中距離恋愛の距離と成功法18個！会う頻度・結婚タイミング・続かない？

簡単に会うのは難しいけど、無理をすれば会えないことはない中距離恋愛は、「会えないのは仕方ない」と割り切れる遠距離恋愛とは違った大変さがあります。

そのため、コミュニケーションを怠ると相手の気持ちが見えなくなって、寂しくなったり喧嘩になったりしやすいのが特徴です。長続きさせるのが実は難しい中距離恋愛は、どうすればずっと仲良くいられるのでしょうか。

今回は中距離恋愛成功のコツを徹底解説！中距離恋愛の会う頻度や同棲、結婚についてもお話しします。

中距離恋愛に正確な定義はありませんが、当事者たちは「日帰りできないことはないけど、金銭的・労力的なことを考えるとしんどい距離」と感じています。通勤通学で1～2時間かける人もいますので、「中距離恋愛はお互いの家の行き来に2～3時間かかる距離」と考えるのが妥当でしょう。

また、金銭的な問題もあります。例えば2時間でも在来線を使って交通費が片道2000円以内ならば、金銭的な負担はそれほど大きくないので、人によっては「中距離恋愛ではない」と思うかもしれません。一方、新幹線利用で2時間以内の距離でも、片道5000円以上かかれば手軽に会うのは難しいため、中距離恋愛と言えます。

・お互いの家の行き来に1時間半以上かかる
・公共交通機関を使うと、片道の交通費が3000円以上かかる

いろいろな状況がありますが、上記2点を満たしていれば、周囲からは中距離恋愛だと認識されやすいでしょう。

中距離恋愛は寂しいですよね。仕事が終わるとき「この後、デートなんだ」と、嬉しそうに話す同僚を見ると、中距離恋愛の寂しさが身に染みると思います。

意地悪な友人から、「平日はほとんど会ってないんでしょう？浮気とか心配にならないの？」と言われて、急に不安に襲われることもあるでしょう。近距離恋愛中の人を羨ましく思って、「なんで自分は中距離恋愛なんだろう…」と、落ち込む日もあると思います。

それでも中距離恋愛を続けるのは、お互いに「好きだから一緒にいたい」という気持ちが強いからですよね。苦労が多い中距離恋愛をしているあなたは、「お手軽ではない恋愛をしている自分たちの気持ちは本物だ」と、もっと自信を持つべきです。中距離恋愛ならではの辛さがありますが、だからこその喜びもあるのだと、改めて心に刻みましょう。

中距離恋愛は遠距離恋愛との違いである「無理すれば会える」という環境に対して、どう認識するかが成功のコツです。「今すぐ来て！」的なわがままを言って、中距離恋愛の負担を大きくするのは絶対NG！中距離恋愛を成功させるには、どのような心掛けが必要なのかを解説していきましょう。

中距離恋愛で大きな負担になるのがお金です。ただ会うだけでも、それなりのお金がかかります。しかも、割と会えてしまう距離なので、遠距離恋愛より交通費がかさむケースもあります。だからこそ、交通費の負担を折半するのが必須です。やり方はいろいろあります。

・公共機関の回数券を割り勘で買う
・来てもらった方が相手の交通費を負担する
・行き来は交互にする

現金のやり取りに抵抗があるなら、交互に行き来するのが最もおすすめです。必然的に交通費の負担が半分になります。また、交通費に限らず、デート費用もどちらかに負担がかからないよう、お互い気配りしましょう。

中距離恋愛は移動にお金だけではなく時間もかかります。仕事で疲れた体で中距離移動は、地味に疲れがたまるものです。負担の偏りは不満につながるので、交通費だけではなく、移動の労力も折半しましょう。

ただし、「恋人の家の方が、格段に利便性が高い」などが理由で、お互い納得して会う場所が偏る場合は例外です。何が何でも折半にこだわると、返って不便になります。移動の労力が偏るようなら、別のことで埋め合わせをしましょう。トータルで考えて、負担が半分になれば大丈夫です。

中距離恋愛は、あなたと恋人の距離が離れている分、むしろデート場所の選択肢は多くなります。移動が当たり前なので、近距離恋愛のように「遠出が面倒くさい」と思わないのは、中距離恋愛のメリットです。メリットは最大限活用して、デート場所を工夫しましょう。

・お互いの家の中間地点でデートスポットを探す
・お互い住んでいるエリアの楽しいスポットを案内し合う
・お互いの家を行き来する公共機関の間で隠れスポットを探す

「中距離恋愛じゃなければ、こんなデートしないよね」と思うような楽しみ方をすれば、寂しさを補えます。

中距離恋愛はデートの回数が少ない分、1回のデートへの気合の入り方が違います。「どうせ移動するなら、いっそ全く別の場所に日帰りプチ旅デートをしよう」というのも、中距離恋愛ならではの楽しみ方です。お互いの家の間にこだわらず、いろいろな場所に出かけましょう。

中距離恋愛はデートが少ない分、「いつ会う？」「どこに行く？」「何する？」という話題ネタに溢れています。頻繁に会えない分、デートの計画を2人で楽しみましょう。一緒に何かを計画すると、信頼関係が強まりますし、何よりデートが待ち遠しくなります。何でも相談して2人で決められる中距離恋愛カップルには、マンネリなどないのです。

中距離恋愛だと、当然「会えなくて寂しい…」という気持ちになりますよね。会えない間に、不満が溜まることもあるでしょう。だけど、会っているときに不満を訴えるのはNG！数少ない貴重なデートなのに、険悪な雰囲気になったら、苦労して会う意味がなくなってしまいます。

中距離恋愛を長続きさせたいなら、会っているときは思いっきり楽しみましょう。不安や不満もデートを楽しむことで解消されます。デートが楽しければ、「また早く会いたい」という気持ちになって、より一層お互いが愛しくなります。

中距離恋愛の問題は、会えない時間をどう過ごすかです。お互いが淡泊過ぎると、恋愛のモチベーションが続きません。中距離恋愛を成功させたいなら、会えない時のコミュニケーションを大切にしましょう。

昔とは違い、今は便利なSNSがたくさんあるので、利用しない手はありません。お互いが使いやすいSNSを見つけて、メッセージや写真、動画のやり取りを大いに楽しみましょう。

今どきはLINEなど文字のやり取りの連絡が主流ですが、中距離恋愛の場合は電話も重要になります。文字だけだと、どうしても情報量が少なく、恋人を近くに感じられません。電話ならば、声のトーンや息遣いで、より一層恋人を近くに感じられます。一緒のテレビを観ながら電話するのもおすすめです。

声だけではなく、テレビ電話もおすすめです。SNSを利用すればお金はかからないので、声だけとテレビ電話をその日の気分で使い分けて、コミュニケーションを楽しみましょう。

中距離恋愛にとって連絡のやり取りは重要ですが、時間帯や頻度については調整が必要です。お互いの生活リズムを尊重し合いながら、快適な時間帯や頻度を見つけましょう。あなたから「何時位ならゆっくり電話できそう？」と聞いたり、メッセージのやりとりでその日のスケジュールを伝え合ったりすれば、負担なく快適に連絡が取り合えます。

コミュニケーションを十分にするのは、中距離恋愛成功のコツですが、義務になると逆効果になります。疲れてゆっくりしたいのに、「連絡しなければ…」と無理に続けると、中距離恋愛が負担になって楽しくなくなります。また、恋人から連絡がこないだけで、不満を感じてイライラしたり、不安になったりしてしまいます。

「連絡を取り合おう」という意識は大切ですが、「声を聞けば元気が出るから」「他愛のないメッセージのやりとりが楽しいから」と、プラスの感情があってこそです。ガチガチにならず、臨機応変で柔軟な考え方を持ちましょう。

恋愛中は喧嘩をすることもあるでしょう。だけど、どんなに怒りを感じても、一方的に連絡を絶ってはいけません。「気になったから会いに行く」が難しい中距離恋愛で連絡を絶つと、状況がわからず恋人をいたずらに不安にさせてしまいます。

喧嘩したり不満に感じたりしたときは、連絡を絶つのではなく、別の方法で自分の気持ちを伝えましょう。黙っていると何も解決しないどころか、益々気持ちがすれ違うだけです。

長引く喧嘩は恋愛をこじらせます。特に中距離恋愛の場合、わだかまりを会って解消するのが難しいため、喧嘩が長引けば長引くほど、お互い気まずくなるだけです。最悪デートも嫌になって、自然消滅しかねません。

中距離恋愛を成功させたいなら、喧嘩しても引きずらないようにしましょう。そのためには、次の点に気を付けると良いでしょう。

・自分が何に怒っているのか考える
・相手だけが悪いという考え方を捨てる
・具体的に何をすれば仲直りできるのか考える

自分の気持ちをごまかさず、どうすれば仲直りできるのか真剣に考えて恋人と向き合えば、長引かせずに解決できます。意地を張らないようにしてくださいね。

中距離恋愛の不自由さは、続けていれば必ず不満に思うものです。この時、「自分だけが我慢すれば良い」と思っていると、我慢の限界がきたときに不満が爆発して、恋人関係に致命的なダメージを与えます。

不満は小出しにするべきです。イライラを感じたときは、「自分は何に対してこんなにイライラしてるんだろう」と、向き合って原因を探りましょう。そして、不満は小さな内に伝えてください。語気に気を付けて恋人の気持ちを考えながら不満を伝えれば、喧嘩に発展せず2人で問題解決できます。

会う回数が少ない中距離恋愛は、普通の恋愛よりもずっと言葉のコミュニケーションが大切です。なぜならば、恋人と会うことで、言葉に表していない気持ちを理解するのが不可能だからです。

「言わなくてもわかるだろう」と思わず、どんな気持ちも言葉で伝えましょう。恋人に察することを望むと、願いが叶わず不満ばかりが大きくなります。また、「恋人の気持ちは言われなくてもわかっている」という自信も、時には中距離恋愛をこじらせる原因になります。丁寧に言葉でコミュニケーションをして、お互いの気持ちを確かめ合うのが、中距離恋愛を成功させるコツです。

恋愛には駆け引きが必要という説がありますが、中距離恋愛の場合は不要。むしろ、駆け引きはスレ違いの原因になるので厳禁です。会っていない状態で駆け引きしても、恋人を不安にさせるだけになります。また、数少ないデートで駆け引きするのはもったいないです。

中距離恋愛はお互い素直になるのが一番です。「好き」という気持ちを包み隠さず、言葉と態度で示しましょう。お互いを想い合う強い気持ちがあるからこそ、中距離恋愛は長続きします。

会える回数が少ない分、自由時間が多いのは中距離恋愛のメリットです。1人時間を楽しんで充実させましょう。1人時間を楽しむ方法をいくつか提案します。

・友達と会う
・趣味を見つける
・習い事を始める
・ボランティア活動をする
・1人でのんびりする

1人時間を楽しめれば、寂しい気持ちが紛れて明るい気持ちになれますし、話題も豊富になります。また、あなたが充実した生活を送っていれば、恋人も安心です。

中距離恋愛は何かと苦労が多いですが、だからこそ恋人に対して「ありがとう」という感謝の気持ちが大切です。

「忙しいのに連絡くれてありがとう」「遠いのに来てくれてありがとう」「いつも優しくしてくれてありがとう」何気ない日常の中に、恋人に感謝の気持ちを感じるシーンはたくさんあります。ありがとうの気持ちは心に思うだけではなく、言葉でも伝えてくださいね。お互い「ありがとう」と思い合っていれば、必ず良い関係を続けられます。

簡単に会えない中距離恋愛は、浮気してもバレにくい環境と言えます。だけど、「自分が傍にいない間に、他の異性と仲良くしてるのでは…」と根拠のない不安を感じていると、疑心暗鬼に陥って、無意味に恋人を責めてしまいます。あらぬ疑いをかけられることほど、辛いものはありません。それはあなたも同じですよね。

中距離恋愛に限った話ではありませんが、仲良くずっと一緒にいたいなら、無条件に恋人を信頼しましょう。信頼に根拠は不要です。「自分は恋人が好き。恋人も自分が好き」と、自信を持つことが、中距離恋愛成功のコツです。

恋人と会いたい気持ちは当然の心理ですが、中距離恋愛ではお互いが負担になり過ぎない頻度を見極めるのが、長続きのコツになります。「会いたいから」と、無理して会うと体力的に疲れて、徐々に会いたい意欲が減ってしまいます。それ以上に金銭的負担は大きく、生活を切り詰めてまで中距離恋愛を続けると、精神的にも疲れて心が離れてしまいます。

では、中距離恋愛で恋人と会う頻度は、どれくらいが丁度良いのでしょうか。月1回だと少なすぎるけど、毎週だと何かと苦しい中距離恋愛は、月2～3回会うのが適当な頻度と言えます。もちろん、お互いもっと会いたければ増やせば良いし、忙しい時期は無理に会わなくても大丈夫です。

中距離恋愛で大事なのは、会う頻度や場所について、恋人と充分なコミュニケーションをとること。それさえできていれば、中距離恋愛の寂しさや苦労を2人で乗り越えられるでしょう。

中距離恋愛なのに休みが合わないのは大問題ですよね。だけど、お互いを思いやる気持ちがあれば大丈夫です。休みが合わなければ、工夫して協力しあえば良いのです。

・隔月交代で、相手の休みに合わせて有休をとる
・半休を上手に利用する
・自分が休みの前夜に相手の家に行き、お泊りおうちデートをする
・シフト制なら、お互い休みをとる日をあらかじめ相談して決めておく

中距離恋愛で重要なのは譲り合う気持ちです。「自分ばっかり」にならないように、意識的に休みをとる負担を半々にしていきましょう。

また、会うことばかりにこだわらず、SNSのテレビ電話機能などを使って、離れていても恋人が近くに感じられるよう、毎日のコミュニケーションを大切にしてくださいね。

中距離恋愛には適性があります。お互いの相性が良くても、あなたが中距離恋愛の適性がなければ、疲れて限界を感じるでしょう。どんなに好きでもアレルギーがある食べ物は食べられないのと同じで、中距離恋愛の適性がない人は、相手をどんなに愛していても、ただただ辛くなってしまうのです。

結論から言うと、中距離恋愛に限界を感じたときの対処法は、「別れる」もしくは「結婚する」の二択になります。「まだ結婚する時期じゃない」と思うなら、悲しくても別れた方が、お互いにとって負担が少なくなります。いつでも恋人には側にいてほしい人が中距離恋愛をするのは、耐えがたいものなのです。

「会うのが大変だけど、会えないのは寂しいから」と、同棲を考えるのは自然な流れです。だけど、中距離恋愛の同棲は注意が必要です。「お互いの職場は近くて、家が職場を中心に正反対」という中距離恋愛ならば別ですが、働く場所も離れている場合、同棲には次のようなデメリットがあります。

・同棲することで、どちらかの職場が遠くなる（もしくは転職が必要）
・同棲することで別の負担が生じ、後に喧嘩の原因になる
・同棲で満足していまい、むしろ結婚が遠のく

中距離恋愛の場合、同棲にも一大決心が必要です。環境の変化もかなり大きくなります。「結婚するかどうかはわからないけど、一緒にいたいから同棲しよう」と安易に決断すると、後悔する可能性が高いです。

中距離恋愛を長続きさせたいなら、交際中はメリットを最大限享受するのがポイントです。「一緒に住むのは結婚するとき」と割り切った方が成功します。

中距離恋愛の結婚のタイミングは、他の恋愛と変わりません。お互いに「結婚したいね」という気持ちになった時がタイミングになります。結婚への考え方に温度差があるなら、待たされる方に覚悟が必要です。最終的に別れて後悔するくらいなら、さっさと中距離恋愛を終わらせて、手近で新しい出会いを探した方が実りは大きいでしょう。

「それでも、今の恋人と結婚したい！」と言いうなら、あなたが結婚への舵を握るしかありません。今すぐではなくても、「〇年以内に結婚しよう」というお互いの意思確認をしましょう。中距離恋愛のゴールが結婚だと共通認識できれば、より一層強い絆で結ばれます。

結婚については、双方が同じテンションで盛り上がるケースは、むしろ少ないものです。結婚したい方が頑張って、恋人を引っ張るのが普通です。「結婚したい時、都合よく恋人からプロポーズされてトントン拍子」という夢は、とりあえず捨てた方が良いでしょう。

中距離恋愛から結婚した場合、住む場所はお互いの仕事の在り方によって変わります。どちらの職場からも通える場所に住むのが最も理想的ですが、仕事の状況によっては難しいでしょう。この場合、多くは女性が退職して、男性が今住む場所、もしくは職場の近くに住居を構えることになります。

もちろん、男性が転職や転勤をして、女性の仕事に合わせる選択肢もあります。「夫は外で働き、妻は家を守る」という時代は終焉を迎え、今は専業主婦世帯よりも共働き世帯が大幅に上回っています。

仕事をどうするかは、双方にとって重要な問題ですし、結婚後の経済状況も左右します。結婚後の住居は充分話し合って、2人が納得できる場所を選びましょう。

仕事は結婚後の住む場所と重複する問題です。遠距離恋愛とは違い、お互い今の職場で仕事を続けることも可能なので、慎重に考えましょう。また、結婚した場合今の職場にはどんな福利厚生があるのか、仕事の選択肢があるのかの情報収集も大切です。

・相手の職場近くへの転勤が可能か
・結婚後社宅等の補助はあるか
・時短勤務やテレワークなど、同じ職場で違う働き方の選択肢はあるか

最低でも、上記3点は職場に確認しましょう。

また、どちらかが仕事を退職する際は、結婚後に働くかどうかも考えなければなりません。例えば、結婚による引っ越しは、待機期間なしで失業保険が給付されるケースもあります。結婚生活にお金は必要不可欠なので、損がないようにしっかり勉強しましょう。

中距離恋愛は寂しくて大変なことも多いけど、苦労を一緒に乗り越える喜びがあります。美味しいところだけをつまみ食いするような恋愛とは違い、密なコミュニケーションが必要なので、そのまま結婚に至るケースも少なくありません。

せっかくならば、中距離恋愛の苦労よりもメリットに目を向けて、今の環境を大いに楽しみましょう。ハッピーな気分で中距離恋愛すれば、その先に結婚が見えてきます。