モラハラの父親・毒親の特徴15個で診断チェック！対処法・相談・絶縁

「父親は子供のころから躾に厳しい」「今でも父親からのダメ出しに苦しんでいる」というなら、あなたの父親はモラハラかもしれません。

日常的にモラハラを受けていると、大人になってからも生き辛さに苦しむ可能性があります。「親子だから」を盾に、モラハラの父親は子供を傷つけ続けるのです。

今回は、モラハラの父男は、毒親の特徴を徹底解説し、対処法を伝授します。

モラハラとは、モラルハラスメントの略で、相手を精神的に攻撃して苦しめる行為を意味します。モラハラの父親は、安心できるはずの家庭内で子供にモラハラをして、精神的苦痛やストレスを多大に与えて悪影響を及ぼします。

毒父とは、言葉の通り毒のある父親を意味します。子供にとって毒となった父親は、一緒にいるだけで子供に害を及ぼします。特に精神的悪影響は甚大です。

そして、モラハラの父親と毒父はイコールで結ばれます。モラハラの父親は身体的暴力をしないケースがあるものの、毒親には変わりありません。

一方、毒親が身体的暴力を伴う場合もありますが、身体的暴力のみで精神的健全というケースはありません。どちらにしても、モラハラは毒親に必ずある要素なのです。

モラハラの父親になってしまう原因の多くは成育歴にあります。モラハラをする人は、モラハラが起こる家庭で育っているケースが非常に多いのです。

もちろん、中にはモラハラの父親を反面教師とし「絶対にあのようにはならない」と誓って良い父親になる人もいます。しかし、子供時代に受けたモラハラの影響は非常に大きく、ほぼ無意識に条件反射のように、家では怒りの沸点が弱い大人になってしまいます。

モラハラを受けて育った人にとって、「家庭にモラハラがあるのは当然」という心理なのです。反発しながらも「父親になった自分は、家族（子供）に支配的な立場になれる」という思いが捨てきれません。

多くの大人は、自分の子供時代の感情記憶が薄れていきます。そして、大人になった自分の価値観を子供に振りかざしてしまうのです。

モラハラの父親の根底には「モラハラは普通」という心理があります。そのため、簡単には修正できません。

モラハラの父親、毒親にはどのような特徴があるのかを解説します。あなたの父親に当てはまる項目が多いほど、モラハラ度は高くなりますので、チェックしながら読んでくださいね。

モラハラの父親は怒りの沸点が非常に低いのが特徴です。些細なことで怒り、罵詈雑言を子供に浴びせます。子供に原因がなくても、虫の居所が悪いと難癖をつけて怒り狂い、子供に感情をぶつけてストレス発散をするのです。

また、上機嫌でニコニコしているのに、突然怒り狂って豹変するのもモラハラの父親、毒親に良く見られる現象です。家族全員ではなく、家族内の1人に対してだけ不機嫌ですぐに怒るケースもあります。

父親からの指摘に対して、子供にも言い分があるでしょう。しかし、モラハラの父親はどんな反論も一切聞かず「親に歯向かうのは許さない」「いいから親の言う事を聞け」と、一方的に自分の意見を押し付けてきます。

そこに論理や根拠は存在しません。「親は子供にとって絶対的な存在」「子供は親に従うのが当然」という、父親の価値観だけが基準になっているのです。

モラハラの父親は子供に多くの課題を提示します。しかし、子供が一生懸命応じて課題をクリアしても褒めてくれません。それどころか、理に適っていないケチをつけて、「まだまだだ」と、更に子供への要求を高めていきます。

子供は父親の期待に応えて褒められようと頑張りますが、モラハラの父親、毒親からの要求には終わりがありません。何をしても褒められずに貶される子供は、精神的にも肉体的にも疲弊していきます。

モラハラの父親は全て自分を基準にして物事を考えます。相手の気持ちを想像する力に欠けるため、共感力はゼロです。共感力がないから、子供を褒めたり励ましたりできません。

一方的に親の権力を子供に押し付けるだけになります。子供の苦しみなど父親にとっては取るに足らない些細なことなのです。

モラハラの父親は子供を従わせることで満足感を得ます。そのため、「自分の要求を押し通す」というシチュエーションが必要になり、家庭内で自分のルールを作り上げていくのです。モラハラの父親が作ったルールは、合理的ではない無意味なものも少なくありません。

それでも、モラハラの父親はわけのわからないマイルールを子供に強要します。あえて子供を不自由にさせて、支配欲を満たすのです。

子供をコントロールしようとするのも、モラハラの父親、毒親の大きな特徴です。コントロールを可能にするため、子供の予定をすべて把握しようとします。子供には毎日予定を細かく言うように指示し、スマホの無断チェックも平気で行います。「今どこにいる？」と無闇に連絡を入れ、速攻応えないと怒ります。

また、家庭内では起床や食事、勉強の時間などを細かく設定し、徹底的に管理します。子供の都合を考えず、自分の思うように動かそうとするのです。

モラハラの父親、毒親は子供の自由を認めません。進路についても激しく口出しし、時には勝手に決めてしまいます。モラハラの父親、毒親が決める子供の進路は大きく分けると2パターンです。

・過度な勉強を強いて、高学歴高収入にさせようとする
・あえて教育環境を悪くし、自分より高い学歴、地位にならないようにする

どちらにしても、子供に選択肢はありません。全ては父親の思惑で決められてしまいます。

「おまえのためだ」と言いながら、子供の幸せを喜ばないのがモラハラの父親の特徴です。子供が幸福を手に入れて、自分の世界から旅立つのが耐えられないので、あの手この手で子供の幸せを邪魔します。「やっぱり父親の助けが必要だ」と思ってもらうためにも、子供には不幸でいてもらわなければ困るのです。

また、モラハラの父親、毒親は非常に嫉妬深いので、「自分より子供が恵まれた環境で幸せな状況が許せない」という心理もあります。

モラハラの父親は家庭内で絶対的強者を演じていますが、未熟な人間なので当然ミスや失敗を犯します。しかし、自分に非があっても絶対に認めず、棚上げして責任転嫁するのが特徴です。そして、責任転嫁は子供に向けられます。

自分に都合の悪い事態が起きたら、問答無用で子供のせいだと考えます。「おまえがそんなだからいけないんだ」と、全く筋の通らない主張で責任転嫁し、子供をモラハラで苦しめていくのです。

異常にプライドが高いのも、モラハラの父親、毒親の特徴です。自分の非が明確でも、絶対に謝りません。理路整然と自分の非を指摘されると、逆ギレしてしまいます。

子供が親に抱く愛情は深く、今まで受けてきた酷いモラハラも「謝ってくれればいい」「謝罪の言葉があれば水に流す」という思いがあるでしょう。しかし、モラハラの父親はどんな状況でも謝らないので、期待は捨てた方が良いでしょう。

モラハラの目的は相手を支配して自分の感情を満たすことなので、発言に一貫性がありません。自分の都合に合わせて、発言がコロコロと変わります。弁が立つので、矛盾を指摘されても自分の解釈で論破しようとします。

子供が父親の言いつけを懸命に守っているのに、ある日突然発言が変わり、今まで褒められていた行動がいきなり怒りの対象になるというのは、モラハラの父親、毒親には非常に良くある現象です。

モラハラの父親の中には、経済的DVを行うケースも少なくありません。収入が低いわけではないのに、極度の節約家で家族にはギリギリの生活を強いて、子供への投資も惜しむ傾向が強いです。そうやって、金銭的制限を行い、子供が自立するのを阻み、いつまでも自分の支配下に置こうとするのです。

また、自分が家計を握り、節約を理由に家族に不自由さを強いることで、支配欲を満たす目的もあります。

家庭内では酷いモラハラなのに、外では優しくて理解のある父親を演じるのがモラハラの父親の特徴です。親に限らず、モラハラをする人は外面が非常に良いのです。

敵を作らず、自分の良いイメージを植え付けることで、モラハラ行為を口外されても自分が疑われないように対策をとっているのです。

外面が良いモラハラの父親は、社会の構図や世論を良く理解しています。それを利用して、子供には「世間体」「常識」を盾に取り、自分の範疇からはみ出る行動に対して規制しようとするのが特徴です。

罪を犯しているわけではないのに、「それは非常識だ」「そんなことでは世間体が悪くなる」と、一般論で子供の自由を阻止しようとします。子供が自分の想像に及ばない世界に行くのが、モラハラの父親は嫌なのです。

モラハラの父親、毒親は家庭内で子供に酷い行為を繰り返しますが、ごくたまに良い父親になります。しかし、子供のために良い父親になっているわけではありません。

アメとムチを使い分けているのです。ムチだけでは子供に恨まれると知っているから、ごくたまにアメを渡して、完全に自分を切り捨てないように防衛線を張っています。

どんなに酷いモラハラ行為を繰り返されても、子供がなかなか絶縁に踏み切れないのは、父親からのマインドコントロールだけが原因ではありません。アメの記憶があり、「もしかしたら、あの時のように愛情を注いでくれるかも」という思いが捨てられないからです。

モラハラの父親は、子供に悪影響を及ぼす毒父となりますが、子供の性別によって影響の仕方が変わります。

娘の場合、モラハラの父親から受けた傷は、大人になると恨みや怒りへと変わります。モラハラの父親の支配から解き放たれ、自分の幸せを見つけられれば良いのですが、自らを不幸にする歪んだ恋愛に走る傾向が強いです。「父親を喜ばせる行為をしたくない」という思いから、破滅的な道を選んでしまいます。これは、「あなたのせいで私は不幸になった」という当てつけでもあります。

また、「モラハラの父親に育った私は不幸ではない」という証明を求めて、父親と同じような男性を選び、結婚してもDVで苦しむケースもあります。どちらにしても、モラハラの父親、毒親は、娘の幸せを壊す害悪なのです。

一方、息子の場合はモラハラの父親と似た性格になる場合が多いです。自分にとって大切な人に優しくできず、モラハラをして自ら幸せをぶち壊してしまいます。モラハラの父親を受け入れた母親を見続けてきたので、「自分のモラハラを受け入れるのが愛」と認知を歪ませてしまうのです。

モラハラの父親、毒親は子供にどんな酷い仕打ちをするのでしょうか。いくつかの事例を紹介します。

◯兄弟姉妹と比較し、常に自分だけがダメ出しされ、何をしても褒められず、「おまえはダメだ」と言い続けられる。過干渉で進路を強要し、それに応えられないと罵詈雑言を浴びせられる。就職しても、結婚しても、子供ができても、いつまでも父親からのダメ出しは続く。

◯「おまえのためを思って言っている」と、習い事や塾を詰め込まれる。家にいてものんびりすることを許されず、常に勉強を強要される。成人を迎えても厳しい門限があり、1分でも遅れると罵倒される。服や髪型への規制も激しく、父親の価値観とセンスの範囲内でしか選択肢がない。

◯何かを主張するたびに、父親から「ならば縁を切る」「勝手をしたいなら家を出ていけ」と言われる。家庭のお金は全て父親が握り、事あるごとに「お金は出さない」と言われる。自力で何とかしようとアルバイトを始めると、「この家に住み続けるなら金を入れろ」と、収入の多くを渡すよう強要してくる。自分の貯金まで管理され、家を出たいのに出られない。

◯父親の機嫌の善し悪しで、自分への対応が大きく変わる。機嫌が悪いと理由もなく暴言を吐かれ、自分の持ち物を勝手に壊されたり捨てられたりする。機嫌が良いと今までのことが全くなかったかのように笑顔で話しかけてきて、無視をすると「親になんて態度だ！」と、突然激昂する。

モラハラの父親は家庭内で絶対的強者として君臨しようとします。自分の気分で一貫性のない主張をし、反論を一切許しません。子供が他の家庭を知らないのを良いことに、「これが普通だ」「父親に逆らうおまえがおかしい」と、一方的に責め立てるのです。

モラハラの父親、毒親の呪縛から逃れるために、あなたはどうすれば良いのでしょうか。モラハラへの対処方法を教えます。

モラハラの父親は「おまえは価値がない」「ダメなやつだ」と、常に責め立てます。これは、あなたに自信を失わせ、自分に従いやすくさせるためです。モラハラの父親の発言を鵜呑みにするのは、相手の思うツボ。自分を否定すればするほど、モラハラから抜け出せなくなります。

価値のない人間なんて存在しません。あなたは父親に蔑まれ、「自分はダメな人間」とマインドコントロールされているだけです。あなたを責める父親が異常なのです。その事実をしっかり認識し、自分を否定せず「このままで良いのだ」と認めてあげましょう。自分をしっかり持たなければ、モラハラの父親には対抗できません。

モラハラの父親は、自分のアクションに子供が従うことに喜びを見出します。子供が反発すれば、「従わせてやる」と闘志を燃やし、執着を強くさせます。その分、あなたへのダメージは大きくなる一方です。

関われば関わる程、モラハラの悪影響を受けることになりますから、父親とはできるだけ関わらないようにしましょう。一番の理想は家を出ることですが、一緒の家に住んでいるなら、なるべく顔を合わせないようにして、休日は予定を入れて、できるだけ外に出ると良いでしょう。

あなたがどんなに関わらないように努力しても、モラハラの父親は一方的に近づき、あなたに酷い言葉を浴びせるでしょう。この時、正面から応戦しても、父親をヒートアップさせるだけです。可能な限り聞き流し、嫌な言葉はあなたの記憶から消し去りましょう。

父親からの言葉は、あなたを傷つけるのが目的です。「おまえのためだ」「親の愛情を無下にするのか」という戯言には耳を貸さないのが重要です。

閉鎖された空間になる程、モラハラ行為は酷くなります。モラハラの父親は、外では「良き父」でありたいのです。そのため、あなたがモラハラの悩みを1人で抱えて殻に閉じこもる程、父親はあなたを支配しやすくなります。

ですので、自ら外へ発信することが重要です。「父親からこんなことを言われたりされたりするのは普通？」と、多くの人に聞いてみましょう。あなたがモラハラを受けている事実を広く認知させて、非難の目を父親に向けるのです。また、専門家に相談するのも良いでしょう。自分の味方は1人でも多い方が良いのです。

モラハラの父親への最終的な対処法は、心理的、物理的距離をとることです。それには、経済的な自立が不可欠になります。あなたが父親の収入を頼っている限り、完全に支配から抜け出すのは不可能です。

1人立ちへの準備を着々と進めていきましょう。あなたがまだ学生ならば、自分の能力を上げるために、一時的に父親に従うふりをするのも良いでしょう。上手にふるまって父親からお金を引き出し、自分の環境を整えて自立への道を目指すのです。

既に働いている場合は、貯金をして1人暮らしの準備を着々と進めていきましょう。父親への対策として、自分だけしか知らない口座を作っておくことをおすすめします。

モラハラで傷つけられても、あなたにとっては実の父親ですから、「もしかしたら、変わってくれるかも」という淡い期待があるかもしれません。しかし、モラハラは簡単には改善できません。根拠のない期待を抱けば、砕かれて打ちひしがれ、場合によっては今まで積み上げてきたものを父親に奪われるリスクがあります。

自分の気持ちを強く持つためにも、いつでもモラハラの父親と縁を切る選択肢を用意しておきましょう。父親はいない前提で物事を考えれば、自然と自立への準備が整っていきます。心の中に絶縁という切り札を持って、自分を守るために割り切って物事を考えるのです。

モラハラの父親、毒父の悩みについて無料で相談できる窓口を紹介します。

・全国一斉こころの健康相談第一ダイヤル（モラハラ、毒親を含めたさまざまな悩みに対応する公的な電話相談事業につなげてくれる）
・よりそいホットライン（一般社団法人社会的包摂サポートセンターが行うフリーダイヤルの悩み電話相談。Skypeやチャットなどの相談にも対応している）
・チャイルドライン（18歳までの子供が対象のフリーダイヤルの悩み電話相談。チャットにも対応）
・子どもの人権110番（法務省が窓口の子供のためのフリーダイヤル悩み電話相談。メールにも対応）

その他、有料では心理カウンセラーや毒親の悩みを専門に扱う相談所などがあります。また、法的に親子の縁を切る方法はありませんが、扶養義務や相続、モラハラの被害から逃れるために裁判に訴える等の相談先として弁護士が挙げられます。

復讐と聞くと、相手を叩きのめす犯罪に近い行為を想像するかもしれません。しかし、モラハラの父親、毒父への恨みから、人道を踏み外した方法で復讐をすると、結果的にあなたは不幸になってしまいます。そのような復讐は選択すべきではありません。

モラハラの父親、毒父は、自分がいつまでも子供の支配者であり続けたいと思っています。自分の命令に子供が従うという形で親としての自尊心が満たされ、いつまでも子供をコントロールして意のままに操りたいのです。ならば、復讐は物理的心理的攻撃ではなく、「ただひたすらに遠ざかる」という方法で充分です。

あなたがモラハラの父親、毒父への復讐をしたいなら、自力で生活できる能力を身に付け、一刻も早く家を出ることです。法的に親子関係を白紙にはできませんが、父親の助けを一切借りず、あなたが自分の責任で全うできれば、もう父親など必要ありません。その時は、静かに姿を消せば良いのです。

結論から言うと、慰謝料請求を目的にモラハラを訴えることは可能です。モラハラの父親も例外ではありません。

しかし、モラハラは身体的暴力とは違い、目に見えた証拠がありません。訴えられても「事実無根」とモラハラの父親が主張するのは目に見えています。しかも、モラハラの父親は外面が良いケースが非常に多く、決定的な証拠がないと、周囲の評判を参考にされてしまう可能性は大いにあります。

モラハラの父親を訴えたいなら、如何に証拠を掴むかがカギとなります。モラハラされている動画や音声を撮ったり、モラハラを細かく記録したりして、且つモラハラの影響からあなたに起こる心身への悪影響を、病院を受診して診断書を得るという形で残すことも重要になります。

モラハラの父親を裁判で訴えても、負けた場合あなたは更なる傷を負うことになります。それでも訴えると決意したなら、専門家への相談と充分な準備を行いましょう。

モラハラの父親、毒親との縁切りは、あなたの強い決意と精神力にかかっています。子供のころからモラハラを受け続けていると、父親からマインドコントロールされているのと近い状態になります。父親への嫌悪を感じつつ、「縁を切るのは酷い行為」と罪悪感があり、絶縁に踏み切れないのです。

しかし、モラハラの父親、毒親から解放されるには、完全に関係を絶つのが最も確実で手っ取り早い方法です。「自分を守るにはこれしかない」と覚悟を決めて、絶縁の実行に移しましょう。父親は簡単に引き下がらないでしょうから、あらゆる対処が必要です。

・電話番号やメールなど連絡先を全て変更し一切教えない
・引っ越しし、居場所を知られないように住民票閲覧への制限をかける
・酷いつきまとい行為には、つきまとい禁止仮処分命令の申し立てを行う
・親子間の生活扶助義務や相続放棄など、勉強して法律的な知識を得る
・弁護士に相談する

モラハラの父親、毒親との戦いは、1人で頑張らずに多くの人に頼ると良いでしょう。モラハラをする人は、ターゲットを孤独な状態にして自分の支配下に置こうと画策します。逆を言えば、味方が多く大きなバックのある人には手出しできないのです。

モラハラは身体的暴力がないため、加害者にも被害者にも「モラハラが起こっている」という認識が薄いです。特に、家庭という閉鎖された空間では「これが家族の普通」という誤解が起こりやすく、知らない内にモラハラの傷が深くなる傾向にあります。

しかし、親に子供を傷つける権利などありません。親と子供は別人格であり、子供には子供の人生があるのです。モラハラの父親、毒親の影響力は絶大で、最初は自分を認めるのが難しいかもしれませんが、間違いなくあなたは掛け替えのない存在です。自分を大切にして、モラハラの父親、毒親と決別し、幸せな道を歩んでくださいね。