あまのじゃくな男性は、本音が見えなくて扱い辛いですよね。好きな人があまのじゃくなら、あなたは彼に振り回されてしまうかもしれません。しかし、あまのじゃくな心理を理解すると、彼の行動から本音が見えてきます。
今回は、あまのじゃくな男性の心理や本音などの特徴を徹底解説します。
あまのじゃく男性の意味は?
「あまのじゃく」とは、相手と反対のことを言ったり逆らったりして、あえて困らせる行為をする人のこと。
あまのじゃく男性とは、素直になれず意地悪な言動をついしてしまう、ひねくれ者の男性を意味します。警戒心が強く本音をなかなか表に出さないため、取り扱いに注意が必要です。
あまのじゃくな男の心理と特徴は?
自ら人の嫌がる行動をしながら、相手から冷たくされると傷つくのが、あまのじゃくな男性の特徴です。
本当は構ってほしくて仕方ありません。しかし、素直に甘えられず、あまのじゃくな行動をとってしまいます。
高いプライドが邪魔をして、自分の弱さを人に見せられません。そのため、甘えを優しく受け止めてもらった経験に乏しく、どんどん自分をこじらせていきます。
あえて嫌われる行為をしておきながら、「自分を大切にしてほしい」という心理を持った矛盾のかたまりです。
あまのじゃくな男の本音5個
あまのじゃくな言動は本音の裏返しでもあります。あまのじゃくな男性の本音について、詳しく解説していきましょう。
■1. どう接して良いのかわからない
仲良くなりたいけど、どうして良いのかわからずにあまのじゃくな行動をとってしまいます。子供が親の気を惹くためにいたずらをするように、あまのじゃくになるのです。
相手にとっての迷惑行為でも、あまのじゃくな男性は立派なコミュニケーションのつもり。嫌味でもダメ出しでも、相手とのやり取りが成立しているので、「これで良い」と誤認してしまいます。
■2. 自分の気持ちを悟られたくない
高い高いプライドの持ち主で、自分の気持ちを極度に隠そうとします。「先に好きになった方が負け」「自分から仲良くしてくれなんて言いたくない」と、歪んだ思考なので、好意をストレートに表現できません。
思いとは逆の言動をとるのも、気持ちを悟られたくない一心から。好きな人に意地悪をし、嫌な奴と思われてでも、自分の気持ちを隠し通したいと思っています。
■3. 自分を見てほしい
あまのじゃくな男性は承認欲求が強く、しかも寂しがり屋です。自ら人と距離をとる行動をしておきながら、「もっと自分を見てほしい」「認めてほしい」という思いを抱えています。しかし、素直にそれを表現できないから、あまのじゃくな言動をとるのです。
「人とは違うことをして注目を集めよう」が、あまのじゃくな男性の本音です。自分の行動で相手が如何に傷つくか想像せず、ただ自分を見てほしくてあまのじゃくになります。
■4. 自分が上に立ちたい
プライドが高いため、自分が上に立ちたい思いがあります。相手に従わず逆なことをするのも、意地悪な行為も、相手に見下されないためです。「素直に応じてやるものか!」と、感情をこじらせ、あまのじゃくな行動でマウントを取ろうとします。
仕事ができる人、自慢をする人に対して、特に敵対心を露わにするのが特徴です。しかし、真っ直ぐに頑張る姿を人に見せたくないので、正面から挑もうとはしません。そのため、口先ばかりで行動が伴わず、周囲からの信頼を失ってしまいます。
■5. 本当は自信がないから怖い
あまのじゃくな男性は、実はとても臆病です。そのままの自分では人に好かれる自信がないため、あまのじゃくになります。嫌な言動をすれば、実際に嫌われてしまっても仕方ないと思えるし、「自分だって嫌いだったし」と強がって耐えられるのです。素直に好意を示して嫌われたら、あまのじゃくな男性は立ち直れません。
裏を返せば、人一倍周囲の目を気にしているのが本音になります。自信がない上に自意識過剰なので、本音をひた隠しにして、嫌われた時の保険のために嫌な奴に徹してしまうのです。
あまのじゃくな男の好きなタイプ
ズバリ、あまのじゃくな男性には個人差が大きいです。顔重視、スタイル重視、性格重視など、男性によって好きなタイプは異なります。しかし、あまのじゃくな男性が接しやすいと感じる人には、以下のような共通点があります。
・明るくて笑顔いっぱい
・大らかで細かいことを気にしない
・素直でかわいい
・ときどきうっかりして保護欲をそそられる
・社交的で聞き上手
・優しくて根気がある
あまのじゃくな男性を包み込む包容力と、柔らかな魅力のある女性との相性が良くなります。
あまのじゃくな男性の恋愛傾向
本音とは逆を行くあまのじゃくな男性の恋愛は前途多難。好きな女性がいても、ストレートなアプローチができず、以下のような恋愛傾向があります。
・好き避けする
・好きな女性に過度に冷たくしてしまう
・上手く関われなくていじめてしまう
・ダメだしなど辛らつな発言をしてしまう
本当は仲良くなりたいのに優しくできず、当然デートにも誘えず、むしろ嫌われる言動を重ねてしまいます。
一方、恋愛対象外の女性は意識せず楽にコミュニケーションが取れます。好きな女性に対して「あまのじゃくが酷くなる」という特別扱いが、脈ありサインの証です。
あまのじゃくな男は意地悪?
「意地悪」は「あまのじゃく」の類義語です。あまのじゃくな男性は総じて意地悪。いちいち人をカチンとさせるような言動をします。揚げ足取りやダメ出しは日常茶飯事。相手を困らせてナンボという心理の持ち主です。
しかし、嫌われたいからあまのじゃくになっているのではありません。むしろ、「特別扱いされたい」「注目されたい」「好かれたい」という承認欲求が強いのが特徴です。
あまのじゃくな行為は、人の気を惹くのが目的です。プライドが高い上に不器用なので、困らせる以外に気を惹く方法がわからないのです。
あまのじゃくな男は嫉妬深い?
承認欲求が強いあまのじゃくな男性は、常に誰かと自分を比較しています。明らかな実力差があっても、プライドが高くて認められません。そのため、自分の扱いが低いと感じると、たちまち気分を害する嫉妬深い性格をしています。
と言っても、誰に対しても嫉妬深いわけではありません。あまのじゃくな男性にとって、どうでも良い相手は比較対象にならないため、何を言われても大して気になりません。
しかし、好きな相手、親しい相手には認めてほしい気持ちが強く、ちょっとしたことでもすぐに嫉妬してしまいます。嫉妬は愛情の裏返しなのです。
あまのじゃくな男は冷たい?
あまのじゃくな言動は、相手よりも自分の気持ちを優先した結果。基本的にあまのじゃくな男性は、自分のことばかり考える、自分勝手で思いやりのない冷たい人格だと思った方が良いでしょう。
しかし、根底には「愛されたい」という思いがあり、時には好きな人の役にたとうと頑張ります。日頃あまのじゃくな分、稀に見せる優しさのギャップは、強烈な魅力に映るかもしれません。そこにハマると、あまのじゃくな男性は沼となります。
「優しい?冷たい?」と判断に迷ったら、冷たい方が本来の姿だと考えましょう。優しさに期待すると、辛い目にあう可能性が高いので注意してください。
あまのじゃくな男性の扱い方
あまのじゃくな男性は命令されるのが大嫌い。世間話の質問ですら、「おまえの言う通りに答えてやるものか」と、ひねくれた反応をします。
ですので、あまのじゃくな男性と行動を共にする場合は、言葉選びに気を付けて、腰を低く接しましょう。良いところを見つけて褒めながら、彼の意見を尊重するのがポイントです。
また、何かをしてほしい時は「〇〇してくれる?無理だよね。気にしないで」と、断られる前提でお願いすると良いでしょう。「無理だよね」に対して「無理じゃない」と、あまのじゃくならではの反応で、応じる確率を高められます。
あまのじゃくな男性へのアプローチ方法
あまのじゃくな男性へのアプローチは駆け引き無用。素直にストレートに好意を伝え続けましょう。
押しが強すぎても嫌がられるので、自然な笑顔で話しかけ、こまめに褒めて印象アップ。明らかに他の男性と態度に差をつけて、特別感を演出するのが効果的です。
好き避けするタイプなので、一筋縄ではいかないかもしれません。しかし、好き避けや邪険な扱いは、むしろ彼があなたを意識し始めた証拠。めげずに根気良くアプローチを続けましょう。デートに誘う時は、一度や二度断れても諦めず、「今度こそお願い!」と粘り勝ちを狙ってくださいね。
あまのじゃくな男性との復縁
あまのじゃくな元彼と復縁したいなら、充分な冷却期間が必要です。あなたから復縁を求めても、あまのじゃくな彼は「別れたばかりなのに、即復縁とか恥ずかしくて無理」となります。また、あなたへの信頼を失っている状態なので、時間をかけて再び関係を築かなければなりません。
まずは、2~3ヵ月は静観しましょう。その後、あなたからコンタクトを取ると良いでしょう。連絡を無視された場合は、共通の友人や同僚がいれば、協力してもらうと良いでしょう。
いきなり復縁を求めず、徐々に連絡を増やして友達関係を復活させ、そこから恋人を狙うのがコツです。
まとめ
あまのじゃくな男性は認知が歪んでいるので、素直にさせるのは非常に困難です。好きになってしまったら、あなたが根気良く彼に合わせる覚悟を持たなければなりません。
常に気持ちを察し、優しさと包容力で包み込まなければ、お互いを傷つける可能性が高いです。できることなら、好きになる前に引き返すことをおすすめします。