ヤンデレ男子の特徴20選！なぜモテる？好かれやすい人の特徴も！

愛した女性にとことん尽くし、好き過ぎて病んでしまうヤンデレ男子。何かと問題も多いですが、「愛の深さがヤバくてハマる！」と、一部の人にはとても人気です。

そこで今回は、ヤンデレ男子の特徴を徹底解説！ヤンデレ男子に好かれやすい人の特徴や、ヤンデレ男性と上手に付き合う方法、いざという時こじれにくい別れ方なども伝授します。

ヤンデレとは「ヤン（病み）」と「デレ（でれでれ）」の共存した性格を表す言葉です。相手のことが好きすぎて言動に病んだ部分が見られたり、実際に病んでしまったりするけれど、好きな人に対しては最高級にデレデレし、ひたすら尽くして愛し抜くタイプを意味します。

「病み」は、相手を思うあまり強い束縛をしたり、常軌を逸するほど嫉妬深かったりといった形で表れます。時には相手への独占欲が強すぎて、周囲を攻撃するケースもあるでしょう。

しかし、ヤンデレの攻撃性が好きな相手に向けられることは稀です。病んで異常な言動があっても、好きな相手には決して暴力を振るわないのが基本になります。

「どんなに自分が好きでも、周囲に迷惑をかけるほど病むのは困る」というのが一般論です。しかし、「病むほど自分を深く愛してくれるのがたまらない」と思う層があり、一部には非常に人気があります。

ヤンデレ男子と2人だけの世界に浸りたいタイプは、沼のようにハマってしまうでしょう。

ツンデレとは「ツン（ツンとしてクール）」と「デレ（でれでれ）」の共存した性格のこと。普段はクールで冷たいそぶりをするけれど、2人きりになるととびっきり甘い世界を繰り広げてくれます。ツンデレはギャップ萌えキャラなのです。

ヤンデレも有り余る愛情で思いっきり尽くして甘い世界にしてくれますが、ツンデレのようにクールといった具体的な設定はありません。元の性格とは関係なく、相手を愛しすぎて病んだ行動に走るのがヤンデレです。

ヤンデレとツンデレは、好きな相手に飛び切り甘いのが共通ですが、「好き過ぎて病むのがヤンデレ」「普段はクールなのに実は甘いギャップがツンデレ」という違いがあるのです。

ヤンデレ男子にはいくつかの種類があります。

◯独占欲爆発超束縛魔系
独占欲が強すぎて彼女をガチガチに束縛。GPS共有アプリは基本、ストーカーのように内緒で付け回すこともある。

◯彼女神的崇拝系
彼女が大好き過ぎて神のように崇め奉る。「自分が彼女のような素晴らしい女性と付き合って良いのか？」と自問自答してこじれやすい。

◯彼女護衛攻撃こそ最大の防御系
彼女をあらゆる危険から守ろうと過剰に周囲を警戒する。先手必勝で自ら攻撃を仕掛けるのが特徴。全く的外れな攻撃で周囲に甚大な被害を与えるリスクが高い。

◯彼女の言いなり完全依存系
彼女の言うことなら何でも聞き入れる。彼女に完全に依存し「君がいないと僕は生きていけない」の典型タイプ。

◯どこまでも2人だけの世界他者排除系
とにかく彼女と2人だけの世界にひきこもろうとする。彼女の交友関係はもちろん仕事や家族との関りも極力減らしたがる。彼女を監禁してしまうことも…。

ヤンデレ男子にはさまざまなタイプがありますが、「好きすぎて病む」という事態に陥りやすい共通した性格的特徴があります。まずは、ヤンデレ男子の基本的な性格について解説していきましょう。

ヤンデレ男子は基本的に優しい性格をしています。積極的な優しさではなく、奥ゆかしく受け身の優しさなので、親しくなるまでは大人しくクールな印象かもしれません。しかし、求められれば誰に対しても親切で、えこひいきなどせず平等に優しく接してくれます。

距離が縮まると、優しさは徐々に積極的になります。「あなたのために〇〇しました」など、相手のことを考えながら自主的に行動し、一生懸命役に立とうとします。ヤンデレ男子は優しく健気な性格なのです。

冗談が通じないくらい非常に真面目な性格も、ヤンデレ男子の特徴です。学生時代は勉強に真面目に取り組み、授業態度も良く提出物もきちんと忘れずに出すタイプなので、成績優秀な人が多いです。

仕事ではリーダーシップはありませんが、コツコツと真面目に取り組みます。面倒な仕事でも頼まれれば一生懸命やり遂げます。「ミスをしないように」と手間を惜しまず丁寧に仕事をするので完成度も高く、職場では密かに頼りにされることも少なくありません。

真面目で優しい性格だけなら、ヤンデレ男子にはなりません。ヤンデレ男子は非常に思い込みが激しい性格をしています。人と一定の距離を保っている間は、相手に感情移入することもなく、淡々と無難に人間関係をこなしていきますが、一度親しくなった相手には強い愛着を示します。

大事になればなるほど「嫌われたくない」「失いたくない」という気持ちが大きくなり、一生懸命相手のために行動力を発揮します。思い込みが激しいため、困ったことに相手のための行動が独りよがりになりがちです。心の底から「君のためを思って！」と考えているのに、相手には迷惑行為でしかないというのは、ヤンデレ男子あるあるです。

激しい思い込みが暴走してしまうのは、ヤンデレ男子のこだわりが非常に強いからです。特に好きな人に対しては固い信念のようなものがあり、決して曲げません。好きな相手から「それはやめてほしい」と言われても、こだわりが強すぎて「いや、必ず君のためになる」と一歩も引いてくれないのです。

マイルーティーンのような小さなこだわりも多く、良く観察すると「その動作、必要？」という不思議な行動が見られます。

ヤンデレ男子は例外なくネガティブです。すぐに悪い方向に考えてしまうため、心が病みやすくなります。好きな女性と付き合えたとしても、幸福感よりも「別れたらどうしよう」「嫌いって言われたらどうしよう」と、ネガティブなことばかり考えてしまいます。その他、「悪い奴が彼女を狙っているのでは？」と、警戒心も高まります。

見えない敵や不運に対して常に備えているため、言動も病み気味になります。ヤンデレ男子の極端な行動は、ネガティブ思考から起因しているのです。

普段は大人しくて真面目で親切ですが、実はキレやすいのがヤンデレ男子の特徴です。「日頃静かな人ほど怒らせると怖い」の典型で、危機に追い込まれて一度ブチ切れると、何をするかわからない怖さがあります。

ヤンデレ男子は普段大人しく薄いキャラに見えますが、外見を良く観察すると特徴が見られます。ヤンデレ男子の見た目や外見の特徴を解説していきましょう。

ヤンデレ男子はとても真面目な性格をしているので、身だしなみもきちんとしています。ファッションセンスの善し悪しに差はありますが、衣類の清潔をきちんと保ち、TPOに合わせた服を選ぶのが特徴です。

また、流行に流されず、着くずしを敬遠する傾向が強くなります。カジュアルなファッションをしていても、どことなく行儀の良い雰囲気です。

一見普通に見えますが、ヤンデレ男子は好きな対象へのこだわりが強く、髪型や服装にも表れます。例えば、良く観察すると決まったブランドしか着ない、髪型の分け目が毎日1ミリもズレないなど、「これ！」と決めたときのこだわりの強さが見られるのです。

こだわりといっても個性的とは限らないので、普段何気なく眺めているだけではなかなか気付けません。「あれ？ちょっとヤンデレ要素あり？」と思ったときは、細かいところまで観察すると良いでしょう。

ヤンデレ男子は普段浅い人間関係の中では、特に目力なく静かな眼差しをしています。しかし、自分のこだわりを否定されたり、大事な人が攻撃されそうになったりしたときは、ギラリと眼光が鋭くなるのが特徴です。

ヤンデレ男子のこだわりは、自分が大事にしている対象に強く表れます。他のことはどうでもよくても「これだけは！」というものを傷つける相手は敵とみなし、手段を択ばず排除しようとするのです。この時、普段とは全く違い鋭く眼光を光らせます。

普段から見られるヤンデレ男子の態度や行動の特徴を解説します。

真面目なヤンデレ男子は、当然ですが時間にとても正確です。待ち合わせは約束の時間5分前には到着、宿題や仕事などの納期も余裕を持って終わらせます。時間を細かく区切りながら計画的に行動するので、ヤンデレ男子にお願いした仕事はとてもスムーズに進みます。

ヤンデレ男子は自分が時間に正確な分、ルーズな人には狭量です。「連絡すれば遅刻してもOK」「納期は破るためにあるもの」という時間にルーズな人には、面と向かって文句を言いませんが、心の中では静かに軽蔑しています。一緒に仕事をやろうものならストレスでおかしくなりそうです。

真面目で一生懸命なのはヤンデレ男子の長所です。頼まれたことは手を抜かずきっちりこなします。それどころか、「どうすればより良くなるか」を考え、自主的に行動して頼まれた以上をしてくれることも度々あります。

なんでも生真面目に取り組むヤンデレ男子は、LINEの既読返信が早いです。「仕事中私用でスマホは触らない」というルールを律儀に守るので例外の時間帯はありますが、いつでもスマホが見られる状況ならば、着信音と共に即チェックし、必要に応じて速攻で返事をしてくれます。

女性から見ると、LINEの既読返信が早く、内容をきちんと読んでいるとわかるメッセージ内容はとっても好印象。派手さはありませんが律儀でマメなので、距離が縮まる程ヤンデレ男子の魅力がジワジワと染みてくるのです。

真面目で計画的な分、イレギュラーに弱いのがヤンデレ男子の弱点と言えるでしょう。突然トラブルが起こると、思考が混乱してしまいます。一生懸命解決策を考えようとしても、動揺して上手く思考がまとまりません。軽いパニック状態です。

特に自分が大事にしていることに対しては、取り乱し方が大きくなります。普段の静かで真面目な姿はどこへやら、混乱して極端な結論を出し、暴走してしまうケースもあります。

ヤンデレ男子はネガティブなので、簡単に人を信用しません。適当に人間関係をやり過ごしますが、実は密かに人間観察し、自分や大切な人の害にならないか警戒しています。

ヤンデレ男子はこっそり観察しているので、周囲はその行動にあまり気付けません。しかし、ふとした会話で思わぬ行動を見られていたり、心理を考察されたりしてビックリすることも…。見ていないようで良く見ているのがヤンデレ男子なのです。

ヤンデレ男子は恋愛以外でも病みやすい傾向にあります。真面目な性格でやるべきことは計画的にきっちりミスなく行いたいため、上手くいかないとパニックに陥り、ストレスがかかりやすいのが特徴です。

普段は物静かですが、あまりに負荷がかかるとイライラが募り、上手くいかないもどかしさと自己嫌悪で自傷行為に走ることも…。自傷行為は「こんな自分はダメだ！」と喝を入れるように自分を叩いたり、こっそりリストカットを繰り返したりなど、さまざまなパターンがあります。

ヤンデレ男子の特性が最も表れるのが恋愛です。ヤンデレ男子の恋愛傾向の特徴について解説します。

普段は大人しくどちらかと言えば影が薄いヤンデレ男子ですが、好きな女性には意外と肉食系です。「彼女が好きだ！」と自覚すると積極性のスイッチが入り、自分から話しかけたり親切にしたりとアプローチを行います。

好きな女性ならば自分からデートに誘います。断られても簡単には諦めず、長期戦に切り替えて計画的に距離を縮めていきます。根気良く口説かれて真剣な愛情を示されるうちに、女性は徐々に心を開き、いつのまにかヤンデレ男子の魅力にハマってしまいます。

ヤンデレ男子は恋愛にはとにかく一途。好きになった女性だけをひたすら愛してくれるので、浮気の心配は皆無です。思い込みの激しさやこだわりから、クセの強い愛情表現や困った言動が見られますが、好きな女性をひたすら大切にします。

好きな女性が求めることなら何でもしてあげたいと思うのがヤンデレ男子です。とことん尽くしてくれ、全身全霊でそれこそ病むほどに愛してくれます。愛情の深さはピカイチです。

愛が深いあまり、嫉妬深く束縛が強いのもヤンデレ男子の特徴です。恋人を一途に愛するのがヤンデレ男子の常識なので、当然のように彼女にも同じレベルの愛情を求めます。彼女の視線が自分以外の男性に向いただけで嫉妬し、しかもネガティブ思考を爆発させて「自分を愛していないのか！」と大きく動揺し不安になります。

ヤンデレ男子の不安はそのまま束縛の強さにつながります。彼女の行動をすべて把握するため毎日の連絡を義務化したり、GPSアプリの共有を求めたりします。休日のデート率は100％。「友達より家族より仕事より自分を優先してほしい」と本気で思っているのがヤンデレ男子です。

ヤンデレ男子はネガティブで不安症なので、あらゆる方法で彼女の愛情を確認しようとします。その中の1つの方法として、彼女を自分色に染めたがるのが特徴です。

彼女の髪型やファッションに口を出し、「僕はこういうのが好き」と訴えたり、自分好みの服をプレゼントしたりします。そして、彼女が自分の要求に応じることで「愛されている」と実感するのです。

言葉遣いや仕草なども、自分好みにしようと試みます。彼女が乱暴な言葉や間違った使い方をしていれば逐一訂正し、自分の意にそぐわない仕草や言動には「そういうの、僕は好きじゃないな」と改めるよう求めます。

彼女命でひたすら尽くすヤンデレ男子。普段はとても優しく彼女を愛してくれます。しかし、彼女が約束を破ったり最悪浮気したりすると豹変！烈火のごとく怒り狂います。怒りながらも彼女を一番大事に思っているので、暴力を振るうことは非常に稀ですが、監禁に近い状態にしたり、彼女にペナルティを強要したりします。

怒りの矛先は彼女に害を与えると思われる対象にも向けられます。彼女本人が全く気にしていないのに、陰口や理不尽な扱いをした相手を執拗に責めたり、時には力で押さえつけたりします。彼女とは違い「傷つけてはいけない」というブレーキがないため、行動がエスカレートしやすく非常に危険です。ヤンデレ男子は怒らせてはいけない人物なのです。

ヤンデレ男子に好かれる女性は、相手の気持ちを尊重できる大らかな性格をしています。ヤンデレ男子の病んだ行動に困りつつも、「そういう考え方もあるよね」と受け止めてくれます。だから、ヤンデレ男子は安心して自分の素を出せるのです。

大らかな性格ながらマイペースな一面があるのも、ヤンデレ男子に好かれる女性の特徴です。相手の自由はもちろん自分の自由も尊重するタイプなので、簡単には言いなりになってくれません。そこがまた、ヤンデレ男子のハートを掴み「何としても彼女には自分だけを見てほしい！」と熱が入ります。

また、ヤンデレ男子は自分の外見にこだわりを持ち、おしゃれな人が多いため、好きになる女性にも一定以上の外見レベルを求めます。そのため、優しくてかわいい王道ヒロインタイプが多いです。「モテる女性がヤンデレ男子の強烈な愛情表現にツボってしまう」というのは、割と良くあるパターンになります。

ヤンデレ男子は好きな女性に対してとても優しく接してくれます。病むほど好きなのですから、「彼女のためならなんでもやる！」というのが、ヤンデレ男子の最もわかりやすい恋愛傾向です。

ところが、「なんでもやる！」が暴走すると、傍から見て恐い状態に陥ってしまいます。「ヤンデレ男子の種類」でもわかると思いますが、彼女が好き過ぎて常軌を逸した行動に出てしまうのです。いくら彼女に危害を加えないとは言え、ヤンデレ男子の極端な行動を見て「怖い」と思うのは当然の感情です。

しかし、ヤンデレ男子にはハマる女性は「怖さ」すら魅力に感じます。「壊れるほど自分を好きになってくれたのね」と感動し、次に何が起こるかわからないドキドキ感に中毒状態となってしまうのです。この場合は、需要と供給がピッタリなので、ヤンデレ男子と彼女は2人だけの世界に浸り幸せになれます。厄介なのは「やっぱり怖いから離れたい」と彼女が思ってしまった時です。

ヤンデレ男子と穏便に幸せに付き合うには、可能な限り不安要素を取り除き、情緒が安定した状態をキープすることです。具体的には、以下の点を心がけると良いでしょう。

・彼氏を最優先する
・隠し事はせず何でも話す
・愛情表現はたっぷりわかりやすく行う
・あなたからマメに連絡やスキンシップをする

など、ヤンデレ男子もあなたから充分過ぎる愛情を感じれば、病んだ行動をせずに済みます。正しい対処でヤンデレ男子の情緒を守りつつ、共依存しないように意思決定権をあなたが握るようにしましょう。無理な要求には毅然と拒否することも必要です。

それでも、ヤンデレ男子の精神状態がギリギリアウトで怒り狂ってしまうときがあるかもしれません。この場合、感情が荒れているときにあなたからアクションを起こすと、それが刺激になって余計にこじれてしまいます。ヤンデレ男子が怒ったら冷静になるまで距離をとって待つのが正解です。

ヤンデレ男子は彼女に執着するため、別れるにはきちんと準備をして、以下のように計画的に進めましょう。

（1）嫌われる行動をする（ガサツで下品、すぐ物事を忘れる、だらしない行為など）

（2）周囲に味方を付けて身を守る体制を整える

（3）ヤンデレ男子が逆らえない相手を仲介する（できれば）

（4）別れを匂わせるワードを徐々に増やしていく

（5）「話したいことがある」と前置きしてヤンデレ男子に心の準備をさせる

（6）公共の場所に呼び出し、別れ話は第三者と一緒に行う

（7）別れ話は「別れたい」ではなく「別れます」と決定事項を伝える

（8）別れ話の際ヤンデレ男子の話を良く聞いて心残りを限りなく少なくする

「もう無理」と突然切り捨てようとしても、ヤンデレ男子は受け入れられません。手間はかかりますが、段階的に別れの雰囲気を匂わせた方が穏便に別れられます。

もちろん、ヤンデレ男子は「別れたくない」と言うでしょう。この時、何よりあなたが流されず覆さないことが不可欠です。

最高の甘さと、何が起こるかわからない怖さを併せ持つヤンデレ男子。その魅力は沼で、一度ハマるとなかなか抜けられません。どうせハマるなら、ヤンデレ男子の特徴を良く理解し、お互い幸せな交際を目指しましょう。

それでも、どうしても無理だと思ったときは、1人で悩まず周囲に相談すると良いでしょう。あなたを病むほど好きになって依存状態のヤンデレ男子と別れるには、時間と手間、そして頼りになる味方が必要です。