ソファーで横になったりご飯を食べたり、くつろぎの時間を与えてくれるのが、リビングダイニングです。家族が顔を合わせるリラックス空間ですが、時には日当たりや間取りの悪さが気になってしまう事も。
今回は引っ越しせずお手軽に運気をチャージする、とっておきの開運法を紹介します。
風水でリビングが意味することは?
風水ではリビングダイニングを「人と人が出会う、大切な場所」と考えています。ご飯を食べる&暮らす、衣食住のうち食と住2つの要素が入っているとても重要な空間です。
リビングの空気が乱れていると、そこに暮らす家族の運勢も下がっていきます。夫婦喧嘩が多くなり兄弟争いが増え、さらには会社や親戚・ご近所など、家の外の人間関係も悪くなっていきます。
◯リビングを開運すると、ツキが上がる
大きな樹木に例えるなら、根っこ部分を担っているのがリビングです。根っこの部分が腐ってしまえば、その上の樹木に木の実や花は咲きません。けれども根っこを大切に育てていると、可愛い実や花がついて感動を運んで来てくれる日もあります。
「うちのリビングは日当たりも悪いし、冴えない間取りだから」と諦めていると運気は下がり樹木は枯れてしまう事も。けれども姿見やソファーを見直したり置物に気を配ったりすると、驚くくらいに運勢は良くなっていきます。
風水で良いリビングの配置と8方角別の意味
■北向きのリビング
日当たりが悪い北向きのリビング。賃貸マンションでは避けてしまう間取りですが風水では「〇」、良い空気が流れています。
実は風水の考え方では、日当たりが良い・悪いはあまり取り沙汰されないもの。光があまり入らない北向きは、風水では「夫婦の信頼関係がアップする」良い空間です。
静かで落ち着いた関係を築きやすいので、仕事や子育てのすれ違いが少なくなり、お互いを思いやるコミュニケーションが取れるようになります。言い争いが少なくなっていくので、家族団らんの時間も増えていきます。
北向きリビングの配置では「水の気を抑えること」が大切に。水がたまりやすく、財運が逃げていく場合もあるからです。ふわふわの絨毯を敷く、こたつやストーブを置く・インテリア暖炉やろうそくを飾るなども「火を連想させる」開運小物になります。
■北東向きのリビング
夏を涼しく快適に過ごせるのが、北東向きのリビングです。風水では「△」となりますが、工夫次第で改善していける環境です。北東には「変化を求める風」が吹きやすい場所。
同時に「根付いていこうとする土のパワー」も働いているので、上手く2つの力を操ってあげるのがポイントになります。癒しを与えてくれる土の気を取り入れていくと、家庭運が良くなり金運が急上昇していきます。
北東にある変化の風には、引っ越しや転職・離別が含まれています。これを防ぐためには「背の高い家具や家電を配置する」のがおすすめです。背の高い物でガードすると、悪い気がこもらないように。
同時に小窓にもカフェカーテンをかけ、空気をかき乱す風がリビングに入らないよう工夫してあげます。空間を守るように意識してあげると、穏やかで優しい環境に近づきます。
■東向きのリビング
朝起きてたっぷりの朝日が入る、東向きのリビング。風水では「〇」、良い運気を保ちやすい空間になります。フットワークが軽く、初めてに果敢に挑戦していける足取りの軽い環境です。
東向きは「木のパワー」が充満しているので、良い気を充電して上に伸びていく力が働きやすくなります。やり甲斐のある仕事に就いたり、良いご縁で結ばれたり、今の商売が発展していきます。
良いパワーをさらに伸ばすには「水の気を補ってあげる」のがおすすめです。水をプラスすると元々ある木の力に潤いが与えられ、物事が軽やかに運んでいきます。
水槽・ウォーターサーバー・加湿器など、水にまつわる小物が良い環境を作ってくれます。AIスピーカー・音楽オーディオ・電波時計など家電を積極的に取り入れると、情報に強くなり時代の波に乗りやすくなります。
■南東向きのリビング
朝日が昇る南東向きのリビングは、やる気スイッチをオンにしてくれます。風水では「◎」の最高の運勢です。
美容運と対人運・出会い運に優れていて「良い人間関係のサイクルを作ってくれる」頼るべき方位になります。風のパワーが宿る方位なので、不運にさいなまれても、押し返す力が働いてくれます。悪い問題が起きても明後日にはすぐ改善してくれる、流れの良い空間です。
美容や愛情運に恵まれた南東向きのリビング、さらに運勢を上げるために幾つかのポイントがあります。姿見は風のパワーと相性の良い、木製フレームに替えること。風にそよぐ樹木のように、穏やかで優しい心が手に入ります。
また「花柄のアイテム」は女性らしさを高めてくれるキーアイテム。カバーやクッションに花柄を使うと家庭運が良くなり、皆が笑顔でいられるようになります。
■南向きのリビング
マンションの広告でも見かける、人気ナンバーワンの南向きリビング。陽ざしが入る明るい部屋の印象がありますが、風水では残念なことに「×」の運気になります。
南の方位には「火のパワー」が宿っているのですが、完全な南向きだと独りよがりな強さになってしまい、トラブルの火種を生んでしまいます。相続や介護・離婚の問題が浮き上がりやすく、家族や親戚に良くない影響を与えてしまいます。
殺気立ってしまいやすい南向きのリビングには、青やシルバー・緑など「冷たい色合いのインテリアを意識する」のがおすすめです。
寒色には火の勢いを止める作用があるので、火照った環境が静かになり、トラブルの種が少しずつ減っていきます。疑心暗鬼の心が穏やかになり、わだかまりが無くなります。サテンなど光沢感のある布製品も、開運アイテムになります。
■南西向きのリビング
朝は薄暗いものの、正午になるにつれ明るさを取り戻すのが南西向きのリビング。風水では「〇」、派手さはないものの落ち着いた運勢が見えています。
南西は鬼が逃げていく裏鬼門の方位にあたりますが「土のパワーが満ちている」とても恵まれた空間です。南西のリビングで過ごす時間が長いと、滅多な事でカリカリしなくなり穏やかな気持ちで人生を見つめ直せるようになります。勉強運・仕事運にも良い間取りです。
ベランダや庭に繋がっているリビングなら、魔よけの効果がある柊や南天の鉢植えを。また知性をアップさせてくれる「麒麟や青龍の置物」をリビングの棚に飾っておくと、頭の回転がとても速くなり元気に過ごせるようになります。茶色やオリーブなど自然な色合いのインテリアにすると、土の気が活性化して明るいムードになります。
■西向きのリビング
冬は午後からポカポカ温かい、西向きのリビング。風水学では「△」、やや注意をしたい方位になります。西向きは「好奇心の方角」と呼ばれていて、部屋の中よりも外の楽しみが膨らみやすい場所。
家庭の中にじっとして居られなくなり、ソファーに座ってもそわそわ落ち着かなくなります。自分勝手に考えやすくなるので、夫婦や親子の絆が離れていってしまう場合もあります。
殺伐とした空気を和らげてくれるのが、白っぽいラグやソファーです。アイボリーや白など淡い色のインテリアを心がけると「お互いを思いやる心」が芽生えてきて、家族がまとまるようになります。
「家に帰る」嬉しいジンクスを持つカエルの置物も、家族が仲良くなれる開運アイテムなので積極的に用いること。部屋の隅にたまった埃は凶なので、小まめに掃除すると風の流れが良くなります。
■北西向きのリビング
夕日がさしこみ、夕暮れ時になるとオレンジ色に染まる北西向きのリビングダイニング。風水学では「◎」、北と西の影響を受けるバランスの取れた空間になります。
北西は出世の神様が宿っている、強力なスポット。住まいの中心を北西に置いてあげると、ご主人の出世が早くなったりお子さんの受験が上手く運んでいったりします。「財産を守ってくれる」良い空気も流れていて、お金が貯まりやすくなります。
出世と金運をさらにアップさせるには、姿見を住まいのインテリアに取り入れるのがおすすめです。姿見は収入を上げたい時は「西側の壁の左側」に、地位を上げたい時は「西側の壁の右側」に飾ります。乾いた布でピカピカに磨いてあげると、家全体の運気を上げてくれ、お金や名誉が面白いくらい転がり込むようになります。
風水のリビング運気アップ方法15個
■1. 分厚いカーテンをかける
壁に次いでリビングの大きな空間を占めるのがカーテンです。風水ではカーテンは「家の中と外を区別する」大切な開運アイテム。外からやって来る邪気を、静かに追い払ってくれるお守りです。
境目を付けるためにも、カーテンは分厚い質の良いものを。薄い素材の場合は、レースカーテンと組み合わせ二重にすると安心です。幸運の鍵になるのが、カーテンの色。健康運アップは緑、勉強運アップは青、金運アップは黄・恋愛運アップは桃色、家庭運アップは白とベージュになります。
カーテンは日焼けしやすく汚れやすいので、足りない運気を補うためにも小まめに新調するのがおすすめです。
■2. 観葉植物はテレビの横へ
観葉植物を見ていると心が安らぐもの。緑色には癒し・ストレス緩和の働きがあるので、観葉植物を置くと心のモヤモヤが取れて心がゆっくり温まっていきます。おすすめはテレビの横に、観葉植物を置くこと。
テレビには気を乱す作用があるのですが、観葉植物を傍に並べてあげると、エネルギーの乱れが中和されるメリットがあります。室内の空気が澄んでいくので「居心地がいいな」と自然に思えるはずです。
ちなみに観葉植物は大きな葉や丸い葉の植物ほど「今の生活を安定させたい時」に、小さな葉や尖った葉ほど「今の生活を根底から変えたい時」に良く効きます。なりたい生活に合わせて、観葉植物の種類を選ぶのもおすすめです。
■3. 色を喧嘩させない
一軒家のモデルルームに見学に行くと「素敵だな」と思う瞬間があります。住みたいなと憧れるのは、余計な物が散乱していないから。不要な物があちこちに散らばっていないので、素敵な住まいに見えるのです。
積み重なった新聞紙のグレー色、食べかけポテチのオレンジ色、脱ぎっぱなしの靴下のブラック色。1つ1つはとても小さくても、色が散らばっているとお互いが陰の空気を生み出して、嫌なムードを作り出してしまいます。
家庭運アップを図りたいなら、不要な色はまず処分すること。いらない色をゴミ箱に捨てていくと全体がすっきりして、まとまりのある空間に再生されていきます。
■4. 開運の絵を飾る
マンネリになりやすい空間を、気分よくイメチェンしてくれる絵画。風水でも絵画は開運アイテムとして崇められています。外の社会と結んでくれる「小さな窓」としての役割もあるので、積極的に取り入れるのがおすすめです。
絵の種類は「空・海・花・赤富士・フルーツ」いずれかの要素が入っている風景画を。何が描いてあるか分かりづらい現代アートより、ひと目見ただけで何か分かる具体的な題材の方が、運勢が上がりやすくなります。
絵画の飾る場所は、座山と呼ばれるドアの反対側へ。座山は外から入ってきた気が、ひと休みする場所です。ここに開運の絵を掛けておくと良い気が逃げなくなり、チャンスの神様が居続けてくれるようになります。安定感が出るので、ご主人の出世運も上がっていきます。
■5. 鏡を選ぶ
周りの風景を切り取って、映し出してくれる鏡。リビングに鏡は目障り…という方も多いのですが、きちんと使えば吉のアイテム。福の神様を連れて来てくれます。リビングの鏡は真四角ではなく「姿見のように、細長いシルエット」がベストです。
長方形の鏡を置いておくと自分のボディ全体が見渡せるようになり、引いては客観的に物事全体を見つめられるようになります。何か起こっても「私も悪いかったかもしれない」と反省のきっかけを与えてくれるので、親子や夫婦・兄弟の間のいざこざが少なくなります。
また間取りの都合から大きな姿見を置けない場合は、八角鏡がおすすめです。八角は福を呼んでくれる形なので、不運が重なる時に置くと運気の流れを変えてくれます。
■6. 丸い時計を置く
生活のシーンで何気なく見る機会が多い、リビングダイニングの時計。カチカチとテンポ良く時を刻む音が、和みの時間を与えてくれます。風水では未来と過去を繋いでくれる時計は、陽のパワーを持つ良いアイテム。上手に選んでいけば、明日への活力を与えてくれます。
総合運をアップしたいのなら「丸い時計」がおすすめです。長方形や正方形の時計は角が目立ってしまい、気と気が衝突してトラブルが起こりやすくなります。争いを避けたいのなら、平和を意味する丸型を。
「ここを直したいな」と思っている短所が削れて、人間関係も丸みを帯びるようになります。顔を見合わせれば口喧嘩が起こるという負の状態が、少しずつ改善されていきます。
■7. 写真の飾り方にこだわる
リビングに家族の写真を飾るのは、運勢がアップする最高の方法です。なぜならリビングは、家族全員が顔を合わせるコミュニティ・スポットだからです。
お互い忙しい時間を歩んでいたとしても、リビングに写真を置くと「家族それぞれが幸せな気持ちを抱ける」効果があります。点と点でばらばらになった家族を、1本の糸で結び付けてくれる効果があるので、飾らないより飾った方が絶対お得です。
写真はそのまま飾るより「フォトフレームや写真立てに入れる」方が吉。写真の中には写っている人、それぞれの命が宿っているからです。リビングの東の方角に写真立てに入れて丁寧に飾ると、陽の気が増えて良い出来事が舞い込むようになります。
■8. インテリア風水する
インテリア風水とは「幸せが入りやすい空間に整える」ということ。リビングでは家具の配置にこだわると、ハッピーな気持ちが増えてお金のめぐりや家族仲が良くなります。部屋の模様替えだけで、運気を引き寄せられるのでとても便利です。
「ソファーは縁を結ぶ役割がある」ので、リビングのドアから離れた上座に置きます。続いてテレビはソファーと向かい合う位置に。テレビとソファーの間に、丸みのあるローテーブルを置きます。
食事をするダイニングテーブルは、台所に近い場所に。食事をする空間・そしてリラックスする空間を意識して分けてあげると、気が喧嘩しないで心から安心できる住まいになります。
■9. ラグの色は明るく
風水でラグは、開運になるアイテムです。ラグを敷いてあげると大地のパワーが高まって、自然のエネルギーをより得やすくなります。
迷ってしまうのが、ラグの色選び。汚れが目立たないから…と黒などの暗いカラーを置いてしまいがちですが、幸運力を上げたいのなら白・アイボリー・ベージュなど、明るさのある色がおすすめです。
照明が反射して顔が明るく見え、暮らし全体が活き活きと輝いていきます。失敗を恐れないようになるので、新しい環境にぐんぐん飛び込めるようになります。
■10. ソファーの色を替える
リビング家具の中でも、大きな物がソファー。ソファーの色を替えると、住まい全体の空気も温かくなったり冷たくなったりします。ソファーの色みは「これからの人生をどうしていきたいのか」未来予想図と大きく関わってきます。
今の平和な空気を維持したいなら、安定感のある茶色を。イライラした不安定な空気を鎮めたいなら、癒しの黄緑色を。大きな決断をしたければ、情熱の赤色を。遊びの要素を取り入れたいなら、水色やオレンジ色がおすすめです。
「その時の気持ちにあわせて、ソファーのイメチェンをする」のが正しいやり方。ソファーカバーだけでも新しい物に替えてあげると、欲しい未来に近づきやすくなります。
■11. カーペットは毛足の短い物を
カーペットや絨毯も家庭運を上げてくれる、幸運のアイテムです。ポイントは毛足の長さ。長ければ長いほど幸せと思われそうですが、風水では長い毛はご法度。汚れが溜まりやすく、不運の種もこもりやすいからです。
そのためカーペットは「気の循環がアップする、毛足の短いタイプ」を選びます。髪の毛や埃など汚れがたまると、陰の気がリビング中に流れてしまうので、掃除は小まめに。掃除機をかけた後さっと水拭きしておくと、空気が澄んで家族間の悩みもすっと消えていきます。
またカーペットはリビングダイニング全体に敷くのではなく、スポット的に敷くのがおすすめ。風水ではバランスを重視するので、全面を覆ってしまうと気が窮屈と感じてしまい、良いパワーがよその家に流れてしまうのです。床や畳を見せてあげると気の回転が良くなり、幸せの鳥が遊びに来るようになります。
■12. 壁紙の色は「白とアイボリー」
最近では賃貸マンションでも気軽に模様替えが楽しめる、シール型の壁紙も登場しています。「環境によって、運命は変えられる」と考えるのが風水のロジック。「最近ついていない」と感じたら、重い腰を上げ壁紙を替えてみるのがおすすめです。
家庭運や仕事運などバランスを取りやすいのが、白色。白色には「部屋の空気を磨いてくれる」空気清浄機のような特徴があります。また風水には欠けた気を補ってくれる性質があるので、日当たりの悪い部屋には白に黄を足したアイボリーやベージュを。
反対に太陽がさんさん入る暑い部屋には、光のエネルギーを静かにしてくれる青みがかった白なども合います。壁紙は家族の不運を吸収する役割も持っているので、汚れを発見したら小まめにケアするのも大切です。
■13. テーブルの形は「円と長方形」
勉強するための1人用デスクと違い、家族がシェアして使うリビングやダイニングテーブル。「良い人間関係を育んでいく」大切なアイテムです。
風水は混合を嫌うので、必ずリラックスするテーブル(リビング)と食事をする場所(ダイニング)は別々に用意してあげます。
リビング用はだ円に近い丸型、ダイニング用は長方形の形がおすすめです。円には「縁」が含まれているので、丸いリビングテーブルを用いると対人運がアップ。誤解が取れて、自分の思いを上手に相手に伝えられるようになります。
ダイニングの長方形には「富や食べ物がいっぱい」という意味があり、一生食べ物やお金に困らない運気を作っていけます。テーブルの形にこだわるだけで、下がった運気をぐっと上向きに軌道修正していけます。
■14. テレビ近くに、炭を置く
新しいニュースを、毎日届けてくれるテレビ。テレビは「新しい情報に敏感になれる」アイテムです。太陽と同じように強い気を持っているので「お日様が昇る方向と同じ方位に置く」と幸せの度合いも上がっていきます。
間取りの都合でリビングの東側に置きづらい場合は、ラジオやスマホなど電波をキャッチする小さな電化製品を日が昇る方向に置きます。またテレビは陽の気が強すぎて、家族仲にヒビを入れる恐れもあります。
お子さんがテレビばかり見て勉強しない・テレビのチャンネル争いで喧嘩が絶えない、こんな時は悪い気を吸収してくれる炭を。竹かごに炭を入れテレビの傍に飾っておくと、怒りっぽい気が鎮まり優しい気持ちが充満するようになります。
■15. カエルの置物を飾る
風水では雑貨1つにも、心が入っていると考えています。うっかり事故や災難が多い・寝ても疲れがとれない…そんな時は「開運の置物を迎え入れてあげる」のがおすすめです。
置物にはパワーがあり、家族の頑張りを応援してくれる力があります。開運の置物は色々ありますが「元気がかえる・幸せがかえる・お金がかえる」引き寄せ力のあるカエルは、色々な悩みを支えてくれる名わき役。
リビングの目立つ所に飾っておくと、よどんだ空気が洗い流されて、やる気と元気で満ちるようになります。龍やだるま・猫や象の置物も同じように効果があります。
風水のリビングNG対策5個
■1. ガラスの机を置く
都会的な印象のある、ガラス製のテーブル。涼し気なデザインで人気がありますが、開運の面から見るとNGのインテリアです。
ガラスの机には「気が散らばりやすい性質」があります。ガラスを叩くと粉々に砕けてしまうように、集中力が切れて飽きっぽくなりやすいのです。仕事も結婚も勉強も長続きしにくくなり、どれも中途半端で終わりやすくなります。
前に進むエネルギーをストップさせてしまうので、家全体が負の空気に包まれやすくなります。割れるガラス製はやめて、割れない木製のテーブルに取り替えると運気は好転していきます。
■2. 子供のオモチャがある
家族全員の気が少しずつ集まっているのが、理想的な住まいになります。お子さんのオモチャが居間に無造作に置かれていると、足の踏み場がなくなり雑然とした印象に。良い気が遠くの空に逃げていってしまいます。
「リビングに私物を置かない」というのは、開運の基本になります。私物があると気のバランスが乱れてしまい、家族の元気なエネルギーを奪ってしまうからです。
オモチャは使ったら子供部屋に片づける、もしくは普段は箱に入れておくなどの対策を。メリハリを意識すると気の流れが良くなり、良い運が入るようになります。
■3. ずっと同じインテリア
「引っ越してから、模様替えは全然していない」こんな人は要注意です。風水では家具や家電、それぞれに命があり寿命もあると考えています。どんなに愛用している雑貨やインテリアであっても、使っているうちに壊れたりくたびれたりしてきます。
手直しして使うのも良いのですが「思いきって処分して、新しい物を迎え入れてあげる」のも開運につながる行為。古い家電や家具には「今まで見守ってくれて、ありがとう」ときちんとお礼を言ってあげましょう。
住まいに新しい新人さんが入ってくると、止まっていた運がまた動き出すようになります。小まめに断捨離をして新しい気を取り入れると、家が若返っていきます。
■4. 白黒でまとめる
黒と白のモノトーンは、洗練された印象を与えます。浄化の働きがある白は良いのですが、黒は「横ばい・立ち往生」を意味するカラー。モノトーンを愛用しすぎていると、リビングの運気も足踏み状態になっていきます。
風水は元気な色が大好きなので、緑や黄色・赤や青など明るい色彩を入れていくと、気の偏りがなくなり運気がぱっと開けていきます。観葉植物の鉢・写真や絵の額・時計・置物など、まずは小物から明るい色を取り入れてあげるのがおすすめです。
■5. サボテンを育てている
棘のあるサボテンは、気を追い払う要素が入っています。リビングの窓際に並べて飾る人も多いのですが、このままでは「福の神様も逃げ帰ってしまう」NG風水。
悪い気も良い気も、一緒に家の外に追いやられてしまうので要注意です。棘のないサボテンに取り替えるか、棘ありサボテンは玄関やトイレ・ベランダにお引越しを。
邪気がたまりやすい場所に移し替えてあげると、厄除けのアイテムとして住まいの味方になってくれます。
まとめ
日当たりや間取りの悪さに悩んでいたとしても、今すぐ運気をリセットできるのが風水の開運術です。リビングダイニングの開運方法を知って、家族がスマイルになれる空間を演出してみて下さい。お金や名誉や家族仲がぐんと上がる、素敵な住まいになるはずです。