「別れてしまったことを後悔している。元カレとよりを戻したい…」という人は、一回お互いに離れてしまった心をもう一度修復して戻すという大変な作業をこなさなければいけません。しかも機械ではないので、どちらか一方が修復させようと思ってできるものではありません。その間に他の女性へ気持ちが移ってしまうこともあります。ですが、全く無気力になる必要も泣きながら過ごすこともありません。
今回は「元カレと復縁・よりを戻すきっかけ」をご紹介します。まずは強い意志をもって行動することが大切です。
別れた後の自分の気持ち
喧嘩別れなのか、彼に女の影があったのかどういう理由かはわかりませんが、それぞれ別れには原因があったはずです。喧嘩別れなら別れた後しばらくは興奮しているでしょう。「あんな男だと思わなかった。別れてよかった」なんて思うかもしれません。ただ、更に日が経つと、いつも身近にいた彼の存在の大きさに気付くようになります。気分が落ち込み、100%相手のせいだなんて思っていた気持ちも、「私にも悪いところがあったのかもしれない」と自問自答するようになり、相手に聞くこともできず、自分の中で消化しようとして、空しくなり塞ぎ込むという悪循環に陥ってしまいます。
別れた後に後悔するということはわりとあります。その後、彼への好きな気持ちと一緒に前に進むのか、塞ぎ込んだままでいるのかで幸せを掴めるかが左右されます。
きっかけを自分から作ることが大切
あなたがよりを戻したいと思っていても、相手も同じ気持ちかはわかりません。別れたことを後悔していて、また可能ならやり直したいと思っているのなら、そのきっかけ作りはあなたから始めて行動しなければ現状は変わりません。よりを戻すにはどちらかが歩み寄らなければいけないのに、どちらも意地を張っていては先には進みません。気づいたあなたから歩み寄る姿勢を見せましょう。
きっかけの中には偶然やってくるものもありますが、ほとんどは復縁したいと思っている側のアプローチによるものです。冷却期間を置いて、頃合いを見計らって行動するようにしましょう。冷却期間中は女磨きに徹底したり、自分の時間を疎かにしないようにすることが大切です。
元カレと復縁・よりを戻すきっかけ12選
それでは「元カレとよりを戻すきっかけ」をまとめてみたので、参考にして実践していただければと思います。必ずうまくいくという保証はありませんが、相手の出方や態度をよく見てアプローチをしていくことが大事です。距離感を間違えずに行動していきましょう。
■1. 連絡手段を駆使してアプローチ①LINE編
今ではメールよりも主流になってきているLINEですが、チャットのように気軽に送信することができ、見たらすぐパッと返せるのがいいところですよね。
返事に困ってもスタンプなどでごまかしたり、画像の添付などもササッとできてしまうのでとても扱いやすいですが、使い方を間違えると精神的に辛いものになってしまいます。
特に、よりを戻したいなどの気持ちがある場合、これは「片思い」と同じ状況であると言えるので、例えば既読無視をされたり、こちらがわりと長文で送っても素っ気ない返信が来たり、返信が遅かったりすると、ヤキモキするし、とても悲しくなります。「距離ができてしまった…」と痛感しやすいのがこのツールの欠点なのです。
ですが、ラブラブだったあの頃と比べてはいけません。「気軽に送れる」というのがLINEの一番の利点なので、新たな恋愛を始める気持ちで、コミュニケーションをとったり、まずは一歩前進することだけを意識してみましょう。
■ 2. 連絡手段を駆使してアプローチ②メール編
メールは今では上記のLINEほどではありませんが、一般的に広く用いられていますし、長文を送る際に見やすいという利点があります。受信をして開いて、書いたら送信ボタンを押すなどの手間はありますが、多少なので気にならない人のほうが多いでしょう。
メールでのアプローチは非常にオススメです。まず、「こちらからは相手が読んだのか読んでないのかの判断ができない」という点です。デメリットともいえますが、LINEのように既読無視をされ、勝手に傷つくということがなくなります。
送ることに意義があり、読まずにスルーされていたとしても受信画面に名前は出ます。連絡先を消去されていても、見覚えのあるアドレスなら一発でわかりますし、あなたからのメールということは認識されます。
開くかどうかは彼の自由なので押しつけがましくもないですし、別に返信を急ぐ必要もないので、実に有効な連絡手段と言えるでしょう。よりを戻すのは一種の我慢勝負でもあるので、相手の心が少しでも開くまでジッと耐え、待ちましょう。
「電話よりも手軽」という点も大きなポイントです。電話は相手が出なければ話ができませんし、もうあなたに対して想いがなければ出ない人もいるでしょう。それが客観的にわかってしまうのでダメージが大きく、精神的な負担がかかります。メールは送って待てばいいだけですし、相手にも無駄な心の負担や罪悪感をかけることはありません。ただ何度も送るのはNGです。頻度を週1、2回ほどに抑え、様子を見ましょう。
■3. 連絡手段を駆使してアプローチ③電話
電話は関係が修復しつつあるときや、ある一定のラインまできた段階で利用します。メールやLINEとは違って、声が聞けますし、相手の声色などから自分にまだ好意的かどうかなどの判断もできます。返信待ちをする必要もなく、普段通りに会話ができるのでわりとラフな連絡手段といえるでしょう。
ただし、まだ関係修復に少しも近づいていない状態での電話はNGです。相手が電話に出なかったり、切られたり、喧嘩からの延長線で暴言を吐かれたりすることもあるかもしれません。直接の連絡はきちんと冷却期間を置いてからにしましょう。
■4. 誕生日におめでとうメッセージを送ってみる
誕生日はやはりいろんな人からお祝いされたいですよね?それはきっと彼も同じです。「私みたいな元カノにお祝いされて、嬉しいのかな?」と思う気持ちもわかりますが、まずはきちんと誕生日を覚えていたということ、そしてこちらに祝う意思があるということを相手に知ってもらうくらいの気持ちで送りましょう。
内容は簡素に「久しぶりだね。○○誕生日おめでとう。元気にしてたかな?○○にとって1年がより良いものでありますように」くらいでokです。ポイントは「名前を呼ぶこと」と「質問文を内容に含ませる」ということです。名前を呼んであげることで懐かしさと親近感がわき、文中に質問文を置くことで相手からの返信をスムーズにすることができます。
LINEで送って既読無視になったとしても「彼がちゃんと読んでくれた!」とポジティブに捉えましょう。その時に返信できなかっただけで、時間が経ったら返事が来る、連絡が来るということもあります。勢いづいて何回も連絡をいれるのはNGです。待つことが肝心ですよ。
■5. 誕生日の1日前にメッセージを送ってみる
こちらも有効的だといえる方法なのですが、誕生日の1日前にメッセージを送り、相手からのメッセージを引き出すというものです。
相手が「1日間違えてるよ(笑)」などと送ってきたら、「ごめん、焦って間違えちゃった」と明るく振舞います。メッセージを相手が送りづらかったのだとしたらこのワンクッションで解消され、メッセージのやり取りがスムーズにいくこともあります。
でも、「人の誕生日覚えてないのかよ」と誤解されてしまう事もあるので注意が必要です。「間違えた」、「うっかりしてた」などのワードをちゃんと文中に盛り込みましょう。
■6. よりを戻したいという強い気持ちを持つ
これは彼とのよりを戻すきっかけ作りの一環として、常に念頭に置いておかなければいけない意識です。この強い意志がなければ、相手の言動に惑わされ、精神が持たなくなってしまいます。
彼のことが好きだということを再確認し、自らの美意識に繋げることも重要です。この気持ちが強ければ強いほど、彼への対応にポジティブになり、自分に対して卑屈になることもなくなっていきます。それが彼を避けることや、笑顔を減らすことに繋がってしまうなら意識をこちらに改めましょう。
■ 7. 新しい恋だという認識を持つ
別れというのはその場の勢いということもありますが、大半は「どちらかに問題があった」、「どちらにも問題があった」ことによるものです。その場合、以前と同じような接し方でいいかというと疑問がありますし、元カレだからといって前と同じように馴れ馴れしくしてもいいのかというとそれは違います。新たな気持ちでスタートしなければまた前と変わらない状況に陥ることもあるのです。
なので、前向きに新たな恋にチャレンジするような気持ちを持っておくと、新鮮味があり、気づかなかった相手の良いところなどに目を向けることができます。よりを戻すということですが「元サヤに戻る」という認識よりは「新しく恋人同士になる」という認識のほうがいい方向に向かいますよ。
■8. 自分を磨く努力をする
相手のことをどんなに思っていたところで、行動しなければ現状は変わりません。よりを戻すのが「新しい恋」だとしたら、清潔感を保ったり、メイクの研究をしたり以前にも増して気合いを入れるようにしましょう。もしかしたらもう一度振り向いてくれるかもしれませんし、相手も新しい気持ちであなたと向き合ってくれるかもしれません。
外見だけではなく、聞き上手な会話の仕方をマスターしたり、優しく女性的な言葉遣いをしたり、料理のレパートリーを増やしたり、内面を磨くのも重要です。女性は内面から綺麗になっていきます。外見だけを磨くだけでは意味がないので、内面にも意識を向けるようにしましょう。
■9. 遠距離の距離感をあえて楽しむ
遠距離になったことが原因で、すれ違いが起きて別れる人も多いと思います。会えなくて寂しいという気持ちもわかりますが、よりを戻そうと頑張る際にはその距離感を楽しめるようになっていると強いと思います。例えば「離れているからこそ分かる彼のいいところ」ってありますよね?会うためにスケジュールを空けてくれたり、連絡をまめにしてきてくれたり、疲れているのに長時間の電話に付き合ってくれたりと、一緒にいた時に気づけなかったことに沢山気づけようになると思います。
「会えた時の喜び」もはかりしれませんよね。特によりを戻す前に会ってくれることになったら、貴重な時間を割いてまであなたと一緒にいる時間を選んだということになります。その頃にはあなたへの気持ちも大きくなっていることでしょう。遠距離を楽しめるようになれば今後の彼との関係も変わっていくと思いますよ。
■10. 偶然ばったり出会う
こちらは奇跡に近いですが、街中で会った時に会話が弾んで、そのまま連絡を取り合うようになるということがあります。好きなバンドの、ライブハウスなどの小さい箱でやるタイプのライブや、共通の友人の結婚式などで出会うこともありえない話ではありません。出会う可能性は意外とあります。
険悪な状態で別れたカップルも偶然再会したら、ビックリし過ぎて過去のこと関係なしに話しこんじゃうということもあるので、普通に連絡取り合うよりもうまくいく可能性があると言えるでしょう。
でも狭い世の中と言ってもなかなか広いので、その中で偶然その場に居合わせたという状態は、かなり運命感じますよね。相手も同じ気持ちになるかもしれません。そのまま距離をグッと縮めてしまいましょう。
■11. 職場や恋愛の愚痴を聞く
彼が自分の周りのことに対する愚痴を、あなたに相談してきた時はチャンスです。元々相談というのはプライバシーも絡んできますし、変に話して他人に話されでもしたら大変なので、心を開いた相手にしかしないものです。
「でもさすがに恋愛の相談はちょっと…」と思う人もいるかもしれませんが、本当に彼が大切だと思うなら相談にのってあげるべきだと思いますし、それがいい方向に転ぶこともあります。それに、あなたとの復縁が彼の幸せの全てということではありません。よりを戻す前のタイミングで愚痴をあなたに話すということは「試されている」ということでもあります。
あなたが彼の恋愛相手を否定せず、あくまでも彼に幸せになってほしいと思っている体で話せば、好印象に映ると思います。愚痴をこぼすということは相手に不満があるという事なので、神対応をしたあなたに振り向く可能性も十分にあります。
職場の愚痴は、丁寧に聞いてあげることが重要です。彼の会社のことですから、あなた自身の見解ではわからないこともあります。彼はそれを承知で話していることもあるので、下手にアドバイスすると逆効果になることもあります。聞くに徹しましょう。
■12. 心からの謝罪を伝える
あなたに悪いところがあったとしてもなかったと思っているとしても、「別れた」という事実がある以上「どちらかだけが悪い」といった状況ではないはずです。自分の悪いところを自己分析し、心からの謝罪を送りましょう。「よりを戻したいと考えている」という内容は、お互いに距離が近づいていい感じになってきてから送ることをオススメします。
もしかしたら「悪いのは俺だよ。俺なんかといてもお前は幸せになれない」などネガティブな方向に話が進むこともあるかもしれません。そしたら、「あなたが傍にいない方が辛い」という旨を伝え、「あなたが傍にいれば私は幸せ」という正直な言葉と気持ちで話すと、彼も考えを改めてくれるかもしれませんよ。そこはうまく駆け引きをすることが重要です。
きっかけ作りのあと上手く復縁するために
きっかけがうまく作れたら後は復縁に向けて歩を進めましょう。メッセージを送りすぎたり相手に負担をかけないようにして、それでいて女性らしさを保ち、メイクやスタイルなどにも磨きをかけ、いつ会うことになってもいいようにスタンバイしておきます。
聞き上手になれるように努力し、デートの後の感謝のメールなどもきちんと送ります。そういう1つ1つの心配りがお互いのより良い復縁へと形を変えます。新しい恋をしているつもりで、いつも相手に魅力的に映るように心掛けていけたら、今後の大きな糧になりますし、彼のことをもっと好きになると思います。そして自然と彼の態度も柔らかく優しくなっていくと思いますよ。
まとめ
よりを戻すのは最初は大変だと思います。気持ちを押し殺しながら冷却期間を経て、いざアプローチ!と息巻いていたら彼に新しい恋人が…なんてこともよくあります。「彼のことが好きだ。彼じゃなきゃ駄目なんだ。よりを戻したい」と強い意識を常に持って臨んでいきたいですね。
まずはきっかけ作りが大事なので、焦らず時間をかけて、連絡をとれる関係性を築くことから始めましょう。彼と復縁できたら、成長した自分と共に幸せがやってきますよ。ポジティブにいきましょう。