営者としても才覚が、発揮できるかもしれません。計画的にお金などの資産を増やすことができます。この財運線が濃いほど財運や金運は強くなるとされます。
5. 財運線が太陽丘寄りにある
太陽丘(薬指のつけ根の領域)寄りに財運線がある場合、お金を運用して増やすことに長けているとされます。乱れない濃い1本の財運線が表れているのが理想です。非常に金銭感覚に優れ、投資などすれば、ほぼ間違いなく、資産が増やせます。金銭的に大きな賭けに出ても、成功する可能性は高いと言えます。資産運用のプロとして、仕事に就けば、かなりの業績が上げられます。
この財運線は、華やかさという意味合いを持つ太陽丘の影響を受けているので、一気にお金を増やすことに向いています。コツコツと増やしたり、倹約家には向いていません。商売のセンスもあり、店舗などを運営すれば、たちどころに儲かるとされます。お金に関するリスクを回避する、直感や閃きに冴えているばすです。
6. 財運線が生命線から始まっている
生命線から出発している財運線がある場合、自分の努力によって財産を築くことができるとされます。人からの助力を全くあてにせず、いろいろな物事が達成していけるはずです。この財運線が表れている人は、向上心が強く、様々な分野に関心があり、挑戦したりします。コツコツと物事を積み上げていくことに長け、頑張り屋として見られます。努力を努力と思わず、何事も取り組め、最終的に大きな成果が得られる手相として知らています。
しかし、生命線から出発している場合でも、線が途切れ途切れになっていたり、薄くハッキリしていないと、頑張った苦労が報われないことになるようです。粘り強さにも欠けてしまいます。財を得るまでに時間を要します。
7. 財運線が運命線から始まっている
運命線から出発している財運線がある場合、仕事運が上昇し財が得られるされます。自分の力が発揮できる良い仕事に恵まれ、数多くの高い業績が残せ、収入がアップするはずです。仕事での努力が認められることにもつながります。携わっているプロジェクトなどが大成功し、予期せぬお金が入る可能性もあります。金運や財運も上昇するのですが、宝くじで高額当選したり、莫大な財産を相続するようなことはありません。地に着いた財運と言えそうです。
就職や転職に際しては、好条件の会社に入れ、高い収入を手にすることができます。これら仕事運や財運が高まる転機は、運命線と接している位置で読み取ることができます。運命線の真ん中辺りが35才の目安となります。
8. 財運線が太陽線から始まっている
太陽線から出発している財運線がある場合、社交的な性格から、様々な面で大成功するとされます。この財運線が木の枝のように、すっくと伸びている場合、理想の財運線となり、大吉相になります。コミュニケーション能力に長けているので、営業など交渉力を必要とする分野で、大きな業績が残せるはずです。物覚えも良く技術力が伴っていることもあります。ちょっとした工夫などが重要な改善につながり、成功をもたらします。
また鋭い感性も持ち合わせているので、いろいろな分野で活躍が期待できます。この財運線が表れていると、大成功への階段を一気に駆け上ることも可能で、大きな財産が、あっという間に築けるかもしれません。社会的な評価も高くなり、お金に満ち足りた充実した人生になります。
9. 財運線上に星紋(スター線)がある
財運線上に星紋(スター線)が表れた場合、金運が絶好調の状態にあるとされます。星紋は、短い3本以上の線が星のように交差しているものを指し、人気や幸福を呼び込むとされます。表れる位置によって、いろいろな意味合いを持ちますが、財運線上では、大金をつかむ予兆になります。財運線の長さなどによっては、若干意味は変わりますが、金運が絶好調なことに変わりはありません。お金の流れが最良となり、どんどんお金を招くことになります。これが表れている間なら、着実に財が築けるはずです。
ただ、この金運を過信していると、思わぬ落とし穴にはまることもあります。危うい投資などには、不向きかもしれません。本当に必要としているものにこの金運を使うと効果的です。
10. 掌に「ラッキーM」がある
ラッキーMは、感情線、運命線、知能線、生命線がつながりM字を描いているものを指します。生命線、運命線、太陽線、財運線などが交わり、Mのように見えるものも、ラッキーMと呼ぶことがあります。このラッキーMが掌にある場合、大きな幸運を呼ぶとされます。この幸運が、お金につながることも多く、裕福で満ち足りた生活の証とも言えます。
ラッキーMが表れる人は、人柄が良く、あらゆる面で調和が取れているとされます。中年期以降の運気が好調になるはずです。人との縁から幸運がもたらされることもあります。健康的でもあり、心身ともに安定しています。また願いを引き寄せる力も強いとされています。こうなりたいと願うことで、努力が実り願いが成就するようです。
11. 掌に「セレブ線」がある
セレブ線は、薬指のつけ根の辺りから感情線より下まで伸びる縦線を指します。これは、長ければ長いほどセレブ度が増すとされます。このセレブ線がある場合、仕事などで妥協せず成功がつかめるとされます。ストイックな面を持ち、何事も妥協することが嫌いで、負けず嫌いな面が強いとされます。忍耐力があり、自分の目的のために努力を惜しまないようです。
仕事面での成功が、次々と重なり、高い評価が得られます。それに伴って収入がアップし、お金持ちに数えられるようになります。常に平均を軽く上回る生活をし貯蓄もでき、さらに余裕が持てます。裕福でお金は沢山持っているのですが成金的ではなく、さりげなくリッチさを感じさせる雰囲気を持ちます。
12. 掌に「成り上がり線」がある
成り上がり線は、生命線が出発している場所(人差し指と親指の付け根の間領域)を起点として、緩くカーブを描いて中指のつけ根に伸びていく線を指します。この成り上がり線がある場合、長年の苦労などが報われ、一発逆転の幸運が訪れるとされます。この幸運により大金がもたらされたり、お金の巡りが格段に良くなるとされます。大きく飛躍するチャンスにも恵まれるはずです。努力と才能でスターまで駆け上がることができるとも言われています。
社会的な成功者によく見られる手相で、大器晩成、一発逆転の手相としても知られています。カリスマ性を持っている場合もあり、現状がどん底の状態でも、必ず高い地位に着くことができるとされます。幸運に頼るよりも努力や情熱でお金や地位が手にできるはずです。
13. 土星丘寄りに太陽線がある
太陽線が土星丘(中指のつけ根の領域)に寄っている場合、自らが中心となり、物事を進めると成功するとされます。コツコツと努力を積み重ねれば、必ず大きな成果が得られるはずです。その成果に金運が含まれているので、大金などを得ることにつながります。満足できる地位や権力を手にすることもできます。性格的に積極性が強い人に見られる手相です。
ただ自分の力に過信し過ぎると、思わぬトラブルに遭遇することもあります。時には人の意見を聞いたりして、過信しないようにします。また太陽線から土星丘方向に枝線が伸びていても、同様の意味となります。大成功してお金持ちなっても、次のステップに向けて努力したり、新たなやりがいを求めて、前進していくとされます。
14. 水星丘寄りに太陽線がある
太陽線が水星丘(小指のつけ根の領域)に寄っている場合、財を得て成功するとされます。成功して財を得るのではなく、財を得ない限り成功とは見なさず、満足ができないようです。とにかく財が得られるまで、必死に努力するので、成功すれば、大金を手にしていることになります。お金に対してシビアな面があり、現実的な考え方をします。地位や肩書と言ったものには、こだわりがなく、名誉よりも実利を取ります。
この手相の人は、一旦、お金持ちになると、仕事から退き、自由気ままに暮らす傾向にあります。また太陽線から水星丘方向に枝線が伸びていると、大成功と経済的な豊かさが直結するとされます。いずれにしても、大きな成功と大金が手にできることは間違いありません。
15. 旅行線から始まる太陽線がある
太陽線が旅行線から出発している場合、旅行や移動によって金運を高めたり、財産を得るとされます。旅行線は、生命線上から月丘(小指の下方で手首近くの領域)方向に向かって伸びる斜めの線です。仕事では、転勤などで収入がアップするとされます。移転した場所で新規事業を始めると成功するとされます。旅先でも良い運がもたらされるとされます。旅先で出会った人が、最良の結婚相手だったり、出会った人と一緒に何かを始めると成功することが考えられます。
これらも金運との関わりがあるので、成功するとお金につながります。引越しをすることでも、金運をはじめとした様々な運気が高められます。また地位や名誉を得ることもあります。ただ、生まれ育った場所に居続けると、あまり変化がなく、効力が発揮されないようです。
16. 生命線の内側上部から始まる太陽線がある
太陽線が生命線の内側上部から出発している場合、感性を活かした分野で成功するとされます。この成功は、高く評され、高額な報酬にも結びつくと言われています。普通の人が浮かばない閃きがあり、それを活用すると、大きな成功が手にできます。美的センス長けているので、芸術系の仕事や趣味で力が発揮できるはずです。物事は専門的に深く掘り下げることを好みます。人から助力が得られやすく、有力者の支援に恵まれて、スムーズに成功することもあります。
芸術系に限らず、ビジネス面でも、感性や閃きは役立ち、多くの業績が残せます。一度成功した分野では、活躍が長期間維持できます。チャレンジ精神が旺盛の人によく見られる手相でもあります。
17. 濃い太陽線がある
太陽線が感情線などの基本線と同じぐらいの濃さで表れている場合、金運が非常に強いとされます。これが現れている限りお金には困らないと言われています。金運の吉相として知られています。真っ直ぐで長めに現れているのが理想とされます。いろいろな面で仕事が順調となり、業績が残せ収入アップにつながるばすです。金運が高まっているのですが、人から評価されてお金が増えるという形になります。宝くじなどで高額当選するのとは、違うようです。
芸術的なセンスにも長け、その分野で力を発揮して、大金を稼ぐことも可能になります。人との縁も良好となり、そこから成功がもたらされます。主婦の場合、家族運が安定し、対人関係が高まるとされます。人を惹きつける魅力を持つようにもなります。
金運をアップさせる手相の効果的な書き方
掌に水星丘(小指のつけ根の領域)の財運線と、太陽丘(薬指のつけ根の領域)の太陽線が現れていれば、金運が上昇し、成功運ももたらされます。しかしこれらがないと、基本的に金運は望み薄です。
それでも、お金を増やしたい、満ち足りた生活がしたい場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
ズバリ金運をアップさせる理想の手相を書き足すことです。
これは利き手に書くのが効果的とされます。手相を書くには、「金色の水性ペン」が良いとされています。これを使って、水星丘で縦線となる財運線、太陽丘で縦線となる太陽線を書き込みます。財運線や太陽線は、いろいろな長さや位置がありますが、自分が望む金運をもたらす線として書くと望み通りお金が入ってくるはずです。
また書き足した手は、柔らかくなるようにマッサージします。これはお金持ちの手が柔らかいことに由来します。財運線や太陽線は、何回も書き足し、お金を増やすことを強くイメージし続けることが大切とされます。そうすることで、金運がアップできるとされます。
まとめ:手相を理解して金運をつかむ
手相では、主に財運線と太陽線がお金に関する運気をもたらすことがわかります。これらが、大吉相や吉相であると、金運が上昇し、お金持ちになれる可能性が格段に高まります。財運線や太陽線がない場合、掌に書き足すという秘策もあります。これは、書き足しているうちに本物の線になることがあるとされるからです。
この財運線と太陽線の両方が現れている人は少なく、財運線があっても太陽線がない、または、太陽線があっても財運線がないといったものです。しかし、財運線も太陽線もない人が、ほとんどです。なかなか金運に良い手相の人はいないと言えます。またこれらの線は、数多ければ良いというものではありません。財運線は、細い線が複数あると、散財の傾向が強くなります。太陽線は、複数あるとやりたい目標が定まらないとされます。
これら金運の手相や秘策などをしっかりと理解して、満ち足りた生活をしたいものです。