世界を潤ういい女で埋め尽くすプロジェクト「E-LOVE LEARNING」主宰。カナダ・バンクーバーのバス停で出会ったカナダ人男性と電撃結婚。これまで延べ2000人以上の潤う女を輩出。デビュー作『潤う女はうまくいく。』は発売即重版。
なぜ「好きでもない人から好かれ、好きな人に振り向いてもらえない」のか?
世の中には、運命の男性を引き寄せ、一生愛される女性がいます。
そのような女性には、ある共通点があります。
それは、
自分の中のデコ(凸)とボコ(凹)を受け入れている
ということです。
デコは、長所や得意なこと、ボコは、短所や苦手なこと、です。
愛される女性は、自分のボコ(短所や苦手なこと)を否定するのではなく、これも自分なんだ!と理解して、自分を多角的視点から認めています。
それとは反対に、自分のボコ(短所や苦手なこと)を嘘で塗り固めたり、隠そうとしたり、完璧人間を装って、苦手なのに花嫁修業をしたりすると、受け入れるというボコにうまくハマるデコを持った相手となかなか出会えないという現象が起きます。
女子力を磨かなきゃ!と無理に頑張ってしまう女性は、本来の魅力であるデコボコを磨きすぎて、つるっつるにしてしまいます。
この無理に頑張ってしまうことが
「好きでもない人から好かれ、好きな人からは振り向いてもらえない」
という男女のすれ違いあるある現象の一番の原因です。
無理に頑張ることはやめて、自分の中にある光(デコ)と影(ボコ)の両方を受け入れ、成長過程を目の前の人と楽しんでいける女性の前にこそ、あなたにない部分を持っている運命の男性が現れてくれるのです。
一生愛される女は、男に「役割」を与える
自分のデコボコを受け入れ、運命の男性を引き寄せたあとは、愛される女性であり続ける必要があります。
そのためには、男性の本能を理解しておくことが必須です。
男性は、女性の〝あるもの〟を見るためだけに、日々頑張っています。
それは……、
女性の「笑顔」
です。
ベタな回答だと思うかもしれません。
でも、男性は、ただそれだけのために、世間という名の戦場で戦っているのです。
そう、男性は、女性が喜んでくれるための「ネタ」を毎日探しています。
ということは、男性は「役割」を与えてくれる女性を、本能的に求めていることになるのです。
一生愛される女は、無意識に、男に「役割」を与えています。
役割とは、自分ができないことや苦手な部分をお願いすること。
相手を信用しているからこそ、おねだりしたり、甘えることができます。
男性が、お願いされたことをやってあげた時に、女性が笑顔になる図式こそが、一生愛される無限溺愛ループなのです。
心理的にも、男性が役割を与えられると同時に、「自己有用感」も芽生えるため、彼らの男としてのプライドがくすぐられ、「もっともっと! やってあげたい!」というまさに、無限ループにレバレッジがかかる作用もあるのです。
甘えられる女性になる方法
とはいえ、「甘えるのが苦手」という人もいるでしょう。
そういう人は、イメージしてみてください。
世界は、ジグソーパズルのピース(役割)でできています。地球上の私たち1人ひとりが、ワンピースで、それぞれの役割を担って生まれてきています。
自分の苦手なことを誰かにお願いすることは、そのお願いした相手に、潤うステージを与えていることになります。
逆に、人にお願いしないことは、相手の潤うステージを奪う行為なのです。
どうしても甘えられないという人は、許しのメッセージを自分に与えてみるのもいいでしょう。
「1人で頑張らなくてもいい」
「自分のできないこと、苦手なことを認めてもいい」
「苦手なことを得意な誰かにお願いしてもいい」
「人に弱みを見せてもいい」
「人を信じてもいい」
「負けてもいい。相手に勝たせてもいい」
「時には、わがままを言って、相手を困らせる時があってもいい」
あなたは甘えてもいいのです。素直に自分の弱点を見せる人こそが、愛されるのです。
私の場合は、ビンや缶などのフタを、自分で開けられるけど、あえて開けないで、旦那さんがやってくれるのを待っています。
そして、開けてもらった瞬間、
「ありがとう! あなた無しの人生なんて考えられませぬ!」
と大げさなリアクション大魔王になります。
このような言葉がけの積み重ねが、男性に「役割」を与えることになり、一生愛される女性へと近づいていくのです。