手相で健康線の意味18選！右手左手・濃い・二股に枝分かれ

定期的に検診していても、その検診の間に何らかの病気になることもあります。いつ病気になるか、どんな病気になりやすいのかなどがわかれば、何かと心強いのではないでしょうか。

いろいろと占いはありますが、健康について知る手がかりは手相が一番分かりやすいと言えます。手相で、その人の健康運は、生命線や金星丘で知ることができますが、この他に健康線で知ることができます。

健康線は心身の健康状態を示しますが、何らかの不健康を抱えていると現れるとされます。ここから健康線は健康な人に現れないという定説がありますが、完璧に健康な人は、ごく少数ではないでしょうか。とはいうものの、健康でも不健康でも健康線が現れないことも結構あるので、過敏に反応する必要はなさそうです。

それでは、この健康線の意味と見方について説明していきます。

※この内容は、あくまで手相占いの解釈です。体調不良を感じたら病院で診察を受けてください。

心身の健康状態を表すのが健康線です。生命線か、生命線付近から、水星丘と呼ばれる小指の付け根の領域方向に斜めに伸びる切れ切れの線を指します。

この健康線は、不健康な時に現れるとされます。しかし、すっきりと真っ直ぐ伸びる健康線が現れていると健康の証になるようです。健康線は特に胃腸系、循環器系、呼吸器系などが弱い人が出やすい相として知られています。

過度なストレスを抱えていると現れることもあります。このストレスが原因で気分が優れなかったり、体調を崩していたり、自覚症状のない病気を抱えていることも考えられます。健康線が濃かったり、二重に見える程太いとより不健康とされます。

また線が変形している程、体が不調なことを表します。この相が現れたら医療機関に検診に行ったり、現れている間は、無理はしない方が良さそうです。

健康線は財運線と見分けがつきにくい線としても知られています。見極めのポイントは、終点が水星丘に入っていなければ健康線で、終点が水星丘に入っていれば長めの財運線になります。

ただ弱々しい財運線の場合、他の手相の要素を考え合わせて、長めの健康線と見なす場合もあります。健康線だったものが、病気などが治って、いつの間に水星丘に到達して、長めの財運線になることも結構あります。

一方で、財運線だったものが、破産などをして、精神的に優れなくなり、何らかの病気を抱えて、健康線になることもあります。その人の、環境や状況次第で、大きな違いをもたらす線にもなります。

いずれにしましても、水星丘が観点になり、ギリギリ接しているような場合は、判断がわかれることもあるようです。臨機応変に判断するには、全体的な手相を加味する必要があります。

それでは、健康線の現れ方によってどのように意味が異なるのか詳しく見ていきましょう。

この場合、体調の悪化がかなり進んでいるとされます。健康線が現れた時点での警告を無視している可能性があります。健康面でのネガティブな意味が非常に強まっています。

また健康線が枝分かれしていても、生まれつき体が弱いということもあります。いずれにしても体調管理には細心の注意を払うか、病院で診てもらう必要があります。

１本の場合よりも、より不健康なことを示します。２つの病気を抱えていることも考えられます。精神的なダメージを受けやすく、ストレスを溜めてしまう人に多く見られる相です。

現れ方では、今まで１本だったものが急に２本になる場合、新たな発病があったり、容態の悪化などを示唆します。心身共に不調なサインということもあります。精神的に弱ってしまい、そこから免疫力を落としたりして、本格的な病気になることを示します。

この健康線の本数は、増えたり減ったりすることが多く、２本と限らず数本現れていることもあります。女性に多く見られる相としても知られています。２本のうち、片方が濃く、スッキリとしていて、もう一方が、キレギレの場合は、互いに打ち消し合うので、不健康とはならないこともあります。

健康線は、生命線の内側から感情線付近まで伸びているものは、長いものになります。生命線の内側、感情線付近のどちらかに寄っていても、長いものと見なせます。

ただ、水星丘に到達する程の長さになると、財運線となるので、全く意味合いが違ってきます。途切れ途切れの点線上で長いものは、他の線や障害線と見間違いやすいので、見極めには、慎重さが必要となります。

健康線が長い場合、不健康な要素が平均的な長さのものよりも強まることになります。病状が酷くなることや、ケガなどでは傷が広範囲に及ぶことが考えられます。

急に線が長くなった場合、健康に注意が必要です。この長い健康線は、財運線になりやすい面があり、病気などが治った後に、財運線となり、財が築けることもあります。

知能線の手前かその辺りまで伸びているものは、短い健康線になります。健康線が短い場合、病気やケガをしているものの症状が軽いことを示します。精神的なストレスを溜め込んでいるのですが、今の所、大きな病気には、発展しないことを表すこともあります。現状が健康でも近い将来、何らかの健康トラブルを抱えることも示します。

急に線が短くなった場合、病状などに回復の兆しが見え始めたことになります。短い健康線は、生命線の内側から運命線へ合流する線になりやすいとされます。

もしこのような形になると、病気が治った後、お見合いによる縁談が舞い込む可能性があります。同じ健康線でも、症状が軽いことが多く、油断していると線が長くなることもあります。

健康線がキレギレになっていることがあります。健康線そのものが、どちらかと言うと点線上なので、その違いがわかりにくいのですが、細かい線の端と端が切り替わるように途切れているものを指します。

この健康線が現れている場合、消化器系が弱っていることを示します。暴飲暴食や夜食の食べ過ぎなどの影響で胃・腸が衰弱している状態を示していることもあります。仕事上のストレスが溜まっていることや、神経質の性格、働き過ぎという際にも、現れるとされています。

急に現れたら、精神面でのケアに注意が必要な場合もあります。この健康線は食生活と関わりが深く、影響力も大きいと言えます。また切れ切れの場合は、障害線などの他の線と間違いやすいので、しっかりと見極める必要があります。

健康線上にフィッシュと呼ばれる魚紋が現れることがあります。滅多にあることではありませんが、稀に現れます。

フィッシュは魚のような形をした紋で、島に尾の部分をつけたような形になっています。このフィッシュは、大きな幸運が訪れる前触れとなります。

これが健康線上にある場合、何らかの病気になっているものの、劇的な回復が見込まれることになります。もう打つ手がないというような大病で、医者が驚く奇跡的な回復を成し遂げることが考えられます。

現れている健康線の種類にもよりますが、回復もしくは、病状が大幅に改善されるはずです。非常にラッキーな要素が強く、幸運をもたらす力が強いので、健康線のネガティブな要素を打ち払った上に、幸せを手にできるかもしれません。

健康線上に島と呼ばれる島状の紋が現れていることがあります。別名アイランドとも呼ばれています。これが現れている場合、呼吸器系の病気にかかっているか、これからかかる可能性があることを示します。

空気の悪い場所を避けたり、空気清浄機を使ってハウスダストなどを体に取り込まないようにします。特に呼吸器系の負担になる喫煙は、すぐに止めた方が良さそうです。。

島の現れ方は、だいたい大きめの島が１～２個程度とされています。もし島のある健康線が、生命線に接していたり、横切っていたら、深刻な状況にある可能性が高まります。軽く考えず医療機関で診察を受ける必要がありそうです。

健康線上に、四角紋やスクエアと呼ばれる紋が現れることがあります。四角紋は、四角で囲まれた紋を指します。基本的に四角紋は、一発逆転の可能性を格段に高める幸運の証として知られています。しかし、健康線上では、別の意味を持つことになります。

この四角紋が健康線上に現れている場合、長期の入院や外科手術を受ける可能性が高まるとされています。四角紋はどの位置にあっても、注意が必要となります。病状がかなり悪化していること示唆し、通院程度では、改善の見込みが立たないことが考えられます。

四角紋が現れる前に、何らかの症状があったはずですが、そのまま放っておいたことが、悪化の原因になります。精神的な病気の場合、長期の療養が必要となり、完治には、長い道のりになることもあります。できれば、あまり目にしたくない健康線と言えます。

健康線がくねくねと蛇行していることがあります。この健康線が現れている場合、肝臓や腎臓に大きな負担がかかっていることを示します。急に酒を飲む機会が増えている時にも現れことがあります。肝臓や腎臓に関わらず、いろいろな臓器の働きが低下していることも考えられます。

当初、真っ直ぐだったものが、いつのまにか蛇行し始めている場合、病状が急変する可能性が高まります。蛇行している上に、キレギレになっている場合、胃腸も悪くなっていたり、ストレスが原因で体調を崩すことにもつながります。

健康線が全体的に蛇行していることはあまりなく、見極めにくい面もあります。肝臓や腎臓の疾患の他に、アルコール中毒などの中毒症状の場合もあり、この際には月丘と呼ばれる小指の下方で手首寄りの領域に、放射状の細い線が数本現れることがあります。

長く伸びている健康線が生命線と交差している・横切ることがあります。この健康線が現れている場合、健康や身体の状態に対して何らかの警告を示しているとされます。循環器系が弱くなっていることを表します。

また交差した後の生命線が不明瞭になっていると、重大な健康トラブルがあることになります。入院を要する大病の可能性があります。

この生命線と交差している位置で、トラブルの時期を推察することができます。人差し指と中指の間から垂線を下して、生命線と交差する点を20才とするのが目安です。

さらに生命線と交差しているものの、横切っていない健康線の場合、心臓が弱っていることを示します。いずれの場合も、健康状態に赤信号が灯っているので、医療機関に行って診察を受けた方が良さそうです。

この場合、健康状態は良好とされます。体調が整いバイタリティーにあふれているはずです。病気やケガはほとんどせず、例えしても回復が早くなります。

体は鍛える程、体力がつけられます。精神的にも強く、物事を前に進める力に優れます。健康を過信して体を無理し続けると、健康線が運命線から離れ始め不健康になるとされます。

健康線が放射状に現れることがあります。健康線が何本か複数現れた際に、生命線の下部で手首線近くを始点として扇形に広がっているものを指します。健康線の現れ方の中では、現れ難い方になります。

この健康線が現れている場合、精神面での不安がつのるとされます。消化器系の内臓に大きな負担がかかっていることも表します。胃、小腸、大腸にダメージが蓄積していることが考えられます。健康線の数が増える程、その傾向が強まるようです。

放射状の健康線は、女性に現れるやすいものとして知られています。また急に放射状になった場合、ストレスがピークを越えた可能性もあります。

健康線が鎖のような形で現れていることがあります。３個以上の小さい輪が連なっていると鎖状と見なします。長く連なっていることはあまりないようです。

この健康線が現れている場合、主に呼吸器系が弱まり、呼吸器関連の病気になっているか、まもかかることを示唆します。

この健康線が薄い場合でも、症状が軽いことはないので、検診をしておけば、心配が軽減できるはずです。

鎖状の健康線から変化しやすいものには、波状の健康線があります。もしこれになった場合、肝臓が弱っていることになります。アルコールの摂取量や食生活などを改善する必要があるかもしれません。

一般的に健康線は、不健康な時に現れるので、ない場合は健康ということになります。健康という言葉を使っているので、どうしても誤解されやすいのですが、肉体的にも精神的にも健康な人には、現れない線として知られています。

ないと安心していても、いつの間にか、薄い健康線が現れていることがあります。この場合、健康に変化の兆しがあるので、健康のために生活習慣などを見直す必要があるかもしれません。

薄い健康線が現れて体調不良が続いている場合、早めに病院に行けば、病気が初期状態で済むことも考えられます。身体の状態が手相に連動していると言われますが、必ず言い当てているわけではなく、過敏になる必要はなさそうです。健康線の有無などで健康を推し量り、何らかの変化が見られたら、医療機関に行くのが、ちょうど良いのかもしれません。

健康線は現れていることが不健康というもので、現れていないと健康になります。他の手相と、現れていることの意味合いが異なります。健康線には、いろいろなタイプがありますが、いずれも病気の現れなどを示すことがわかります。

健康線は現れる位置が、財運線と似通っている部分があるのが特徴的です。水星丘に到達しているかいないかが観点となり、届いていないものを健康線と見なしています。生命線との関わりが強く、生命線を横切っている位置で、病気になる時期が推察できます。病状が重篤なことを表す場合もあり、警告線としても役割りを果たしていると言えます。

また他の意味を持つ、線になりやすい場合があり、病気などの回復後に幸せがつかめるものもあります。この健康線が現れたら無理をせず、適切に医療機関に行った方が良さそうです。