家がゴミ屋敷になってしまうような人がいますよね。まったく掃除をしないため、部屋が足の踏み場もないような状態になってしまうのです。
しかしゴミ屋敷になるまで掃除をしないというのは、疑問ですよね。自分も困るはずなのに、なぜ彼らは掃除をしないのでしょうか。
そこでこの記事では、ゴミ屋敷になる人の特徴や心理を紹介していきます。
ゴミ屋敷になる人の心理や性格の特徴15個
ゴミ屋敷になる人には、共通する特徴や心理、性格があります。そこでここからは、ゴミ屋敷になる人の特徴を紹介していきましょう。
1. 孤独
ゴミ屋敷になる人の特徴としては、孤独なことです。人は物がたくさんあると、それにより孤独を感じなくなることがあります。孤独な人はその寂しい心を埋めるために物を溜め込むことがあり、それによりゴミ屋敷になってしまうのです。
2. もったいない気持ちが強い
もったいない気持ちが強いというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴です。使っていないものであっても、もったいないという気持ちが強いと捨てられなくなってしまいます。その結果、物がたくさん溜まってしまい、ゴミ屋敷になってしまうのです。
3. 物欲が強い
物欲が強いというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴となります。物欲が強い人は欲しいと思ったものを、すぐに購入してしまいますよね。それにより部屋が物だらけになってしまい、ゴミ屋敷のようになってしまいます。
4. 疲れている
疲れているというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴です。疲れていると、部屋が散らかっていても片付けようと思えなくなってしまいます。その結果、どんどん部屋が散らかっていき、ゴミ屋敷のようになってしまうのです。
5. 出したら出しっぱなしにする
出したら出しっぱなしというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴となります。物を出しても、片付けるのを面倒臭がってしまい、いつも後回しにしてしまうのです。結局、後からも片付けないため、足の踏み場もない部屋になってしまいます。
6. 片付いていると落ち着かない
片付いていると落ち着かないというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴です。綺麗な部屋だと逆に落ち着かず、散らかっているほうが安心感を感じてしまうのです。その結果、どんどん部屋が散らかってしまい、ゴミ屋敷のようになってしまいます。
7. 面倒臭がり
面倒臭がりというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴となります。面倒臭がりの人は部屋を片付けなければと思っていても、面倒臭くて放置してしまいます。その結果、どんどんゴミが溜まっていき、ゴミ屋敷のようになってしまうのです。
8. 計画性がない
計画性がないというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴です。計画性がない人は、先を考えて行動しないため、どんどん部屋を片付けることを後回しにしてしまいます。そしていつの間にか部屋がゴミ屋敷のようになってしまうのです。
9. 集中力がない
集中力がないというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴となります。集中力がない人は部屋を片付けている途中で、別のことに気を取られてしまいます。その結果、いつも片付けが中途半端になってしまい、部屋が散らかってしまうのです。
10. 何でも後回しにする
何でも後回しにする性格というのも、ゴミ屋敷になる人の特徴です。何でも後回しにする人は、片付けや掃除をいつも後回しにしてしまいます。結局、後回しにしたことを後からやることもないため、部屋がゴミ屋敷のようになってしまうのです。
11. コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低いというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴となります。部屋に誰か遊びに来る場合、嫌でも片付けますよね。コミュニケーション能力が低い人は友達もいないため、結果として部屋を片付ける機会を失ってしまい、部屋がゴミ屋敷のようになってしまうのです。
12. 習慣がない
習慣がないというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴です。子供の頃から親に部屋を片付けてもらっていると、自分で片づけをする習慣が身につきません。そのため、結果として部屋がゴミ屋敷のようになってしまうのです。
13. ストレスを感じやすい
ストレスを感じやすいというのも、ゴミ屋敷になる人の特徴となります。ストレスによって心が疲れていると、部屋を片付けようという気力を持てなくなってしまいます。ストレスを感じやすい人は、人よりもストレスを溜め込んでしまうため、部屋がゴミ屋敷のようになってしまうのです。
14. 物への愛情が強い
物への愛情が強い人も、ゴミ屋敷になる人の特徴です。物に対する愛着が強いと、なかなか物を捨てることができません。それにより部屋が物だらけになってしまい、ゴミ屋敷のようになってしまうのです。
15. 何でも正当化する
何でも正当化する人も、ゴミ屋敷になる人の特徴です。何でも正当化する人は、部屋が汚いことも正当化してしまいます。それにより意地になってしまい、どんどん片づけを行わなくなってしまうのです。
ゴミ屋敷になる人の原因7個!病気?
そもそもゴミ屋敷になってしまうのは、なぜなのでしょうか。そこでここからは、ゴミ屋敷になる原因について解説していきます。
■1. 過労やストレス
ゴミ屋敷になってしまう原因としては、過労やストレスが挙げられます。仕事が忙しく、毎日疲れていたり、強いストレスによって心が疲れていたりすると、家に帰っても何もやる気が起きません。すぐにでも休息を取りたいため、何もしなくなってしまうのです。
そうなればどんどん部屋の片づけを後回しにしてしまうことになりますよね。疲労やストレスを回復させることを、体が優先しているような状況ですので、これはある意味、仕方のない状況となります。
■2. うつ病
うつ病もゴミ屋敷になってしまう原因です。過度なストレスなどによってうつ病を発症してしまうと、何もやる気がなくなってしまいます。それまでは綺麗好きだったとしても、掃除しようという気持ちにならないのです。その結果、どんどん部屋にゴミが溜まっていってしまい、いつしかゴミ屋敷のようになってしまいます。
■3. 認知症
認知症もゴミ屋敷になってしまう原因となります。認知症は高齢者がかかる、記憶力が低下してしまう病気です。認知症は記憶力が低下するだけでなく、行動することができなくなってしまうこともあります。
ゴミ出しを忘れてゴミが溜まってしまうことも多いため、認知症になるとどんどん部屋が散らかっていってしまうのです。その結果、ゴミ屋敷になってしまうことがあります。
■4. ためこみ症
ためこみ症もゴミ屋敷になってしまう原因です。ためこみ症とは、様々な物を集めることで安心感を感じ、逆に物を捨てることに悲しさや罪悪感を覚えてしまうという病気です。
ためこみ症になってしまうと、どんどん部屋に物が溜まっていくことになります。その結果、どうにかしなければとわかっていながらも、部屋がゴミ屋敷になってしまうのです。
■5. 買い物依存
買い物依存も、ゴミ屋敷になってしまう原因です。買い物依存と部屋を片付けないことに直接的な関係はありませんが、買い物依存になってしまうと、なんでも物を買ってしまうため、部屋が物だらけになってしまいます。
その結果として、どんどん部屋が片付けられなくなったり、物をしまうスペースがなくなったりして、ゴミ屋敷のようになってしまうのです。
■6. ADHD(注意欠陥多動性障害)
ADHDもゴミ屋敷になってしまう原因です。ADHDの人の中には、片付けが苦手な人やゴミ捨てのルールを理解できない人が存在します。それにより、部屋がゴミ屋敷となってしまうことがあるのです。
■7. セルフネグレクト
セルフネグレクトもゴミ屋敷になってしまう原因となります。セルフネグレクトは自分自身への世話を放棄してしまう病気のことです。
それにより部屋を掃除しなかったり、お風呂に入らなかったりしてしまいます。うつ病や認知症がその原因となることもあるため、注意しておきましょう。
ゴミを溜め込んでしまう理由
ゴミを溜め込んでしまう理由としては主に2つあります。
1つ目は「やる気が起きない」からです。ストレスや病気などにより、片付けをしなければならないという意識がどんどん薄くなってしまうことがあります。
それにより、片づけを後回しにしたり、やらなければと思っていてもどうしてもそのような気持ちになれず、ゴミを溜め込んでしまうのです。
2つ目は「物に愛着を持ってしまう」からです。孤独感や病気などにより、物自体に愛着を持ったり、物があることで安心感を覚えたりしてしまうことがあります。
これによりどんどんゴミを溜め込んでしまい、ゴミ屋敷のようになってしまった状態を居心地良く感じてしまうのです。
ゴミ屋敷から抜け出すための対処法5個
ゴミ屋敷から抜け出すためには、いったい何をすればいいのでしょうか。そこでここからは、ゴミ屋敷から抜け出すための対処法を紹介していきます。
■1. 友人を作る
ゴミ屋敷から抜け出すための対処法としては、友人を作るというものがあります。孤独感を感じていることが原因でゴミを溜めてしまう場合、まずは友達を作ることが大切です。孤独感がなくなれば、部屋を片付ける気持ちも持てるようになります。
また、家に友達を呼ぶとなれば、部屋を片付けなければなりませんよね。それにより意識が大きく変わるため、友人を作るということが大切なのです。
■2. 病院に行く
病院に行くというのも、ゴミ屋敷から抜け出すための対処法です。精神的な病気で片付ける気力が湧かなくなってしまうこともあるものです。このような場合は、まず病気の治療を行うことが大切なこととなります。
病気が徐々に良くなっていけば、片付ける気力も自然と湧いてくるようになるでしょう。そうなってから片付けを始めていけば、いずれ部屋も綺麗にすることができます。
■3. 片付けやすい部屋を作る
片付けやすい部屋を作るというのも、ゴミ屋敷から抜け出す方法です。部屋が散らかりやすい人は、散らかりやすい部屋になっていくことも多いです。
そのため、部屋の各所にゴミ箱を設置したり、収納を用意したりしてください。このようにして片付けやすい部屋を作れば、部屋を散らかさないようになれる場合があります。
■4. 周囲の人に相談する
周囲の人に相談するというのも、ゴミ屋敷から抜け出すための対処法です。病気などによりなかなか部屋を片付けられないという人もいるでしょう。
そのような人は恥ずかしがらず、そのことを周囲の人に相談してください。そうすることで周囲の人が協力してくれたり、あなた自身の心が軽くなったりします。
■5. 業者に依頼する
部屋を片付ける気になったけど、自分一人ではどうしようもないほどのゴミ屋敷になってしまったという人もいるでしょう。そのような人は、片付けを業者に依頼しましょう。
業者に依頼すれば、家の中のゴミを全て掃除してくれます。ただし、料金はその分かかってしまうため、注意も必要です。
まとめ
ゴミ屋敷になる人の特徴などを紹介してきましたが、ゴミ屋敷にまでなってしまうのは病気が原因であることが多いです。そのため、もしも周囲にゴミ屋敷に住む人がいた場合、病院に連れていったほうが良いでしょう。
病気が治らないと、片付けてもまた汚してしまうということになってしまうため、まずは病気を治すようにしてください。