【画像付き】生命線が二股に枝分かれする手相16選！右手・左手は別の意味？合流しているとどうなる？

生命線は、生命力がどの程度あるかを読み取ることができる手相です。生命力が旺盛であれば、健康的に暮らせ何事も積極的になります。結婚すれば子宝に恵まれやすくなります。自分の生命力の現状や、今後どのようになるかを知ることで、人生の設計がしやすくなると言えます。

しかし、この生命線は誰もが最良とされる、濃く長いものとは限りません。途切れていたり、三又だったりと様々な形で現われます。

生命線の見方では、濃さや描くカーブの張り出し、本数の他に枝分かれも重要な観点となります。枝分かれは、細かければ疲れていることを示しますが、 生命線が二股に枝分かれしていると別の意味合いを持ちます。

本記事では、この生命線が二股に枝分かれする手相について詳しく解説していきます。

生命線が途中から大きく二股に分かれていると二重生命線の部類に入り、 生命力が普通の人の二倍あるとされます。しかしこのような二重生命線ではなく、生命線が二股に分かれると、基本的に二通りの意味が考えられます。

生命線が濃かったり勢いよく分かれている場合は、生命力が補佐され増すことになります。より一層健康になり、病気やケガをほとんどしなくなるわけです。例えしても、普通の人よりも回復が早くなります。

終点付近が二股に分かれていると晩年期に積極性が増し、他の運気も好調となるはずです。一方、薄かったり弱々しく分かれていると、生命力が削がれ減ることになります。病気がちとなり、ケガも多くなります。ひとたび病気になると長引きやすくなります。

終点付近が二股に分かれていると晩年期に何事も消極的になります。全体的に運気が低迷しがちです。

手相では利き手で後天的なもの、利き手でない手で先天的なものを読み取ります。そこから両手の生命線が二股に分かれている場合、利き手がどちらにしても生涯を通じての生命力を示すことになります。

濃く勢いのある二股線があれば、幼少期から晩年期にかけて生命力にあふれているとされます。薄く弱々しい二股線であれば、幼少期から晩年期にかけて生命力は弱めになります。

左右に違いがある場合は、利き手の二股線の意味が後天的に授かる生命力で、利き手でない手が生来の生命力を示します。

両手にほぼ同じ形の生命線の二股が見られれば読み取りは単純で、生涯の生命力なります。しかし、左右で異なると生涯における生命力の変化を読み取ることになります。

手相で利き手でない手には、先天的なものが現れるとされます。日本では右利きの人が多いので、一般的に左手で先天的なものを読み取ります。

この左手の生命線が二股に分かれている場合、生まれ持っての生命力がわかります。幼少期での病気やケガの多さや少なさ、健康面での特質を知ることができます。だいたい成人年齢を過ぎた以降の生命力に関しては、あやふやになっていきます。

年齢を重ねていくうちに生命力も変化していくので、右手の生命線と考え合わせる必要があります。

左手の二股線が弱々しいとしても、基礎体力などを付けると、右手の生命線に何らかの変化が見られ、生命力が増すはずです。生来の特徴を示す左手の二股線まで濃くなることもあります。

手相は利き手に後天的なものが現れるとされます。日本人は右利きの人が多いので、一般的に右手では後天的なものを読み取ります。

この右手にある場合、人生経験を積んでいくうちに、手にした生命力を示すことになります。健康に関わる何らかの努力が報われたりします。一方で不摂生などをして病気やケガが多くなっている可能性もあります。

左手の生命線がどうであれ、右手の二股線が濃く勢いのあるものならば生命力が増したことになります。後天的に獲得した生命力は、なかなか変化し難い面があります。この特質を維持して行けば、生涯現役で稼げ、長生きするはずです。

もし弱々しい二股線だった場合は、健康に気を使いながら、着実に体力を伸ばす必要があります。

生命線の枝分かれでも、長さと位置、向かう方向によっては生命線とは別の意味を持つものがあります。それが海外線（旅行線）と呼ばれるものです。

海外線は生命線の半分より下の生命線上から、月丘方向に向かって伸び、月丘に達する線を指します。月丘は小指の下方で手首寄りの領域です。

これが現れていると、旅行好きな人が多く、旅行することで大吉がつかめるとされます。旅先で受けた刺激がプラスに働き、人生のチャンスが巡って来るようです。旅をしてリフレッシュすると、新たな活力が得られます。

また地元や実家との縁が薄くなり、故郷から遠く離れた地や海外に縁があり、そこで力が発揮できるとされます。この線が長い程、海外との縁が深くなります。

生命線の始点寄りの所で上向きの短い二股線が現れているものを指します。この線が生命線から少しでも離れていると昇運線になるので、これとは区別しています。

一般的には、向上線と呼ばれるものになりますが、諸説あり「希望線」「上昇線」「開運線」などと分類されることもあります。

いずれにしましても、現状に甘んじない向上心があり、様々な運気が上昇するとされます。今までの努力が報われ開運します。願い事が叶う時期の到来を告げ、望んでいた幸運などが舞い込んでくるはずです。

仕事面で高い業績が残せたり、独立して成功する可能性が高まります。多少の困難に遭遇しても乗り越える力を持ちます。また上向きの枝線が複数あると、粘り強さと根性を持つとされます。

生命線の始点寄りの所で下向きの短い二股線が現れているものを指します。この二股線が長いと二重生命線になるので、これとは区別しています。

これが現れていると、精神的にナイーブな面が強調され繊細な神経を持つことになります。気遣いが上手なので、一見すると対人関係は良好となります。しかしその分、気疲れが多くなるようです。精神性を大切にし、スピリチュアルなものに関心が高いことも考えられます。

急に現れた場合は、気付かないうちに心身両面における何らかの疲れが溜まっているとされます。薄く弱々しい線の場合は、幼少期や前半生の生命力が弱まるので、その時期に病気やケガが多くなるとされます。体力的に無理が利かないようです。

生命線の半分より下側（末端側）で内側に伸びる二股線を指します。

これが現れていると、実家や生まれ育った所に縁が深いとされます。親の家業を継いだり、地元に貢献することに長けています。なかなか親離れできない面もあるようです。

親子孝行で責任感が強く、真面目な性格の人が多いとされます。何らかの家の事情で実家から離れられなかったり、金銭的に無理な面があって地元に戻って来ることも考えられます。

濃くしっかりと現れている場合、より一層、親や地元との絆が深まるとされます。薄く弱々しい線の場合は、親や地元との縁が薄く支援が受けられなかったり、後半生から晩年期の生命力が弱まるとされます。病気やケガが増えるので、健康面での注意が必要なようです。

生命線の半分より下で外側に伸びる二股線で、比較的長めでも月丘に触れないものを指します。月丘に達していると海外線や旅行線になります。

外側に二股に分かれている場合、心身共にタフで、なかなか弱音を吐かないとされます。肉体的に頑強で体力があるので、無理して働くことができます。その分、大きな成果や成功が手にしやすくなります。スポーツ面では、ケガが少ないので能力が高めやすいとされます。

仕事面では積極性が伴い、人から高く評価されます。精神的にも強いので、ストレスは感じ難いとされます。何らかのストレスを受けても、それを跳ね除ける解消法などを身に着けているはずです。問題や困難に遭遇しても、打破して乗り越える力を持ちます。

生命線上から伸びる二股線が、手首のラインに達しているものを指します。この二股線が生命線と並行するものでは二重生命線になるので、それとは区別しています。

二股に分かれた線が手首まで伸びていると、先祖との縁が深くなるとされます。先祖に見守られているので、大きな事故や災害に遭遇しても、九死に一生を得るとされます。大病をしても後遺症もなく回復できたり、難病でも奇跡的に回復することなどが考えられます。

勘が鋭く、この勘を頼りにすることで、成功などが手にできます。物事の道理をわきまえた、しっかりとした性格になります。

この二股線が薄く弱々しい場合、体が弱いことを示します。生命力が衰えているので、健康に注意が必要です。

生命線上から伸びる二股線が、運命線と接して合流するものを指します。

これが現れていると、生命力が旺盛で気力に満ち、社会での活躍が大いに期待できるとされます。積み重ねてきた努力などが大きく報われ、運勢が好調となるはずです。

仕事面で大きな業績が上げられ、社会的に認められるとされます。健康面での運命的な出来事が起こりやすくなります。大けがなどをしても、完璧に回復することが考えられます。

二股線が運命線と合流している位置を読み取れば、価値観や環境が変わる時期がわかります。新たな運勢が始まることも考えられます。掌の中程を40才前後とするのが目安です。

この二股線が濃い場合、より一層健康になり、薄いと大病をする可能性があります。

生命線から二股に分かれた線が途中で切れているものを指します。

この場合、ある時期に生命力がかなり落ちることを示します。体力的に落ちてしまい無理ができません。今まで何の支障もなくやっていたことができなくなり、積極性や気力までも弱まります。思わぬところで病気やケガをしてしまう可能性が高くなります。

精神的にも弱まっているので、ストレスを感じやすくなります。何らかのストレス解消法を持ち、対人関係や言動は慎重にする必要があります。

これらの時期は生命線が二股に分かれている位置で読み取れます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。それ以外の時期は、生命線の濃さや長さによる本来の生命力に戻ります。

生命線の始点が二股に分かれているものを指します。この部分が二股になるのは、上向きの二股線が現れているのとほぼ同等の意味を持つことになります。

幼少期の生命力が強く、現状に満足しない向上心を持ち、様々な運気が上昇するとされます。積み重ねてきた苦労や努力が実を結び、大きく開運します。

強く望んでいた願い事が叶いやすくなります。多方面にわたる幸運が舞い込んでくるはずです。独立心が旺盛となります。

その反面、人の下では、なかなか力が発揮できない面があるようです。物事でかなりの困難に遭遇しても乗り越えられる力を持ちます。

この二股線が薄く弱々しかった場合、幼少期の生命力が弱くなり、何事も消極的な面が際立つとされます。

生命線の終点が二股に分かれているものを指します。比較的多く見られる二股線です。二股線の向かう方向や長さによって変わる面がありますが、一般的には晩年期の生命力がわかるとされます。

濃く勢いのある二股線では、生命力が増し、きわめて健康的になれるとされます。病気やケガが少なく、例えなってもすぐに回復するはずです。何事にも積極性が伴い、運気も好調となります。生涯現役で稼げるはずです。

一方、薄く弱々しい二股線では、生命力が弱まり、病気やケガが多くなるとされます。何をするにも消極的になり、他の運気も低迷がちになります。健康に留意し基礎体力などをつけると、生命力が増します。そして二股線が濃くなり、運勢的にも状況が一変するはずです。

生命線上から伸びる二股線に島が見られるものを指します。島はアイランドとも呼ばれ、現れているその線のネガティブな意味合いを強調し警告します。

この島が二股線に現れていると、ある一定の時期に健康状態が悪化するとされます。生命力が落ちているので、病気やケガが多くなるようです。

体調や健康に注意する必要があります。積極性が乏しくなったり、不慮の事故にも巻き込まれやすいので、周囲に気を配った方が良さそうです。

これらの時期は島を持つ二股線が分岐している生命線上の位置で読み取ることができます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。それ以外の時期は、生命線の濃さや長さによる本来の生命力に戻ります。

生命線上から伸びる二股線に大きな島が見られるものを指します。細長いものになるようです。

これが二股線に現れていると、ある時期に生命力に対する何らかの大きな問題点が発生するとされます。健康状態がきわめて悪化するはずです。持病の悪化や思いもかけない大病をする可能性が高くなります。

精神的にショックなことがあり、過大なストレスを感じて健康を害することも考えられます。気力を失い自暴自棄になることもあります。何事も悩みや迷いが多くなる面もあるようです。

これらの時期は大きな島を持つ二股線が分岐している生命線上の位置で読み取ることができます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。

生命線から二股に分かれた線が月丘方向に短く伸びているものを指します。長く伸びて月丘に達していると海外線や旅行線になります。長さの見極めには微妙な面がありますが、月丘に達していない印象があるものです。

これが現れていると、今までの境遇が変化しやすくなるとされます。職場や居住地が変わることが考えられます。

この二股線が出ている生命線上の位置から、環境などが変わる時期を読み取ることができます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。その時期まで時間があった場合、良くも悪くも様々な準備ができます。

生命線が二股に枝分かれする手相は、持ち主の人生における重要な変化や転機を象徴しているとされます。このような手相の特徴は、人生のある時点での大きな決断や方向転換を示唆していることが多いと言われています。枝分かれの一つが特に明瞭であれば、その方向に踏み出すことで新たな可能性が開けることを意味することもあります。

また、生命線が二股に分かれることは、持ち主が多様な才能や能力を持っていること、あるいは人生の中で異なる二つの道を歩むことができるポテンシャルを持っていることを示しているとも解釈されます。この手相を持つ人は、柔軟性があり、さまざまな状況に適応する能力が高いとも言えます。

さらに、生命線の枝分かれは、人生における冒険や新しい挑戦への開放性を示すサインとしても読み解くことができます。新たな経験や変化を恐れず、積極的に受け入れることで、人生がより豊かなものになることを示唆しています。

そして重要なのは、手相はその人の性格や運命を決定づけるものではなく、あくまで一つの指標として参考にするべきツールであるということです。自分の手相を見て、興味深い洞察やヒントを得たり、自分のことを理解するきっかけとすることが大切です。