体の不調が気になり出したり、疲れやすくなると、もっと早くからわかっていれば、対処の方法があったのにと感じることはありませんか。健康に関することや、体力のあるなしなどは、手相の生命線で知ることができます。体調に変化があると生命線にも変化が起こるとされています。
生命線は、生命力に関わるものを読み取りますが、運命線、感情線、知能線と共に基本線となり、手相では重要視されているものです。
俗に生命線の長さが寿命に影響すると言われますが、全くそのようなことはありません。短くても長生きしている人は数多くいます。また、人生全般の生き方も知ることができるとされています。
手相占いで生命線の意味とは
生命線は、人差し指と親指の付け根の間から、手首方向に弧を描いて伸びる線を指します。この線から、健康状態や生命力、気力やスタミナ、生活環境、生命に関わるトラブルなどを読み取ることができます。肉体労働向きかどうかもわかるので、仕事の適性も知ることができます。
生命線は、始点の位置、濃さ、長さ、太さ、乱れ、張り出し、支線などで、いろいろな意味合いを持ちます。この生命線は、生命力を蓄えているとされる金星丘を囲むように伸びているので、弧が大きくなる程、金星丘の面積が大きくなります。
これがエネルギッシュでバイタリティーにあふれていることになります。無理なく自分らしく生きている人は、理想に近い生命線になりやすいとされています。
人生で大事な時期の年齢がわかる?!流年法とは
生命線は、流年法というもので変化の時期を推測することができます。生命線は、他の基本線と違って、カーブしているので流年法の読み取りには若干慣れがいるとされます。
人差し指と中指の間から生命線に向かって縦線を下して、生命線と交差する点を20才とします。だいたい手首線から1cm程上のあたりを70才として、ここと20才の位置との間を等間隔に分けて30才、40才、50才、60才と見なしていきます。
これで生命線が濃く現れている部分では健康な時期、切り替わっている部分では健康に注意する時期などがわかり、大事な時期の年齢がわかるわけです。
生命線は形によって意味が異なってきます。パターン別に詳しく意味と見方を確認していきましょう。
1. 生命線の始点の位置が高いとき・低いとき
生命線は始点の位置が高めだったり低めだったりすることがあります。標準的な位置は、人差し指と親指の付け根の線との中間とされます。この場合は、精神的にバランスが取れた状態にあり、心身のバランスも良いとされます。
<始点が高めの場合>
始点が高めの場合、何事にも積極的で、決断力があり勇敢とされます。体力に恵まれて強い正義感を持つようです。
<始点が低めの場合>
始点が低めの場合、何事にも前向きで活動的で向上心が旺盛とされます。努力を惜しまない野心家なようです。独立心が強く、人に指図されるよりも、人を指示して成果を上げるとされます。リーダー的な素養があり、社会的に高い地位を望む傾向にあります。
2. 生命線が濃い
生命線が濃く現れることがあります。この場合、心身共に健康で、バイタリティーにあふれ、体力があるとされます。何事にも活動的で、エネルギッシュな面が際立つようです。かなりの困難に遭遇しても、必ず乗り越えられる気力と体力を持っています。自信に満ちていて、細かいことあまり気にしないとされます。病気に対する免疫力が強い傾向にあります。精神力が強く、ストレスを溜めにくいとされます。
肉体労働的な分野や、体力勝負の仕事で力が発揮できるはずです。より濃く現れていたり、目立つもの程、この度合いが強まるとされます。
3. 生命線が薄い
生命線が薄く現れることがあります。この場合、体力は少なめで、虚弱体質にあるとされます。気力が長続きしないので、なかなか思い通りの成果が上げられないようです。粘り強さと根気がないので、困難に遭遇すると、乗り切れないこともあります。何事も自信がなく、人や運勢に流されやすい傾向にあります。迷いが多く決断することが苦手なようです。
感性が鋭く知能的センスが優れているとされます。知識や感性が活かせる分野で力が発揮できます。小さな目標を掲げて達成感を得たり、体力をつけると線が濃くなり、バイタリティーに満ちて来るはずです。
4. 生命線が長い
生命線が長いことがあります。生命線が手首に届く程だと長いものになります。この場合、生命力にあふれているとされます。バイタリティーがありエネルギッシュなので、何事にも前向きでいられるようです。病気などに対する抵抗力や免疫力もあります。例え病気やケガをしても、症状が軽く回復が早いとされます。健康で長寿のこともあります。
しかし、健康を過信して無理をすると短命になります。生命線のカーブが大きい程、生命線が長くなり、生命力が強いことになります。過信してばかりいると生命線が短くなることもあるようです。
5. 生命線が短い
生命線が短いことがあります。生命線がきれいなカーブを描かいていないと短くなる傾向にあります。この場合、生命力が弱いことになり、体力などは少なめになるとされます。生命線が長い人に比べると虚弱体質になるようです。精神的なストレスが溜まりやすく、持病があることも考えられます。病気やケガをしやすく、回復力も弱めとされます。規則正しい生活をすると、生命力が高まるはずです。
極端に短い場合は、難産や予期せぬ大病になる可能性があるので、注意が必要かもしれません。また生命線が短くても、生命線が取り囲む金星丘に張り出しや膨らみがあると、生命力が豊かなことになります。
6. 生命線の張り出しが大きい
生命線の張り出しが大きいことがあります。この場合、非常に生命力にあふれ、エネルギッシュになるとされます。何事にもパワフルに取り組み、積極性があるようです。仕事も遊びも一生懸命で、公私のけじめがしっかりとしているとされます。健康に恵まれ、抜群のスタミナを持っているので、行動的とされます。じっとしていることが苦手です。精力も旺盛とされます。
元気なことが災いして、対人面や恋愛面でトラブルを巻き起こす可能性が高いです。調子に乗って無理をして、失敗することが考えられます。
7. 生命線の下の方が張り出している
生命線の下の方が張り出していることがあります。具体的には、生命線の上部よりも下部へ行くにつれてカーブが大きくなっているものです。この場合、人生の後半、もしくは晩年期により一層健康になれることを示します。何事にもエネルギッシュに取り組めるとされます。年を重ねる程、体力に恵まれ、病気などとは、縁遠くなることが考えられます。
仕事面では生涯現役で活躍できるはずです。趣味でも長く続けられるものを選ぶと、技能などが高められます。定年後などに、何もしないでじっとしていると、ストレスが溜まりやすくなるとされます。体を動かすことが大切です。
8. 生命線が直線的で張り出しが極端に少ない
生命線が直線的で、張り出しが極端に少ないことがあります。カーブを描かずストンと落ちるようなイメージのものになります。この場合、体力や気力が弱く、何事にも消極的とされます。比較的あっさりとした性格で、こだわりなどは少ないようです。エネルギッシュな面はなく、根気が続かないとされます。
体力が必要な分野よりも知力が必要とされる分野で力が発揮できるようです。手先の器用さもあるかもしれませんので、職人的なことにも向いています。軽い運動などを始めて、基礎体力をつけると金星丘が膨らみ、生命線が張り出してくるはずです。
9. 生命線が2本ある
生命線は一般的には、1本なのですが、人によっては2本あることがあります。これは二重生命線と呼ばれるものです。この場合、生命力が普通の人の2倍近くあるとされます。非常に健康で精神的にも強いようです。病気やケガは、ほとんどないとされます。ほとんどの人が長寿になります。何事にも前向きで、根気強さがあるので、成功がつかみやすいとされます。トラブルに遭遇しても、忍耐強さがあるので、必ず乗り切れるとされます。
またさらに稀なのですが、3本現れていることもあります。この場合、格段に生命力にあふれていることを示します。
10. 生命線が点々と切れ切れになっている
生命線が点々と切れ切れになっていることがあります。本来、生命線がある場所に細かい線が連なっているイメージのものになります。この場合、体力が弱めで、疲れやすい体質にあることを示します。精神力が弱く、物事は諦めやすい傾向にあります。気力や根気が続かないので、仕事も長続きしないとされます。なかなか成果が上げられず、評価は低くなりがちです。体が不調になりやすいので、基礎体力をつけることが大切とされます。
この生命線でも、金星丘に膨らみや弾力性があると、体力があることになります。それでも健康管理は必要なようです。
11. 生命線の始点付近が鎖状になっている
生命線の始点付近が鎖状になっていることがあります。乱れが多い場合もほぼ同様の意味になります。この場合、幼少期に体が弱かったり、精神的に弱かったことを示します。大きなストレスを感じていたり、ストレスを溜めやすかったことも考えられます。これらのストレスがトラウマになっていると、精神的に長く引きずることになるので、前向きな考えをもつことが大切です。
幼少期に呼吸器系の疾患になりやすい傾向にあります。扁桃腺が腫れることなどが考えられます。この生命線の場合、成長すると共に体力がついてくるので、問題はないはずです。
12. 生命線全体が鎖状になっていたり、乱れている
生命線全体が鎖状になっていたり、乱れていることがあります。この場合、虚弱体質で体が弱く、精神的にデリケートな面が強いとされます。ちょっとしたことでもストレスとして溜め込みやすいようです。心身共に弱く、気力が続かないので、何事もやり遂げる力が少なくなります。
特に仕事面では、成果が上げにくく、評価は低めになるはずです。
恋愛面でも、消極的なので、最良の相手に巡り合う可能性は低くなります。栄養のバランスを取ったり、規則正しい生活をして基礎体力をつけることが大事です。体力がつくと、鎖状の部分が、消えていくとされます。
13. 生命線の途中に空白・切れ目がある
生命線が途中に切れ間があることがあります。途中に空白の部分があるようなイメージのものです。この場合、その切れ間の時期に健康運が下がり、体力やその他の運気まで落ち込むとされます。この切れ間の位置を流年法で見る場合、人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する辺りを20才とするのが目安です。
運気が落ちている時期は、病気やケガが多くなり、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性が高まります。危険や無理はなるべく遠ざけ、注意が必要です。今まで元気だった人程、精神的なダメージは大きくなるとされています。しかし必ず回復できるので、過剰になる必要はありません。
14. 生命線が途中で途切れて薄い補助線がある
生命線が途中で切れている上に、その内側か外側に薄い補助線が現れていることがあります。途切れている空白の部分の内側か外側というイメージです。この場合、その途切れている時期に健康運などが落ち込むのですが、ダメージは意外と少なく済むことになります。体力や気力が落ち、病気やケガをしやすくても、極わずかな時期だったり、すぐに立ち直れることにつながります。
しかし、油断は禁物で、しっかりと注意していることが大事です。健康運が低迷している時期との落差が少なく、いろいろな運気の回復後の飛躍が期待できると言えます。
15. 生命線が途中で内側に切り替わっている
生命線が途中で内側に切り替わっていることがあります。この場合、長生きの傾向にありますが、線が切り替わる時期に健康運をはじめとした運気が一時的に下降するとされます。体力的に負担になることは避けた方が良さそうです。仕事運も低迷しやすいので、起業や独立は時期をずらした方が良いとされます。身体が弱まると病気やケガも多くなり、精神的なストレスも溜まりやすいようです。健康管理が大切となります。
この切り替わっている位置を流年法で見る場合、人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する辺りを20才とするのが目安です。
16. 生命線が途中で内側に切り替わって四角く囲まれた部分がある
生命線が途中で内側に切り替わっている上に、そこに四角く囲まれた部分があることがあります。切り替わりの部分が井桁のようになっているものです。この場合、線が切り替わる時期に健康運をはじめとした運気が下降するとされます。しかし、四角く囲まれた部分があるので、不運などを最低限に抑えられようです。病気やケガをしたとしても、症状は軽く済むことが考えられます。一時的に運気が低迷する時期を円滑に乗り越えられるとされます。
ある程度、不運は軽減できるのですが、油断は禁物と言えます。こちらも流年法でその時期を推定することができます。
17. 生命線が途中で外側に切り替わっている
生命線が途中で外側に切り替わっていることがあります。この場合、非常に生命力が強く、精神的にダメージを受けにくいとされます。バイタリティーにあふれているので、物事には積極的なようです。
生命線が多少短めでも、外側に別の生命線が伸びていることで、生命力はかなり強まることになります。この上に金星丘に膨らみがあると、より一層生命力が強まる傾向にあります。また生命線の切れ目に沿って長い運命線が伸びている場合、格段に強い生命力を持ち、長生きになるとされます。強運と最高の生命力の相乗効果で、幸運がつかみやすくなります。
18. 生命線上で複数の薄い横線が横切っている
生命線上で複数の薄い横線が横切っていることがあります。この場合、何らかの強いストレスを受けているとされます。
特に生命線の輪郭がぼやける程ですと、より強いストレスを感じていることになります。気分転換することがうまく行かず、なかなかストレスが発散しにくいようです。細かいことを気にせず、物事に寛容性を持つと、横線が消えることもあります。複数の横線が現れている位置で、強いストレスを受ける時期がわかります。
流年法でその時期を推定することができます。しかし、この相が現れている場合、時期に関係なく注意が必要とされます。
19. 生命線の末端が房状に分かれたり、薄く細かい支線が現れている
生命線の末端が房状に分かれていたり、薄く細かい支線が現れていることがあります。支線の特徴としては、かなり弱々しいものです。この場合、晩年に体力が低下することを示します。中年期以前に元気だった人にとっては、その落差が大きく、精神的なストレスにもなります。
60代以降に急激に体力が低下することが考えられます。また60代以前でも、バイタリティーが不足している傾向にあります。それが積もり積もって一気に不調として現れやすくなるようです。日頃の健康管理が大切とされます。晩年期に差し掛かる前に、体力をつけると房状の横線が消えることもあります。
20. 生命線の終点が二股に枝分かれしている
生命線の終点付近が二股に分かれていることがあります。勢いよく枝分かれしているものです。この場合、生命力にあふれて、ストレスなどに強いことを示します。枝分かれすることで、生命線を補強しているので、バイタリティーにあふれ、健康的な状態にあるようです。病気やケガをしても回復力に優れているので、大事には至らないとされます。
しかしこの枝分かれでも、弱々しい場合は、病気やケガの兆しにもなるので、注意が必要です。ただし、枝線が小指下方で手首近くの領域の月丘に向かっている場合は、旅行などで開運する旅行線になります。
21. 生命線の末端に3本以上の支線が現れている
生命線の末端に3本以上の支線が現れていることがあります。末端部で外側に向かって3本以上の支線があるものです。
この場合、きわめて多忙な状態にあり、過労や体の不調の前触れになるとされます。精神的にダメージを受けやすく、ストレスが溜まっていたり、かなり神経質になっていることが考えられます。
無理をせずに休養を取ることが大事で、体力が復活すれば支線の状態が変わるはずです。特に弱々しく垂れ下がっている印象のものは、体調的に悪い傾向にあります。もしこの支線が勢いよく、ハッキリと現れている場合、ほとんど問題はないようです。
22. 生命線上に島がある
生命線上に島と呼ばれる部分があることがあります。島は、丸や楕円状に現れ島のように見えるものを指します。
この場合、生命力に何らかの障害となるものがもたらされることを示します。健康面で弱さが際立ったり、体力がなくなり疲れやすくなることが考えられます。精神的にダメージを受けやすく、ストレスが原因で病気になりやすくなります。
島のある位置でその時期が読み取れます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する辺りを20才とするのが目安です。
23. 生命線上にフィッシュ(魚紋)がある
生命線上にフィッシュと呼ばれる部分があることがあります。魚紋とも呼ばれ、魚のような形をした紋を指します。
この場合、健康面や身体面で幸運が訪れることを示唆します。スポーツで今まで習得できなかった技が身についたり、持病が完治することが考えられます。
バイタリティーが格段に高まって、何事にも積極的になることもあります。健康運や生命力が急に高まるようです。元々現れている人は、予期せぬ幸運が訪れることになります。
24. 生命線の終点が月丘方向に流れている
生命線の終点が月丘方向に流れるような形で向かっていることがあります。月丘は、小指の下方で手首に近い領域です。
この場合、人生において環境や対人関係などの変化が多くなることを示します。職業を変えたり、転職を繰り返すことや、引越しが多いことが考えられます。いろいろな出会いや別れが多くなるかもしれません。
運勢的には、かなり波のある不安定な人生になるようです。何事にも行動的で、一つのモノや人、場所に執着しない面もあり、自由に生きることを好む傾向にあります。転勤や出張の多い職種で力が発揮できるかもしれません。
25. 生命線にスター線(星紋)がある
生命線上にスター線が現れていることがあります。この場合、健康や対人関係に関わるラッキーな出来事が訪れるとされます。病気やケガをほとんどせずに健康になったり、良縁がもたらされることも考えられます。生き方や考え方が変化することも表します。何らかの運勢の転換期の場合もあります。
生命力が増すことで、より積極性が増して、何事も成果を上げやすくなる時期が来るかもしれません。これらの幸運な出来事が訪れる時期は、スター線が現れている位置でわかります。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する位置を20才とするのが目安です。
26. 生命線の終点付近に金星丘に向かう支線がある
生命線の終点付近から金星丘に向かう支線が伸びていることがあります。金星丘は、親指の付け根の領域を指します。このような生命線の場合、もたらされた幸運を手放す可能性が高くなるとされます。出会えた恋愛相手と不仲になり、破局を迎えたり、高額の遺産を相続しても、税金でほとんどなくなってしまうことが考えられます。
生命力が弱まることで、積極性が乏しくなり、考え方がネガティブになりやすいとされます。対人関係もトラブルに遭遇しやすくなり、せっかく築いた人脈が一気に崩れる場合もあります。言動に注意が必要かもしれません。
27. 生命線の始点付近に第一火星丘に向かう支線がある
生命線の始点付近から第一火星丘に向かう支線が伸びていることがあります。第一火星丘は、金星丘の上部で生命線や知能線の始点の下辺りの領域を指します。このような生命線の場合、繊細な神経を持ち、何事にも過敏に反応するとされます。何かとストレスを溜めやすいはずです。
小心者で、自分を大きく見せようとする気持ちが強いとされます。ちょっとしたことで自惚れやすい面もあります。知能線の始点が高めの位置にある場合、精神をコントロールすることに長け、やる気に満ちているとされます。また掌の触感が硬い場合、性格が粗暴だとされます。
28. 生命線に三角紋や四角紋がある
生命線上に三角紋や四角紋が現れていることがあります。トライアングルやスクエアとも呼ばれている手相です。これらが現れている生命線の場合、生命力に関わる何らかの停滞期があることを示します。病気やケガが多くなるかもしれません。精神的に弱くなり、ストレスを溜めやすくなります。
人生における停滞期と見ることもできます。何かと悩みやトラブルが多くなり、仕事や恋愛などに息詰まる可能性が高くなります。しかし四角紋の場合、停滞期や不運は最低限に抑えられるとされます。これらの停滞期は、三角紋などが現れている位置でわかります。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する位置を20才とするのが目安です。
左手の生命線の意味
手相は利き手で現在から未来にかけての運勢を、利き手でない方の手で生来のものを読み取ります。日本では一般的に右利きの人が多いため、左手には過去や生来の特徴などが現れているとされます。
この左手に生命線が現れている場合、生来の生命力の強さなどがわかるとされます。気力や体力、積極性をどの程度持っているかも読み取れます。生活環境の変化や開運の時期も現れ方によって知ることができます。しかしこれらは生まれ持っての特性になりますので、成長するにつれて変化します。
先天的に健康だとしても、その後の生活習慣で不健康になることもあります。左手だけでは結論付けできず、右手の生命線の状態と考え合わせ判断する必要があります。
右手の生命線の意味
手相は利き手で現在から未来にかけての運勢を、利き手でない方の手で生来のものを読み取ります。日本では一般的に右利きの人が多いため、右手にはこれからの運勢などが現れているとされます。
この右手に生命線が現れている場合、人生を積み重ねて行くうちに、培われた生命力や健康状態がわかるとされます。不摂生だった生活態度が改まり、健康になることもあります。生来、生命力が弱かった人でも、その後に基礎体力をつければ、右手の生命線は濃くなり、生命力が増したことがわかります。
いずれにしましても後天的に獲得した生命力が現れています。右手の生命線が良い状態ならこれから健康になれますが、悪い状態なら早めに対処した方が良さそうです。
まとめ:生命力が健康の基本となる
基本線の一つである生命線。手首方向に弧を描いて伸びる、この線から健康の状態態や生命力、気力や生命に関わるトラブルなどが読み取れることがわかります。気力やスタミナのあるなしから、職業に関する適性もわかります。
生命線は、始点の位置、濃さ、長さ、太さ、乱れ、張り出し、支線などで、いろいろな意味合いを持っています。生命力を蓄えているとされる金星丘を囲むように伸びるので、金星丘の張りが大きくなると、生命線も長くなります。より一層健康に優れることになります。
また、ネガティブな要素が訪れる時期を流年法で、推測することができるので、健康面などの対策ができます。生命線が伝える情報を上手に活かして健康で幸運に満ち足りた人生にしたいものです。
生命線が二股に枝分かれしている手相はどんな意味?合流・2本に分かれる・二重など16選 | Spicomi
https://spicomi.net/media/articles/1793手相占いで生命線が二股に枝分かれする手相はどのような意味があるのでしょうか。さらに、生命線が二股に枝分かれする際の形の違いなど、状況別に画像付きで詳しく解説!あなたの手のひらにもきっとあるはず。