心が疲れているなと感じたら、お部屋のイメチェンをするのもおすすめです。壁紙や床板よりも、簡単に取り替えできるのがリビングカーテン。
面積が大きいので部屋の印象が、びっくりするくらい変わります。開運風水をチェックしながら、人生があがる1枚を見つけてみてください。
風水でリビングカーテンの意味と効果とは?
朝になったら開け、夕方や夜になったら閉める。当たり前のように使っているリビングカーテンですが、風水ではとても大切な意味をもっています。カーテンは住んでいる人に元気のビタミンを与え、辛く憂うつなトラブルを追い払う効果があります。
◯鬼は外、福は内の開運アイテム
書斎や寝室と比べ、多くの人が出入りするのがリビングです。パパやママそしてお子さんが、会社や学校から帰ってきて1番最初に向かうのがこの空間。外から連れてきた気と、部屋にこもった気がぶつかり合う場所です。リビングカーテンには「外の世界の邪気を追い払って、家全体の良い気をキープする」嬉しい働きがあります。
鬼は外、福は内という豆まきの掛け声がありますが、豆まき以外の日にも同じ役割を担ってくれるのがリビングカーテン。兄弟げんかや夫婦の言い争いが絶えない。家全体の空気がよどんでいる。こんな時は、新しいリビングカーテンに取り替えてみるのがおすすめです。
リビングカーテンの選び方
◯元気な気持ちになれる1枚を
リビングは家族が集まる空間です。1日の長い時間を、家族が目にするアイテムのため「やる気と元気になれる1枚」を選ぶのがおすすめです。選ぶポイントは前向きな気持ちになれるか、なれないか。目にした時に明るい気持ちになれるカーテンは◎、目にした時に暗くネガティブな気持ちになってしまうカーテンは×です。
初めて目にした時のインスピレーションを大切に、カーテン選びをしていくと後悔しない1枚を手に入れることができます。
◯自分の直感を信じて
風水では良い環境は、自分の手でコントロールしていけると考えています。また物それぞれにパワーが宿っていて、運気の欠けた部分を補ってくれるのが、カーテンだと捉えています。
「カーテンをそろそろ、取り替えようかな」と思ったら「運気が下がっているから、新しいカーテンにしようね」と物が教えてくれるサイン。自分の直感に自信をもって選ぶのがおすすめです。
リビングカーテンの色の意味
お部屋の印象を大きく変えるのが、リビングカーテンの色です。色には魔法があるので、選ぶ色によってリビングの雰囲気が変わってきます。色選びのヒントにしたいのが「今のあなたの家の中のムード」。
家族が疲れた表情をしていたら、イエローやオレンジなど暖色系の色を。反対に興奮してイライラ怒りっぽい顔つきをしていたら、ブルーやグリーンなど寒色系の色を選びます。
▽やる気が出ない時→暖色系のカラー
▽興奮して、怒りっぽい時→寒色系のカラー
暖色系の色・寒色系の色には、気持ちのアップダウンを整える働きがあります。盛り下がっている時は暖色系を、上がり過ぎている時は寒色系の色をブレーキ代わりに使うのがおすすめです。
ちなみにどちらの気分か迷った場合には、アイボリーや白・グレーなどの中間色を。風水は方角によって開運カラーが変わってくるので、リビングの方位に合わせてラッキーカラーを選ぶやり方もおすすめです。
リビングカーテンの選び方[8方角別]
リビングカーテンの選び方としておすすめしたいのが、8方角を考えた配置をおこなうこと。風水では方角それぞれに、得意分野があると考えています。
8方角に合ったカーテンを選んであげると、良いエネルギーが高まり家の中に美しい気が流れるようになります。「適材適所」に合った、ベストカーテンを見つけてみてください。
■北側のリビングカーテン
◯冷えをふせぐ、厚手素材のカーテンを
1日の時間帯なら、真夜中をあらわすのが北の方角です。太陽が沈み、夜空に光っているのは満点の星とお月様だけ。しんしんと冷えるクールな空気から身を守る、リビングカーテンがおすすめです。水の邪気が窓から入りやすいので薄い素材のカーテンは控え「寒さを防ぐ、厚手のカーテン」を選びます。
ぺらぺらと薄いカーテンより、分厚く重みのある裏地が付いたタイプが最適。外の冷気からお部屋を守ってくれるので、リビング全体が温かくなり体調を崩しにくくなります。
またカーテンの色は、ピンク色やオレンジ色・クリーム色・赤色など、温かみのあるカラーがしっくり合います。冷たい気を和らげてくれる暖色系のカラーを取り入れると、細かい悩みが気にならなくなり、大らかな目で世の中を眺められるようになります。
■北東側のリビングカーテン
◯浄化の作用がある、白っぽいカーテンを
北東は鬼の通り道といわれる、鬼門にあたります。鬼門は悪いイメージがありますが、見方を変えれば「運命を変えてくれる渦」のようなもの。上手に鬼門の力を使ってあげると、受験や転職・引っ越し・相続など、良い変化の波に乗れるようになります。
ただし北東は別れ・不穏など悪い気ももたらしやすいので、お清めしてあげることも大切。浄化の働きがあるオフホワイトやベージュ・銀色など、白っぽいカラーのリビングカーテンがおすすめです。
また北東の方角では、風通しを心がけてあげるのが開運の法則に。光をある程度取り込んでくれる、軽やかな風合いのカーテンを選ぶと、暗くなりがちなお部屋が明るい雰囲気になります。
1日中カーテンを閉めっぱなしでいると空気がよどんでしまうので、窓やカーテンを定期的に開けて、気の入れ替えを。麻やコットンなど天然素材のおしゃれなタッセルが、運気を上げてくれます。
■東側のリビングカーテン
◯気持ちが浮き立つ、ビビッドカラーを
起きたての太陽が、顔を覗かせてくれる東の空。新しい情報を仕入れたり、友達付き合いが楽しくなったり、社交的でミーハーな空気が流れているスポットです。朗らかな笑い声がいつも聞こえてくる場所ですが、丁寧なケアをしておかないと、何事も中途半端に終わってしまう欠点も。
良い気が1日中続いてくれるように「原色に近いビビッドなカラーのリビングカーテン」を選ぶようにします。ぼんやりしたパステルカラーより、目が覚めるような原色のカーテンを付けてあげると、注意力散漫にならなくなり気持ちが落ち着くようになります。仕事や勉強を前向きに頑張れるようになれるので、3日坊主で終わりやすい時にもおすすめです。
また情報の気が流れている東の方角は、メタリックなカーテンレールもよく似合います。ステンレスやアイアン素材のレールに取り替えると、コミュニケーション運が良くなり、良いご縁だけを集めてくれるように。対人面のトラブルが減り、気の合う仲間と楽しいひとときが過ごせるようになります。
■南東側のリビングカーテン
◯前に進む力を与える、北欧風のカーテンを
生まれたての太陽が、ぐんぐん空に向かって昇っていくように「強い発展のパワー」があるのが南東の方角です。止まっていた物事を、強引に前に動かしてくれる働きがあります。
白黒つかない案件があって気をもんでいる時、南東のインテリアを変えると、面白いくらい問題が解決していきます。花や木をイメージする「ボタニカル柄や花柄のリビングカーテン」がおすすめです。
賑やかで楽しい空気が流れるスポットなので、花や木・鳥・動物などが描かれた「北欧風のカーテン」の方がよく合います。
どうしても無地のカーテンを飾りたい時は、合わせるレースカーテンを少し華やかに。パステル色や刺しゅう入りのレースカーテンは、軽やかな空気を後押ししてくれます。恋愛運や結婚運を上げたい時にも大注目です。
■南側のリビングカーテン
◯優しい気持ちになれる、リーフ柄を
朝から夕方まで、1日中ポカポカ温かいのが南向きのリビングです。南には太陽のパワーが宿っていて、炎の気が満ちています。温めすぎてしまうと血の気が強くなり過ぎて、ご近所トラブルなどの災いを招いてしまったり、余計なひと言を言って友達関係が悪化してしまったりします。高ぶった気持ちを下げてくれる「ヤシの木やシダの葉っぱなど、リーフ柄の癒し系カーテン」がおすすめです。
また美容運をアップしてくれるのが、女性らしい南の方角。合わせるレースカーテンに「ビーズやリボン・フリル」などのフェミニンな装飾が付いている物を選ぶと、さらにお肌や髪が潤うようになります。
強い陽ざしがお肌の老化を早めてしまう場合もあるので、UVカット加工のあるリビングカーテンを併用すると、さらにアンチエイジング効果が上がります。
■南西側のリビングカーテン
◯お洒落な、西海岸風のインテリアを
午後を中心に、明るい光が入る南西の方角。日向ぼっこにふさわしい、優しい雰囲気の方位になります。「自分の家なのに、他人の家にいるような違和感がある」と感じている方は、南西のカーテンの見直しを。
南西には「家に落ちつく」という意味があるので、ここを強化してあげると、家の空気にすんなり馴染めるようになります。「西海岸風のデニム生地カーテンや、楽しい星柄のリビングカーテン」が似合います。
南西は土の気が流れているので、ヴィンテージな風合いを意識してあげると、良いパワーを取り込めるようになります。茶色や青色・紺色・水色など、寒色系の色合いのカーテンもおすすめです。リラックスした気が流れるようになり、外に遊びに行くよりも家で過ごす時間が大好きになっていきます。
■西側のリビングカーテン
◯柄入りカーテンで、厄除けを
午前中はほの暗く、午後になると明るさを取り戻すのが西です。西はひらめきやお金にまつわる方角。インテリアに気を配ってあげると、お給料が増えたり浪費が少なくなったり、良いアイデアが浮かんでビジネスが上手く進んでいったりします。
「チェック柄・ボーダー柄・ストライプ柄」など、アクセントのあるリビングカーテンが向いています。悪い気がやって来ても良い気が追い払ってくれるので、災いの少ない家になっていきます。
注意したいのが、夕方になるとさし込む強い西日。太陽のパワーは強すぎると、良い気まで燃やしてしまう危なっかしい所があります。
1級遮光の上質なカーテンを吊るしておくと、金運が安定するようになり、家の中にお金が貯まるようになります。黄色やゴールドなどお金にまつわる色味のリビングカーテンも、赤字を防いでくれます。
■北西側のリビングカーテン
◯ドットやアニマル柄で、運気アップを
1日の中では「夕方や夜」をイメージさせる北西。孤独をあらわす方角なので、お子さんの自立心を高めたい時や1人の時間をもっと充実させたい時に、力を入れたい方位になります。考え方によっては、家族それぞれが付かず離れずの距離を保てる、家庭運アップの方角。
家族の距離が近すぎて喧嘩ばかりしている時や、毎日べったりで精神的に参っている時に、見直してみたい方位になります。「ベージュ・アイボリー・茶色・白」などのリビングカーテンが、良い運気を運んできてくれます。
ドット柄やアニマル柄などの、柄入りのカーテンも運気改善にひと役かってくれます。北西は冷たい水の気も混ざっているので、消臭や抗菌加工のある素材もおすすめです。汚れた気がぱりっと洗われて、新鮮な風が入るように。趣味や勉強・仕事に新鮮な気持ちで、向き合えるようになります。
リビングカーテンの選び方5個[運気別]
リビングカーテンを新しくすると、気の流れが変わっていきます。「お金持ちになりたい」「病気知らずの体になりたい」「ビジネスで成功したい」そんな時は願い事に合わせた、リビングカーテンを選んでみましょう。風向きが変わって、なりたい自分になれるようになります。
■恋愛運アップのリビングカーテン
恋愛運アップに使える万能カラーは、やっぱりピンク。つまらないプライドに振り回されなくなり、素直な自分を取り戻せるようになります。バラ柄やローズ柄など乙女な雰囲気のカーテンも、恋に臆病になっている人に特におすすめしたいモチーフです。
また恋のチャンスはあるけれども、悪い男性に騙されてばかりいるというケースには「緑や白色のカーテン」を。人を見る目が養われるようになり、都合よくもてあそばれないようになります。出会いそのものが無い時は、変化を与えてくれるオレンジや黄色を。社交的な気分になり、明るい出会いを求められるようになります。
■金運アップのリビングカーテン
お金の神様にそっぽを向かれている場合には、今すぐ金運の強化を。金運アップに役立ってくれるのが「黄色・イエローゴールド」のリビングカーテンです。強すぎる黄色のカーテンに抵抗を感じる場合は、イエロー系のタッセルに付け替えるだけでも効果があります。
風水では高級感のある所にお金が集まってくると考えているので「シルクやサテン・ベルベット風の上質素材のカーテン」に目を向けてみるのもおすすめです。
また大損してしまった時や、知り合いに貸したお金が返って来ない時にはグリーン色のカーテンを。世の中に出ていったお金が自分の元に戻る意味合いがあるので、生活を立て直したい時に大きな力を与えてくれます。
■仕事運アップのリビングカーテン
仕事運をアップさせる秘訣に「良い呼吸をすること」があります。良い呼吸とは悪い気を吐き出して、良い気を吸うことです。循環がうまくできないと頭がモヤモヤして、職場の人間関係が上手くいかなかったり、本来のパワーを発揮できなかったりします。スムーズな呼吸を助けてくれるのが「青色・緑色・黄色」のリビングカーテンになります。
青はお客さんと良い関係を作りたい時、緑はアイデアの引き出しを増やしたい時、黄色はライバルに差を付けたい時に向いています。汚れてしまうとパワーが停滞しやすくなるので、定期的にクリーニングに出すのもおすすめです。
■対人運アップのリビングカーテン
人付き合いにストレスを感じる時は、リビングカーテンを見直してみると効果的です。リビングはもともと、人と人の輪をつなぐ場所。
カーテンが合っていないと気のバランスが悪くなり、ストーカーに悩まされたり嫌なタイプの人が集まってきたりします。黒やモノトーンなど関係を悪化させる色は避けて「オレンジ・黄色・ピンク・白色」などのリビングカーテンを。
コミュニケーションが上手く取れるようになり、苦手な人付き合いも気楽におこなえるように。あなたの人生を助けてくれる、良い人材だけが集まるようになります。ストレスが減って、良い友達付き合いができるようになります。
■健康運アップのリビングカーテン
休んでもリフレッシュできない時は、心や体が芯から疲れている可能性も。モンステラやバナナ柄・フラガール柄など「ハワイ風の南国カーテン」が元気を応援してくれます。無機質な無地のカーテンよりも適度に遊び心が入ったカーテンを飾っておく方が、心が柔らかくなっていくのでおすすめです。また「白・若草色・青色」も邪気を払ってくれ、風邪をひきにくくしてくれるご利益があります。
また林檎やチェリー・いちごなどフルーツの柄が入ったリビングカーテンも、悪いエネルギーを外に掃き出すほうきの役割をしてくれます。家族が病気ばかりして困っている時は、厄除け代わりに果物柄のリビングカーテンを。嫌な気が浄化されて、代わりに良いニュースが入るようになります。
リビングカーテンの選び方5個[柄別]
■1. 家族仲が良くなる「雲の柄」
もくもく雲がプリントされたカーテンは、気持ちが晴れやかになります。雲には「人間関係が安定する」嬉しい意味が込められています。
きつい気持ちをまろやかに整えてくれるので、親子関係や夫婦関係でつまずきを感じている時におすすめです。どこまでも広がる雲のように、穏やかな気持ちで過ごせるようになります。
■2. 友好的なムードをつくる「ボーダー柄」
マリンテイストなボーダー柄には、爽やかなイメージがあります。ボーダー柄には「攻撃的な気持ちを和らげる」嬉しい働きも。
八つ当たりや横柄な口を叩かなくなるので、家族の空気が落ち着いていきます。お子さんの反抗期に悩んでいる時、ママ友と上手くいかない時、職場の人間関係に悩んでいる時にもおすすめです。
■3. 知性を与える「ダマスク柄」
大人っぽいダマスク柄は、安定感のある柄です。黒や紺などの暗い色よりも、アイボリーやベージュなどの明るい色合いがおすすめ。
知性をアップさせてくれる柄なので、学校で良い成績を取れるようになったり、難しい試験にパスしたり、あと一歩の頑張りを応援してくれます。集中力を養ってくれるので、浮ついた気持ちを引き締める作用があります。
■4. お金に恵まれる「水玉模様」
丸い模様が、ぽんぽんと浮かんでいる水玉模様。愛くるしいドット柄には、お金が貯まる嬉しいご利益があります。風水ではお金を、水に例えることがあります。雨水は川に流れていき、やがて海に運ばれていきます。
海に流れた水は、また雨となって私達の元に戻ってきます。滴をあらわす水玉模様は「外に出ていき、家の中に戻ってくるお金」をあらわしています。金運アップをしたいなら、水玉模様がおすすめです。
■5. 出会い運が上がる「フラワー柄」
花柄は出会い運をアップさせてくれる、ラッキーな柄です。大ぶりの花が描かれたタイプは、恋愛運アップを。小さな花がランダムに並んでいる場合は、友情運が上がっていきます。
「悪い縁を断ち切り、良い縁だけを招き入れてくれる」働きがあるので、くされ縁に悩んでいる時にもおすすめです。気の流れが良くなり、自分好みの人とお付き合いできるようになります。
まとめ
リビングカーテンの意味や選び方についてお伝えしました。金運や健康運アップに役立ってくれるのが、今大注目のリビングカーテンです。
運気を上げるハッピーカーテンを選ぶと、人生そのものが良い方向に運ばれ、笑顔の日々が過ごせるようになります。1枚のカーテンから最高の幸せを手に入れてみて下さい。