大器晩成型の手相7選！晩年運が良い・安泰の手相・苦労する手相占い

自分が目指した道に進んでも、誰もが成功をつかめるわけではありません。ある程度チャレンジして見切りを付けたり、挫折して途中で諦める人がほとんどでしょう。

しかし粘り強さや強い精神力がある人は、途中で諦めず、どこまでも努力することができます。報われるかどうか、わからなくても、自分を信じ続け、前に進もうとします。

このような人が、ようやく認められて成功をつかむと、人々は大器晩成と呼びます。大器晩成になれれば努力のし甲斐があるというものです。

手相ではこの大器晩成になれるかを読み取ることができます。晩年期が安泰になるとわかれば、気も楽になります。それでは、この大器晩成型の手相や安泰の手相などについて詳しく解説していきます。

偉大な足跡を残す人物は世間に認められるのが遅いとされます。早くから才能が開花している方が有利と言えますが、途中で才能に溺れることもあります。

しかし遅い場合は、苦労を重ねて頭角を現すので、より充実している面があるようです。成功がつかめたことに、ありがたみを感じているので、無茶なことしません。そう簡単に成功を手放すことはないと言えます。また大器晩成は、なかなか芽が出ない人に対する、励ましの言葉としてもよく使われます。

そこで大器晩成となる時期は、いつ頃を指すのかと言うと、早くても40才以降からと見るのが一般的なようです。人によっては70才前後ということもあります。

人の寿命が長くなっているので、昔の晩年期と現在の晩年期はかなり違っていますが、後半生から晩年期にかけて才能が開花し活躍するものを指します。

運命線が感情線の付近から伸びているものを指します。短く見分けにくい面があるようです。この場合、後半生にかけて運気が強くなるされています。

地道に続けてきた努力が大きく報われるはずです。何らかの才能が開花し、その分野で活躍が期待できます。才能開花ばかりでなく、転職して成功することも考えられます。

定年後や子育てを終えた後に、思いもかけない能力が花開く可能性が高くなるわけです。性格的にマイペースな人が多いとされます。人生の後半が悠々自適に過ごせ、安泰となります。この運命線が濃い程、大きな成功などがつかめるはずです。

長く伸びる運命線が濃く現れているものを指します。この場合、人生全般にわたって強運を手にしているとされます。目的達成のために努力を積み重ね、数々の成果が手にできます。

その成果を土台にして、より大きな成果や成功をつかみ、広く認められるわけです。自力で運勢を切り開くことに優れているので、自分の決めた道を突き進めば、より大きな幸せがつかめます。

あまりに大きな業績を目にすると、それまでの成果が霞んでしまい、大器晩成に見えます。また数々の成功が日の目を見ずに積み重ねられている場合も、大器晩成と見なされがちです。

生命線上を始点とした運命線を指します。この場合、努力の積み重ねていくことで運勢を切り開いていくとされます。努力を惜しまず、何事も簡単には諦めないようです。

コツコツやっていくことに優れ、要領よく立ち回ることは苦手とされます。その分、実力があっても、なかなか認められないことが多いようです。それでも人生の半ばを過ぎた辺りでは、誰もが実力を認めることになります。

ここから大器晩成の手相になるわけです。独立心が強いのですが、下積みの時代が長い人が多いとされます。最終的には今までの苦労や努力が認められ、大きく開運します。

二重生命線は、生命線の内側にもう１本、生命線に沿う線が見られるものを指します。

この線は副生命線と呼び、生命本線と同じ起点から枝分かれして内側に伸びたり、生命線と交わらずに並行するものもあります。途中まで２本あったり、途中から２本に枝分かれすることもあるようです。

この場合、生命力が人の倍あるとされ、健康面や体力、気力に優れているとされています。意志が強く忍耐力もあり、何事も最後まで諦めません。少々のことではめげることはなく根気があります。一度目指した事は時間を掛けても大成させるはずです。ここから大器晩成の手相となります。

マスカケ線は、基本的に知能線と感情線が一つにつながり、真っ直ぐ掌を横切る線を指します。天下取りの相と呼ばれ、大変に縁起の良い手相として知られています。

これが現れている場合、一度つかんだ運は絶対に放さず、強運に恵まれ、天才的なアイデアが生み出せるとされます。集中力が抜群で、人の上に立つ器量を持ちます。

前半生は逆風が吹き荒れやすく、逆境に置かれやすいとされます。成果がなかなか出ないのですが、それをバネにして辛抱強く頑張り続けることができます。

後半生にかけては頑張りが大きく報われるとされます。既に成功をつかんでいた人たち抜き去り、大きな成果が手にできます。

忍耐線は第二火星丘から中指の付け根の領域に向かって斜めに伸びる線を指します。第二火星丘は、掌の側面近くで感情線の下辺りの領域です。

これが現れている場合、表向きはわからなくても、勝気で我慢強い面を持っているとされます。我慢を強いられる環境あっても、押しつぶされることなく、地道な努力が続けられるはずです。着実に運勢を切り開いたり、実力を身に着けることに優れています。

苦労を苦労と思わない粘り強さがあります。自分の求めている道を突き進むことで、時間がかかっても大きな成功がつかめるとされます。ここから大器晩成の手相となります。

知能線が中程辺りで、鋭角に折れて斜め下方に向かうものを指します。この場合、現実的な考え方をするものの、夢や理想を追い続けることができるとされます。

自分が好きなことを仕事にしたい気持ちが強く、それに向けて頑張ることができます。自分の掲げた理想に向かっていくのですが、実生活を疎かにしないので、理想の実現には時間がかかるようです。

自分が求めていない分野に無理やり押し込められると、本来の良さまで失われてしまいます。その反面、好きなことに対しては、長く続けられます。困難なども乗り越えられ、最終的に理想が達成できるとされます。

運命線が感情線と交差する辺りから薄くなっているものを指します。

この場合、晩年期に運気が弱まり、思い通りになり難くなるとされます。思わぬ不運が舞い込みやすく、苦労が増えるようです。成人した子供との関係が悪化することが考えられます。

女性の場合、嫁と姑の関係が悪化して苦悩するかもしれません。自分で決断する状況になると、迷いが多くなります。自力で運勢を切り開くよりも、人と協調した方が上手く行くとされます。

体力的に無理をすると失敗しやすくなります。特に終点付近にシマや途切れが見られる場合、何事も慎重に進めた方が良いようです。

運命線が感情線と交差する辺りから上にクロスがあるものを指します。クロスは短い線が交差して「×」「+」のようになっているものです。

この場合、晩年期に何らかの障害やトラブルが発生するとされます。今まで上手く行っていた事業が予期せぬ災いに襲われ、順調でなくなるかもしれません。運気が停滞しているので、何事も慎重に進めた方が良さそうです。

晩年期になる前に、不測の事態に備えておけば心配は減ります。ギャンブルや運任せのことは避けた方が良さそうです。今までできたことが、できなくなり苛立ちやすくなります。精神的にショックなことも増えるようです。

生命線の終点寄りの部分に島（シマ）が見られるものを指します。島は長細いものが多く、本当の島のように囲まれた線です。

この場合、晩年期に生命力が停滞する時期があり、病気やケガが多くなるとされます。健康面での苦労が増えるようです。何事も消極的になりがちで、根気が続かないかもしれません。精神的なストレスを感じやすいので、何らかの解消法を持つと良いようです。

過労になりやすく、老け込みやすい面もあります。晩年期に差し掛かる前に、基礎体力を付けておくと苦労が減ると言えます。晩年期の大病などを乗り越えられれば、その後は、比較的健康でいられるはずです。

生命線の終点付近が薄れていて弱々しい印象があり、二股に分かれているものを指します。

この場合、晩年期に生命に関わる何らかのトラブルが多くなるされます。今まで健康であっても、病気やケガが多くなるはずです。思わぬ持病を発見して、健康面での苦労が増えるかもしれません。

年齢以上に体力が低下しているので、無理はしない方が良さそうです。今までの不摂生が一気に噴出することが考えられます。精神面での健康管理も大切と言えます。健康に気遣い体力などつけると、濃い二股線になり生命力が増すはずです。そうなれば長寿につながります。

手のひらの真ん中辺りか、知能線の上辺りから濃くなっている運命線を指します。

この場合、50才頃から運気が強まり、運勢が順調になるとされます。今までできなかったことが、容易にできるようになるはずです。自力で運勢を切り開くことに優れ、下した決断が正しいことが多くなります。仕事運も高まっているので、収入アップなどが期待できます。

新しいことにチャレンジすれば、成功する可能性が高くなります。新規事業を起こしても成功しやすいと言えます。いろいろな面で幸運がつかみやすくなります。この運命線が濃い程、強運に恵まれるはずです。

手のひらの真ん中辺りか、知能線の上辺りから上にフィッシュが見られる運命線を指します。フィッシュは魚のような形に囲まれた線です。

この場合、50才以降に運命的な幸運が訪れるとされます。飛躍や発展のチャンスに恵まれるはずです。予期せぬ収入を得たり、昇進などが考えられます。今まで赤字経営で苦労してきた事業が、50才を過ぎた辺りから、黒字経営に転じるかもしれません。

この時期に新たに何かを始めると成功しやすいと言えます。もたらされた幸運をきっかけに、さらなる運勢の飛躍が期待できます。対人関係が良好となり、人脈も広がるはずです。

掌の中程よりも上の運命線上から財運線が伸びているものを指します。

この場合、50才以降に仕事運が上昇することで、財が築けるとされます。仕事で大きな業績が上げられ、それが大金につながります。人の助力や支援を受けず、自力で財が手にできます。

仕事に恵まれ、望んでいた所に転職できたり、転職をすると高い収入が得られるようです。仕事以外でも努力が認められ、人から高く評価されます。

金財運が高まっているのですが、宝くじで高額当選したり、ギャンブルで一獲千金をつかむことはなく、堅実にお金などが増やせる金財運になります。

手のひらの中程よりも上の運命線上から太陽線が伸びているものを指します。

この場合、50才以降に運勢が開き、成功や金運を手にするとされます。昇進したり、収入がアップするかもしれません。独立開業して成功する可能性が高くなります。

新しい分野にチャレンジして成果が得られたり、数々の幸せが実感できるとされます。お金の巡りが格段に良くなるはずです。魅力が増してモテる傾向にあります。

晩婚の場合、理想の結婚相手との出会いがあったり、結婚することが考えられます。太陽線の終点が小指寄りにあると、理想よりも現実的なものを優先し、中指寄りの場合は、理想やこだわりを優先します。

大器晩成になれたり、晩年期が安泰とわかれば、現状の苦労も頑張れるというものです。手相では大器晩成になれるかどうかが読み取れるものがいくつかあります。

運命線の濃さや始点でわかるもの、二重生命線でもわかります。忍耐強さから読み取ると忍耐線も含まれます。意外な所では、マスカケ線から読み取ることもできます。大器晩成となる時期は早くても40才以降からと見るのが一般的なようです。

晩年期に苦労する手相には、運命線や生命線の濃さに関わるものや、何らかの障害紋があることがわかります。

また50才以降に良くなる手相では、運命線の状況、財運線や太陽線の始点に関わるものになります。

いずれも手のひらの中程辺りより上にある、掌紋や掌線によって判断することになります。これらの大器晩成の手相などがあった場合、努力が報われるので、今が頑張れるのではないでしょうか。