上司が好きな部下にとる態度20個！脈ありサイン・好きバレ

上司から食事に誘われると、「労いなのか、それとも特別な意味があるのか…」と判断に迷いますよね。好きな上司ならば勘違いしたくないし、逆に苦手な上司ならば、期待を与えるようなことはしたくないものです。

そこで今回は、上司が好きな部下に取る態度を徹底解説！見分け方や対応方法も教えます。

上司が好きな部下にとる態度や脈ありサインには、以下のようなものがあります。1つや2つならば仕事のコミュニケーションですが、いくつも当てはまるなら、脈ありの可能性が高いです。

（1）よく仕事を頼まれる
（2）ちょっとした雑用を頼まれる
（3）打ち合わせが多い
（4）雑談も多い
（5）仕事の意見を聞かれる
（6）プライベートの相談をされる
（7）さり気なくプライベートを聞かれる
（8）休日の話題を出してくる
（9）セクハラを気にする
（10）笑顔が多い

（11）えこひいきされる
（12）よく褒められる
（13）視線を送ってくる
（14）何かと心配される
（15）仕事のフォローが丁寧
（16）個人的に出張のおみやげをくれる
（17）仕事の飲み会などでいつも席が近い
（18）よくランチに誘われる
（19）個人的な食事に誘われる
（20）プライベートのLINEに連絡がくる

常識的な上司ほど、直接的なアプローチはしてきません。仕事のコミュニケーションを増やしたり、周囲に気付かれないようなさり気ない特別扱いをしたりなど、ささやかなアピールが多いです。なぜならば、職場で噂になると大変だし、何より好きな部下に「上司の立場を恋愛に利用している」と思われたくないからです。

慎重に好きな部下の様子を見ながら、上司は少しずつ好意を見せていきます。雑談と笑顔が増え、反応が良ければプライベートな質問もしてくるでしょう。気持ちが大きくなると、無意識に視線を送るようになります。また、守りたい気持ちが強く、なにかと心配したり、仕事で丁寧にフォローしてくれたりも増えます。

少数派ですが、積極的な上司もいます。この場合、個人的な食事に誘ったり、プライベートなLINEに仕事以外の連絡をしてきたりするので、脈ありサインがかなりわかりやすいです。

男性上司が好きな部下へ見せる態度は、大きく分けると2パターンあります。1つめは、明らかに誠実で優しく接しつつ、一定の距離をとって礼儀を欠かさない態度、2つめはわかりやすい好意を示しつつ、「セクハラじゃないよ」と予防線を張る態度です。

どちらも好きな部下には優しいですが、下心をしっかり隠すか否かの違いがあります。前者は「部下に気を遣わせてはいけない」「自分の好意で職場の雰囲気を壊してはいけない」と、自制心を強く働かせます。そのため、好意のサインが伝わりにくく、「紳士的な上司」という印象です。

一方、後者には「あわよくば…」という隠し切れない下心が見え見えです。しかし、セクハラを誤解されると自分の立場が危ないため予防線を張ります。誠意的な前者と比較し、後者は保身の心理が働いているのが特徴です。

女性上司の場合、「部下にとって、自分は恋愛対象外だろう」という思いが少なからずあります。部下から優しく親切にされても、「上司の自分に気を遣っているのだ」と、好意を否定する癖がついているのです。

そのため、部下を好きになっても、なかなかアプローチできません。「公私混同は言語道断」という思いもあり、自分の恋心にブレーキをかけます。部下から褒められたり好意的な言葉をかけられたりすると、「またまた」「お世辞は言わなくていいのよ」と、勘違いしないように否定するのも特徴です。

それでも、部下への好意を完全に隠すのは至難の業。つい目や手をかけてしまいます。無意識に仕事を理由にして関わりを増やしてしまうのです。部下の立場から見ると、「信頼されていないのかな」と不安になるかもしれません。

常識的な上司であれば、自分の立場を考え、仕事以外の用件で好きな部下にLINEを送りません。事務的に用件のみをLINEするケースが多く、スタンプや絵文字もないシンプルな文体です。LINEだけで脈ありを見極めるのは難しいでしょう。

しかし、部下の方から好意的なLINEが来るなら、話は別です。部下から仕事のついでにプライベートな話題を出されれば、嬉しくなって丁寧に返信します。雑談大歓迎のサインを見せれば、徐々に上司からプライベートな話題を出してくる可能性は高いです。

ただし、上司からの仕事のLINEに、あなたから雑談を仕掛けるのは、リスクが高いやり方です。上司の好意が勘違いならば、「仕事に対して不真面目だ」と評価が落ちる可能性があるので注意しましょう。

上司の立場を恋愛に利用しようと考えるタイプならば、強引な打ち合わせや露骨な誘いが増えるので、好きバレしやすいと言えます。

しかし、多くの上司には常識があり、部下への気遣いを忘れません。そのため、「上司の自分が誘ったら、部下は嫌でも応じようとするかもしれない」と考えてしまい、返って誘い辛くなります。

また、常識的な上司ほど、職場の目を気にする傾向が強いです。誠実な気持ちでも、周囲の噂になるのを嫌がります。セクハラは身近な問題だと感じているため、気安くアプローチもできません。自分の気持ちを隠しつつ、部下の好意を探るのが精一杯。多くはバレにくいでしょう。

国立社会保障・人口問題研究所が発表している「出生動向基本調査」によると、職場結婚は減少傾向です。

1992年の調査では、職場や仕事での出会いは35.0％でしたが、ここから減少傾向が始まります。2015年調査では、28.1％まで減少しているのです。お見合い結婚が主流だった1982年の25.3％よりも高いものの、明らかに減少傾向です。代わりに増えているのが、友人・兄弟姉妹を通じての出会いです。1992年は22.3％でしたが、2015年は30.9％まで増加しています。

＜職場や仕事の出会い＞
1992年：35.0％　⇒　2015年：28.1％

＜友人・兄弟姉妹を通じての出会い＞
1992年：22.3％　⇒　2015年：30.9％

職場結婚の減少の原因は、仕事とプライベートの考え方や、ハラスメント問題などが考えられます。以前は会社が職場での出会いを推奨する時代もありました。しかし、今は結婚を促す言動はプライベートの侵害と捉えられかねません。個人的なアプローチでも、相手によってはセクハラと感じてしまいます。明らかに職場恋愛のハードルが高まっているのです。それによるメリットもありますが、職場結婚においては大きなデメリットとなります。

出典：国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」

職場の恋愛は慎重になるものです。特に上司はわかりやすいアプローチをなかなかしないので、脈ありなのか仕事なのか、見分けるのは至難の業。勘違いすると、職場の居心地が悪くなるかもしれません。そのため、焦らずに時間をかけて見極めるのが重要です。

＜上司の脈ありを見分けるポイント＞
・他の人と自分で態度に差があるかを観察する
・プライベートな話題を出して反応を見る
・遠くから上司の視線を追う

明らかに自分だけが上司から特別扱いされているなら、脈ありの可能性が高まります。核心をつくために、上司に相談を持ち掛け、2人きりでゆっくり話す機会を作ってもらいましょう。相談をしながら、あなたが個人的に頼ることを上司が良しとするか否かで、最終的なジャッジができるでしょう。

気になる上司が異常に優しいと、期待したくなりますよね。しかし、異常な優しさが好意とは限らないのが職場の難しいところ。

例えば、上司があなたのことを「厳しくすると辞めてしまいそう」「パワハラにうるさそう」などとネガティブなイメージを抱いている場合も、異常に優しくなることがあります。

また、最初から異常に優しいならば、誰に対しても仏のような優しさを見せるタイプなのかもしれません。もちろん、異常な優しさが恋愛感情からくる特別扱いのケースも充分考えられます。自分への好意のサインが優しさに表れているのかは、総合的な判断が必要です。

職場での恋愛は、あなたも慎重になるべき。周囲にバレるように好き好きオーラを出したり、2人きりのチャンスと突然ストレートにアプローチしたりするのは危険です。オープンに職場恋愛をするカップルもいますが、上司のタイプがわからないのですから、仮に交際しても極秘前提で動くのが賢明です。

好きな上司から特別な態度を感じるなら、あなたも笑顔で応じましょう。さり気なく上司を褒めて、「優しくしていただいて嬉しいです」と、歓迎する気持ちを伝えるのがポイントです。

また、上司から好意のサインがあってもなくても、少しずつプライベートな話題を増やしていきましょう。2人きりのチャンスを狙って、徐々に好意を見せるのが良いでしょう。様子を見ながらゆっくりと進めてくださいね。

好かれると困る上司には、以下のように対応しましょう。
・2人きりを極力避ける
・敬語で接する
・プライベートな質問ははぐらかす
・自分から雑談をしない

仕事以外のコミュニケーションは、できるだけしないのが重要です。あなたが仕事の一線を引けば、大抵はそれ以上踏み込んできません。それでも上司が強引にアプローチしてきた場合は、人事に相談すると良いでしょう。

上司が既婚の場合は、口が軽い人を演じるのがポイントです。既婚上司から誘われたら、「独身をからかっちゃいけませんよ」と軽く流しながら、「でも、〇〇上司に誘われたのは自慢なので、皆に言いふらしていいですか？」と予防線を張るのです。

既婚者は自分たちの関係を職場には絶対にバラさない、口が堅い相手を選びます。1人で悩みを抱え込むタイプは、狙われやすいので要注意。「この部下と不倫したら、秒でバレそうだな」と思わせれば、上司の方から離れてくれるでしょう。

上司と部下が恋愛関係になるのは、良くあるケースです。仕事の関わりが多いので、距離を縮めるチャンスはたくさんあります。焦らずに時間をかけて親しくなり、上司の脈ありサインを見逃さないようにしましょう。