お店を構えるなら、風水を取り入れなくては繁栄しません。
商売繁盛したい社長必見です。
「そもそも風水とは何なの?」
「風水なんかでお金が儲かるの?」
そういった疑問がわくことでしょう。
お店を開店するとは、そこの土地の一角を、氏神様からお借りして商売をさせていただくことに他なりません。風水的にちぐはぐなお店にしてしまったら、土地の法則に反してしまいます。開店前から衰退が目にみえています。
せっかく開業するお店を繁盛させたいのなら、風水上考えなくてはいけないポイントを把握しておきましょう。
風水とは
風水とは、風と水と書きます。風の流れを読み(時流にのり)、水の流れを考慮する(お金をつかむ)ことです。商売をする上で、最も重要なことは、「Time is gold」(時は金なり)です。時をお金にするのです。
龍脈は土地のパワーをあらわします。龍脈をつかむためには、その土地の状況を見極め、水の流れを考慮し、風の流れをつくり、日の光を最大限に利用することが重要です。
風水を大切にする社長(経営者)が多い理由
風水を大切にする社長(経営者)や自営業(個人事業主)の方はたくさんいます。それはなぜでしょうか?
・玄関をキレイにしていたらお客様が増え始めた
・笑顔にしていたら周りの人が助けてくれるようになった
・建物の配置やアイテムを変えたら売上がアップした
など、風水を実行したら科学的に説明しきれないことが起こった経験のある方も多いからでしょう。
ただ、科学的に説明しきれないといっても風水は理にかなった点もたくさんあります。風水の良いところを取り入れてあなたのお店も繁盛するように実践してみましょう。
風水にかなった土地選び
土地には、途方もないパワーが秘められた土地と、衰退運をはらんだ土地があります。
その見分け方はどうしたらいいのでしょうか?簡単な見分け方を伝授しましょう。
地勢といって、まず土地の状況をみなくてはなりません。
最もよい土地は「四神相応」といって、四つの神獣が住む土地が理想とされています。
「北に山があり(玄武)、東に川が流れ(東龍)、南が広く開け(朱雀)、西に往来がある(白虎)」
いずれにしても、後ろが周囲より小高く、水の流れが清らかで、前面が開けて日当たりがよく、風通しがよく、交通の便がよいところが良い土地です。逆に、悪い土地は、周囲より低いくぼ地で、気が淀み、日当たりが悪く陰気で、水はけが悪いところです。
悪い土地に店を構えた社長は、どんな敏腕社長でも社運は傾きます。土地自体にパワーがなく商売には向きません。従業員も覇気がなくなり、客足が遠のくばかりです。風水にかなった素晴らしい場所を選んだ社長は、なぜかしら事業が順調に進みます。それは、自然の流れに沿っているからなのです。
お店が商売繁盛するための風水のポイント8個
場所が決まったら、まずは氏神様に商売繁盛のお許しをいただきに行きましょう。そういう律儀な社長には、必ず目にみえない守りがあるはずです。周囲の人々も、その社長の繁栄を後押ししてくれることでしょう。
土地の許しを得たら、次は、お店の風水を考えなくてはいけません。
では、どんなことに注意したらいいか、ポイントをみていきましょう。
■①「玄関・入り口」
一番に、お客様を迎え入れる玄関をどうするかを考えます。玄関はその店の顔です。顔はいつも綺麗にして、笑顔を絶やさないようにしたいものですね。玄関まわりも毎日の掃除と、綺麗を印象付ける装飾品が必要です。
玄関は、お店の繁盛にかかわってきます。
また、玄関が店の中心から見て、玄関がどちらの方角にあるかは、重要な要素です。南東、東、南に玄関があるのは、どんな職業をしても吉相です。陽気が玄関から入ってきますので、店内がいつも活気に満ち溢れています。
北西の玄関は、銀行、老舗や由緒ある仕事向けの方角です。威厳を求められる商売に向きます。北玄関は、張り出し玄関がよく、財運を司ります。はじめは目立たないのですが、コツコツした努力で、末広がりに財産が入ってきます。西の玄関は、旅館業や飲食業などでは、ビジネスチャンスが次々に舞い込んできます。忌み嫌われるのが、東北玄関です。できるだけ避けた方がいい玄関の方位です。次に避けたいのが南西玄関です。それでも、女性向きの職業にはよい方位となります。
■②「鬼門」
風水を考える時に、鬼門だけは気を付けてくださいね。
鬼門とは、店の中心から見て東北方向(丑寅)を指します。鬼門を犯したばかりに、破綻する羽目になった経営者もいます。鬼門はそれほど怖いものなのです。鬼門にトイレや玄関、不浄なものがあると、店全体が腐敗していきます。水回りもなるべく鬼門を避けてください。
なぜ、鬼門が嫌われるかというと、陰の気が充満している方位だからです。一年中で一番日の当たらない場所が東北です。そこに玄関があると陰気な店になってしまいます。
神仏を祭る宗教家やボランティア活動家など、強い信念でそれを跳ね除けるパワーを持った人でないと、鬼門の災を難なく収めることができず、結果、困難に負けてしまいます。
もうひとつ気を付けていただきたい方位は、南西(未申)です。裏鬼門といいます。裏鬼門は、盗門といわれます。裏鬼門に不浄なものがあると、財産が他人に盗まれる危険をはらんでいます。また夫人・女性によくないことが起こる可能性があります。
■③「方位」
方位にはそれぞれ意味があります。地球には東西南北が存在し、東から日が昇り、西に沈みます。それは永久不変です。土地も家も人間も、その影響を受け続けて存在しています。それぞれの方位は、それぞれ固有の性質を兼ね備えています。道路付けや正面がどこの方位を向いているかなどで、その方位の影響を受けやすくなります。
・「東」
東は、若さの象徴です。この方位に影響を受けるお店は、ぐんぐん成長するでしょう。従業員も活気にあふれ営業成績もうなぎ登りでしょう。新規分野や先端事業などが向きます。
・「南東」
南東は、風が象徴です。人との交渉や信頼によって末広がりに事業が発展します。良縁に恵まれ、遠方からもどんどん人が押し寄せます。八方位の中で一番の発展運を持っている大吉の方位です。
・「南」
南は、火の象徴の方位です。文化、芸術、発明など頭を使った分野の職業に向く方位です。勢いが極まった方位で、火のように燃え上がりブームを起こす可能性を秘めた方位です。
・「南西」
南西は、大地の象徴です。女性や主婦に向けた、誠実でサービス精神に富んだ着実なビジネスによい方位です。大衆に評判がよく、その信頼は土のごとく揺るぎません。
・「西」
西は、お金の象徴です。この方位に影響を受ける商売は、お金がお金をよんで、資金は増える一方です。お金と食べ物に不自由しない商売が向いています。
・「北西」
北西は、天の象徴です。父なるもの、地位や名誉を現します。この方位に影響を受けた商売は祖先代々から続いている家業が多く、子孫が繁栄していく方位です。
・「北」
北は、水の象徴です。水のようにどんなものにも親和性があり、流動性、柔軟性に優れた商売に向きます。水商売に向く方位です。
・「北東」
北東は、山が象徴です。山のように動かない職業に向きます。宗教家・弁護士・不動産業などでは、着実に稼ぎ、山のような財産を築きあげるでしょう。
■④「色」
方位によってカラーがあるということをご存知ですか?
東は青、南は赤、西は白、北は黒、中心は黄色です。
なぜそのように決められているか知らない人も多いことと思います。
それぞれの色は、その方位が持つ特有の性質の色だからです。方位にはそれぞれ意味があり、その意味にかなった色なのです。そこにそぐわない色を持ってくると、西から上る太陽のごとく、宇宙の法則に外れることになります。
宇宙の理念を店の中に取り入れると、自然とその空間には秩序が生まれ、大いなる運命のサイクルが動き出すということです。
■⑤「観葉植物」
観葉植物には、浄化作用があります。玄関に飾ると、清らかな質のいいお客様が来店されます。
「観葉植物がすぐに枯れてしまうのだけど・・・」
というお悩みを聞くことがあります。
それは、悪い気を吸ってくれているのです。植物はけなげですね。一番に反応してくれます。そこで働く人やお店に害がでる前に、その厄をかぶってくれます。そんな時は、枯れたまま放っておくことはしないでくださいね。しっかりお礼をいって、また新しい観葉植物を置いてください。
そうやって、難を事前に回避することができます。植物が枯れる時は何か原因があります。植物が繁茂するときは、その店が繁栄しているときです。しっかりお世話をしてあげましょう。
■⑥「花」
花には、その店の心づかいが現れます。トイレに小さな花を生けているお店を見ると、なんて細やかなサービスに気を使っているのだろうと感心します。でも、せっかく花を生けても、花瓶の水が腐れて、枯れた花がさしたままでは台無しです。
花の水は毎日取り換えてください。特に水ものは不浄の始まりです。風水では、水が清らかで、風が通ることを何よりも尊びます。
枯れた花も周囲の気をよどませてしまいます。枯れた花をそのままにしておくのなら、花を飾るのをやめましょう。また、ドライフラワーも風水的にはお勧めできません。
花は植物の精です。いつも新鮮な花がある場所は、精気が満ち溢れています。
■⑦「お札」
経営者の方で、信心深い方は多いものです。神仏を敬う謙虚な気持ちは、必ずお客様に通じます。そういう会社は、往々にして繁盛するものです。
「いつもお参りをしている神社のお札はどこに置いたらいいのかしら?」
よく聞かれる質問です。
サイドボードや棚の上など落ち着く場所を決め、南、東、南東の方向にお札を向けてください。人が立った目線より上くらいがちょうどいいでしょう。お札をそのまま飾ってもいいですし、絵画などの額縁の裏にひそませても構いません。
肝心なのは、その場所でしっかりお守りいただいていることを意識することです。それは、店の安心・信頼につながります。
また、古くなったお札はできるだけ、神社、仏閣にお返しして、また新しいお札を備えるように心がけましょう。社長さんのそういった意識は、社員にも伝わり、一丸となって会社を盛り立て、繁栄させようとする気持ちが芽生えることでしょう。
■⑧「インテリア」
風水のインテリア小物として登場するアイテムを紹介しましょう。お店の欠点を手っ取り早く補う方法として、手軽な方法です。しかし、たくさんの風水アイテムを並べるのは感心しませんね。インテリアとしてさりげなく品よく置きたいものです。
・「水晶」
水晶も風水の必須アイテムです。水晶は、気をよく通します。悪い気をはねのけて、常によい気発しています。土地の浄化、場所の浄化をしてくれます。気のよどみやすいところに置きましょう。インテリアとしても綺麗ですよね。
・「鏡」
鏡は邪気を反射します。鬼門の方向や悪い気が入ってくる方向に鏡を向けて使います。気を付けなくてはいけないのが、玄関のお客が入ってくる方向に鏡をむけると、客の出入りが悪くなります。よいお客さんを跳ね除けてしまうからです。それから、鏡がやたらと多いのも良くないです。店に落ち着きがなくなります。
・「龍の置物」
龍の置物は、東に置くと幸運を呼ぶと言われています。東に川の流れがないときは、龍の置物で不足を補い、四神相応の地に近づけるということができます。
・「香」
香は、お香もいいですし、アロマでも効果があります。インテリアの一つとして利用すると魔除けになります。お寺や神社が香を焚いて経を唱えるのは、その場所に魔物が立ち入らないようにするためです。
まとめ
風水は、地球の成り立ち、宇宙の法則に則った自然の法則を基にした学問だということがお分かりいただけたでしょうか?人間も宇宙の一員です。その法則に、襟を正して向き合わなければいけませんね。
成功する人は、誰しも大いなる力に導かれるように成長していきます。自然の理を取り入れて、商売繁盛に結び付けたいものです。