風水に良い観葉植物の種類おすすめ19個！置き場所・運気別

観葉植物は、風水においてよく使われる開運アイテムです。けれども、家の中のどの場所に、どの方角に向かって何の観葉植物を置いたら良いのかなど、戸惑う点も多いかもしれません。

この記事では、風水と観葉植物の関係性から選び方、風水でぜひ取り入れたい・避けたい観葉植物や場所ごとの正しいインテリアについてご紹介いたします。

風水と観葉植物には、深い関わりがあります。風水においては「良い運気を引き寄せ、悪い運気を吸い取ってくれる」とも言われている観葉植物。

玄関や寝室など、様々な場所に置かれ、幸運を呼び込むとされている、まるで魔法のようなアイテムです。ぜひ正しいインテリアを覚えて、運気アップに活用したいところです。

運気アップを狙うにしても、どんな観葉植物を選べば良いのか迷ってしまいますよね。そんな時はまず、どんな運気をアップさせたいかを考えると良いでしょう。最初から「すべての運気」と欲張るのも良いですが、それぞれ観葉植物によって司る運気は異なるものです。恋愛運やお仕事運、金運、対人運など良くしたい運気に合わせた観葉植物選びをするようにしましょう。

例えば恋愛運であれば、モンステラやサンスベリア。金運はドラセナ、ミリオンバンブーなど。対人運はテーブルヤシ、総合的な運気アップを望むなら「多幸の樹」と言われるガジュマルなどがあります。それぞれの観葉植物には「どうしてそれが良いのか」という理由もあるので、ぜひお家のインテリアに合うかどうかを考えながら、観葉植物選びをしてください。

また、観葉植物は枯らせてしまったり、ホコリを溜めてしまったりするのは逆効果です。ご自身がお世話できる様な観葉植物を選ぶと良いでしょう。なかなかお世話をする時間がなさそうであれば、日陰や暑さ・寒さに強く丈夫なものを選ぶなど、ご自身の状況に合わせた観葉植物選びも、運気アップに効果的です。

観葉植物には、葉の形や向きが大きく関係しています。細くて尖った葉には「鋭い気」を発生させることができ、集中力を高めてくれたり、ひらめきやアイディアが出やすくなったりするのです。勉強やお仕事に集中したい時には、そばに細く尖った葉の観葉植物を置くようにすると良いでしょう。

＜先の丸い葉にはリラックス効果がある＞
葉の先が丸くなっている葉には、心を落ち着かせる作用があると言われています。くつろぎたいお部屋、リビングや寝室などに葉の丸い観葉植物を置いておくことで、心がリラックスしてよく眠れるようになるかもしれませんね。丸みを帯びた形は「和」を示すとも言われているので、ご家族やパートナー同士の絆を強くすることにも一役買ってくれるでしょう。

＜上向きの葉で前向きな気持ちになれる＞
風水では、葉の向きによっても効果がそれぞれ異なります。葉が上向きに育つ植物には「陽の気」が宿ると言われ、明るいパワーを発してくれるとされています。前向きな気持ちになりたい時、挑戦したい何かがある時、落ち込んだ気持ちから脱したい時に効果的です。

＜下向きの葉は怒りを鎮める力がある＞
一方で下向きに生えている葉は、「陰の気」を発生させます。不安や怒りといった気持ちを静かに落ち着けてくれる効果があるので、プレッシャーを感じている時やトラブルに巻き込まれた時など、気持ちを静かに保ちたい時に置くと良いでしょう。

観葉植物は、それぞれの置き場所に配慮することで、より運気アップの効果が高まります。
置き場所と観葉植物の組み合わせをご紹介します。

名前：モンステラ
場所：玄関

玄関に置く観葉植物でまずおすすめなのが「モンステラ」です。日陰に強い植物なので、日当たりのあまりよくない玄関にも気軽における点が嬉しいポイントです。葉も特徴的でおしゃれなので、インテリアとしても見栄えが良くなるでしょう。また、丸みを帯びた優しい形の葉には、リラックス効果があると言われています。お仕事などで疲れて帰っていた心が、ほっと安らぐのを感じられるかもしれません。

また、生命力が強いモンステラは、人にも生き生きとした強いエネルギーを与えてくれます。玄関から入り込む良い運気も、ぐんぐんと取り込んでくれるため、家全体に良い運気が廻りやすくなるでしょう。生き生きとした強さのある植物は、商売繁盛や事業の繁栄などを司ります。お仕事運や金運を高めてくれる効果も期待できるでしょう。

名前：シルクジャスミン
場所：玄関

シルクジャスミンの葉は上向きに向いており、陽の気を発生させています。明るい気持ちにさせてくれるだけでなく、同時に良い運気を多く取り込みやすいとされているので、玄関に置いておくと良いでしょう。また、日陰には弱いので、玄関の日当たりが良くないという場合は、ベランダに設置するのもおすすめです。

名前：サンスベリア
場所：トイレ

浄化作用があると言われているサンスベリアは、気の流れが滞りがちなトイレのインテリアにおすすめです。まるで刃のように鋭い形の葉は、邪気を断ち切ってくれるとも言われています。暗い気で充満してしまったトイレも、サンスベリアで気を浄化し、再び良い運気を巡りやすくしてくれるでしょう。ごく狭いスペースのトイレであれば、枚数を調整するなど、スペースに合わせたサイズ感が重要になります。

あまり水をあげなくても丈夫に育ってくれますので、植物のお世話が苦手という方にもおすすめです。

名前：アジアンタム
場所：リビング

下に向かって小さな葉がたくさんついているアジアンタムは、観葉植物として人気があります。風水においても良い運気をもたらすとされているのです。特にリビングは、ご家族など多くの人が普段から行き来する場所でもあります。

外から取り込んできた悪い運気も混ざりやすくなってしまうのですが、そんなリビングにアジアンタムを置くことで、乱れがちな気を安らかに鎮めてくれると言われているのです。

名前：シュロ竹
場所：リビング、寝室

細長く尖った葉が特徴的なシュロ竹は、お部屋に置くことで、滞留していた運気を澱みなく流れるようにしてくれるとされています。リビングや寝室などに置くと特に効果があると言われているので、最近よくない事が続いていると感じたら、ぜひお部屋の片隅にシュロ竹を置いてみてくださいね。

シュロ竹は比較的大きいサイズの観葉植物ですので、広いリビングに置くのが良いでしょう。限られたスペースにおいてしまうと圧迫感があり、余計に運気の流れを詰まらせてしまうこともあるので、お部屋の広さに合わせた置き方を意識することをおすすめします。

名前：オーガスタ
場所：リビング

オーガスタは、大きな葉が特徴的な、南国気分を感じさせてくれる観葉植物です。オーガスタの葉には邪気を取り払う効果があるとされています。また、明るい運気を取り込みやすくしてくれるため、多くの運気が混ざり合うリビングに設置するのがおすすめです。大き目サイズの観葉植物なので、広さのあるリビングに置くのが良いでしょう。

名前：フィカス・ベンジャミン
場所：リビング、オフィス

観葉植物を家の中に置くメリットは、風水で運気アップを狙う以外にも「マイナスイオンを発生し、心をリラックスさせる」といった効果があるためです。中でもフィカス・ベンジャミンはリラックス効果のある観葉植物として人気です。

運気と心の安定、両方の面からご自身やご家族の調子を高めていくことで、より理想とする未来を引き寄せやすくなることでしょう。

名前：アンスリウム
場所：寝室

アンスリウムには赤やピンクのカラーバリエーションがあり、中でもピンク色は恋愛運アップに一役買ってくれると言われています。アンスリウムは日陰に強く、太陽光には弱い植物です。そのため、日当たりのあまりよくない場所、特に西日の当たりにくい場所に置くようにしましょう。

日陰の寝室などにおいておくと、リラックス効果もあり、落ち着いてアプローチができる、恋愛における焦りを感じにくくするとされています。

名前：アロエ
場所：玄関

尖った葉で悪い運気を寄せ付けないようにしてくれると言われる「アロエ」。尖った葉はどことなく「幸福を呼び込む」とはイメージしにくいかもしれませんが、滞りがちな運気の流れを整えてくれるので、多くの運気の入り口となる玄関にぴったりです。

災いから遠ざけ、健康な肉体へと導くとも言われていますので、ご家族の健康促進を願う方におすすめです。日陰に強いので、スペースが狭く、日当たりのよくない玄関にも設置しやすいのが嬉しいですよね。

名前：アレカヤシ
場所：オフィス、勉強部屋

企画やアイディアが生まれやすくなると言われる、葉の尖った観葉植物。例えばアレカヤシなど鋭利な葉が特徴的な植物は、頭をスッキリとさせ、良い考えが浮かぶようになるとされています。部屋の片隅や、机の上にちょっと置いておくだけでも効果を感じられるかもしれません。

名前：金のなる木
場所：日当たりの良い場所、南東

まさに金運を高めるためにあると言っても過言ではない？名前の「金のなる木」。といっても正式名称ではなく、実際には「花月（かげつ）」という名前があるそうです。この花月を置くだけで、金運に効果があると言われています。

気になる置き場所に決まりはなく、特に南東の方角に置くと効果を感じやすいでしょう。日光を好む植物なので、日当たりの良い場所に置いてあげるとすくすく育ち、運気アップにも良い影響があるのではないでしょうか。

名前：テーブルヤシ
場所：トイレ、玄関

テーブルヤシは、小ぶりで育てやすいと評判の観葉植物です。これと言って面倒な手間も少なく、手間がかかりにくいので初心者の方やお忙しい方にも育てやすいのが特徴的。

テーブルヤシには「陽の気」があるため、空気がよどんで悪い運気が滞留しがちなトイレに置くと良いでしょう。テーブルヤシは風水において「人間関係を向上させる」とされているため、対人関係を良くしたいと考えている方にもおすすめです。トイレの他に、玄関に置くのも良い運気を呼び込みやすくすると言われていますよ。

名前：カポック
場所：玄関、仕事場、オフィスの入り口

オフィスやホテルの入り口にも置かれていることのある「カポック」。もちろんお家の玄関にも置いて、運気アップを狙うことができます。カポックが玄関に置くと良いとされているのは、丸みを帯びた「調和」を示す葉の形と、葉が上に向いていて「陽の気」を発するところが理由のようです。

たくさんの良い運気を呼び寄せ、人と人とのつながりを強く深くしてくれるカポックは、ご自宅の玄関はもちろんのこと、お仕事場と併設しているお家であったり、自営業を営んでいる方は入口のところに置いたりするのもよさそうですね。

名前：アグラオネマ
場所：玄関

「風水を意識してシンプルな玄関になっているけれど、もう少し色を足したい」という時にお勧めなのが「アグラオネマ」です。日陰に強いので、日当たりの悪い玄関でも安心して育てられる点が魅力的です。

葉には繊細な模様が入っているので、インテリアとしてもおしゃれです。夏頃には花も咲きますので、玄関がぐっと華やかになるでしょう。運気アップのみならず、見た目にも美しい点が、風水によく取り入れられるポイントでもあります。

数ある観葉植物の中でも、特に風水において良いとされているおすすめのものを5つご紹介いたします。

名前：ガジュマル
運気：金運、仕事運、人間関係などあらゆる運気

風水においてはとても有名な観葉植物なので、一度はその名を耳にしたことがあるかもしれません。「多くの幸せを運んでくれる観葉植物」として知られていて、金運やお仕事運、人間関係などあらゆる運気アップに効果的と言われています。お家にどんな観葉植物を置こうかと迷ったら、まずガジュマルを選ぶことをおすすめするくらい、縁起の良い植物です。

ガジュマルが良いとされている理由として、「精霊が宿っているから」というものがあげられます。ガジュマルには精霊「キジムナー」が宿っていて、キジムナーは人間に親しみをもち、一緒に生活を共にするという伝承があるのです。そんなキジムナーが宿るガジュマルは、一家に一つ置いておきたい観葉植物です。

名前：パキラ
運気：金運、仕事運

パキラもまた、ガジュマルと同じように、風水初心者の方におすすめしたい観葉植物の一つです。パキラは葉の形に特徴があります。パキラの尖った葉は、悪い運気を振り払い、良い運気をしっかりと取り込んでいく力があると言われているのです。力強い幹は、強い生命力を表します。そんなパキラは、置き場所を意識することでさらなる運気アップ効果が期待できます。

例えば玄関に置けば悪い気を遠ざけることができると言われていますし、勉強部屋に置くことで集中力をアップさせるとも言われています。一方で、寝室に置くことでリラックス効果もあると言われ、まさに一石二鳥以上の大きな効果が期待できる観葉植物なのです。

名前：ユッカ
運気：金運、仕事運

邪気や悪い運気の流れを断ち切ってくれると言われている「ユッカ」。良くないことが立て続けに起こり、気の流れが滞っていると感じた場合にも効果的です。ユッカは上向きに生えた尖った葉が特徴的です。この葉の形が、風水において悪運を振り払う効果があると言われています。

邪気を払うだけでなく、お仕事運や金運アップも期待でき、集中力を高めるとされているので、勉強部屋や書斎に置くことをおすすめします。

名前：ミリオンバンブー
運気：健康運、金運、仕事運

ご家族の心身の健康や長生きに運気アップにおすすめなのが「ミリオンバンブー」です。風水において「竹のようにいつまでも元気で長寿を願う」という意味合いがこめられています。上に向かって育つ葉が、陽の気を引き寄せてくれると言われています。西北側と相性の良い観葉植物です。

名前：アイビー
運気：恋愛運、金運

風水をたしなむ方のみならず、育てやすさからインテリアとしても人気の高い観葉植物「アイビー」。ハートのような形をした葉も特徴的があって可愛らしいです。アイビーには、ミリオンバンブーと同じく「陽の気」を取り入れてくれる効果があるとされています。

また「水」の性質を持つため、良くない運気が溜まりやすく、気が暗くなりがちな浴室の院亭らにおすすめです。強くて丈夫なので、普段なかなかお世話をする時間がないという方にも、手軽に取り入れることができるでしょう。

風水ではあまりよくないとされている観葉植物についてご説明いたします。

造花を用いた観葉植物は、風水においてNGとされています。NGの理由は、生花と比べてドライフラワーなどは「生きていない状態」「死んでいる」と言われ、家の中にある木を乱れさせてしまうと言われているためです。インテリアとして人気のアイテムですが、風水において、運気のめぐりをよくするためには逆効果と言えるでしょう。また、プリザーブドフラワーも同様の理由で、風水には不向きとされています。

ちょっとしたインテリアとして人気のサボテンですが、風水的に、置き場所を考えないと良くないこともあるようです。というのもサボテンは「運気の良しあしを問わずに寄せ付けなくなる」と言われています。悪い気をはらってくれるのは嬉しいですが、良い運気までも取り入れにくくなってしまうようです。

中でも、寝室と玄関に置くのはあまりよくありません。屋外に置くことで悪い気を寄せ付けなくしたり、トイレにおいて溜まった気の流れを良くしたりするのに向いています。

つる植物はインテリアとして人気がありますが、風水的な意味で言うと、あまりおすすめできません。部屋に置くことで、家の中の気を暗くさせると言われているのです。気が暗くなってしまうと運気が滞留しやすくなるので、良いことが起こりにくくなってしまうかもしれません。ご自身やご家族の運気アップを願うのであれば、ツタなどのつる植物は避けるのがベターです。

インテリアに一役買ってくれる、奇抜な葉の形などの観葉植物。これもつる植物と同じくあまりおすすめとは言えません。というのも、こういった観葉植物は「陰の気をもたらす」と言われているのです。お部屋に飾ることで、かえって運気が悪くなってしまう可能性もあるとされていますので、風水を意識したお部屋作りをするのであれば、置かない方が良いかもしれません。

観葉植物を置く際に注意したいのが「置く場所のスペースとのバランス」です。例えば狭い玄関に大き目の観葉植物を置いてしまうと、せっかくの運気の入り口効果を上手く発揮できず、良い運気が入ってこれなくなってしまうのです。空間にゆとりがあれば、大きな観葉植物を置いても問題ありませんが、明らかに圧迫感がある、スペースが狭く感じつぃまうといった場合は、小雨サイズのものを置くようにしましょう。

風水で観葉植物を用いる場合、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。まとめてみました。

つい「どんな観葉植物をどこに置くか」という点に意識が傾きがちですが、観葉植物のみならず、植物を入れる鉢にも一工夫あるとよいでしょう。鉢にも、観葉植物と同じく種類によって司る運気が異なります。

例えば、恋愛運や対人関係など人との関わりに関することで運気アップを望むなら「白くて丸みのある鉢植え」がおすすめです。これは、白という色が持つ浄化作用や、「調和」をイメージさせる「丸みを帯びた形」から来ていると言われています。さらに陶器のものですと、大地からみなぎるエネルギーと安定感がもたらされ、なお良いとされています。

鉢植えの素材に関して言えば、プラスチック製のものは、チープな人間関係を引き寄せてしまうと言われています。さらにガラス製のものは、冷たい人という印象を与えてしまいやすいとされているので、あまり風水においてはおすすめではありません。

観葉植物には、それぞれ持っているエネルギーがあります。またエネルギーには「陰」「陽」の二種類があります。玄関やリビング、寝室など家の中のあらゆる場所は、陰陽どちらの気を重視するかが決まっているため、その場所に合う気を持つ観葉植物を置くようにしましょう。

例えば運気の入り口である玄関には、明るい運気を多く取り入れやすくする陽の気を持つ観葉植物を、寝室は落ち着いた気持ちで過ごせるように、陰の気を持つ植物を置くなど、過ごす場所によって置く植物の種類を意識したインテリアが大切です。かえって玄関に陰の気を持つ植物を飾ってしまうと、良くない運気までも取り込んでしまうなど風水的にあまりよくないため、意外と注意したいポイントです。

ここまで、風水における観葉植物の様々なことについて、お伝えしてきました。具体的に、どこに何の植物を置こうか、イメージはわきましたか？ぜひご自身やご家族の臨む未来に合わせた観葉植物を配置するようにしてみてくださいね。運気の流れが良いものになることで、自然と生活していて幸福なことが起こりやすくなったり、悪い出来事から避けられるようになったりするでしょう。