「やりたい気持ちはあるけど、つい怠けてしまう…」怠け者の自覚があっても、なかなか改善できなくて悩んでいませんか?それでも今は何とかなっているかもしれませんが、怠け続けると周囲の信頼を失い、何も残らず後悔するかもしれません。
そこで今回は、怠け者の心理と特徴を徹底解説!怠け者を克服したいあなたのために、直し方も伝授します。
怠け者の意味とは?
怠け者とは、「いつも怠けている人」を意味します。そして、怠けるとは、時間的な余裕があるのに、すべきことをしないで無駄な時間を過ごすことです。
ポイントは時間的余裕の有無です。忙殺されてやるべきことができない状態は「怠け者」ではありません。時間に余裕があるのに、やるべきことをしない人が怠け者となります。
怠け者の類語
怠け者の類語や言い換えには以下のような言葉があります。
・無精者
・ズボラ
・ちゃらんぽらん
・ぐうたら
・物臭
・サボる
・ずるける
どれをとってもマイナスイメージが強い言葉です。コツコツと努力を積み重ね、内容だけではなく過程やそれにかけている時間を尊ぶ日本にとって「怠け者」とは、明らかに低い評価を付ける際に使う言葉になります。
怠け者の心理
怠け者の心理はズバリ「面倒くさい」です。やるべきことを先延ばしにするのは、「面倒くさくてやりたくない」からです。しかし、「面倒」という心理は怠け者に限らず誰もが持つ感情です。人生とは「面倒」との葛藤と言っても良いでしょう。多くの人は、「それでもやらねばならぬ」と行動します。
一方、怠け者は損得勘定で動きます。「楽しい」「嬉しい」と感情的に得を感じるもの、あるいは「確かに報酬が得られる」とわかりやすい得があるものは取り組みます。しかし、「やらなくても死なない」「いつか別の誰かがやる」「大して損がない」と判断すれば、当たり前のように怠けます。
また、深く考えないのも怠け者に良くある心理です。目先しか考えないため、努力を重ねた先にある大きな利益も、怠け続けた代償も理解できません。だから、周囲から見たら「ヤバイ」という状況でも、のんきに怠けていられるのです。
怠け者の特徴5個[性格]
つい怠けてしまうのは、性格に大きな原因があります。怠け者の性格的特徴について解説していきましょう。
■1. だらしない
怠け者の性格は「だらしない」に尽きます。だらしないとは、きちんとできないこと。怠け者は何事に関しても、きちんとできないのです。
だから、やるべきことも中途半端で、いつまで経っても終わりません。なんとかやり遂げてもミスや粗が目立ち、完成度は低くなります。
■2. 自分に甘く他人を大切にできない
何事にもだらしなくきちんとできないのは、とても自分に甘いからです。「自分はこれが精一杯」と限界を低く設定し、できない部分は周囲に丸投げします。
自分の尻拭いを他人にさせても平気なのは、自分以外の人の時間を大切に思っていないからです。自分のために他人の時間を消費しても、罪悪感を持ちません。すなわち、他人を全く大切にできないということになります。自分本位なのです。
■3. 行き当たりばったりで計画性ゼロ
怠け者は計画性ゼロ。「面倒だな」と思えば怠けて、後のことは一切考えない行き当たりばったりの性格をしています。時間の概念が弱く、計算が苦手です。先を読む力もありません。だから、自分の気分で怠けて周囲に迷惑をかけまくります。
それでも平気なのは、とても図太い神経の持ち主だからです。自分の責任で周囲がテンパっても、怠け者本人はヘラヘラしています。当事者意識が薄いのでしょう。
■4. 向上心がない
目先のことしか考えない怠け者には、向上心がありません。「こんな風になれたらいいな」と思う瞬間もありますが、単なる夢物語で現実味を感じていないのが特徴です。口から出るのは絵空事ばかり。棚ぼたを待っているだけで、努力をしようとは一切思いません。
しかし、向上心が低いことが怠け者にはメリットをもたらします。周囲がどんどん優秀になっても、全く焦らず心穏やかでいられるのです。怠け者におっとりした人が多いのは、向上心も競争心もゼロだからでしょう。
■5. ずる賢い
一時的に怠けるのは簡単ですが、ずっと怠けるのには実はテクニックが必要です。やらないと生きていけない状況に陥れば、怠け者ではいられません。周囲を利用してこそ、怠け者となれるのです。
そのため、怠け者にはずる賢い人が多いです。ピンポイントでアピールし、敵を最小限にし、怠けているように見せないテクニックに長けています。お人好しを探し出す目を持ち、上手に利用します。自分を弱く見せるのも得意です。ずる賢いので、利用した相手に恩を返すことはありません。
怠け者の特徴5個[態度・行動]
怠け者の思考は行動にも大きな影響を及ぼします。怠け者の態度や行動について解説していきましょう。
■1. すぐ横になる
怠け者はとにかく休むのが大好き。隙があればすぐ横になります。横になれば起き上がるのが億劫になり、怠け度は益々アップ。必要な物を取りに起き上がるのも面倒くさいのが怠け者です。
そのため、怠け者の部屋は手が届く範囲に必要なものが揃っています。雑然とし、床にはさまざまなものが転がっています。他人が見れば、ただただ散らかった部屋です。しかし、怠け者にとっては最高の配置。自分の動きが最小限で済むようにカスタマイズされています。
■2. ギリギリまでやらない、あるいはずっとやらない
怠け者は先送りの天才なので、猶予のあるものには手を付けません。ギリギリになってから、ようやく重い腰を上げて取り掛かかれば良い方で、最悪ずっとやりません。全てが例外ではなく、怠け者は以下のような行動が見られます。
・遅刻常習犯、もしくはドタキャン魔
・台所には洗い物が常に山積み
・洗濯物をタンスにしまわない
・ゴミ箱が溢れている
・常に床に何かが転がっている
・支払いが遅れて督促状がくる
・LINEやメールの返信が遅すぎる、あるいは既読・未読スルー
・「なるはや」は永遠にやらない
自分の生活内だけなら良いのですが、人を巻き込む類も怠けるので性質が悪いです。
■3. 身だしなみを気にしない
だらしない怠け者は、当然身だしなみもだらしなくなります。良く見ると、しわや毛玉、染みがあったり、着こなしが適当だったりします。洗濯をサボっているのを誤魔化すために、香水やにおいのキツイ柔軟剤を使うのは、怠け者あるあるです。
ファッションに興味のない怠け者は、更に悲惨になります。時代も流行も色やデザインのバランスも一切気にしないので、なんともおかしなファッションになります。
また、ある程度ファッションに気を使う怠け者の中には、「コーディネートを考えるのが面倒」と、同じデザインを複数用意し、2~3パターンを繰り返すケースもあります。
■4. 常にスマホ
集中力が持続しないので、やっとやるべきことを始めたかと思ったら、すぐスマホを触ります。「常にスマホ」と言っても過言ではありません。自制心もないので、スマホの誘惑に負けてしまうのです。
怠け者にとって、スマホは現実逃避の道具でもあります。やりたくないことが目の前にあると、「ちょっと気分転換」とスマホを手に取ってしまいます。当然ちょっとで済むはずがありません。
■5. 言い訳や責任転嫁が多い
「でも」「だって」が多いのが怠け者。やらない理由探しの天才です。
いつだって「でも疲れてるから」「だって〇〇さんが後でも良いと言った」など、言い訳や責任転嫁に一生懸命です。ずる賢さも相まって、言い逃れも得意です。自分が楽をするための努力は惜しみません。
怠け者の特徴5個[仕事・職場]
怠け者が職場にいると、周囲は絶大な迷惑を被ります。仕事、職場の怠け者の典型について解説します。
■1. 納期を守らない
怠け者はギリギリ、もしくはギリギリアウトなので納期を守りません。
自分が納期を破って周囲が大変な事態に陥るのに、結果的にそれで済んでしまうので、いつまで経っても反省せず、同じことを繰り返します。当然信頼を失い、重要な仕事から外されてしまいます。
■2. 報告・連絡・相談を怠る
能力が高いわけではないのに、「面倒くさい」「何とかなるだろう」と、報告・連絡・相談を怠るのが怠け者です。
小さなミスなら何も言わずに誤魔化せると思い、大きなミスは「まだ大丈夫」と根拠のない自信から、結局何も言いません。そのため、問題が大きくなってから露呈するので周囲は大迷惑。怠け者は情報共有の手間も惜しみ、結局仕事をこじらせるのです。
■3. デスクの上が山積み
怠け者はだらしなく片付けが苦手なので、デスクの上は常に山積みです。書類を渡されてもすぐに片づけずそのまま放置。その上に新たな書類が重なり、山ができあがります。
もちろん把握できていないので、仕事の優先順位すらわからなくなってしまいます。周囲から質問がくると、初めて行動を起こすのですが、必要な物が見つからず時間は無駄に過ぎ去るばかりです。
■4. よく席を外す
休憩したくて仕方がないので、良く席を外します。トイレの回数も異常に多いのが怠け者の特徴です。
さっきまでいたと思ったらいなくなるのが職場の怠け者。特に意味もなくフラフラと社内を歩き回ります。もちろん、席にいないので仕事も捗りません。
■5. 超合理的で効率が良いケースも…
職場の怠け者の中には、「いかに仕事を楽にするか」を考える超合理的なタイプが稀にいます。この場合、仕事の効率化に命を懸けるので、適度に休憩して定時に帰るのに、素晴らしいスピードと完成度で仕事をこなすデキる人となります。
やることはやれているので、厳密に言えば怠けものではないのですが、本人は「自分が怠けたいためにやっているだけ」と本気で思っています。
ちなみに、あくまでも自分の利益のために頑張っているので、「会社全体の利益を上げよう!」という熱意はゼロ。自分が関わらない仕事には非協力的です。
怠け者は優秀?仕事できる・仕事できない?
怠け者には「考える怠け者」「考えない怠け者」の2種類あります。多くは「考えない怠け者」であり、仕事でも何も考えずひたすら怠けるので、低評価を受けたり放置されたりと悲惨な末路となります。
しかし、「考える怠け者」は「可能な限り仕事を楽に終わらせる方法」についてとことん考えます。単純に「面倒だから仕事を怠ける」を選ばないのは、それによって大きな損をすることまで考えが至っているからです。
「考える怠け者」は、前例主義とは正反対。何とかして楽をしてやろうと、もっと合理的で効率アップする方法がないか考えます。そのための勉強や努力を惜しみません。なぜならば、その先に大きな「楽」「得」が待っているからです。
このタイプの怠け者は職場では優秀で仕事ができます。しかし、本人は自分を怠け者だと思っているので、謙虚に思われて更に評価はうなぎ上りです。
怠け者に向いてる仕事・職種
怠け者が向いてる仕事は大きく分けて2パターンあります。
・趣味=仕事
・労働時間が短いけど生きていく上で困らない収入を得られる
怠け者でも好きなことは率先して行うので、趣味をスキルにできるほど極めてその道で生きていくなら、仕事を仕事と思わず楽しく働いていけるでしょう。
労働時間が短いけどそれなりの収入を得られる仕事と言えば、「家賃収入」「サイト運営」などです。管理は必要ですが、一度手に入れれば労働時間はかなり短く、それでいて定期的に収入を得られます。しかし、初期投資にはお金や時間が必要なので、誰もが始められるものではありません。
どちらにしても、怠けて儲けるのはかなり高等な技。自主的に行動するのが苦手な怠け者は、残業なしで新しいことを覚える機会が少なくて良い仕事、例えば軽作業や工場勤務などを選び、細々とのんびりと暮らすのが現実的と言えるでしょう。
怠け者の克服方法・治し方10個
余程抜きんでた能力がない限り、怠け者はわびしい末路を迎えます。後から「もっとまじめに努力すれば良かった」と後悔しても後の祭…にならないよう、怠け者の克服方法・治し方を伝授します。
■1. 規則正しい生活リズムを徹底する
まずは、規則正しい生活リズムを徹底しましょう。怠け者は気が向いた時に寝て、お腹がすいたら適当に食べて、結局夜更かし朝寝坊、平日の午前中は頭が働かない状態に陥りやすいです。
当然不健康となり、いつも何となく不調です。すると、体を動かすのが億劫になり、さらに「体調が良くなってから」と全てを先延ばしにしてダラダラしてしまいます。
怠け者克服の第一歩は早寝早起きから!休日の寝坊は平日+1時間までにとどめ、とにかく朝と言える時間内に起きて、部屋着からいつでも外に出られる服に着替えましょう。
食事はきちんと3食とって、間食、飲酒、夜食はほどほどに。ついつい夜更かしせず、仕事でもない限り遅くても23時には就寝を心がけましょう。
■2. 栄養バランスの良い食事を心がける
人間の体は食べ物でできています。ですので、食事内容は非常に大事です。怠け者はその辺の物を適当に食べて栄養が足りなかったり偏ったりしがちです。体と脳に充分な栄養が行き渡らなければ、怠くなってゴロゴロしたくなります。ですので、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
と言っても、怠け者が3食自炊して栄養バランスを整えるのは至難の業。そこで、手抜きしても栄養バランスが採れる食材をいくつか紹介します。
・納豆(ごはん、麺類、トースト、何に乗せても美味しく食べられて栄養バッチリ)
・卵(茹で卵を作り冷蔵庫にストックして、いつでも即食べられるようにすると楽)
・ヨーグルト(腸内環境を整える。すぐ食べられてとにかく楽)
・シリアルと牛乳(忙しい朝食におすすめ)
・冷凍うどん(常にストックして肉、野菜、めんつゆで煮込めば栄養バランス良)
・レタス、きゅうり、トマトなど、洗えば即食べられる野菜(皮をむかなくて良いので楽)
レンジでチンするだけで食べられる冷凍食品もおすすめです。
■3. すぐやるクセをつける
怠け者は何でも先送りします。しかし、先送りすると結局やることが溜まってしまい、更に面倒くさくなるだけ。面倒くさくなるほど腰は重くなり、結局やらなかったり遅れたりして周囲に迷惑をかけてしまいます。
怠け者こそ、すぐやるクセを付けましょう。処理が必要なものが発生したら直後にやってしまうのです。すると、やることが溜まらず心も穏やか。
もちろん、追いつかないこともあるでしょうが、溜まる量が少なければ処理方法を順序だてやすくなり、脳内も部屋もデスクも片付けが楽になります。怠け者は先送り厳禁!とにかく「すぐ」やってください。
■4. 小さな目標を作る
人は頑張る意味を見出せなければ、どうしたって怠けたくなります。ですので、目標の設定は重要です。「自分はこうなりたい」「これを達成したい」という具体的な目標を作りましょう。
ただし、大き過ぎる目標だと道のりは長く、怠け者はすぐに諦めてしまいますので、小さく簡単に達成できる目標にしてください。
小さな目標なら、少しだけ頑張れば達成できます。目標を達成すれば、小さくても成功体験となり、「自分もやればできるんだ」という自信につながります。自信がつけば、「面倒くさい」に負けそうになった時、「自分ならできる!」と気持ちをポジティブに変換できるでしょう。
■5. 1日単位で計画を立てる
無計画だとやるべきことが明確にならず、何となく「休憩しても大丈夫」という気持ちになってしまいます。そして、休憩を取り過ぎて結局何もやらずに終わってしまうのが、怠け者の行動パターンです。
そこから脱却するには、1日単位での計画が必要です。極簡単で良いので、最低限やるべきことをいつやるのか、夜寝る前、もしくは朝起きたときにザックリと計画を立てましょう。
起床、3回の食事、必要な買い物、仕事の段取り、帰宅後の入浴など、「〇時には終わらせよう」と決めるだけで行動するきっかけになり、ダラダラを防止できます。
■6. ご褒美制度を取り入れる
損得勘定で物事を考える怠け者には、頑張った報酬が必要ですので、ご褒美制度を取り入れましょう。例えば、小さな目標を達成したとき、1日を計画通り行えたときなど、設定した基準を満たしたら、自分にご褒美をあげるのです。ご褒美はあなたのモチベーションが上がる、以下のようなものを設定すると良いでしょう。
・大好きな食べ物やお酒
・欲しいアイテム
・ダラダラタイム増量
頑張った分だけ嬉しいことが起こる経験をどんどん増やしていきましょう。積み重ねていけば、「ある程度努力した方が得。怠けてばっかりだと返って損する」と身をもって実感し、損得勘定でも努力する方に自分をシフトできるようになります。
■7. 面倒だと思ったら心を無にして手を動かす
「がんばろう」「怠け者を卒業しよう」と思っても、どうしたって「ああ、面倒くさい…」という気持ちが襲ってくるものです。
これは、あなたが怠け者だからではありません。誰にでもある感情です。だから、面倒に思うことを自己嫌悪する必要はありません。面倒でもやればよいのですから。
とは言え、面倒な気持ちに打ち勝つには、強い意志が必要です。そこで、面倒な気持ちに流されないコツを教えましょう。「面倒くさい」「やりたくない」と思ったら、一旦思考を停止し、心を無にするのです。そして、とにかく手を動かすのです。すると、いつかやるべきことが終わります。
「面倒だな」と愚痴を吐き、「面倒だからちょっと休憩しようかな」と手を止めると、そこから再起動が困難になります。しかも、やるべきことが終わらず気分も晴れません。なんと非効率で非生産的でしょう。だから心を無にするのです。「とにかくやれ」と、それのみを考えてください。
■8. 気分が上がるルーティーンを作る
頑張り過ぎると続きませんので、毎日自分を喜ばせる時間を作るのも大切です。持久力を挙げるためにも、気分が上がるルーティーンを毎日の生活の中に入れ込みましょう。例えば、次のようなルーティーンです。
・朝食時に好きなドリンクを飲む
・通学、通勤中は好きなサイトやSNSをチェックする
・休憩時間にリッチなお菓子を食べる
・風呂上がりの一杯
・帰宅後は好きに過ごす時間を固定で取り入れる
一度ルーティーンとして定着すれば、忙しい時でも上手にリフレッシュできるようになります。
■9. とことん効率化を目指す
やるべきことをやらないのが怠け者であり、やるべきことがないときにダラダラするのは怠け者ではありません。いかにやるべきことを早く終わらせるかに、怠け者脱却がかかっています。やるべきことをとことん効率化していきましょう。簡単にできる効率化をいくつか紹介します。
・ささっと掃除できるアイテムや、容量の大きな洗濯機など、即効率化できるものがあれば、予算の許す限り取り入れる。
・断捨離と整理整頓をし「必要な物を探す時間」をカット
・必要なスキルアップのために時間とお金を投資して、後に大きな仕事の手間をカット
今やれば後に大きな楽ができることをずっとやらず、結局必要以上に物事を面倒にするのが、怠けものにありがちなパターンです。「今がんばれば後が楽!」を肝に銘じ、エイヤッと効率化を進めていきましょう。
■10. ONとOFFのメリハリをつける
誰にでも休息は必要です。「怠け者を克服しなければ」と、四六時中頑張っていると、緊張の糸が切れてしまいます。ON、OFFを上手に切り替えて、メリハリをつけていきましょう。「今日1日ダラダラデー」と、期日を区切ってのんびりするのは怠け者ではありません。
元々、怠け者は切り替えが下手なのです。ダラダラから切り替えられず怠け続けてしまいます。それがわかっているから、OFFのスイッチを押すのにためらうかもしれませんが、自分を信じてください。気合を入れてONのスイッチを押せば大丈夫です。
まとめ
日本は勤勉な努力家を好ましいと思う風土があります。しかし、休むことも必要です。充分な休息は心も体も癒して健康になり、幸福度もアップします。
怠け者が問題なのは、休息を多くとり過ぎてやるべきことができず、自分も周囲も困ってしまうところ。それさえ解決すれば、元々の楽観さがプラスに働き、ハッピーになれるでしょう。