第六感や勘が鋭く、いろいろなことを事前に察知して対処できる人。大勢の人が被災する大災害や事故に遭っても、全く無傷で免れる人は必ずいます。このような方々には、たいてい仏眼相と呼ばれる目のようなシワが指に見られます。
これは珍しい手相でなかなかきれいに現れず、線が繋がらず目のようになっていないこともあります。しかしそれなりに意味があります。
それではこの仏眼相が繋がってない・切れてる意味について詳しく解説していきます。
手相の仏眼相とは?
仏眼相(ぶつがんそう)は仏眼線や仏心紋とも呼ばれ、親指の第一関節のシワが目のような形で囲まれているものを指します。
仏像で表現される半眼の形とも言える目になります。神秘的な吉相として知られ、いつの間にか現れ、いつの間にか消えていることが多いようです。
これが見られる場合、直感が鋭く霊感があり、人の心や世の中の先行きを見通すことができるとされます。何らかのスピリチュアルな能力を持ち、その分野で活躍が期待できます。天の啓示を受けたりもします。
仏眼相があるのに霊感などがない場合、直感や勘が非常に鋭くなるようです。いろいろな分野で優れた閃きが生まれます。先祖や神仏のご加護に恵まれ、予期せぬ危険を回避する強運を持ちます。またその人にとって必要な何らかの幸運が引き寄せられるとされます。
仏眼相が繋がってない・切れてる意味5個
■1. 直感が鈍る
物事は損得勘定で判断し行動に移るとされます。自分にとって利があるかどうかをじっくり考えて行動するので、スピーディーさがなくなります。行動の指針を誰かに示してもらったり、マニュアルなどを頼る傾向にあります。
コミュニケーションがスムーズでなくなるとされます。会話で間が悪かったり、気の利いたことがなかなか言えなかったりします。何事も優柔不断になりがちで、なかなか結論が出せなくなります。視野が狭く目先のことが気になります。
■2. スピリチュアルな能力が弱い
スピリチュアルな能力が覚醒しそうでなかなか開花しないとされます。ある程度覚醒しても能力が不安定だったり、信頼度が低かったりします。人と共感することが乏しくなり、自分勝手になりがちです。学術的に立証されたものや形があるものを信じます。
スピリチュアルなものに対する関心が薄くなり、理解度も低くなります。霊的な世界などはあまり信じず、疑いの目を向けます。精神的にショックなことが起きても感情的に悲しむだけで、精神性に変化はないようです。
■3. ご加護の力が弱い
大きな災厄や大事故に遭いやすくなり、遭遇した場合はかなりの痛手を被る可能性が高くなります。それが原因で人生設計が狂うこともあるかもしれません。運任せで何かを始めると失敗しやすく、こうなると困ると思っていると、そちらに向かいやすくなります。
本来、先祖や神仏のご加護があったのに、ご供養する気持ちがなくなったり、感謝して信心することが乏しくなったことも考えられます。供養する気持ちなどが持てるようになると線が繋がり、整った仏眼相になるはずです。
■4. 閃きに乏しい
社会常識に捉われやすくなり、凡庸な発想しかできなくなるとされます。現状を打破するような大胆な考えには、なかなか至らないようです。知識の幅が狭いので、広い視野に立てず限られた方向性しか見出せなくなります。
人や物事の微妙な変化に気付きにくく、重要な点を見逃したりします。新しいものに対して尻込みする傾向にあります。ちょっとしたヒントや、数少ない情報から全体を推察する能力に乏しいとされます。現実を重視し、理想を描くのが苦手になります。
■5. 本質がつかみにくい
見た目や第一印象に左右されやすく、本質が見抜けないとされます。信念が揺らぎやすく、人に流されやすくなります。思い込みが強くなり、誤った判断をしがちです。人の言動の背後に何が秘められているかが読めず、翻弄されることが多いとされます。
その場の雰囲気を乱したりします。人や物事の本質を見誤ってしまい、致命的な結果を招くこともあるようです。観察力が乏しく、微妙な見極めが苦手とされます。その分、騙されやすくなります。
まとめ:線の繋がりで見極める
親指の第一関節のシワが目のようになっている仏眼相は、神秘的な吉相として知られています。しかし線がきれいに繋がっていないことも多く、それなりに意味があります。直感が鈍くなり損得勘定で動き、人が示す行動指針やマニュアルに頼ったりします。
スピリチュアルな能力が弱まり霊的な世界は信じず、神仏などのご加護も弱まります。閃きが乏しくなり、人や物事の本質が見抜けなくなります。整った仏眼相かどうかをしっかりと見極めたいものです。