東京都渋谷区原宿にあるほしよみ堂に取材を⾏ってきました。「ホームページの情報だけではよく分からない」「インターネット上の⼝コミや評判だけではよく分からない」という⽅は、ぜひ参考にしてください。
取材先の占い館名:ほしよみ堂
取材する占い師名:中島多加仁(なかしま・たかひと)先生
Q. 占い師になったきっかけを教えてください。
僕は霊学一家に生まれました。小さい頃から、父も含め周りには霊能者や宗教家、ヒーラーなど特殊な能力を持った人たちに囲まれて育ったんです。
そもそも、僕はへその緒が首に三重に巻き付いて仮死状態で生まれてきたと聞かされています。仮死状態の赤ん坊の僕を助けるため、曽祖父が飛んできて。霊術を施して、僕は生き返ったそうです。
出生時の不思議な体験に続いて、3歳のときも僕が雪見障子のガラスに向かって飛び込むアクシデントがありましたが、僕は全くの無傷。その日は、隣の部屋で父の独立を巡ってトラブルがあり、その話し合いを家族全員が集まって行っていたところだったと。
結局、父は独立して大成功しました。そんな神秘的な話ばかりを、子どもの頃から聞かされて育ちました。
僕自身も予知的な能力を持っており、友だちが病気になるな、交通事故起きるなと思うと現実に起きたり・・・担任の先生が抜き打ちテストするときも分かったり。その日、休んだりしましたね(苦笑)
何年も先のことは分からなかったですが、今日や明日のことであれば何となく予知できました。
自分から占いに触れるようになったのは、中学生の頃です。タロットを買ったのもちょうどその頃でした。高校生になると、家にあった本を片っ端から読みました。その中に数秘術と占星術などの講義録のような本もあって。徐々に神秘学の一つとして占いを勉強するようになりました
大きな転換期となったのは、20歳のときのこと。バイクや車を乗るのが大好きだった僕でしたが、深夜に車を運転中、大きな事故を起こしました。真夜中のちょうど0時00分。腕時計も車の時計も0時00分で止まっていました。
大きな事故だったにもかかわらず、全くの無傷。そのとき、不思議な体験をしました。「生まれ変わってますよ」という声が聞こえたんです。僕は一度死んだんだと。
それをきっかけに宿命論や運命論を強く意識するようになり、霊術の修行をすることになったのです。修業を経て23歳のときに開運アドバイザーとなり、主に経営者の方相手に姓名判断や易、風水などを使って鑑定していました。
30歳のとき、一度占いから遠ざかり、かねてから念願だった古着屋の経営を始めました。とはいうものの、数年後、従業員のことや経営のことなどで悩むようになって。そこで相談にうかがった、ある占術家から占い師になることを勧められたんです。
その後、懇意にしていた西洋占星術の占い師さんから東洋占術家の東海林秀樹先生を紹介していただき、台湾の本格占術の秘伝を学びました。
現在は、占い館のほしよみ堂を経営して鑑定をしながら弟子を育ってています。これまで占いに関する著書も多数出しており、鑑定数4万人以上、生徒総数1千人以上の実績を積み上げてきました。
Q. 扱う占いの種類は何ですか?
得意な占術は、命術ですと紫微斗数(しびとすう)や四柱推命、カバラ数秘術です。卜術では、六壬神課(りくじんしんか)、タロット、周易、断易、気学四盤掛、天津金木(あまつかなぎ)。相術は、姓名判断や風水、家相、地相、墓相、名刺相などを扱います。
Q. あなたの占いの特徴やスタイルを教えてください。
紫微斗数(しびとすう)と四柱推命をメインに占います。人間の心をみるときはタロット。今後の方針を占うのに適しているのが易で、吉凶をみるのは断易です。
結婚や離婚、訴訟問題や裁判沙汰、深刻な病気など大事なことをみるときは、六壬神課を使います。
悩みごとによって占術を変えますね。
紫微斗数は、1千年前に中国でできた占術です。生年月日や出生時刻、出生地、性別から、命盤といわれるホロスコープを作成します。この命盤は、十二宮とその十二宮に入る星々から成り立っており、それぞれの星の配置によって人格や運勢などを読み取ります。
紫微斗数の星は、虚星(きょせい)と呼ばれ、実際には存在しない星。全部漢字で書いてあります。
陳希夷(ちんきい)という道士、霊能者が神のおつげを受けてつくった占術だといわれています。
実は、紫微斗数というのはインド占星術の流れをくんでおり、分かりやすく的中率が高いと民間の占い師が好んで使っていたそうです。
四柱推命は、生年月日や出生時間に基づいて10個の「干」と12個の「支」に置き換え、性格や運命などをみる占術です。もともとは中国で行われていた官僚採用試験である科挙の試験として使用されていました。
当時は、受験者の試験運をはじめ、内助の功を得られるかどうか、あるいは独身の方が出世するかどうかなど出世運をみる術だったといわれています。
僕が主に扱う東洋の占いは、未来は決まっているものとして、そこからどう生きるのかという東洋思想に基づいた占術です。一方で、西洋の占いというのは、未来は決まっていない。だから、努力次第で未来は変わるという西洋思想に基づいています。
ですから、僕の占いは、占術を通じてどのような宿命を持ってこの世に生まれてきたかをお客様にお伝えした上で占います。
また、あまり聞き慣れないかもしれませんが、天津金木という古来より日本に伝わる易も扱います。
桧(ひのき)材でできている4色の金木(かなぎ)を組み合わせた占いです。ご希望のお客様がございましたら、使用いたします。
Q. 占うときに⼼がけていることは何ですか?
まずはお客様のお話をよく聞くことです。あとは、お客様が知りたくないことは教えない。お客様が知るべきこと、真に望んでいることだけお伝えするよう心がけています。
さらに、占いをしながら、お客様の性格に合わせて答え方を変えるよう意識しています。例えば、四柱推命で占う際は、「身強」の方と「身弱」の方と2つのタイプに分けて回答。「身強」の方には、叱咤激励というか結構強く言ったり。逆に、「身弱」の方には優しく言ったりします。
紫微斗数でみますと、「機月(きげつ)系」と「紫府廉(しふれん)系」という2つのタイプに分けられ、「機月(きげつ)系」の方は、内容に重きを置くので、内容を細かく教えます。「紫府廉(しふれん)系」の方は、結果往来なタイプなので、「どうしたら(結果が)良くなるか」「どうしたら失敗するか」ということをはっきりお伝えします。
Q. 得意な相談内容は何ですか?
一番得意なのが、占い師になりたい、占いで稼ぎたいというご相談です。プロの占い師さんからのご相談も多く、プロの方だけでも最低1日1人はいらっしゃいます。占い師志望やプロの方々はご相談だけではなく、占術の指導をご希望される方がほとんどです。
例えば、占い歴20、30年のキャリアがある西洋占星術のプロも僕のところに紫微斗数や四柱推命など東洋の占術を学びたいといらっしゃいました。学ばれるプロの占い師さんたちの多くは、昔ほど占いで稼げなくなったとおっしゃいます。
やはり、占い師の数が増えてきて、タロットだけであるいは手相だけでと扱う占術が少ないため、お客様も呼び込めなくなってしまったようです。僕自身、東洋系の占術を多数熟知していますので、占術を増やしたいというプロの占い師さんのご相談を承っております。
また、自分が離婚を2度経験していることもあり離婚や裁判のご相談も得意です。内容としては、調停すべきかどうか。弁護士に相談した方がいいか。相談するならば、どの弁護士に相談した方がいいかなどです。さらに、いくらお金を取れるかどうかといった金銭面に関してもみることができます。
Q. どんなお客様が多いですか?
先ほどもお話しましたが、占い師になりたい方やプロの占い師さんが多く、僕のお客様の8割を占めます。このほか、昔からの常連さん、経営者や芸能関係の方もいらっしゃいます。
芸能関係の方ですと、売れない芸人さんやこれからデビューされる方などの名前を付けてほしいというご依頼をいただきますね。
僕は、占い師になりたいという方は別ですが、多忙なこともあり一般のお客様の鑑定を受け付けておりません。その代わり、ほしよみ堂は優秀な占い師たちが揃っていますので、お客様に合った占い師をご紹介します。
Q. どんなお客様にこれから来てほしいですか?
やはり、占い師になりたい方やプロの占い師さんにいらしてほしいですね。僕は鑑定や占術の指導だけではなく、ブランディングやプロデュース、マネージメントなども得意です。具体的に、占い師としてどう顔を売って稼いでいくかといったご相談も承ります。
また、「売れる名前を付けてほしい!」という方からのご依頼もお待ちしています。例えば、電話占い師で稼ぎたいという方、ブレークしたいという芸能人の方。基本的には四柱推命や姓名判断でみますが、お客様の性格や印象、声質などを後押しするようなインパクトのある他にないお名前をお付けします。
僕のホームページを見てピンと来た方はぜひいらしゃってください!
Q. お客様へメッセージをお願いします。
占いが好きという方だったら、占ってもらうだけではなくぜひ占いを勉強してください。占いの勉強は難しくないです。身体能力もIQも物覚えの悪さも関係ありません。年を取ってからも勉強できますし、とても楽しいですよ。
お客様が占い師を選ぶ際には、自分に似ている占い師を探すといいでしょう。プロフィールをしっかり読むなどして、自分と同じ境遇や生い立ち、悩みを通ってきた経験のある占い師を見つけるのが一番です。
ほしよみ堂には様々なタイプの占い師が揃っていますので、ぜひプロフィールを参考に足を運んでください。
Q. このインタビューを⾒た⼈への特典はありますか?
カフェが併設されておりますので、おいしいコーヒーか紅茶を無料サービスします。
ほしよみ堂の店舗情報・営業時間・予約⽅法
占い館名:ほしよみ堂
住所:東京都渋谷区神宮前3-18-16
電話番号: 03-5775-6603
営業時間:11:00-20:00
定休⽇:不定休
URL:https://www.hoshiyomishi.com/
予約⽅法:ホームページの問い合わせフォームからお願いします。