風水でベッドの向き・方角・位置・レイアウトは？運気アップ方法15個

目標に向けて進み出した途端に問題が発生したり、あと一歩のところで成功が手にできなかったりします。

人生において、いくら努力してもどうにもならないことは良くあります。そのような時、運が弱いからとか、ツキがないから仕方ないと諦めてしまうことはないでしょうか。

しかし運やツキなどは風水の力を上手く活用すれば、強めることができます。この風水で重要な部屋として位置付けられている寝室を風水に則ったものにすると、容易に運気を上昇させることが知られています。

風水に則った方法をしっかりと理解して実践すれば、無理なく努力などが報われ、いろいろな幸せがつかめるわけです。知っていると知らないとでは、人生の充実度が違ってきます。

それでは、この風水で運気がアップさせられるベッドの向きや方角などについて詳しく解説していきます。

一概に風水で良いベッドの向きと言っても、その人がどんな運気を欲しているかで違ってきます。

恋愛運を高めたい場合は、東南や東向きにベッドを置くのが適しています。こうすることで生活が活性化して変化が訪れます。いつもと違う店に入ったりすれば、新たな出会いがあるかもしれません。

対人関係を良くしたり良縁などを求めている場合、ベッドの向きを東南にするのが適しています。

若々しさやコミュニケーション能力を高めたい場合は、東が適しています。東は行動力などにも関わりが深いので、行動範囲が広がり積極性も増すはずです。

金運を高めたい場合は、ベッドを北や西向きにします。こうすることで金運を上がり、お金の管理も的確にできるようになるはずです。

精神的に安定させるためには、ベッドを北や西向きに置くと効果的とされます。

安眠と金運を望んでいる場合は、北向きが適しています。一般的に北枕は亡くなった人を寝かせる向きなので、縁起が悪いと思われがちですが、風水的には問題はありません。良く眠ることができ、金運がドンドン上昇するはずです。

寝室においてベッドの置く位置やレイアウトなどには、それぞれに意味があるので、それに合わせる必要があります。ベッドを置いた位置の正面に出入り口やドアがある場合、何らかの仕切りが必要となります。衝立やシェルフで仕切るのが望ましいです。

部屋の角は足元になるようにします。ベッドの頭の部分と壁の間には隙間を作らず、壁にピタリと付けるのが良いとされます。荒々しい運気の流れを遮断します。

ベッド横やすぐ脇に家具の角がある場合、ベッドより低い家具にすることで凶運を導く作用が軽減します。

寝室の窓に設置するカーテンは厚手のものにして、レースのカーテンも掛けて二重にするのが良いとされます。昼間はレースのカーテンで強過ぎる陽光を和らげ、運気を穏やかにします。夜は二重になっているので、窓際から入ろうとする悪い運気を遮断しやすくなります。

柱の角はベッドの足元側に配置します。寝室には鏡や水の入った花瓶は置かないように配置し、ベッドの方に向けないようにします。鏡がどうしてもベッドに向いてしまう場合、素材が布製のカバーなどをすると良いでしょう。

ワンルームや1Kの場合、ベッドを含めた大型家具の置場は限られてくるので、風水的な工夫が必要になってきます。ワンルームなどでも風水の基本は同じなので、ベッドはドアから頭がすぐに見える場所には置かないようにします。

しかし狭く位置を動かせない場合、何らかの仕切りを置くようにします。適当な仕切りが見当たらない場合、観葉植物を置いても良いかもしれません。クローゼットなどの大型家具とパズルのように当てはめていくことになります。

ワンルームなどに引越す際は事前に間取りを計っておき、ベッドの置く位置を決めておくと作業が楽になります。

ワンルームなどでは、一戸建てと違い天井の梁（はり）が見えることは少ないのですが、見える場合があります。限られた空間が梁があると、なかなかそれを避けるようにベッドを置くのが難しくなります。その際は、梁に布きれなど巻いたりして隠せば、風水的な悪い影響は軽減できます。

ワンルームなどでベッドの配置を決める際は風水的な配置も考慮しますが、位置などは動かせないことが多いので、代用策を講じて臨機応変に対応した方が良いでしょう。

風水ではいろいろな運気に良いベッドの色があり、その方角に置いたベッドに最適な色もあります。

恋愛運を高めたい場合、やさしいピンク系が適し、小花柄やフラワー柄になっていると良いとされます。枕元にローズクオーツを置いたり、ベッドを東向きにするとより効果的になります。

健康運を高めたい場合は、淡い緑系や生成りなどのナチュラルカラーでベッドを彩ると良いとされます。寝具の素材はコットンやリネンなどが良く、小さな観葉植物を置くとより効果的です。女性の場合、ブラッドストーンを置くのも良いとされます。

金運を高めたい場合は、緑や黄色系に彩られたベッドが良いとされます。

仕事で高く評価され金運アップさせたい場合、オレンジなどのビタミンカラーも適しています。

北においたベッドと相性が良いのはピンク・ベージュ・オレンジなど、東では緑や青系、南ではベージュや茶系・グリーン系、西ではクリーム色・白・黄色・ピンクなどとなります。

風水でベッドの位置によって恋愛運を高めるには、ベッドを「桃花位（とうかい）」に置くのが一番良い方法として知られています。ベッドは一日の中で長時間を過ごす場所なので、その人に対する風水の影響力が大きいとされます。この方位にベッドを置けば、恋愛運が高まり、人生が充実するはずです。

この桃花位の求め方には、家の玄関の向きから割り出す方法と、年ごとに変わる桃花位、干支でわかる桃花位があります。この他、その人の生年月日から割り出す方法もありますが、これは複雑なので興味のある方はネットなどで調べてみてください。

玄関の向きからみた桃花位は、玄関が東と東南ならば南、玄関が南と南西ならば南、玄関が西と北西ならば西、玄関が北ならば東、玄関が北東なら西となります。年ごとに変わる桃花位は、2019年が西、2020年が北東、2021年が南、2022年が北、2023年が南西となっています。干支でわかる桃花位は、寅・午・戌が東、子・辰・申が西、丑・巳・酉が南、卯・未・亥が北となります。

「桃花位」にベッドが置けない場合、そこに生花をいけた花瓶を置きます。生花は香りが強いピンクやオレンジ系の花が適し、枯れたらすぐに取り換えます。花瓶は丸型やひょうたん型が良く、水は毎日取り換えます。一緒に水晶、ローズ水晶、紫水晶を置くとより効果的とされます。水晶は日光にさらすなど定期的に浄化をします。

人は就寝中にコップ一杯ほどの汗をかきますが、その汗と共に悪い運気や厄運も排出しています。その上で新しい良い運気を吸収しています。

風水ではこの運気の新陳代謝において恋愛運アップにつなげるには、ベッドの近くに「光」「香り」「花」を置くと良いとされています。ルームスタンドや優しい香りの芳香剤などをベッドサイドに置くと恋愛運が高まるはずです。香りを寝室に拡散させるとより効果的とされます。

花は可愛らしいピンクや、白に赤色が混ざった生花が良く、枯れたらすぐに取り換えます。スマホなどは花をいけた花瓶のそばに置きます。

また香りと光を兼ね備えたアロマキャンドルも適しています。アロマの種類は、ローズが最適で、この他ジャスミン、ベルガモット、マジュラム、イランイランなども恋愛運アップにつながるされます。キャンドルは火を使うので注意が必要です。

ベッドシーツやベッドカバーは小まめに洗濯をしきれいなものに取り換えます。基本的に恋愛運をアップさせるには寝具はピンクが最適です。柄は、花や鳥をモチーフとしたものが良縁につながるされています。

ベッドシーツは毎日取り換えるとより効果的とされます。心身をリラックスさせ眠りを深くして恋愛運を高めるには、淡い青や緑系の寝具が良いとされます。

ドアの横すぐの所にベッドを置くことは望ましくないのですが、ベッド周りは風通しを良くすることで恋愛運が高まるとされています。

なるべくベッドの側面は壁につけないように隙間をあけます。窓がない場合は、風を呼ぶものになるエアコンや扇風機を置くと良いとされます。

エアコンは東南方位から風が来るよう設置すると最適です。扇風機もエアコンと同様になります。エアコンは内部を清潔にして置く必要があるので、定期的に掃除をします。扇風機は埃が溜まったままにならないように掃除をします。

寝室のサイズとのバランスが大事なのですが、その中でも、大きいという印象が多少なりとも感じられるベッドにすることで金運が高まるとされます。

ベッドと部屋のサイズ感は、クイーンサイズなら８畳以上、ダブルサイズなら６畳以上、セミダブルサイズなら５畳以上、シングルサイズは５畳未満が目安となります。ベッドヘッドに収納部分がないシンプルなものが適しています。

布団を敷いて寝る場合は、毎日上げ下ろしをし万年床にはしないようにします。布団や枕は日光にさらすことで金運が呼び込まれる面もあります。これらを実践すれば金運が高まるはずです。

真っ暗にして寝ることは成長には良いのですが、金運を高めるとなると、ほんのり明るくすることが良いとされています。天井の照明を弱くして付けるのではなく、フロアライトやフットランプなど床近くに照明を配置すると金運が高まるはずです。

明るめのものを1つ置くよりも暗めのものを2つ置くのが最適です。ベッドの両脇の床近くにフロアライトなどがあると、より一層金運が高まるとされています。照明の色合いは、黄色やオレンジ系のものが適しています。

寝室のカーテンは安っぽいものにはせず、高級感が漂うカーテンにします。特に値段が高くなくても、安っぽさがないものが良いとされます。色は白・クリーム・ベージュで光沢があるものや、立体的な編み柄のものが適しています。ジャガード織なども良いとされます。

ベッドとの色彩的なバランスも大切になります。できればカーテンは季節ごとに変えるとより効果的になります。またカーテンが擦り切れていたり、シミなどがついているものは取り換えた方が良いとされます。

ベッド周りや枕元に物を置く場合、基本的にあまりものは置かないようにします。特に薬屋メガネは金運に悪影響を及ぼすとされています。スマホなどを枕元で充電するのも良くないようです。収納して保管した方が良いでしょう。

枕元に目覚まし時計代わりにスマホを置き、アラーム機能を活用することがありますが、アナログタイプの目覚まし時計を置いた方が良いとされます。馬蹄型や木製の目覚まし時計を用いるとより効果的となります。

天井の高さは、230センチから270センチが金運を高めるのに最適とされています。これ以上の高さがあると金運が逃げてしまうので、ベッドの上に天蓋を付けると良いようです。

この天蓋は側面を全部締め切らずに、隙間を開けておきます。セミオープンタイプ良いでしょう。こうすることで金運を引き入れて取り込むことができます。

枕のサイズは30×50センチ以上のものにすると金運が高まるはずです。できる限り大きめのものにする程、金運がより一層高まるとされています。

小さい枕で寝ていると何事にも視野が狭くなり、金運が低迷するとされます。いろいろな面でチャンスを逃すことが多くなり、お金と縁遠くなるようです。ゆったりとした大きな枕が良いとされます。

ベッドは通常四角いものですが、ある程度丸みが感じられるものを用いると人間関係運が向上するはずです。ベッド周りに置くサイドテーブルも丸いものを選ぶと良いとされます。家具などのインテリアは、角が目立たず丸みがあるもので揃えるとより効果的なようです。

楕円や丸型のタペストリーを壁に飾っても良いとされます。寝室の角張った部分は、布などで覆い隠すと良いかもしれません。これらを取り入れることで対人関係が円満になるはずです。

寝具の色をふんわりとした優しい色調の黄色やオレンジにすると、人間関係運が高まるとされます。寝室全体の色合いもオレンジを含む暖色系が良いようです。ベッドの向きは東南が望ましいとされます。

朝目覚めたら窓を開けて、新鮮な空気を取り込むと、同時に朝日と共にやってくる良い運気が入ってきます。これによって、いろいろな運気も高まります。人間関係で悩んでいる場合は、そこに作用するので対人関係がスムーズになるはずです。

風水で人間関係運を高めるには、ベッドサイドに白い花を置くと最適とされています。白には純粋潔白なイメージがあり、どこか神聖な雰囲気が漂います。この白には、精神を浄化させる力があると信じられています。そればかりか、悪い運気を跳ね除けるとされています。

白い花には、これらのパワーが宿っているので、ベッドサイドに飾ることで問題があった対人関係が改善されます。飾る花は生花なので水やりは絶やさず、枯れたらすぐに新しい花と取り換えます。

寝室の北側に電気スタンドを置くと、対人運が向上し、親友などが作れるはずです。ベッドが北向きに置かれている場合は、ベッドヘッドや枕元に電気スタンドを置いても問題はありません。

電気スタンドのようなシンプルな間接照明となる明かりを置くことで、人間関係運が呼び寄せやすくなるとされます。この場合、誰からも好かれるといった対人運ではなく、限られた特定の人物と深い絆で結ばれ、信頼ができ心が許せるといた関係性が築けます。

対人ストレスから来るイライラなどを解消するために、赤に彩られ家具の数を減らすか、なくすと良いとされます。赤は人を情熱的にしますが、これがネガティブな方に転じると、感情的になりがちで何事も欲求が強くなります。

風水で赤は「火の気」を強めるので苛立ちやすくなり、対人関係がギスギスしてしまいます。気が立っていると睡眠不足にもつながります。これらを抑えるために赤い家具を減らすと、精神的に安定し人間関係運が高まるとされます。

寝室のドアを開けて真正面にベッドが置いてあったり、寝ている際の頭が見える状態は風水的にNGとされます。ドアを開けてすぐの所に頭が見えてしまう場合は、衝立やパーテーションを置いたり、カーテンなどで仕切るといった対策が必要です。

どうしても見映えなどでパーテーションなどが置けない場合は、大きめの観葉植物を置いて仕切る方法もあります。また部屋に余裕があるのでしたら、そういった場所にベッドを置かないのでがベストと言えます。

ベッドを鏡の前に置いたり、寝姿が鏡に映るのは風水的にNGとされます。それでも寝室にドレッサーなどが置いてあることは多いはずです。どうしても鏡の前で寝なければならないことがあります。

この場合、ドレッサーなどの鏡にカバーを掛けるという対策方法があります。布製のカバーなどが適しています。これで寝姿が鏡に映らず、清浄で良い運気が吸収できるはずです。またベッドの位置がズラせるならば、それがベストとなります。

ベッド周りや寝室に水を溜めておくのは風水的にNGとされます。金魚などが入った水槽や水を使ったインテリアなどがあると、健康運が低迷します。基本的には置かないようにしますが、どうしても置く場合は、床面に直接置くという対策方法があります。

ベッドに寝た状態で心臓よりも低い位置になるようにします。こうすることで、NGが解消され、健康運が向上します。また寝室が広い場合、できる限りベッドから遠ざけて置くという方法もあります。

風水で、梁（はり）の下は運気が乱れやすい場所として知られています。見た目にも圧迫感があり、安眠し難い面もあります。梁の直下で寝ることは風水的にNGとなります。

この梁の下にベッドを置く場合、梁がむき出しにならないように布きれなどで覆い隠すとNGが解消できます。できれば天井の梁の下にベッドを置くことは避けたいものです。

人にとって寝室やベッドの向きは、風水的に重要な意味を持ちます。いろいろな運気を左右し、人生の充実度が変わると言えます。ベッドを置く方角、寝室のレイアウト、ベッドを彩る色にそれぞれ最適なものがあることがわかります。

恋愛運をアップする方法では、桃花位という恋愛運を格段に高める位置に置くのが良く、その方位は玄関の向きや干支などでわかります。この桃花位にベッドが置けない時は、そこに香りの強い生花をいけた花瓶を置きます。

金運のアップでは、ベッドや枕を大きくしたり、ベッド周りをほんのり明るくすることが良いとされます。天井の高さやカーテンにも考慮する必要があります。

人間関係運のアップでは、寝具に丸みがあるものを採用したり、白い花を置くなどします。

風水的なNG対策には、衝立やカーテンを用いて仕切ったり、鏡にカバーを掛けたり、水槽を床面に置くなどの方法があります。これらを実践すれば、寝ている間に様々な運気が高められます。しっかりと把握して活用したいものです。