いくら節約しても予期せぬ出費が多くなり、お金で苦労している人を見かけます。お金は不思議なもので、多い人の所に集まりやすいとも言われています。
一方で元々お金があったり、特に努力をしていなくても、お金の巡りが良い人がいます。努力をするしないに関わらず、この違いはどこにあるのでしょうか。もしかすると手相にあるのかもしれません。
貧乏になりやすい手相が現れていると、金運が低迷しお金が寄ってこないことがあるようです。そこでいち早く、それを読み取ることができれば何らかの対策ができます。お金が集まりやすい手相に変えることもできるわけです。
それでは、この貧乏手相やお金に苦労する手相などについて詳しく解説していきます。
手相占いで金持ちになれないか分かる?
手相占いで金持ちになれるか、なれないかは微妙な所です。手相は気持ちや行動パターンによっても変化するものなので、現状の手相が金持ちになれるか、なれないとしても今後の行動によって変化します。
もしお金持ちになれる手相を持っている場合、現状の生活態度などを維持していれば、近い将来なれるはずです。しかし現状、お金持ちになれない手相だとしたら、お金は出て行く一方になります。何らかの対策をしないと、いつまで経っても金持ちにはなれません。
手相を見て金運が低迷することがわかった場合、お金に対する心構えを変える必要があります。何かと浪費しがちな行動パターンを改めることを考えなければなりません。そうすることで貧乏から脱することができ、金持ちになれるわけです。
お金持ちになれるとしたら現在の生活態度を維持し、なれないと分かれば生活態度を変えることが大切と言えます。
貧乏になる・お金に苦労する手相7個
■1. 薄い財運線が複数ある
財運線が薄い上に複数現れているものを指します。財運線は小指の付け根の領域の水星丘に現れる縦線です。
この場合、金運はそこそこあるものの、入ってきたお金はあるだけ使い切ってしまうとされます。お金を貯めることは苦手なようです。何かと派手にお金を使う傾向にあり、無駄遣いが多いとされます。稼ぎがあるとしても、貧乏になりやすいようです。
お金の苦労が多くなり、生活にも窮するとされます。このまま放っておくと、いつまで経っても状況は変わりません。貧乏から脱するためには、お金の使い方を慎重にし、改める必要があります。
■2. 運命線が薄く切れ切れになっている
薄い運命線が切れ切れに現れているものを指します。この場合、運気の中で特に仕事運が低迷し、仕事が定着しにくいとされます。失業や転職を繰り返し、お金が貯まらないようです。正社員になかなかなれず、非正規社員に甘んじることになり収入が増えません。
お金に関わる努力をしても、空回りに終わりやすいとされます。環境の変化が多く、活躍の舞台が巡って来ない面があります。集中力や持続力に欠けるので、何事も長続きしないようです。
飽きっぽい性格を改めると、様々な運気が上昇し始め金運も良くなります。資格など自分に付加価値を付けると、貧乏から脱せるはずです。
■3. 知能線が月丘下部に向かって長く下がっている
長い知能線で終点が月丘下部に達しているものを指します。月丘は小指の下方で手首寄りの領域です。
この場合、趣味などに浪費する傾向にあるとされます。自分のやりたいことに対して、お金に糸目をつけないようです。仕事面でもスーツなど服装や接待などで、思いのままにお金を費やすとされます。
損得勘定抜きだったり、見栄を張ることが多く、やたらにお金を使うので気が付いたら無一文状態になっていることもあります。金銭感覚に緩みがあり、お金は出ていく一方になります。将来のことを考えてお金を使ったり、貯めることには無頓着な人が多いようです。
■4. 知能線が切れ切れになっている
知能線が1本のきれいな線になっておらず、途切れ途切れになっているものを指します。この場合、考え方にムラが多く、何かと浪費しがちとされます。
欲求のままに衝動買いをしたり、無計画にお金を使うようです。大金が入っても貯めることはせず、一気に使い果たしてしまうとされます。
考え方に一貫性がないので人生の方針が変わりやすく、そのたびに余計なお金をかけたりします。資格を取ろうと思っても、途中で気が変わり受験ゼミなどを解約することが考えられます。考えがブレないようにし、出費を減らす対策を取れば、貧乏から抜け出せるはずです。
■5. 知能線と生命線が離れている
知能線と生命線は始点付近が接していることが多いのですが、別個に離れて現れることがあります。その知能線が中指の下方辺りから始まっているものを指します。
この場合、何事も慎重にしているのですが、自分のためならお金に糸目を付けないとされます。自分を磨くための投資なら、後先考えずお金を費やすようです。物事は衝動的に考える傾向にあり、一度良いと思ったら、かなり高額なものでも購入します。
収入がそこそこあっても、減る方が多く、いつの間にか貧乏になっていることが考えられます。冷静に判断して計画性を持つようにすれば、お金が増えるはずです。
■6. 財運線や太陽線が切れ切れになっている
小指の付け根の領域にある縦線の財運線や、薬指の付け根の領域にある縦線の太陽線が、途切れ途切れになっているものを指します。
これらの場合、金運がかなり低迷しているとされます。入ってくるお金よりも、出ていく方が多くなるようです。収入が減り、思わぬ出費などが増えるとされます。金銭面で緊急事態になっていることが考えられます。
新規事業を起こしたり、株などの投資は控えた方が良いと言えます。お金のトラブルが頻発するので注意が必要です。トラブルの芽は早めに摘んでおきましょう。無駄遣いを減らしお金に気を配っていると、貧乏から脱せるはずです。
■7. 財運線が細く薄い
財運線が細く薄いか、その印象が強いものを指します。今まで濃かったものが急に薄くなることもあるようです。
この場合、金運が弱く、お金がなかなか貯まらないとされます。ある程度お金が貯まっても、何らかの形で出ていくことが多くなります。思わぬ出費があっても仕方ないと諦め、何の対策も講じないとされます。
金運が不安定なので一時的に増えても、なかなか財を蓄えることができないようです。お金に対する執着心が弱いとされます。無理してお金を稼ごうとせず、お金が減っても何とかなると考えがちです。稼いだり貯めようとする意欲を高めれば、貧乏から抜け出せます。
手相占いに苦労線はある?
手相占いにおいて、そのものズバリ苦労線と呼ばれるものはないようです。しかし苦労をしやすい手相は、いくつかあります。
運命線が切れ切れになっていると、運気が低迷し、何事も思い通りにはならないとされます。ちょっと運が向いてきたと思っても、予期せぬ不運に遭い上手く行かないようです。何かと苦労が多くなります。
生命線が切れ切れになっていると、生命力が弱く不安定で、病気やケガが多くなるとされます。健康面での苦労が増えて健康が実感できません。体力的に無理ができず、何かと消極的になりがちです。精神面でストレスを感じやすくなり、気苦労が増えます。
感情線が乱れていると、感情的になりやすく、感情に流されやすいとされます。人と衝突することが多くなり、対人関係で苦労が多くなるようです。物事を複雑に考えてしまう傾向にあります。何らかのセクシーさがあり、既婚者では不倫などの可能性が高まります。
貧乏手相でもお金持ちになるための対策5個
■1. 薄い財運線が複数ある場合の対策
薄い財運線が複数見られると、出費が増えて貧乏になるとされます。この財運線を濃くし整った1本線にすれば、金運が高まり財が築けます。
そのためには、お金の使い道を慎重にします。衝動買いは控え、派手な買い物はしないようにします。見栄を張ってブランド品を買うようなことは避けます。入った分のお金とのバランスを考えて計画的にお金を費やします。
本当に必要な出費が何か見極める必要があります。自分のためになる資格などの取得にお金を使うことは、お金を増やすことにつながります。これらのことを実践すれば、財運線が濃い1本線になりお金持ちになれます。
■2. 財運線や太陽線が切れ切れになっている場合の対策
財運線や太陽線が途切れ途切れになっていると金運が低迷するとされます。この財運線などをきれいな1本線にすれば、金財運が高まります。
そのためには節約を心がけたり、家計簿をつけるところから始めると良いとされます。できることから少しずつお金の環境を改善することが良いでしょう。モノを購入する際には、一旦冷静になることが大切です。
金銭感覚を磨いて、何がお金持ちになれる近道かを考えて行動する必要があります。大金をつかむといった願望を強く持ち、それに向けて努力をします。これらのことを続けていれば、金運が徐々に上昇し、お金持ちになれるはずです。
■3. 財運線が細く薄い場合の対策
細く薄い財運線は金運が弱いとされます。この財運線を濃くハッキリとしたものにすれば、金運は格段に強まります。
そのためには、お金の管理をしっかりとすることです。予期せぬ出費や収入があっても、動じずに計画性を持ち続けます。お金に対する気の緩みは禁物です。ギャンブルなど一獲千金のようなことは避け、地道にお金を貯めていくことが大切てす。
何でもかんでもケチるのではなく、必要な所には投資します。そうすることでお金の巡りが良くなり、金運を呼び込むことができるとされます。これらのことを積み重ねて行けば、着実にお金持ちになれます。
■4. 運命線に関わる金運低迷の対策
運命線の途切れや薄さによって金運が低迷するとされます。この運命線を濃くすれば運気が強まり、金運も上昇するはずです。
そのためには、何事も積極的に携わり、失敗などを恐れないように心がけます。積極性を持っていると強運を呼び込みやすくなり、運命線が濃くなります。しかしある程度時間を要するので、じっくりと構える必要があります。
何事も前向きに捉えることで、前へ進む活力が生み出せます。運命線の場合、いち早く収入アップにつながる可能性も高まります。これらのことが貧乏から抜け出せ、お金持ちになれる道筋を作ります。
■5. 知能線に関わる金運低迷の対策
知能線において金運低迷の相は、キレギレのものなどいくつかありますが、基本的に知能線を濃くすることで金運低迷から脱せるとされます。
そのためには意思を強く持つことを心がけます。濃くなれば何事も諦めず粘り強く携わります。お金を節約する意思を貫き通し、無駄な出費が減るはずです。余計なお誘いはキッパリと断れます。
考え方にも一貫性が生まれ、一度決めたことは最後までやり遂げる力を持つようになります。お金持ちになろうと決めたら、それに向けていろいろな努力をブレずにするはずです。これらのことからお金持ちに近づけると言えます。
まとめ:貧乏手相でも対策はある
貧乏を望む人はいないのですが、どんなに努力しても貧乏になってしまうことがあります。その場合、手のひらに貧乏になる手相が現れているとされます。この手相には、いろいろなものがあり、主なものを次に挙げます。
薄い財運線が複数あると、出費が多くなります。運命線が薄くキレギレになっていると、仕事運が不安定となり貧乏につながります。財運線や太陽線がキレギレになっていると、金運が低迷し、金銭面でのトラブルが増えます。財運線に関わる手相が多いことがわかります。
この他、予期せぬ不運に遭ったり、健康や対人面での苦労を伴う手相もあります。しかし貧乏手相だとしても、財運線、運命線、知能線に関わるそれぞれの金運低迷に適した改善対策があります。それらを講じればお金持ちになれます。手相を把握して、お金に満ち足りた人生にしたいものです。