かごしま遊楽館の徹底レポ！人気商品・評判は？

首都圏と鹿児島を結ぶ拠点として鹿児島県が設置した施設で、鹿児島の特産品や農産物、観光情報などの受信、発信を行っています。令和3年5月30日で開館26周年を迎えた、東京では老舗のアンテナショップです。

1階が食品販売と観光案内コーナー、2階が黒豚をメインとしたレストラン、3階が工芸品などの展示販売を行う店舗となっており、東京にいながら鹿児島を存分に感じられる施設です。

1階の食品販売コーナーには常時約700点の商品を取り揃えていて、3階の工芸品コーナーには1000種類ほどの工芸品が並んでいます。

また2階のレストランでは約40種類のメニューを楽しむことができます。

お菓子類では軽羹(かるかん)饅頭や灰汁巻き（あくまき）、ふくれ菓子、白熊、農産品・農産加工品ではさつまいも、お茶、黒酢、本格焼酎などがあります。

このほか水産品・水産加工品ではブリ、カンパチ、キビナゴ、うなぎ、さつま揚げ、鰹節、畜産品では鹿児島黒牛、かごしま黒豚、黒さつま鶏などがあります。

工芸品では本場大島紬、薩摩切子、錫製品、薩摩焼、屋久杉製品、竹製品、刃物などがあり、それぞれの地域の特色を生かした特産品が数多くあります。

1階の食品販売コーナー「さつまいもの館」では、さつま揚げやお菓子「かすたどん」、鹿児島独特の甘みのある醤油などの調味料が人気です。

・さつま揚げ
鹿児島の名産「さつま揚げ」は，砂糖を入れて甘口に仕上がっているのが特徴です。時期を問わず、年間を通してよく食べられており，おかずとしてはもちろん、酒の肴としても好まれています。また、野菜炒めや卵とじの具材などとしても好まれています。

野菜天、ごぼう天、イカ下足天、チーズ天、にんじん天、ミックス天などたくさんの種類があり、１個から販売していますので、気になったものを1つずつ試してみるのもおすすめです。またお得な詰め合わせセットもありますので、ぜひ様々な種類を食べ比べしてみてください。

・かすたどん
鹿児島産の卵をふんだんに使用したカスタードクリームをふんわりとしたスポンジで包んだ大人気の蒸し菓子です。凍らせるとシャーベットのような食感で、またひと味違う楽しみ方もできます。

そしてもちろん、常時100種類以上の取り扱いがある焼酎も人気です。

2階のレストラン「いちにいさん」では、独自のソバつゆ仕立ての黒豚しゃぶしゃぶをはじめ、トンカツなどの黒豚料理を目当てに多くのお客様が訪れます。

また3階の「鹿児島ブランドショップ」では、薩摩切子などのガラス細工、薩摩焼の茶碗などの工芸品が贈答用に好まれています。

最近では鹿児島の方言や特産品などをモチーフにした「カゴマニア」商品が若い方を中心に人気となっています。鹿児島弁のセリフが書かれたTシャツや、鹿児島の特産品やあるあるネタをかわいいイラストとともに表現したトートバッグなど、様々な種類があります。

詳しくはカゴマニアのInstaglamをチェックしてみてください。
（URL https://www.instagram.com/kagomania_/?hl=ja）

このほかにも、キャロットドレッシングや化粧品など身近な日用使いの小物なども幅広い層のお客様から親しまれています。

コロナの影響で去年・今年と開催できていませんが、例年５月下旬には誕生祭を開催して多くのお客様に来場いただいています。

例年の誕生祭では、かごしま遊楽館の前にある日比谷ゴジラスクエアに販売ブースを設けて商品を販売したり、鹿児島県のゆるキャラ「ぐりぶー」によるステージイベントを行ったりしてPRイベントを行っていました。

今後は状況を見ながら、お客さんに還元できるような代替イベントを検討していくこととしています。

当店の近くには2020年にオープンした島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」があります。場所や開館日が近いことから、両店をめぐって楽しんでいただける合同企画を実施したいと考えております。

・2階レストラン「いちにいさん」
鹿児島名物である黒豚しゃぶしゃぶをメインとしたお店です。「いちにいさん」はもともと鹿児島でそば屋を営んでおり、店で使用しているそばつゆでしゃぶしゃぶをいただくという少し変わったスタイルを楽しんでいただけます。

お客様からは「おいしくてコストパフォーマンスが高い」というお声を頂いており、人気のレストランです。またしゃぶしゃぶ以外にも、黒豚の角煮など黒豚料理を数々ご用意しています。

レストランではテイクアウトも行っており、自宅でしゃぶしゃぶ楽しんでいただけるセットや、とんかつ弁当などランチメニューもございます。

・屋久島・奄美大島・徳之島
鹿児島県にある離島です。奄美大島と徳之島は令和３年７月２６日に世界自然遺産に登録されました。

他にも、桜島と鹿児島市の繁華街を一望できる「城山展望台」、歴史を感じられる「仙巌園」、威厳を感じる「霧島神宮」、国内でも貴重な指宿の「砂むし温泉」、薩摩の小京都「知覧武家屋敷庭園群」、東洋のナイアガラと呼ばれる「曽木の滝」など、南北600キロに広がる県内各地に数多くの観光スポットがあります。

平日は主婦や仕事帰りのサラリーマンの方々の利用が多く、土日祝日になると家族連れでのご利用や若い方の友人グループでご利用も多く見られます。

また、鹿児島県出身者や鹿児島県を好きになってくださって利用されるリピーターも多くいらっしゃいます。調味料で言うと鹿児島の醤油は甘く独特の味わいなのですが、特に鹿児島県出身の方は「この醤油じゃないと…」と言ってお気に入りの醤油を定期的に買いに来られたりしています。

かごしま遊楽館は1階から3階まで「鹿児島づくし」のアンテナショップです。鹿児島出身の方には鹿児島を思い出していただき，そうで無い方も一度訪れると「鹿児島ファン」になれる場所です。

都心にいながら鹿児島を感じることができ、幅広い世代に親しまれている「かごしま遊楽館」に是非お越しください。

（さつまいもの館東京店　店長　前園　慧さん）

・店舗名：かごしま遊楽館
・住所：東京都千代田区有楽町1-6-4　千代田ビル1階～3階
・電話番号：さつまいもの館（1階食品販売）　03-3580-8821
　　　　　　観光案内コーナー（1階）　　　　03-3506-9174
　　　　　　遊食豚彩いちにいさん日比谷店（２階レストラン）03-3501-3123
　　　　　　鹿児島ブランドショップ（３階工芸品等展示販売）03-3506-9171
・営業時間：さつまいもの館　　11:00〜19:00
　　　　　　観光案内コーナー　11:00〜18:00
　　　　　　遊食豚彩いちにいさん日比谷店　11:30〜20:00
　　　　　　鹿児島ブランドショップ　11:00〜18:00
　　　　　　※令和3年9月1日現在
・定休日：　年末年始
・URL：https://www.pref.kagoshima.jp/yurakukan/（HP）
　　　　https://www.instagram.com/kagoshima_yurakukan/（Instaglam）