北海道十勝郡浦幌町にある「浦幌神社」へ取材に⾏ってきました。「ホームページの情報だけではよく分からない」「インターネット上の⼝コミや評判だけではよく分からない」という⽅は、ぜひ参考にしてください。
取材先の神社名:浦幌神社(うらほろじんじゃ)
取材する方:宮司・背古宗敬さん
Q. 浦幌神社はどのような場所ですか?
浦幌神社は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と八幡大神(やはたのおおかみ)を御神祭とする明治29年に建立された神社です。浦幌市を開拓した皆さんが、伊勢神宮より天照皇大神宮の神璽を受けられたことを起源としています。
自然豊かな神社境内には乳神神社と伏見稲荷神社もあり、見どころが多いことも当社の特徴です。特におっぱいの神様である乳神神社は、全国でも非常に珍しい神社としても知られており、子宝・安産・縁結びなどの祈願を目的に多くの方にご参拝頂いています。
また、ご神木である夫婦桂と水子神社への参拝も人気です。夫婦桂は縁結びにもご利益のある、大きく豊かな葉っぱをたたえる桂の木。当社・夫婦桂への縁結び祈願を通して、実際に結婚に至った方もいらっしゃるご利益のあるご神木なんです。
そして、境内が豊かな自然に囲まれていることも特徴となっており、小高い丘の上にある当社からは、浦幌の街並みを一望することができます。季節によっては桜や梅、鮮やかな紫陽花なども咲き誇りますので、四季折々の自然を感じられる場所で結婚式を挙げることが可能です。
そのほか、多様な祈願を行うことができる当社では、縁結びを始めとして、子宝や安産などの祈願も一度に行うことができます。そのため、ご結婚後も家族と一緒に、毎年参拝いただける方も非常に多いです。このように、ご縁が結ばれてお相手と一緒になった後や将来お子様が授かった際にも、変わらずお参りすることができる神社となっています。
Q. 浦幌神社の結婚式の特徴を教えて下さい。
浦幌神社では、古来から伝わる厳かな神前式を、豊かな自然のなかで行うことができる点が特徴です。季節によっては桜や梅などの花も咲き誇り、静かな時には鳥のさえずりが心地良く聞こえます。自然の中で心穏やかに式を進められる点は、多くの方に喜ばれていますね。
Q. 浦幌神社の結婚式でこだわっているところはありますか?
浦幌神社の結婚式は、1日に1組限定としている点もこだわりのひとつです。たくさんのご予約を受ける事も可能ですが、当社ではゆったりとした時間を感じていただけるよう、1組様限定としています。祈祷も心を込めて行いますので、大切な時間をしっかりと味わいながら、将来への誓いを共にしていただくことが可能です。
また、境内を囲む四季折々の自然も、こだわりと言えるかもしれません。季節ごとにその時々の草花を楽しむことができますので、手入れにも大変気を使っております。当社は高台にありますので見晴らしも抜群で、心地良い風や音を感じることもできます。ぜひご参拝の際は、当社の雄大な自然とともに、浦幌の町を望む景色もお楽しみいただきたいと考えています。
Q. どんな方が結婚式を挙げていますか?
神前式を望まれる方は、日本の伝統に興味をお持ちの方や、和装に興味がある方が多い印象です。日本古来からの美しさが感じられる装いを希望される女性も、年々多くなってきていますね。
また、地元の方だけでなく、町外の方から神前式のご依頼があることも意外と多いです。当社には乳神神社があり、子宝や安産にご利益のあることを知られ始めたのも、その一因なのかもしれません。縁結びの祈願をしたら成就して、、、。と報告頂くこともありましたし、ご利益があることから式を希望される方は本当に幅広くなっていますね。
Q. 結婚式の流れを教えて下さい。
当社の式の流れは、まずは新郎新婦・親族の方にご社殿へ参進いただき、着座するところから始まります。開式後は修祓(おはらい)を行い、斎主一拝ののち、神様へのお供えを意味する「献饌」を行います。
そして、結婚奉告や感謝・祈りを意味する「祝詞奏上」、いわゆる三三九度の盃である「三献の儀」を執り行い、巫女が舞いを舞う「神楽舞奉納」へ。
そして、御2人の結婚の誓いである「誓詞奏上」を行い、「指輪交換の儀」にてお互いで指輪を交わします。その後、玉串を供える「新郎新婦玉串奉奠」・「御両家玉串奉奠」ののち、「親族固めの盃」を通して親族の絆を結び固めるのです。
最後に「撤饌」にて神様へのお供えを下げ、「斎主一拝」を行い閉式を迎えます。厳かな雰囲気もありますが、巫女が舞を披露する際は、和やかな雰囲気も感じられ華やさもあるはずです。古式にのっとった式の流れは、当社神前式の特徴となっています。
Q. 結婚式の料金・費用はいくらですか?
神前式の費用としては、3万円をお納め頂いています。また、当社では式のみを承っていますので、衣装やお化粧などはご自身でのご用意・手配が必要です。お問い合わせいただいた際にもご説明しておりますので、まずはお気軽にご連絡をお願い致します。
Q. 申し込み後の挙式までの流れを教えて下さい。
お申し込み後は、お電話かまたはお越しいただいて、式の打ち合わせを行っています。本来は直接会ってお伝えしていますが、このような時期ですのでお電話のみの対応も可能です。式の前に不安にならないよう、様々な方法で事前打ち合わせを行っております。
Q. いつまでに申し込む必要がありますか?
神前式をご希望の場合は、ご希望日の約1ヶ月前までにはお申し込みをお願いしています。当社は1日1組限定としておりますので、直近の依頼の場合はご希望日が取得できない可能性もあります。ご希望日が明確な場合は、特に早めのご連絡がお薦めです。
そのほか、年中行事の予定が入っている日程は、神前式受付ができませんのでご注意ください。年中行事の日程はホームページにも記載しておりますので、参考にしながらご日程を調整いただけると助かります。
Q. 印象的だった結婚式はありますか?
たくさんの方が式を挙げられており、非常に難しいですが、不思議なご縁を感じる御2人の式は今でも印象に残っていますね。当時30代だった女性は、縁結びの祈願で当社を参拝され、その後見事にお相手との出会いを迎え、結ばれることとなりました。
そして、当社での祈願が叶ったことから神前式のご依頼があったのですが、その女性のお相手は、なんと私の幼馴染だったんです。実はこの幼馴染のご両親も、元々当社との深いご縁のある方でした。乳神様を参拝くださった女性と幼馴染の男性、そのご両親と私を含めたご縁を感じられたこともあり、本当に印象に強く残っています。
その後も御2人は、すぐにお子様が授かるなど、すべてがトントン拍子で進む不思議なご縁でもありました。私たちはこのような見えない力で繋がっているのだということを、改めて実感させられる結婚式でした。
Q. これから結婚式を考えている人へメッセージをお願いします。
現代では様々な結婚式の方法がありますが、コロナ禍で海外にも行くことができなくなったことで「日本の素晴らしさを見つめ直す」時期がきていると感じています。日本らしい”奥ゆかしさ”や”慎ましさ”を感じられる神前式は、私たちにとっての原点回帰です。
親族と一緒に式を挙げ、両家一同で誓いを立てることで、感謝やご縁を改めて感じることができることも神前式ならではの魅力です。国内で数千年前から続いている神祭りを、ぜひ多くの方に体感して欲しいと考えています。
鳥のさえずりも聞こえる中での神前式ですので、心穏やかにゆったり大切な時を過ごすことができます。気になることがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Q. このインタビューを見た人への特典はありますか?
「Spicomiのインタビュー記事を見た」と伝えていただければ、乳神様の”おっぱい守”を新郎様新婦様へお授けさせていただきます。”おっぱい守”は子宝安産・健康・縁結びなどの御利益がある御守りです。
浦幌神社の情報・営業時間・定休日
神社名:浦幌神社
住所:北海道十勝郡浦幌町字東山町18-1
電話番号:015-576-2448
営業時間:9:00~17:00
URL:https://www.urahorojinja.org/
お問い合わせ⽅法:ホームページ内のお問合せフォーム、またはお電話にてお問い合わせください。
ご予約方法:ホームページ内のお申込みフォーム、またはお電話にてご予約ください。