付き合って1年…彼氏からの愛情を感じていても、「私のこと、そして将来のこと、考えてるのかな?」と気になりますよね。しかし、ストレートに聞くのはかなりの勇気が必要です。
そこで今回は、付き合って1年の男性心理を解説!年代別の彼氏の心理についてもお話しします。
付き合って1年のカップルの特徴
付き合いが順調な状態で1年経ったカップルは、抜群の安定感が特徴です。最初の緊張感がなくなり、ほど良いリラックス状態になります。お互いのペースが掴めるので、快適な頻度で連絡を取り合い、デートの場所や予定を決めるのもスムーズです。
毎週のようにデートしていた場合、メジャーなデートスポットは行き尽くしてネタ切れになりますが、特別な場所に行かなくても楽しめるくらい、2人の仲は親密になります。
しかし、お互い遠慮がなくなり、喧嘩になりやすいので注意が必要です。今までは気を遣って言葉を選んだ場面でも、ついストレートに言い過ぎたり、ムッとして強い口調になったりします。喧嘩するほど仲がいい言いますが、思いやりを見失うと大喧嘩に発展し、修正が難しくなることも…。付き合って1年のカップルは、初心を忘れず「親しい仲にも礼儀あり」の精神を持つのが大切です。
付き合って1年の男性心理10個
付き合って1年の男性心理はさまざまです。どのような心理が考えられるのか、1つずつ詳しく解説します。
■1. 付き合い当初のときめきは薄れている
付き合い始めは緊張するし、最高にドキドキするので、何をしてもときめきますよね。付き合って1年経つと、どうしてもときめきは薄れてしまいます。どんな刺激も回数を重ねれば慣れるものです。
■2. まだまだラブラブ状態
付き合い当初のときめきは薄れても、まだまだラブラブ状態の彼氏もいます。むしろ、緊張が解けて、更に愛情倍増するケースも。
彼氏がラブラブ状態ならば、言葉や態度、行動など、溢れんばかりの愛情表現がありますから、あなたも充分感じ取れるでしょう。
■3. 良い意味で慣れて安心している
順調に交際を続けてお互いの信頼関係が構築されると、彼氏は良い意味で慣れて安心します。「下手なことして嫌われるのではないか」「自分より素敵な男性に彼女が好きになるのでは?」というネガティブな心配がなくなる分、彼氏の情緒は安定し、とても穏やかになるのです。
■4. 悪い意味で慣れて油断している
彼氏によっては、付き合って1年経つと、悪い意味で慣れてしまうケースもあります。あなたが一方的に尽くしたり、理不尽に謝ったりしていると、「彼女には何をしても大丈夫」と油断が生まれてしまうのです。そのため、ドタキャンしたり別の予定を優先したりなど、あなたの扱いが雑になります。
■5. 彼女の欠点が気になり始める
付き合って1年経つと「恋は盲目」の状態から抜け出し、少し冷静さを取り戻します。彼女の欠点が気になり始めるのは、この時期と重なります。今までは気にならなかったのに、「あれ?彼女って…」と悪い気付きが増えてしまうのです。
■6. 別の女性への興味が強まる
交際1年で彼氏が悪い意味で慣れてしまうと、別の女性への興味が強まってしまいます。
特に、恋愛にスリルを求めるタイプは、安定した彼女との関係よりも、新しい恋愛に気持ちが傾きがちです。付き合って1年ごろに、別の女性への興味から、つい流されて浮気してしまう男性もいます。
■7. マンネリ化して交際が面倒になる
頻繁に会い過ぎたり、連絡を取り過ぎたりすると、付き合って1年でマンネリ化してしまいます。すると、交際へのモチベーションが一気に下がり、「デートもLINEもめんどくさい」という心理に陥ってしまいます。一度面倒に感じると、なかなかテンションが上がりません。
■8. 別れが頭を過ぎることもある
マンネリ化で面倒に感じたり、彼女の欠点が酷く気になるようになったりすると、別れが頭を過ぎることもあります。
積極的に交際を続ける理由が見つからないのです。しかし、自分から別れを切り出すのも面倒で交際が続きます。そのため、彼氏の笑顔が激減します。
■9. 結婚も含めて将来について考え始める
彼氏の周囲で結婚する友達が増えていると、交際1年目頃に彼女との将来について、真剣に考え始めます。
1年の月日は大きく、彼女への愛情を強く持ち、仲良く付き合ってこられたなら、その先に結婚を考えるのは、男性でも自然なことです。
■10. 何も考えず惰性で付き合っているだけ
あなたは「将来についてそろそろ考えたいな…」と思っていても、彼氏がそうとは限りません。「今が楽しければ充分」と、何も考えていないのは、意外とあるあるです。それどころか、「別れようって言われないし」と、惰性で付き合っているだけのケースもあります。
付き合って1年で結婚の話は早い?
付き合って1年経てば、お互いの理解が深まります。あなたに結婚願望があれば、「彼氏に結婚について話してみようかな?」と思うのは、とても自然です。
しかし、結婚したい時期には個人差があります。お互いが結婚適齢期で、何となく彼氏も結婚願望がありそうだと、普段の会話からわかるようならば、あなたから話題を出すのもあり。もしかしたら、彼氏は言い出せないだけかもしれません。
しかし、一般的に見てまだまだ結婚には早い年齢だった場合、例え「将来的には」という枕詞がついても、結婚の話題は彼氏にとって重荷になるかもしれません。
結婚したい時期が3年後、5年後などかなり先の場合、今結婚に前向きでも、先はわからない不安から、無責任に答えを出せないのが男性心理です。もう少し様子を見た方が良いでしょう。
ちなみに、現在の日本の平均初婚年齢は、2020年の人口動態統計によると、男性33.4歳、女性31.3歳となっています。
付き合って1年は落ち着く?冷める?
付き合って1年は、付き合い始めよりは落ち着くカップルがほとんどです。中には、付き合えば付き合うほどラブラブで、「最高!好きすぎる!」というカップルもいますが、多くはドキドキ最高潮のときめき期を過ぎ、親愛的な落ち着いた穏やかな気持ちで愛を育む時期に突入します。
しかし、恋愛にドキドキを求めるタイプの付き合って1年は、ときめきが薄れてきた彼女に冷め始める時期でもあります。刺激に慣れてしまい、一緒にいて当たり前になると、女性として好きなのか、友達感覚なのかわからなくなってしまうのです。
このタイミングで魅力的な女性との出会いがあると、彼女と比較して冷めてしまいます。場合によっては、「別れて新しい恋愛をしたい」と思うかもしれません。
付き合って1年で別れる確率
ブライダル総研では、交際期間のアンケート調査を行っています。結果は以下の通りです。
【最も長いお付き合いの期間(交際経験がある人/男女別)】
(男性)平均:2.7年
半年未満:8.5%
半年以上1年未満:14.0%
1年以上2年未満:20.9%
2年以上3年未満:18.2%
3年以上5年未満:19.7%
5年以上:17.9%
(女性)平均:3.2年
半年未満:9.1%
半年以上1年未満:11.4%
1年以上2年未満:19.9%
2年以上3年未満:16.6%
3年以上5年未満:20.0%
5年以上:21.7%
出典:株式会社リクルート「ブライダル総研 」
約2割は1年以内に破局しています。この調査は最長交際期間ですので、中には短い交際を繰り返す人もいるでしょう。のべ回数で考えると、1年で別れるカップルの割合は、半数位いるかもしれません。
付き合って1年の彼氏と長続きする方法
1年間大きな問題も起こさずに付き合ってきたなら、あなたと彼氏の相性は良い方と言えます。「一緒にいて居心地がいい」とお互い思えなければ、なかなか1年間も交際は続きません。
まずは、彼氏との縁や相性の良さに自信を持ちましょう。その上で、以下の点を心がけると良いでしょう。
・気持ちはきちんと言葉で伝える
・思いやりと気遣いを忘れない
・2人の時間を楽しむ工夫を怠らない
・ときどき旅行など非日常を楽しむ時間を作る
・依存せず、彼氏がいなくても楽しむ方法を獲得する
・彼氏の考え方や行動を尊重する
・漠然と将来を意識した話題を出す
・負担になりそうな行為を減らしていく
・喧嘩をしたら放置せず話し合う
・女性らしさを忘れない
これからあなたと彼氏は安定期に入ります。慣れが悪い方向に進まないように気を付けることが重要です。
付き合って1年で体の関係なしのカップルは変?
結論から言うと、付き合って1年で体の関係なしのカップルは変ではありません。特に、学生カップルの場合、プラトニックな期間が長いのは普通のことです。
「まだしてないなんて、彼氏は自分をそんなに好きじゃないのかも…」と心配する必要はありません。むしろ、体の関係なしで交際1年経過するのは、彼氏があなたを大切に思っている証拠です。
とは言え、この先何もないのはさすがに寂しいですよね。もしかしたら、彼氏は恋愛に不慣れで、あなたをリードしたくてもできないのかもしれません。誘い方がわからない可能性もあります。
充分気持ちの準備が整っているならば、あなたが彼氏をさりげなくリードしてあげましょう。部屋に呼んだり、旅行を提案したりして、自然な流れを作ると良いでしょう。
付き合って1年の同棲タイミングは?
付き合って1年ならば、お互いの理解も信頼も深まっているので、同棲のタイミングとして良いかもしれません。ただし、「お互い忙しくてなかなか会えない」など、同棲が必要な具体的な理由がないならば、決断は慎重になるべきです。
なぜならば、同棲は生活なので、交際とは違う問題が出る可能性があるからです。一緒に暮らすと見えてくる欠点が多ければ、同棲が別れのきっかけになってしまいます。
また、同棲を始めるなら、その先の将来についてもしっかり話し合った方が良いでしょう。できれば、「同棲〇年後に結婚する」など、具体的な話まで至るのが理想です。
結婚したかったのに、同棲を始めた結果、ずるずると結婚が先延ばしになり、最終的に別れてしまうカップルもいます。「一緒にいたいから」だけで同棲を始めるのはハイリスクです。
付き合って1年の高校生の男性心理
高校生の場合、付き合って1年後は、そろそろ進路について考える時期です。大学進学や就職など、彼女との将来よりも、自分の将来について真剣に考えます。そこに、彼女が変わらず存在するかどうかは、彼氏の感情次第です。
しかし、残念ながら高校生の場合、進学や就職という環境の大きな変化を理由に、彼女と別れようと考えるケースは少なくありません。新しい生活での出会いに期待が大きければ大きいほど、「彼女との交際は高校生の間だけ」と考えます。一方、不安が強ければ彼女に依存する可能性もあります。
付き合って1年の大学生の男性心理
出会いが多い大学生活で、1年間交際が継続するのは、それだけ彼氏の愛情が大きいからです。彼氏は変わらず「彼女と仲良く付き合っていきたい」という心理状態でしょう。この先就職という大きな変化を控えていますが、現時点では彼女を大切に思っています。
また、第15回出生動向基本調査の結果では、結婚している夫婦の出会いのきっかけの11.7%が学校です。
もちろん、別れるカップルもいますが、学生時代の交際相手と結婚するカップルは一定数存在します。特に問題がなければ、ポジティブに交際を続けて良いでしょう。
付き合って1年の30代の男性心理
男性の30代は、結婚観に大きな個人差がある時期です。また、30代でも前半と後半では、恋愛や結婚への考え方に大きな変化が生まれます。とは言え、結婚願望があってもなくても、付き合って1年経過しているなら、それとなく自分の結婚観について彼女に伝える男性が多いでしょう。
結婚願望がある男性なら、交際して1年で彼女との結婚を強く意識します。ただ、自分から積極的に行動を起こすとは限りません。何かと理由をつけて先延ばしにする男性は多く、女性がリードしなければ進展しないのはあるあるなのです。
一方、結婚願望がない男性は、意識的に結婚の話題を避けます。あなたが結婚を求めれば、急激に冷めるかもしれません。
付き合って1年の40代の男性心理
結婚願望が強い40代の場合、付き合って1年も経つのに、結婚について具体的な言動がないのは、非常に稀なことです。そのため、現時点で彼氏があなたに対して結婚の話題を出さないなら、結婚願望はかなり薄い、あるいはゼロの可能性が高くなります。
あなたも結婚の話題を出さない場合、「彼女も自分と同類で、結婚を望んでいない」と解釈しているかもしれません。
だからと言って、別れを望んでいるわけでもありません。付き合って1年の40代は、「このまま快適な状態を続けたい」と言うのが本音でしょう。面倒なので、今更大きな変化を望んでいないのです。
まとめ
付き合って1年の男性心理は千差万別。大切なのは、あなたの彼氏が何を思っているのかを感じ取ること。彼氏があなたを大切に思っていれば、必ず態度や言動に表れます。愛情のサインを見逃さず、いたずらに不安にならず、これからも愛を育んでくださいね。