2021年01月08日公開

原宿の開運堂の徹底取材レポ！評判・営業時間・予約方法

東京都渋谷区神宮前（原宿駅付近）にある開運堂。⼈気で当たると⼝コミで評判の占いですが、ホームページなどだけでは分からないところがありますよね。そのため、徹底取材を⾏ってきました。予約や訪問前の参考にしてください。

東京都渋谷区神宮前（原宿駅近く）にある開運堂に取材を⾏ってきました。
「ホームページの情報だけではよく分からない」「インターネット上の⼝コミや評判だけではよく
分からない」という⽅は、ぜひ参考にしてください。

取材先の占い館名：開運堂　
取材する占い師名：みずきかのん先生

Q. 占い師になったきっかけを教えてください。

うちは実家が高野山のお寺で、ご先祖さまが弘法大師のファンだったためか、　高野山で修行をしてきて、江戸時代からずっと代々続いています。うちは、お葬式や法要をやったりする、いわゆる普通の法要をするお寺ではなくて、純粋に祈祷だけをやっていたようですよ。

お坊さんは、亡くなった方をあの世に送り届けるために祈りますよね。亡くなった人を供養するのがお坊さんだとすれば、祈祷師の場合は、「生きている人の病気が治りますように」など生きている人をメインに、昔から祈ってきたのでしょう。私の実家は海の近くにあり、護摩を焚いたり、お札やお守りみたいなものを作っていたといいます。周りには漁師さんが多かったので、海上安全や無事に帰ってこられますように、といったことを祈っていたのではないでしょうか。

ただ、実を言うと、持ち前の直感力を活かして占い師になるのは定年後でもいいかなと思っていました。東京に出てきてOLをしていたときに、土日に銀座の占い館で占いはやっていました。一日中座って、お客さまが来られるのをじっと待っていました。はじめの頃は、１日に一人か二人くらいしか、お客さんはいらっしゃいませんでした。

その後、勤め先が倒産するという出来事があり、次の職を見つけるまでのつなぎだと思って、表参道で路上占いを始めたんです。そうしたら、行列ができてしまって。多い時は１日10人以上占いったこともあります。路上占いを１年半やりましたが、延べ１万人以上の占いをさせて頂きました。かなり鍛えられました。

リピーターになってくださるお客さまも増えてきたこともあり、自分のお店出すことにしました。占いで方位を観て最初の場所は渋谷にしました。10年はここでやると決め、それから10年後原宿に移ってきたのですが、そこはお店の場所が駅から分かりにくかったので、駅から近い今のお店に移ってきました。原宿で一回引っ越しをしているんです。

Q. 扱う占いの種類は何ですか？

まずは陰陽五行術をメインでやっています。あとはタロット、オラクルカード。それから本も一冊出していまして、「宿曜占い」（日本文芸社、みずきかのん著）という電子書籍です。宿曜占いは、弘法大師が遣唐使で中国からに行った際に、持ちこんで来られたと言われている占いというのがご縁で、監修させて頂きました。

それから、九星気学、方位を見る占い、手相。そして、「自動書記セラピー」という方法がありまして、自動書記セラピーもやっています。自動書記セラピーが必要なの方は、すごく過去のトラウマに縛られている人に効果的で、ずっと同じお悩みだったり、何回も占いに訪れるような根深いお悩みに効果があります。

過去や母胎内、過去生まで遡り、原因を観ていきます。例えば過去に恋愛でひどく落ち込んだふられた経験があると、今度もまただめじゃないかと不安になって一歩も進めないとか、そういう方の背中を押すことができます。

占い方としては、そのお客さまが何のお悩みで来られたのかによって、使い分けています。相談に来られた方が、「相手の気持ちがわからない」と相談に来られた場合に、手相を見ても判断できないですし。相手が自分のことをどう思っているかを知りたいときには、タロットで見たりし観れば、どう接していけばいいか対処策をご提案する事ができます。

Q. あなたの占いの特徴やスタイルを教えてください。

例えば会社の人事だったら、「この上司だったらこの部下が会う合う」とか、「こっちとこっちを組ませるとぶつかる」といったことを占うこともあります。こうした相性などは宿曜占いで鑑定することが多いですね。

先ほども言ったように、ご相談に来られた方が、トラウマや負のスパイラルから脱出できるように努めているところはあります。お客さまのお悩みに応じてチョイスしてさしあげる。占いはだいたい複数の手法を組み合わせています。

Q. 占うときに⼼がけていることは何ですか？

私が祈祷師の家系というのもあって、お祈りするのが大事ですね。私は朝などにお祈りをしています。お話を伺うときは、お客さまの持ってらっしゃる言語世界観に合わせる、ということも大切です。言語が違えば、その方に伝わりませんから。

それから、私はあまり考えなくても言葉が出てくるんです。私が無意識で言ったことに対して、お客さまからは「なんで分かったんですか」と不思議がられることもあります。そう、無意識というのはすごい大事ですね。タロットでもそうですけれど、潜在意識です。

幼少期から敏感体質でしたが、聞こえてくる声に耳を傾け、無意識のことをお伝えする。無意識に起こることには何かメッセージが込められているものです。

私自身は、お客さまが少しでもいい方向にいくように、『解決してすっきりしてほしい』という気持ちでいます。帰るときにお客さまのお顔がキラキラして明るくなったり、顔色が良くなったり、笑顔になって頂けるようなっていると、「ちゃんと仕事ができたなと」思います。お客さまがいい顔でお帰りになられるように、心がけています。

Q. 得意な相談内容は何ですか？

そうですね、あえて言うとすれば、何かうまくいっていないことがあり、立ち止まったときに、それをクリアにして、前に進めるようにお手伝いしていく、わりとそういうことが多いですかね。

あとは、同じことを何度も繰り返しては、私の所にいらっしゃる方もおられる。そういう方は先祖の問題であったり、親であったり、家族関係がうまくいかないという人は最近多いと感じます。そのトラウマを解消する方法が、自動書記セラピーです。家族や親子間、夫婦間の関係を良くしていくためのセラピーなどはが、最近はわりと好評です。

それから、私は占い師向けの講座をやっています。ブログの書き方であるとか、占いの添削、宣伝方法などです。この仕事する前は、広告の制作会社に５年くらい務めた後でCM制作会社に入り、制作の仕事にも携わった経験があります。そういった意味では表現することであったり、人をティーアップすることは得意な方かも知れません。

Q. どんなお客様が多いですか？

特にこういう職業の方が多いということはありません。ただ、占い師を始めて30年近くになりますけれど、自分が若いときは若いお客さんが多かったのですが、年を重ねるとともに年齢層が広がってきました。

最近は同世代の方とかも多いですし、年齢は割と幅広くて70年代の方もいらっしゃいますね。20代の方や、時には高校生も、お母さんに「行ってきなさい」と言われて、いらっしゃったりします。とはいえ、高校生は少ないですね。

悩みごとで多いのは、婚活だったりとか、仕事関係だと経営者の方とか、いろいろです。
経営者の方だとですと、社員の方同士の人間関係や相性などについての相談もあります。また、社内の開運講座などを依頼してされるで呼んで頂けることもあります。ちょっとしたレクリエーション、パーティーなどの催しで、社員の方の相談を受けています。

企業の集客イベントに行くこともあります。ただ、今はコロナ禍の只中にあるため、かなり出張の機会は減りました。ふだんの鑑定は今、ほぼオンラインで行っています。対面を希望されて、来店される方もいらっしゃいます。

お客さまは、口コミと紹介が多いですね。昔からそうです。それから、路上占い時代からのお客さまもいらっしゃいます。つい最近、18年前路上で占ったお客様が訪ねてきてくださったのが嬉しかったです。お店を出したばかりの頃は、原宿の美容師さんが自分のお店のお客さんに広めてくださっていたようです。

ご相談内容については、最近は婚活がらみが多いです。新しく何か事業始められる方や、弁護士さんなどいわゆる士業の方も来られます。実は占い師やセラピストさんなど同業で来られるの方も多いんですよ。

Q. どんなお客様にこれから来てほしいですか？

あえて挙げるとすれば、なんとなく自信がない人や、自己肯定感がない人、自分を好きになれない、そういう方は一度いらしてみては、いかがでしょうか。是非ご来店ください。

忙しくて疲れていらっしゃる方、たくさんやることあるけれど、今何をやったらいいのか
分からない方にとっては、頭がすっきりできるかも知れません。今後の段取りや時期などについて、お伝えすることができますので。婚期とかそういったもの運が悪い時にどうすればいいかも、お伝えしています。

Q. お客様へメッセージをお願いします。

鑑定を終えて、「楽しかった」という感想が多いのですが、目標を決めて、ステージアップされるお客さまをサポートするのが好きです。
新しい自分としてこれから踏み出したい、一歩前に進んで新しい未来を拓きたいといった方にも来て頂けたらと思います。

また、何か決断をしなければならないけれども、迷われている方。それから癒やされたいとか、そういう方がいらっしゃれば、本気で人生を変えたい方、他人まかせではなく、向上心を持って、ぜひ一度相談に来て頂きたいと思います。