手相のあげまん線の意味12選！特徴と効果・確率は珍しい？

基本線の中で、その形状に独特な特徴があるものを取り上げて「～線」と呼んで区別することがあります。感情線では「あげまん線」と呼ばれているものがあります。「あげまん」という言葉は、手相に興味がない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「あげまん」は運気が上がっている状態を指したり、付き合っている男性の運気を高める女性を指したりします。あげまん線を持っている本人も運気が高まっているとされます。「まん」には運気の潮目や女性器を指すなど、いろいろな説がありますが、定説は定かではないようです。

いずれにしましても、あげまん線を持つ女性は、男性にとってありがたい存在と言えます。できれば、あげまん線を持つ女性に巡り会いたいと誰もが望みます。女性の側からすれば、モテる手相の一つにあげまん線が挙げられるのではないでしょうか。それでは、このあげまん線の意味や見方、特徴や効果などについて解説していきます。

あげまん線は、四大基本線の一つである感情線の終点が三又に分かれているものを指します。これはどちらかというと珍しい手相の一つで、主に三又とされますが二又のものも含まれるといった説もあります。

この線が現われている女性は、恋愛・結婚相手の男性の運気を高め成功や幸せに導くとされます。思いやりがあり、気配り上手とも言われています。バートナーのみならず、周囲の人を巻き込んで運気を高めるとされています。

自分自身の運気も高まっていて、幸せや成功がつかみやすくなっています。人生が充実することは、ほぼ間違いありません。パートナーが気付いていなかったり、まだ開花していない才能を発見し引き出すことにも優れているとされます。その人が持つ魅力までもが見出せるようです。この才能や魅力をどのように役立たせたら、より効果的かも直感的にわかるとされます。

あげまんの女性は、既に成功していたり大金持ちの相手を選ばなくても、自分と相性が良い相手を選ぶだけで、玉の輿的な結婚につながるとも言えます。女性の側からしてもありがたい手相になります。

卓越したコミュニケーション能力を持っているとされます。話し上手で、人との楽しく接することができます。一方的に話すのではなく聞き上手で、相手の話を静かに聞くことができるとされます。相手の魅力などを引き出すことにも長けています。何らかの魅力にあふれ、異性を含めて幅広く周囲の人を惹きつけます。相手の気持ちが読み取れ、一体感があるとされます。

性格的に優しさにあふれ、行動には謙虚さがあり押しつけがましい面がないとされます。母性的な面が強く、包み込むような愛情を持っているようです。成功を手にしたり、人から高い評価を得ても、傲慢になることはないとされます。周囲の人に感謝の念を持っているはずです。自分の行動に間違いがあった場合、素直に非を認めることができます。

優しく頼りなさげに見えても、精神的に自立しているとされます。しっかりとした自分を持ち、人の意見に翻弄されることはないようです。強運に裏付けされた自信のようなものを持っているので、簡単に考えや価値観が揺らぐことはないとされます。何事にも責任感を持って携わるので、人から頼りにされます。問題解決能力も高いとされます。

付き合う前や結婚する前は大した人物でなくても、恋愛や結婚をきっかけに大きく飛躍する男性がいます。今まで思いもよらなかった才能や能力が開花して、大きな成果が手にできるのです。不運が減って予期せぬ幸運が多くなります。こういった場合、この男性のパートナーにあげまん線が現われている可能性がきわめて高くなります。

その人が会社組織などに加わってから、何となく雰囲気が良くなり業績などが上がることがあります。特にその人の働きが目覚ましいわけでもないのに、何かとスムーズにことが運びます。その組織の人たち全員の運気が高まり、目標などが達成できたりします。こういった場合、この組織などの中心には、あげまん女性がいるはずです。

まだ恋愛・結婚相手に出会っていない女性であげまん線がある場合でも、自らが大きな成功をつかみやすくなっています。その女性の様々な運気が高まっているので、人から高く評価されたり、願いが叶えられるわけです。人を立てることに優れ包容力があるので人から好かれます。その気になれば、すぐに相性の良いパートナーに巡り会えるとされます。

あげまん線は珍しい手相として知られていますが、特に具体的な統計があるわけではないようです。しかし手相鑑定師の方々の鑑定実績から言われていることは、だいたい100人に一人ぐらいではないかとされています。

感情線の末端が枝分かれしたり、枝線が消えることは比較的頻繁にあるので、気が付いたら現われていたということもあります。意外に現れていても見逃していることもあるので、確率的にはもう少し高くなるかもしれません。

またあげまん線は、深い愛情を持ってパートナーに尽くすことで現われることもあるようです。確率的に高い人の傾向としては、長女など家を継いだり、家を守るといった立場の女性が多いようです。出会う男性や相性の良い男性は、長男の可能性が高いとも言われています。そうやたらに現われるあげまん線ではないのですが、恋愛や結婚が充実することは間違いないようです。

それでは、あげまん線の現れ方によってどのように意味が変わるのか詳しく見ていきましょう。

あげまん線が左手に現れていることがあります。手相は利き手でこれからの運勢などを見て、利き手でない方で生来の運勢や特徴を読み取るとされています。一般的に日本では右利きの人が多いので、左手では生来のものを知ることになります。

この左手にあげまん線がある場合、生まれ持っての性質として恋愛・結婚相手の運勢を高めて、成功や幸運がもたらされるとされます。現われている本人も、いろいろな運気が高まっている上に、人の運気までも高めてしまう強運を持っていることになります。生来性格的に優しく、コミュニケーション能力にも優れているはずです。

あげまん線が右手に現れていることがあります。利き手でこれからの運勢など、利き手でない方で生来の運勢や特徴を知るのが手相です。一般的に日本では右利きの人が多いので、右手では現在から将来にかけての運勢などが読み取れることになります。

この右手にあげまん線がある場合、人生経験を積むことによって、恋愛・結婚相手の運勢が高められ、成功や幸運がもたらされるようになったとされます。その人が努力を重ね成長した結果として後天的に包容力などを獲得し、自分のみならずパートナーや周囲の人の運気までも高められるようになったわけです。

かなり珍しいのですが、あげまん線が両手に現われていることがあります。両手に現われている場合、利き手がどちらかに関わりなく、最強のあげまん線を持つとされます。生涯を通じて恋愛・結婚相手の運勢を高めて、成功や幸運がもたらされるはずです。

自らも強運に恵まれているので、数多くの幸せがつかめます。あげまん線の示す意味合いがより強まる傾向にあります。満ち足りた人生になるはずです。常に出会うパートナーは、才能が開花したり、何らかの成果を手にするとされます。出会ったパートナーは、別れた途端に落ちぶれることも考えられます。

あげまん線の三又が小さく現われていることがあります。この場合、恋愛・結婚相手の運勢を好転させ、人のつながりを大切にするのですが、特に身近な周りの人に親切とされます。表向きは誰にもサービス精神が旺盛で、何かと好印象をもたれます。しかしパートナーや家族、仲間を一番大切に思っているはずです。

パートナーは秘められている才能が開花しやすい面があります。あげまん線を持つ人の強運を享受しやすいようです。身近な人に対して気配り上手となり、恋愛関係や夫婦関係は良好となります。子宝にも恵まれるので、幸せな家庭が築けるはずです。

あげまん線の三又が大きく現われていることがあります。この場合、恋愛・結婚相手の運勢を好転させ、人のつながりを大切にして誰とでも上手くやって行けるとされます。サービス精神が旺盛な上に社交的で初対面の人にも親切に対応します。パートナーは、恋愛や結婚をきっかけに運勢が好転し始めます。

あげまん線を持つ人の強運は、パートナーと一緒に何かをやることで大きく活かされるとされます。人とのつながりから、いろいろな成功がもたらされるはずです。このあげまん線が短い場合、性格的に控えめな部分が際立ち、人に対して気配りができるとされます。気疲れしやすい面もあるようです。

あげまん線の枝分かれ部分が三又ではなく、四又以上のことがあります。三又以上でも、あげまん線と見なされています。このような場合、枝分かれの数がいくら多くても意味合いには大きな差はないとされます。恋愛・結婚相手の運勢を好転させるのですが、よりパワフルにというわけではないようです。

あげまん線を持つ人の強運も特に強大になるわけではありません。しかし３又以上の枝分かれの部分が細かったり薄くなっている場合は、あげまん線の要素はなくなり、恋愛に疲れていることになります。また枝分かれした先でさらに枝分かれしている場合、体調不良の可能性があるとされます。

あげまん線を構成している感情線の始点が、小指の付け根のラインに寄っていることがあります。この場合、恋愛・結婚相手の運勢は金運を中心に好転して行くとされます。恋愛や結婚をきっかけに金銭感覚が鋭くなり、お金の扱いに優れることになります。

何事も現実的に捉えるので、本人もパートナーもより大きな成功がつかみやすくなります。対人関係や愛情面で感情に流されることはほとんどなく、安定した関係性が築けます。パートナーと共に満ち足りた裕福な生活ができるはずです。着実に成功やお金が積み重なり、大きな財が手にできます。

あげまん線を構成している感情線が曲線的になっていることがあります。この場合、恋愛・結婚相手の運勢は、何らかの一つの分野に力を集中させることで好転するとされます。あげまん線を持っている人に思い込みの強い面があるのですが、それが功を奏することがあるはずです。

警戒心が強く強運があるものの、騙されやすい面もあります。価値観が同じパートナーとならば、より一層大きな成功や幸運がつかめるとされます。熱しやすく冷めやすい面があり、本人やパートナー共に運勢好転の恩恵に波があるかもしれません。それでも幸せな家庭が築けるはずです。

あげまん線を構成している感情線が直線的になっていることがあります。この場合、恋愛・結婚相手の運勢は、何事も合理的に考えることで好転していくとされます。情などに流されず、冷静な判断ができるはずです。恋愛や結婚をきっかけに、常識に捉われず自由に行動できるようになります。

あげまん線を持っている人の性格はサッパリとしていて、思ったままを口にするとされます。自らの強運は着実に活かせるのですが、人情味に欠ける冷たい人間に見られがちです。パートナーなどの人の気持ちを察するようにすれば、より一層大きな成功がつかめるとされます。

あげまん線を構成している感情線が長くなっていることがあります。この場合、恋愛・結婚相手の運勢は、人の面倒見を良くすることで好転するとされます。恋愛や結婚をきっかけに、対人関係がスムーズになり、人脈が広がるはずです。

このあげまん線を持っている人の性格は、素直で人から好かれるとされます。愛情に深くパートナーを非常に大切にします。夫婦関係は安定し、理想的な家庭が築けるはずです。本人やパートナー共に打ち込めるものがあれば、生涯若々しくいられ成功が持続します。あげまん線が長く伸びる程、独占欲が強くなり過ぎる面があります。

あげまん線を構成している感情線が太陽線に接していることがあります。太陽線は薬指の付け根の領域に現われる縦線を指します。これと接しているあげまん線の場合、恋愛・結婚相手の運勢は、成功運、財運、人気運を中心に好転するとされます。仕事が上手くいって、お金の巡りが良くなることが考えられます。

恋愛や結婚をきっかけに、望んでいた以上の成功が手にできるとされます。芸術的なセンスを授かり、大きく飛躍する可能性もあります。あげまん線を持っている本人と共にお金に満ち足りた生活ができるはずです。この太陽線が濃い程、これらの傾向が強まります。

あげまん線を構成している感情線が財運線に接していることがあります。財運線は小指の付け根の領域に現われる縦線を指します。これと接しているあげまん線の場合、恋愛・結婚相手の運勢は、財運を中心に好転するとされます。金銭感覚に優れ、お金の扱いが得意となり商才なども見出されるはずです。

恋愛や結婚をきっかけにお金の巡りが良くなり、大金を手にしやすくなります。あげまん線を持っている人の金財運も格段に高まっているので、大きな財が着実に築けるはずです。この財運線が濃い程、稼ぎが多くなるとされます。パートナーは別れた途端に貧乏になることもあります。

手相でそのものズバリ「さげまん線」となるものはないのですが、恋愛・結婚相手の運気を下げてしまう手相はいくつかあります。これらをさげまん線と呼ぶこともあるようです。

さげまん線とも呼ばれているものには、結婚線が金星帯と交わっている手相があります。結婚線は小指の下方で付け根のラインと感情線の間に現われる横線です。金星帯は、人差し指と中指の間から薬指と小指の間にかけて弧を描いてつなぐ線を指します。

この金星帯に長く伸びた結婚線が交わっている場合、パートナーの運勢を下げるとされます。感情的になりやすくなります。自分勝手に振る舞うことが多く、嫉妬心が強いとされます。感情線が枝分かれせず直線的で、結婚線が金星帯に交わっている場合、より一層運気を下げるとされます。理想的な相手に出会えても長続きはしないようです。

本人にとって運命線が濃いことは、強運をもたらし運勢が思うように運び良いことばかりです。しかしパートナーの運気までも吸い取り、それを自分の強運に活用する面があります。女性の場合、気が強い男勝りとなり女性的な面が乏しくなります。

恋愛でも自分が主導権を握ることが多く、パートナーの行動を支配しがちになります。これらのことがパートナーの運気を低迷させることにつながります。

さげまん線とも呼ばれているものには、生命線の始点付近が鎖状になっている手相があります。この場合、恋愛に関わるトラブルが多くなり、それがパートナーの運勢を下げるとされます。

恋愛や結婚がきっかけで、いろいろな問題を抱えやすくなり、バートナーの運気が低迷するようです。女性の側では、男運が悪くなり恋愛が上手く行かないとも言われています。本人とパートナー双方にとってありがたくない手相になります。

結婚線は、小指の下方で付け根のラインと感情線の間に現われる横線を指します。これが直線的で長い場合、良縁に巡り会え、実りある結婚ができるとされます。この巡り合える相手が、恋愛や結婚をきっかけに幸せがつかみやすくなる面があります。

パートナーが当初貧乏だったとしても、結婚などをすることによってお金の巡りが良くなり、経済的に恵まれることが考えられます。薬指の付け根の領域にある太陽線に接する程長い場合、本人かパートナーのどちらかに社会的な地位や財産がもたらされるとされます。

ソロモンの環は、人差し指の付け根を半円状に囲む線を指します。これが現われている場合、人への影響力が非常に大きく、人に知恵などを授けるとされます。独立心が強く、指導力に優れています。人の隠れた才能を引き出したり、やる気にさせることに長けています。

人の能力を引き出して成功を手にするとされています。パートナーにソロモンの環があれば、気付けなかった能力が開花し、存分に活かすことができ運勢が好転するはずです。

パートナー線は、生命線の弧の内側３ミリ以内で、生命線に寄り添って現われる細い線を指します。これが現われていると、恋愛運と結婚運が高まり相思相愛になり、二人で大きな成功や幸せが築いて行けるとされます。

恋愛や結婚をきっかけに本人とパートナー共に様々な運気が高まり、幸運がもたらされるはずです。運勢が好転して幸せな家庭が築けます。またパートナー線が長い程、円満度が高くなり長く続くとされます。

あげまん線は、本人にとってもパートナーにとってもありがたい手相と言えます。しかしやたらに現れているわけではありません。それでも、あげまん線が現われて欲しいと願う人は多いはずです。その場合、あげまん線を掌に書き込むことで、あげまん線が現われやすくなります。

利き手にあげまん線を書き込むと、今後出会うパートナーの運勢が高められるかもしれません。あげまん線は一般的に感情線の終点が三又に枝分かれしているものですが、たいていの人は何らかの感情線が現われているはずです。そこで感情線の終点に三又部分が書き足すことになります。

書き足すペンは水性のものにして、消えたら書き足すという形を何度も繰り返した方が良いとされます。書き足す際は、あげまんになった自分を具体的にイメージすると効果的とされています。書き足したあげまん線は、見る度に何度もあげまんを念じることで、より現れやすくなるようです。

感情線の中で、終点付近が三又に枝分かれしているものは、特別にあげまん線とも呼ばれています。このあげまん線が現われていると、出会う恋愛・結婚相手の運勢が好転するとされています。恋愛や結婚をきっかけに、いろいろな成功が手にでき、幸せがもたらされるはずです。

パートナーに秘められた才能や魅力を見出して、大きな成果が得られたり、人から高く評価されることになります。現われている本人も強運を持ち、様々な運気も高まった状態にあるので幸運に恵まれます。性格的に素直で優しく、人から好かれるとされます。愛情に深く、円満な家庭が築けるはずです。

これらの意味合いは、あげまん線の形状によって少し変わる面があります。また本人もパートナーも共にありがたい手相と言えます。しかし現れにくい面がありますが、書き足すことで現れやすくすることができます。感情線の終点は変化しやすく、三又になっていることに気づいていないこともあります。もしあげまん線が現われていたら、そのメリットを有効活用したいものです。