北海道札幌市にある開運鑑定団「波木星龍」氏を取材しました。波木星龍先生はホロスコープに照らし合わせながら、どのように運命にどう立ち向かうべきなのか一緒に考えてくれます。時間が許す限りたくさんの質問に答えていただきました。
「ホームページの情報だけではよく分からない」「インターネット上の⼝コミや評判だけではよく分からない」という⽅は、ぜひ参考にしてください。
取材先の占い館名:開運鑑定団 波木星龍(なみき せいりゅう)
取材する占い師名:波木星龍先生
Q. 占い師になったきっかけを教えて下さい。
とても貧しい家に生まれ育ったため、幼心ながら「運命とは何か」ということをいつも考えていました。もし本当に運命があるならば一体どのようなものなのか。その謎を解きたい。謎を解くためにはどうすればよいのか。その方法の一つとして占いに関心を持ちました。
中学生くらいから占い師を目指して、占い関係の本を集めたり、直接占い師に会って「どうすれば占い師になれるのか」を伺ったりしていました。20代半ばに母親が事故で亡くなったことをきっかけに、「今すぐ占い師にならなければならない」という直感に背中を押されて占い師の看板を掲げました。
最初の話に戻りますが、占い師となり月日を経過することで「運命は存在する」ということは理解できたものの、いまだに「それは何か」という謎は解けていません。生まれた段階で運命が定まっているのか、あるいは定まっていないのか。また、俗にいう後天的な運命とでも呼ぶべき「自分で作り上げるような運命」は、どうすれば変えていけるか。
占い師になり、ある程度人生を予測したり判断したりすることはできるようになったものの、その根本にある「なぜ」については解明できておらず、今もなお永遠のテーマとして続いています。
Q. 扱う占いの種類は何ですか?
手相、人相、ホロスコープ、四柱推命、易占、タロット、風水、姓名学などいろいろな占法を行っています。昔は紫微斗数という占法を使っていたこともありますが、生まれた時間が分からないと占うことができないため、現在は行っていません。
Q. 占いの特徴やスタイルを教えて下さい。
基本的な鑑定方法は、最初に生年月日を聞き、名前などの必要事項を紙に記載していただいている間にホロスコープを手書きで作成します。次に手形を取らせていただき、ホロスコープと照らし合わせたうえで相談内容を伺い、それに対してお答えするスタイルです。
その時に応じて易占やタロットを使ったり、風水的なもので方位を占うなど、必要な情報を得ることもあります。
Q. 占うときに心がけていることは何ですか?
それぞれの相談内容に応じた対応をするというスタンスですので、特に意識していることや、心がけていることはありません。
もちろん迷っている方には迷いが吹っ切れて進むべき方向性が見いだせるような形で占っていますし、悩んでいる方や落ち込んでする方には、未来に向かえる明るい兆しを見つけてあげてお話をするなど、意識せずとも自然にふるまえていると思います。
Q. 得意な相談内容は何ですか?
昔は女性の相談の約8割が恋愛相談でしたが、現在は30~50代の男女ともに仕事関係の相談が多くなりました。特に男性の場合は経営者が相談に来られることが多く、会社事業の取引や人事などの相談が多くなってきています。
ビジネスシーンにおいて、経営者が最終的な決断を下さなくてはならない場面は多々ありますが、企業のトップは必ずしもビジネスデータだけによって最終決断を下しているわけではなく、これまでに積み重ねた経験から自らの勘に頼ることも多いです。しかし、すべて勘だけで判断できるわけはありません。特に大口の取引や、これまで経験したことがないプロジェクトなど、勘が通用しないこともあります。そのような場面の判断材料の一つとして占いを取り入れているようです。
経営者は複数の問題を抱えて相談に来られます。内容は事業展開や人事など多岐に渡っており、社内では相談できない案件も多いそうです。占いがビジネスにどのように活用されているのか。人事選考を例に説明します。
「3人の中からプロジェクトの責任者となる人材を選ぼうと考えているが、誰が適任なのか」と相談を受けたとします。「Aさんは個人としての営業成績はよいが、会社を発展させるような仕事には向いていない」、「Bさんは部下との関係が円滑にいかないため、プロジェクトチームを分裂させる」、「Cさんには目立つ実績はないが、今回のプロジェクトの中心に置くことで秘めていた才能を開花させる」など、占いによって、その人の良い部分や悪い部分、将来的な見通しが分かります。こうした結果をもとに人事を考えている経営者の方がいらっしゃるようです。
私はヒントを差し上げているだけですが、占いの結果によってある程度事業が成功した、あるいは成功しそうだという体験が積み重なったことで、「また相談してみよう」と、私のもとに足を運んでくれているのだと思います。経営者の方は従業員やその家族を背負っているプレッシャーを感じられているようで、「成功したい」という向上心よりも「失敗したくない」という気持を共通してお持ちのようです。事業をするうえで失敗することはありますが、それを最小限食い留める意味合いも含めて、事業を進めるうえでのアドバイスを求めているのだと思います。
Q. どんなお客様が多いですか?
これまで占い喫茶、占いハウス、居酒屋の2階、占いのイベント、自宅訪問、電話やメールなど、さまざまな場所や手段を使って占いを行ってきました。それぞれの場所によって客層や相談内容は異なります。20代の頃は出身地の室蘭の占い喫茶で占うことが多く、安い料金でコーヒーも付けていましたので、女子高生や大学生や短大生、近くの病院に勤務している看護師さん、普通の会社員の方が多かったですね。
占う場所や料金が変わっていくことにより、客層や相談内容も変わっていきました。今は昔のようなラフなスタイルではなく、予約制で相談を受け付けています。私が年齢を重ねるとともに、お客様も若い人は少なくなり、年配の方が多くを占めるようになりました。一度築かれた人と人のつながりは強いもので、室蘭の喫茶店で相談を受けていた方が今もなお札幌までお越しいただくなど、古くからの関係も続いています。
Q. どんなお客様にこれから来てほしいですか?
私が占いをさせていただくのは相談者との縁だと思っています。必ずしも私でなくてもよく、その方に会った占い師さんに出会えればいい。占い師にも技術の差がありますし、占い師の人生観や運命感がアドバイスをするときに無意識に出ることも理解していただきたいです。多くの占い師は相談者にとって良かれと思ってアドバイスをしますが、必ずしもそれが相談者にとって適切であるとは限りません。
ものすごく消極的な依頼者に対して、どやすなど占い師が積極性を求めるようなアドバイスをしてしまうと委縮してしまいます。そのような方が無理に積極的にふるまったとしても、うまくいくとは限りません。その人その人に合った指摘があると思いますので、波長の合った占い師に出会えるかどうかは、相談者側にとって大切だと思います。「どんなお客様に来てほしいか」より、自分に合った占い師を見つけてもらうことが、私の望むことです。
Q. お客様へメッセージをお願いします。
人は誰でも「運命の主役者」として、自分自身の人生を歩んで行きます。あなたの人生上の出来事をもっとも完璧に演じきれる主役は、あなた以外には考えられないのです。 ただ、その人生が世間的注目を浴びるかどうかは別問題です。運命としか呼びようのない人生を背負わせた人々のホロスコープに照らし合わせながら、どのように運命にどう立ち向かうべきなのか一緒に考えて行きましょう。
Q. このインタビューを⾒た⼈への特典はありますか?
「スピコミの記事を読んだのですが、“波木星龍特製ボールペン”を…」と言っていただけましたら、私の名前や指針が記された高級“特製ボールペン”をプレゼントいたします。
開運鑑定団「波木星龍」氏の店舗情報・営業時間・予約方法
占い館名:開運鑑定団 波木星龍
住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205
電話番号:011-231-3344
営業時間:予約制
URL:http://www.namikiseiryu.com/
予約方法:電話またはメール