【束縛彼氏診断】危険？別れるべき？束縛する男性の深層心理を徹底解明

恋愛関係はお互いが対等で、信頼と自由の上に成り立ちます。しかし、ときにそのバランスが崩れることがあります。その中のひとつが過剰な束縛です。

この記事では、束縛する彼氏の特徴やその深層心理、対策方法などを徹底解説。好きな人や彼氏に束縛されていると感じたらぜひ読んでみてください。

束縛彼氏は、あなたの行動を過剰にコントロールしようとしたり、あなたの自由を制限しようとする特徴があります。このような関係は精神的なストレスになり、最悪の場合DVやモラハラ、別れを考えるべき状況に至ることもあるのです。ここではそんな束縛彼氏の特徴をまとめているので、あなたのパートナーが当てはまるかどうか診断チェックしてみてください。

束縛彼氏はなぜそこまで過剰な嫉妬、束縛、コントロールをする必要があるのでしょうか。束縛彼氏の3つの深層心理を見ていきましょう。

束縛をするのは、自己肯定感が低く自信がないからです。自分に自信がないと、相手に愛されていたとしても、その愛を受け取ることができません。

「自己肯定感が低い」とは、誰かに愛されていることでやっと自分を肯定することができる状態で、 誰かに必要とされていない自分を受け入れることができません。そのため、束縛をして相手をコントロールすることで、自分に相手の意識を向けようとします。

過剰な束縛をする人は、 自分の存在に対する罪悪感が強く、犠牲的な人の愛し方をします。

罪悪感が強いと、常に人を助けていないと自分の存在が許されないと感じたり、自分を殺してでも相手を助けたいと感じます。初めは相手を愛したいから始めたことが、ゆくゆくは犠牲になっていくのです。

しかし、犠牲を払ってでも相手に何かを与えたいというのは、それだけ愛したい、与えたい人であるということでもあります。束縛がひどい彼氏という存在は、もしかしたらあなたの深層心理が投影された姿でもあるのかもしれません。

束縛したり、執着や独占欲が強い人の親は、過干渉・過保護であることがほとんどです。過干渉・過保護な親子関係は癒着関係でもあります。

過干渉・過保護な親は、子どもの気持ちを罪悪感を刺激してコントロールしてこようとしたり、あるいは力づくで支配します。それは、パートナーが束縛彼氏にされているようなことです。

すべての子どもは親に対する愛情を持っているので、そのような親と子ども時代を過ごすと、親の思い通りにしないといけないという強い思い込みを持つことになります。無意識への刷り込まれた感情や思考に支配されているのです。

そして、子どもは親から愛し方を学びます。言語を学ぶように、親の姿を見て学ぶのです。そのため、 束縛彼氏がパートナーにしている行為は、かつて束縛彼氏が親にされていた行為でもあるといえるのです。

彼氏の束縛は以下のような特徴が出てきたら危険サインだといえます。

上記に当てはまる行動があった場合、距離を取るか、嫌なことは嫌だとはっきり言いましょう。

何をされると悲しいのかという意思表示をきちんと示して、 自分がどんな人間なのかを相手任せにしないようにしてください。それが、相手を愛することにつながります。

では、束縛彼氏にはどのような対策を取ればいいのでしょうか。3つの対策方法をご紹介します。

束縛をしてしまうのは、自分が愛されている自信がないからです。そのため、束縛彼氏にはできるだけ愛情を言葉や態度で示すようにしましょう。

感じていることは、言葉や表現にしないと他人には伝わりません。シンプルにわかりやすく、 「愛してる」「好きだよ」「あなたが必要」「助かる」「ありがとう」などの言葉を伝えましょう。あなたが愛を受け取ることで、相手は自分の愛に自信を持てます。

あなたは束縛彼氏に対して気を遣い、本当は嫌なことを我慢したりしていませんか？
自分の声を聞かずに相手の気持ちを優先することは、愛することではなく犠牲です。 犠牲は、相手を加害者にすることでもあり、罪悪感をさらに抱かせる要因にもなるのです。

あなた自身が感じていることを大切にしてください。もしも束縛彼氏が素直に自然体でいるあなたを愛してくれないのであれば、その相手と一緒にいることであなたが幸せになれない可能性の方が高いです。

彼氏の束縛がひどいようであれば、物理的に距離を置くことも一つの対策です。嫉妬、束縛、コントロールは、ひどいものになるとDV、モラハラなど、あなたを傷つける行為になりかねません。

束縛彼氏との関係の中で、最近心から笑っていることが少なくなったな、と感じている場合は、かなりの危険信号です。あなたが 自分の声を無視してでも相手の犠牲になることで自己価値を得ている癒着関係になっている可能性が高いのです。

一日だけでもいいので、携帯での連絡を含めて、彼との距離を置いてみましょう。温泉やマッサージに行ったり、自然の中へ出かけたり、瞑想をすることで、自分の声に耳を傾けられるようになるでしょう。

束縛彼氏は別れた後、 自己嫌悪や自己否定、罪悪感でいっぱいになるパターンが多いようです。

モラハラ、DVなどもそうですが、過度な束縛は愛が大きいゆえに起きていることです。もともとのセクシュアリティが強かったり、寂しがりやだったり、防衛本能が強く不安や恐れが強かったりする場合、恋愛で束縛する癖を手放すことは難しくなります。そして、再び同じ問題を繰り返すのです。

このパターンを手放すには、恋愛で束縛する自分を否定するのではなく受け入れましょう。束縛してしまう要因である、自分の中にある過度なニーズと向き合うことで、恋愛で幸せを感じることができるようになるでしょう。

そして、付き合った後に独占欲が強くなったり、束縛するパートナーとばかりご縁がある、といういわゆるメンヘラ製造機の方は、自分を犠牲にしない生き方を選んでみましょう。愛されるために自分を犠牲にするのではなく、自分の笑顔が相手を幸せにするというお姫様精神を手に入れましょう。

束縛彼氏と結婚すると、束縛がエスカレートするリスクがあり、健康な結婚生活を送ることが難しくなる可能性があります。
過度な独占欲から、首輪をつけて飼われている犬のような状態になる可能性も免れません。

もしどうしても束縛彼氏と結婚したい場合、まずはあなたにとっての「幸せ」とは何かを改めて考え直してみましょう。社会一般で謳われている「幸せ」とあなたの「幸せ」は違います。そして 結婚する前に依存関係と向き合うことで、幸せな将来を選択することができるでしょう。

束縛彼氏の深層心理などについて解説しました。

束縛彼氏は、サバサバしている男性よりも、愛を感じられるという人も多いでしょう。それは、「相手は自分に夢中になっている」という承認欲求からくる愛です。

その依存自体は全く悪いことではありません。しかし、自己充足をずっと他人に任せた依存状態に居続けることは、自分の幸せを他人任せにしていることになります。自分の人生なのにも関わらず、幸せを感じるかどうかという選択を誰かに預けてしまっている状態なのです。

束縛彼氏に困っているという方は、相手を変えるのではなく自分を変えることで、恋愛での本当の幸せを感じることができるようになるでしょう。