復縁の兆しを知る手掛かりに
恋愛・結婚相手は別れてしまってから、その人の良さに気が付き、後悔することもあります。離れてみて初めてわかることが、むしろ多いのかもしれません。その際にもう一度やり直せるならと、考えてしまいますが、実際に復縁となると難しい気がします。
手相では恋愛相手に出会える時期や結婚のタイミングなどがわかります。しかし一度別れてしまった恋愛・結婚相手と、復縁できるかできないかも知ることができます。
復縁を示す手相はいくつかあり、それらが現れていると、近い将来、復縁する可能性が非常に高くなります。復縁の兆しが見えるわけです。
手相占いで復縁に良い兆しはわかる?当たる?
手相はその人の気持ちのあり方によって変化します。復縁などを強く望んでいると、それなりの手相に変化しやすいとされます。別れた相手と上手くやって行ける気質になっているはずです。
ただ復縁は相手があることなので、いくら自分の気持ちを高めていたとしても、思い通りになるとは限りません。相手に別の恋愛・結婚相手がいることも考えられます。状況が別れた当初と大幅に変わっている可能性もあります。
ですから、いくら復縁につながりやすい手相が現れていたとしても、必ず復縁に向かうとは言い切れないのです。復縁にとって良い兆しにはなるのですが、当たるのかというと不確定要素が多いので、見通しや目安とした方が良いでしょう。
それでも別れた相手と会える機会があるなら、自分の変化に気付いてもらえることは確かです。その上で、何の問題もなければ復縁しやすいと言えます。
手相に元サヤ線・復縁線はある?
一般的に「復縁線」は「元サヤ線」とも呼ばれ、特に違いはなく復縁につながりやすい手相になります。この手相は8つ程あり、そのものズバリ復縁線というものはありません。復縁につながる線の総称といった感じになります。
復縁線が掌に見られれば、別れた相手に抱いていたネガティブな気持ちが一新でき、別の見方ができます。別れた相手に対して、また一緒に過ごしたいと強く願っているはずです。復縁につながり、ヨリが戻せるとされます。
また手相で有名な島田秀平氏が、「元サヤ線」として世の中に紹介したとされる手相があります。この元サヤ線は、結婚線の先端が二股になりその先に横線があるものを指します。
これが現れていると、別れた相手や何らかの縁があった人と再会し、元の鞘に収まり結ばれるとされます。こちらの場合、縁があった人として幅広くとらえています。元彼や元カノ、元結婚相手とは限らないわけです。
それでは、復縁に成功できる手相や復縁できない手相などについて詳しく解説していきます。
復縁できる手相8個
■1. 結婚線にひし形の部分がある
どちらかというと結婚線の真ん中辺りにひし形の部分があることが多いようです。ひし形の左右の角から線が伸びている感じになります。結婚線は、小指の付け根のラインと感情線の間で、掌側面より伸びる横線を指します。結婚線にひし形の部分がある手相は、復縁の手相として良く知られ、復縁線の中で最強とも言われています。
これが現れていると、別れた恋愛・結婚相手とやり直すことができ、再び幸せな関係性が築けるとされます。関係修復が大いに期待できます。
特にこの手相が男性側女性側の双方に見られると、互いに抱いているやり直したい気持ちがより強くなり、引き寄せ合うとされます。しかしこの気持ちが強くなり過ぎると、感情が優先になり復縁のチャンスを逃す面もあるようです。
■2. 濃い結婚線が2本ある
ほぼ同じ長さで平行して伸びている2本の濃い結婚線を指します。きれいに平行に並んでいる程、気持ちの足並みが揃っていて、復縁になりやすいようです。
これが現れていると別れてしまった相手と、やり直したいと強く感じているとされます。互いに気持ちの温度差がない分、スムーズに復縁になりやすいようです。タイミング的にも一致していることが多く、双方の手にこの手相が見られたら、比較的短期間のうちにヨリが戻せるとされます。
一方、2本の濃い結婚線の長さや角度がズレていると、互いの気持ちにバラつきがあり、復縁に向けてある程度の努力が必要となります。
■3. 結婚線が途切れ下にずれて伸びている
結婚線に途切れがあり少し下にずれてから続きが伸びているものを指します。復活愛線とも呼ばれています。
これが現れていると、一度冷めてしまった気持ちが再び燃え上がり、復縁につながりやすいとされます。別れた原因をあまり追求しないまま、気持ちだけが優先してヨリが戻る形になるようです。その分、再び別れるか仲違いしやすい面があります。
別れてはヨリを戻すといったことを、何回も繰り返す腐れ縁のような関係になりやすいでしょう。どらちかが一方的に歩み寄ることも多いようです。何だかんだ言っても結局別れられない運命とも言えます。
■4. 二股に分かれた結婚線の先に一本線がある
二股に分かれた結婚線の横Yの字の間かちょっと先に一本の横線があるものを指します。
これが現れていると、別れた相手との間にヨリを戻す前から何らかの問題や障害があり、それを乗り越えて復縁できるとされます。親の反対や遠距離恋愛などの試練が待ち受けていますが、努力などが報われて復縁が叶うはずです。自分の行いを改善することで、相手が復縁を望みます。
しかし復縁に向けて行動していても、何らかの妨害に遭いやすく、そこで諦めてしまうと、せっかくの復縁チャンスを逃すことになります。覚悟を決めて落ち着いて対処すれば、必ず乗り越えられるはずです。
■5. 2本並ぶ結婚線の上か下が長い
結婚線が2本並んでいるうち、どちらかが長いものを指します。基本的にどちらが長いとしても、生涯のうち、結婚や結婚を意識した恋愛を2回するとされます。
ですから別れたとしても再び恋愛運や結婚運が上昇するわけです。別れた同じ相手とヨリを戻す可能性も高くなります。何度も恋愛している場合は、前の前の相手ということもあります。
この結婚線で上の方が長い場合、復縁で幸せがつかめる可能性が高くなります。下の方が長い場合は、復縁が叶うものの、波乱に満ちた関係になるとされます。復縁したとしても安泰とは行かず、引き続き慎重な対応が求められます。
■6. 結婚線の下に始点が少しズレた平行線がある
結婚線の下に始点が少しズレた別の平行線が見られるものを指します。これが現れていると、一度別れた相手の気持ちがくみ取れるようになり、ヨリが戻せるとされます。相手から連絡が来ることもあり、別れた理由に気付くこともできます。
恋人だった場合、何らかの理由によって結婚に至らず別れていたとしても、ヨリを戻すと結婚につながりやすくなります。
こちらも結婚線が2本並んでいるものに似た点があり、きれいな平行線だと、気持ちや感情のリズムが揃い、よりスムーズな復縁になるようです。角度のズレが大きかった場合、気持ちもズレが大きく、復縁に努力が必要となります。
■7. 結婚線が途中で小さく分岐している
結婚線が途中で小さめに分岐しているものを指します。この結婚線は一般的には、相手との気持ちに開きが生まれ、行き違いが多くなるとされます。結婚できても別れを示唆する可能性があります。
しかし既に別れてしまった人にこの手相が現れた場合、違った捉え方もできます。別れた相手との気持ちを見つめ直し、それを乗り越えることで復縁できるという見方もできます。別れることになった要因を乗り越えられれば、今まで以上に強固な絆で結ばれるとされます。
■8. 結婚線が3本以上に分岐している
結婚線が3本以上に細かく分岐しているものを指します。一般的に枝分かれしている結婚線は、恋愛・結婚生活において、何らかのわだかまりや問題が発生しやすいとされます。恋人・夫婦間に倦怠期の訪れを示唆することもあります。
一方で細かく複数分かれている結婚線は、近い将来に幸せが訪れるという捉え方をすることがあります。こちらも既に別れた状態にある人の見方になります。これが現れていると、復縁が叶いやすいとされます。復縁に向けた積極的な行動が功を奏するようです。
復縁できない手相5個
■1. ハッキリと未練線が出ている
未練線(未練タラタラ線)は、感情線から金星丘に向けて、大きく枝分かれした線を指します。金星丘は親指の付け根の領域になります。
これが現れていると、恋愛面を含めて何事も前に上手く進めないとされます。別れた相手や楽しかった思い出などを、取り戻したい気持ちが強くなるようです。
過ぎ去った過去に未練がたっぷりあり、前に進むモチベーションが低くなります。復縁しようとしても、以前と全く同じ価値観や気持ちを持っているので、相手が嫌気をさします。根本的に自分を見つめ直し変える必要があります。
■2. 感情線の終点に×印がある
感情線の終点にクロス線があるものを指します。これが現れていると、恋愛・結婚相手と別れることを示します。恋愛感情や秘めている気持ちが思うように伝わらず、相手が受け入れてくれないようです。
一度別れてしまうと、その相手とはまず復縁できないとされます。現状のままでは、新しい恋愛も破局を迎えやすく、復縁も望めません。しかし焦らずに自分磨きや成長をして変わることができれば、×印が薄くなり状況が良い方向に向かうはずです。
■3. 結婚線が鎖状に連なっている
結婚線に小さな輪が連なっていて鎖のように見えるものを指します。これが現れている場合、恋愛・結婚相手に不平不満が溜まりやすく、別れやすいとされます。
別れてしまうと復縁は、まず望めないようです。考え方や意見の行き違いが多く、わかり合おうとする努力が足りないかもしれません。
依存心がとても強くなり、愛情も受け身のことが多くなります。相手に愛情を注ぐことは苦手とされます。別れた理由も相手のせいにしがちなので、復縁は難しくなります。
■4. 感情線の終点付近に縦線が入っている
感情線の終点辺りに1本大きめの縦線が入っているものを指します。感情線がそこで終わっているものも含めます。
これが現れていると、自分が抱いている相手に対する好意は変わらないのですが、何らかの形で関係が断ち切られるとされます。急に状況が悪化し、気持ちのやり場に迷うようです。ダメージが大きくなり、復縁はまず望めないとされます。
無理して追いすがろうとしても、より状況が悪化するので、少しずつ気持ちを整理する必要があります。
■5. 結婚線が下向きに伸びている
結婚線の終点が下がっているものを指します。これが現れていると、恋愛運や結婚運が低迷し、別れやすく復縁が難しいとされます。恋愛・結婚相手に対して愛情が冷めていることを示します。
長年連れ添った夫婦が、互いを空気みたいな存在として認識している場合もあります。恋愛・結婚に対してネガティブな気持ちを持ち、それが別れを引き寄せるきっかけになります。
復縁しようとしても、失敗するイメージを描いてしまうので、上手く行かないようです。恋愛や結婚に対して、ポジティブに考えていると結婚線が上向き、復縁の望めるようになります。
復縁時期の見方
復縁の時期を知る方法は、いろいろとありますが、主なものを次に挙げてみます。
■情愛線
情愛線は生命線に寄り添うように現れる薄い線を指します。これが現れている時期に恋愛や復縁に向けて積極的に行動すると効果的とされます。
この情愛線が生命線のどの位置で寄り添っているかで時期を読み取ります。人差し指と中指の間から下した垂線と生命線が交差する所を20才として、生命線の終点に向けて年齢を増やしていきます。
■恋愛線
恋愛線は感情線の付近から生命線のカーブの内側に向けて斜めに伸びる線を指します。この斜めの線は、緩やかなカーブを描いていることもあります。
これが現れている時期は、恋愛や復縁に適しています。恋愛線が生命線を横切っている位置で時期を読み取ります。情愛線同様に垂線と交差する点を20才とします。
■影響線
月丘か金星丘から運命線に合流する線を指します。影響線はモテ線になるので、復縁にも意味があります。この影響線が運命線と接する位置で復縁の時期を読み取ります。掌の真ん中辺りを40才とするのが目安です。
この他、感情線の先端に上向きの支線が見られる時期や、左右どちらでも親指の爪に白い点が見られる時期も復縁に良いとされます。
左手の復縁できる手相の意味
手相は利き手でない掌に、生まれ持っての性質や過去のことが現れているとされます。日本では右手が利き手の人が多いので、一般的に左手では生来のものを読み取ります。
この左手に復縁ができる手相が現れている場合、生まれながらに復縁に向けての素質があるとされます。性分として一度別れた人に対して、何らかの気付きがあったり、別れた原因に気が付けるはずです。
幼少期から、恋愛に関わりなく、幅広く別れた人との関係修復に優れた面があるとされます。対人関係で過去に関係を回復させた実績があり、復縁にも自信があるはずです。
しかしこれらの要素は、後天的に変化する可能性があります。別れ方によっては、復縁が必ずしもできるとは言えないようです。
右手の復縁できる手相の意味
手相では利き手の掌に、現在から将来にかけてのことが現れているとされます。日本では利き手が右手の人が多く一般的に右手でこれからのことを読み取ります。
この右手に復縁ができる手相が現れている場合、人生経験を積んだ中で、復縁に向けての素質が備わってきたとされます。別れた人に対して、どのようにしたら復縁につながるかが、後天的にわかるようなったはずです。
性格的に恋愛に失敗しやすい面があったとしても、年月を重ねるごとに失敗しない方法を身に付けたり、どう対処したら良いのか経験を数多く積んでいるはずです。その分、ヨリを戻す術に長けています。
これらの復縁がしやすくなった特質は後天的に獲得したものなので、そう簡単には変化し難い面があります。復縁に関わる手相は右手に現れている方が、より関係修復につながりやすいと言えます。
手相を自分で書いたら復縁できる?
復縁したいと強く願っていても、いつまで経っても復縁の手相が現れないこともあります。その際の奥の手として、復縁できる手相を掌に書き込むという方法があります。これによって運命が変えられ、復縁も可能になったりします。
「復縁できる手相8個」の項目で取り上げたものなどを、水性ペンやマジックなどで掌に書き込むと、復縁やヨリを戻せるかもしれません。
水性ペンだと手を洗ったり風呂に入ると消えてしまうのですが、そのたびに消き足す行為を繰り返すので、その手相に近づけられるとされています。色は自然な手のシワに近いとされる黒や茶色が良いようです。
書いた後は、復縁をしたいと強く念じている復縁線になりやすい言われています。この書き足した線は書かれた期間が長い程、効果的とされます。また復縁線が薄い人もそこを濃くなぞることで、濃い復縁線になるはずです。
自分で手相を書くときにおすすめの手相5個
■1. きれいに並行した2本の結婚線を書く
小指の付け根のラインと感情線の間の領域に、掌側面から横に伸びる結婚線を書きます。上下2本の結婚線は長さを同じにして、向きもブレがないように慎重に書きます。長さなどに違いがあると復縁がし難いことがあります。
このような結婚線を書くことで、別れた相手と互いに気持ちの温度差がなくなり、スムーズな復縁になりやすくなるはずです。ヨリを戻すチャンスが巡って来て、以前よりも強固で素晴らしい関係になれるかもしれません。
■2. 結婚線にひし形の部分を書き込む
結婚線がある人は、そこにひし形を書きますが、全くない人は、結婚線にひし形の部分を加えたものを全部書きます。
このひし形の部分は、結婚線の真ん中辺りに書き込みます。非常に小さく書き難いので、ゆっくりと慎重に書きます。できればペン先が細いもので書いた方が書きやすいはずです。
このような結婚線を書くことで、別れた相手とやり直せ、再び幸せな関係が築けるとされます。このタイプの結婚線は最強の復縁線となるので、関係修復がかなり期待できます。
■3. 恋愛線を書く
感情線の辺りから生命線のカーブの内側に向けて斜めに伸びる恋愛線を書き足します。生命線のカーブの内側にあたる金星丘の中程まで、しっかりと書くとより効果的とになります。
この斜めの線は、緩いカーブが付いていると自然でそれらしい形になります。恋愛線を書くことで恋愛運が高まり、復縁を望んでいる場合は、ヨリを戻すためのチャンスが増えるとされます。この恋愛線を書く際は、復縁を強く念じることが大切なようです。
■4. 二股に分かれた結婚線の先に1本線を書く
二股に分かれた結婚線の横Yの字の間のちょっと先に1本の横線を書きます。二股の結婚線の人は、横1本線を足すだけですが、結婚線もない場合は、全部書き足すことになります。横Yの字は細かいので、細字のペンの方が良いでしょう。
この結婚線を書くことで、ヨリを戻すには何らかの問題や障害がある別れた相手でも、それを乗り越えて復縁できるとされます。復縁に向けた試練があっても、諦めずに努力すれば必ず報われるようです。
■5. 情愛線を書く
生命線の内側2ミリ程度の辺りに、生命線に寄り添うように線を書き込みます。非常に細い線になるので、ペンは細字の方が書きやすいと言えます。情愛線のが長く寄り添っている程、良好な恋愛期間や、復縁に効果的な時期が長くなります。
情愛線は長めに書いた方が良いかもしれません。この情愛線を書くことで、別れた相手との距離が縮まり、復縁が可能になるとされます。復縁した相手がその人の人生に大きな影響力を持つ面もあります。
まとめ:復縁につながる方法がいくつかある
別れてしまった相手の良さは、後になって気が付くことが多いようです。別れた原因を改め、もう一度やり直すために復縁を強く望むことでしょう。その際に役立つのが、復縁線と呼ばれるものです。
復縁線は、復縁につながりやすい手相の総称になり、主なものは8つ程あります。結婚線にひし形の部分があると最強とされる復縁線になり、別れた相手とやり直すことができ、関係修復が期待できます。濃い結婚線が2本あると、互いの気持ちにズレがなく、スムーズに復縁できることがわかります。
復縁線が現れていない場合、掌に復縁線を書き足すことで、復縁につながることもあります。また感情線の終点に×印があると復縁が望めないとされ、結婚線が下向きの場合も同様となります。これらの復縁に関わる手相をしっかりと把握し、望む復縁に導きたいものです。