親指周辺は生命力との関わりが深い
掌の指先から気のエネルギーが入って来るとされ、きれいな指では、良い運気が数多く吸収できるとされています。指には、人との関連性という意味があり、親指は親との関係を表します。周囲に対する愛情、生命力、精力なども象徴しているとされます。
親指は、意志の強さを象徴し、その人自身を表すこともあります。親指の爪に白い点があると、愛情からの喜びを表し、黒い点があると、信用を失うことを表します。親指が反っている程、コミュニケーション能力に優れているとされ、反っていないと、意志が固く頑固で口数が少ないとされます。また親指の付け根の領域は、金星丘と呼ばれ、愛情、健康、情熱、気力などを表します。親指とその周辺は、生命力と関わりが深いようです。
それでは、親指周辺にある手相と意味について状況別に説明していきます。
手相占いにおける親指の特徴や意味とは
手相において親指と親指周辺で、読み取れるものは、神秘性、生命力、愛情、気力なども主なものになります。
神秘性に優れれば、直感などが冴え、スピリチュアルな力が発揮できるはずです。生命力が強ければ、病気やケガがし難くなり、例えしても治りが早いことなります。子宝にも生命力は深く関わりを持ちます。愛情にあふれれば、恋愛が発展しやすく、結婚生活では幸せに包まれるはずです。気力があれば、何事も積極的に粘り強く取り組めることになります。
また精神的な面に対する影響力が大きく、親指周辺でストレスを溜めやすい体質かを知ることができます。この親指には、愛情や健康などの良い兆しが、表れやすいので、見逃さないようにしたいものです。
1:親指の第一関節に目の形をした手相(仏眼相)がある
これは仏眼と呼ばれるものです。ご先祖様の守護力が強く、直感などに優れているとされます。
自分の勘を信じて進めば、間違いはほとんどないようです。頭で思い描いたことが、実現しやすい運の強さを持っています。スピリチュアル的な分野で力が発揮できるとされます。予知能力があったり、テレパシー的なことに長けていることが考えられます。
この仏眼は、二つ以上持っている人もいます。この場合、直感力や思いを引き寄せる力が格段に強まり、多くの願望が叶えられるとされます。その現れ方は、上下に二つだったり、横に二つ並んだりします。特殊な表れ方では、第一関節と第二関節の間に現れることもあります。いずれも直感に優れ、幸運が引き寄せられます。
2:親指の付け根に格子状(網目)の線がある
親指の付け根の領域は金星丘と呼ばれ、ここに格子紋やグリルが現れていることがあります。網目のような格子模様のことを指します。
基本的には、金星丘の意味合いを弱めることを示します。精神的な弱さがあることになります。
しかし、大きな格子が現れている場合は、愛情に深く、性格が大らかで包容力があるとされます。家庭円満の証ともなります。細かい格子では、いろいろな細かいことに気が付き、繊細とされます。細やかな愛情を持つようです。この細かい格子は、印象が弱々しいと金星丘の意味を弱めることになります。金星丘に盛り上がりや張りがあって、格子紋があれば、家族に恵まれ、素晴らしい家庭が築けます。家族の絆が強い分、子供を過保護にしたり、親離れ子離れがし難い面もあります。
3:親指の付け根に張りがある
親指の付け根の領域は金星丘と呼ばれ、ここに張りがあることがあります。この場合、性格は情熱的で、何事も積極的に行動するとされます。
心身共に健康でバイタリティーにあふれ、精神面が強いようです。親族や生まれ故郷との縁が深いことを示します。愛情がとても豊かで、優しく温かい心を持つとされます。人の面倒見が良く、誰に対しても分け隔てなく優しく接するので、人から慕われます。家庭運に恵まれ、幸せに満ちた家庭が築けるはずです。愛情や面倒見の良さが活かせる分野で力が発揮できるとされます。どことなく官能的な魅力を持つこともあります。
また張りがあり過ぎると、自分勝手になりがちで、対人トラブルを起こしやすくなるとされています。
4:親指の付け根に生命線に沿った線がある
これはパートナー線と呼ばれるものです。生命線の内側でだいたい3ミリ以内で寄り添うように現れる線を指します。
この線が現れている場合、幸せを感じさせてくれる恋愛や結婚のパートナーに巡り会えることを示します。パートナーと深い愛情に包まれることも表します。パートナー線が長い程、いつまでも愛情に満ちあふれるとされます。生命線と重なっている期間が深い愛情などが感じられたり、出会いの時期を示唆するとされます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。
また生命線の始点方向から見て、だんだん生命線から離れていくような線だと、愛情が冷めていくことになり、近づいてくる線だと恋愛の成就や結婚が考えられます。
5:感情線付近から親指の付け根に斜めに伸びる線がある
感情線付近から金星丘に達する斜めの線で、生命線を横切っているものをさします。これは恋愛線と呼ばれるものです。濃くても途切れ途切れでも、恋愛線と見なします。
この線が現れている場合、運命の人との出会い、恋愛の始まり、結婚の時期などを知ることができます。その人の恋愛観もわかります。片思いでも気持ちが強いと現れます。大恋愛をして最高に盛り上がる時期を推察することができます。
これらの時期は、恋愛線が生命線を横切っている位置で読み取ります。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。愛情を強く持った時に現れる線としても知られています。妊娠や出産時にも現れることがあるようです。
6:親指の付け根の関節に鎖状に輪が連なっている
これはファミリーリングと呼ばれるものです。小さな米粒状の鎖が2~3コ以上連なっているものを指します。ファミリーリングが現れている場合、家族思いで家庭運に恵まれるとされます。家庭円満や家族愛の証になる吉相として知られています。妊娠に強い影響力を持ち、妊娠する能力も表します。
通常、鎖のリングの数は、2~3コですが、4コ以上と多い程、妊娠する可能性が高くなるとされます。ピンクの色合いで、きれいなネックレス状になっていると子宝運に優れるとされます。
一方で、情に流されやすい傾向にあります。詐欺などで騙されやすいので充分な注意が必要になります。ファミリーリングが現れている限り、家族を中心とした満ち足りた人生になるはずです。
7:生命線の内側で親指の付け根に副生命線がある
これは二重生命線で内側1㎝以内に生命線が現れるものです。二重生命線は、普通の人よりも生命力が2倍程強くなっているとされます。何事にも前向きに取り組み、根気があるようです。
トラブルに遭遇しても、忍耐強さがあるので、諦めずに必ず乗り越えられるとされます。健康に恵まれ、長寿の傾向にあります。病気やケガをしても回復が早いとされます。何事にも意欲的で、意志が強いことになります。この内側の生命線が本線と重なっている時期が、人一倍忙しくなり、頑張れる時期になります。
生命線の読み取りは、人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。人によっては、三重生命線のこともあり、その場合は、さらに生命力があることになります。
8:親指の付け根に縦線や横線のすじがある
金星丘と呼ばれる親指の付け根の領域に縦線や横線のすじが現れることがあります。金星丘は、生命力や健康状態、性的な魅力などを知ることができる丘です。
ここに横すじが現れている場合、精神的なストレスを受けやすいことになります。しかし、人の心の痛みがわかるという繊細な面を持つとされます。心優しいので、人とぶつかることは少ないはずです。
濃いめの縦すじがある場合、情に流されることがなく、常に理性が保てる精神力を持つとされます。非常に理知的で冷たい人間と見られがちです。薄めの縦すじがある場合、情に厚く、多感な面があるとされます。恋愛体質とも言われ、非常にモテることになります。恋愛に限らず、分け隔てなく人の面倒見が良いとされます。
9:親指の付け根にフィッシュがある
金星丘と呼ばれる親指の付け根の領域にフィッシュが現れることがあります。フィッシュは魚紋とも呼ばれ、魚のような形をした紋を指します。丘に現れたり、主要な線上に現れたりします。これは、突発的な幸運の訪れを示唆するものです。現れ方も、今までなかったところに唐突に現れることがあります。
このフィッシュが金星丘に現れる場合、近い将来、生命力が格段に増すことになります。病気が完治したり、物事が意欲的に取り組め、それが幸せにつながることが考えられます。急激に魅力的になることもあります。
生命線に接する形で現れた場合、生命力が突発的に強まったり、精神力が格段に増すことになります。妊娠や子宝に恵まれることも考えられます。
10:親指の付け根にスター線がある
金星丘と呼ばれる親指の付け根の領域にスター線が現れることがあります。スター線は、星紋とも呼ばれ、短い3本以上の線が星のように交差するものを指します。これは、幸福を呼び込むラッキーサインとして知られています。
このスター線が金星丘に現れる場合、バイタリティーにあふれて、積み重ねた努力が実り、幸運がつかめるとされます。愛情運、家庭運、仕事運を高めるはずです。人の面倒見の良さを活かして、力が発揮でき、大きな幸せが手にできるとされます。
金星丘は、丘の面積が広いので、スター線が2本以上現れることもあります。その場合、幸運の数も増えるはずです。
11:親指の付け根にほくろがある
金星丘と呼ばれる親指の付け根の領域にホクロが現れることがあります。手の甲に比べて、掌はホクロができにくい場所ですが、現れると大きな意味を持ちます。現れる場所によって変わりますが、良い意味よりも悪い意味が多くなるようです。
金星丘にホクロがある場合、両親や家族を含む対人関係でトラブルが多くなるとされます。親しいを人を信用していると、突然裏切られることが考えられます。
金星丘下部にホクロが現れる場合、遺産相続や親族との金銭問題でもめたり、親族から結婚などを反対されるとされます。いずれも、慎重な判断が必要なようです。
金星丘の縁を取り囲む、生命線上にホクロがあると、生命力が弱まり、大病する可能性があります。
12:親指に縦線(俵紋)がある
親指に俵紋が現れることがあります。俵紋は俵のような縦線の模様が指に現れるものを指します。どちらかと言うと珍しい紋として知られています。この俵紋が現れると、食べることに生涯困らないとされます。これは、経済的に安定することを意味し、衣・食・住に困窮しないことになります。
親指に俵紋がある場合、親族や親の影響が大きく、常日頃から経済的に支援が得られ、食に困らないことを示します。金運、家庭運にも恵まれて、かなりの強運を持つことにもなります。より深く刻まれている程、困窮しない傾向が強まることになります。
13:親指の付け根に四角紋がある
金星丘と呼ばれる親指の付け根の領域に四角紋が現れることがあります。基本的に四角紋は、運勢を一気に大好転させる手相として知られています。人生を一発逆転させる力を持つことになります。
この四角紋が金星丘にある場合、恋愛や結婚関連のトラブルから免れるとされます。浮気や不倫などをしてしまっても、致命的な結果にはならないことが考えられます。予期せぬ愛情のもつれがあったり、恋敵が出現しても、乗り越えられるはずです。一時的に活力や健康が弱まっても、より一層の力が取り戻せるはずです。
生命線に接して四角紋が現れていると、健康面のトラブルから免れるとされます。またこの四角紋が大きくなったり、いろいろな線や紋に変化することもあります。
14:親指の付け根に三角紋がある
金星丘と呼ばれる親指の付け根の領域に三角紋が現れることがあります。三本の線で三角形を作るものを指します。基本的に三角紋は、努力の結果を表すとされます。
この三角紋が金星丘に現れる場合、最終的に愛情面での幸せをつかみますが、それまでに多少の困難があることを示唆します。本物の大きな幸せを手にするのですが、そこに辿り着くまで苦労が伴うことが考えられます。愛情に深い面があり、男女共に母性にあふれているとされます。慈愛に満ちているとも言えます。
本物の愛をつかむための試練に遭遇するのですが、どんな場合でも、必ず乗り越えられるはずです。信じて突き進めば、頑張りや努力が報われて、価値ある最高の幸運が訪れます。
15:親指の付け根にクロス(十字・バツ)がある
親指の付け根の領域は金星丘と呼ばれ、ここにクロスが現われていることがあります。この場合、生命力が弱くなり、何事にも消極的な面が際立つとされます。病気やケガなどが多くなり、気力が続かず、体力的にも無理が利かなくなるようです。健康に関わる悩みが増え、ストレスを溜めやすいとされます。
基礎体力をつけたり、ストレスを発散する必要があります。恋愛面でも、なかなか積極的になれず受け身の姿勢になるはずです。何事にも慎重になり失敗は少ないのですが、チャンスを逃すことが多いとされます。根気が続かず粘り強さが少ないので、何らかのトラブルが生じると、すぐに諦める傾向にあります。何事も積極的に粘り強く接することで、クロスが薄くなるか消えるとされます。
16:親指の付け根(金星丘)に傷がある
親指の付け根の領域は金星丘と呼ばれ、ここに傷があることがあります。この場合、同性の親族との関係が悪化するとされます。何かといざこざが多くなり、行き違いがトラブルに発展しやすくなります。同性の親や兄弟とのもつれから、家族全体の関係性が悪くなることも考えられます。
特に親の場合、愛情を感じることがなくなるとされます。言動は慎重にし、異性の親や親族に助けを求めるのが得策と言えます。傷の場合、いくら親族との関係改善を強く望んでいても、手相に反映されることは、ほとんどないので意味合いは固定化しがちです。傷痕が薄まることで軽減されることはあります。基本的には他の手相による変化によって打開策を見出すことになります。
17:親指の腹(指先の内側)に横線がある
親指の掌側の腹(指先の内側)にあたる部分に横線が見られることがあります。縦線よりも横線は現れにくいと言われています。この場合、親切心や愛情にあふれているのですが、それが仇となって対人関係がこじれるとされます。誰にも親切に振る舞い、困っている人を見過ごすことができないはずです。
それでも意外と打算的な面もあります。困っている時に助けたのだから、自分が困っている時は助けてくれるだろうと安易に思い込みがちです。困っている際に助力が得られないことをきっかけに、対人関係が悪化することもあります。恋愛面では、好きな人に一心に愛情を注ぎますが、長続きせず冷めやすいとされます。感情のコントロールが苦手で情に流されやすいようです。
18:親指の付け根から中指に伸びる線がある(火星環)
火星環は、第一火星丘から中指の付け根の領域の土星丘に向かって緩やかなカーブを描いている線を指します。第一火星丘は親指の付け根と生命線の始点の間の領域です。第一火星丘は闘争心や積極性、決断力や行動力と関わりが深い丘として知られ、土星丘は努力や勤勉などと関わりが深いと言われています。
この2つの丘をつなぐ火星環がある場合、何らかの混乱や災いの中から幸運がつかめるとされます。天変地異などの災害や戦争などから這い上がった後、運勢が切り開けるようです。時代が大きく変わる際も成功がつかみやすくなります。災いに遭遇してからの幸運が多いのですが、不遇からの逆転ではなく成功がつかめることもあります。線が太いほど意味合いを強めるとされます。
19:親指が短い
親指の長さは、人差し指の第二関節と付け根のラインのほぼ中間辺りにあると標準的とされます。この標準よりも下にあれば、親指が短いと見なします。親指では主に物事の判断力や主体性などを読み取ります。親指が短い場合、何事にも冷静さを欠く傾向にあり、衝動的な面が際立つとされます。精神的に不安定で、気が変わりやすくなります。
忍耐力に欠け、最後までやり抜く力は弱いようです。ノリが良く、裏表がなく明るい性格とされます。飽きっぽさがあり、気が進まないことは無理してやらないはずです。感性の鋭さがあり、直感や閃きに優れているとされます。主体性に欠け、依頼心が強い面があります。自制心が弱く、何らかの失敗があると人に八つ当たりするとされます。
20:親指が長い
親指は、人差し指の第二関節と付け根のラインのほぼ中間辺りにあると標準的な長さになります。これよりも上にあれば、長い親指とみなします。この親指では物事の判断力や主体性などを読み取ります。親指が長い場合、高いプライドを持ち、人に指図する気持ちが強いとされます。自分の非をなかなか認めない傾向にあります。
何かとリーダーシップを取りたがるようです。責任感が強く、責任ある立場で大いに実力が発揮できるとされます。何事にも慎重で、じっくりと考えてから行動に移るはずです。時間や期限を守り、例え小さな約束でも約束はしっかりと果たします。ある程度無理をしても最後までやり抜こうとしますが、全く無理なものはきっぱりと断ることができます。
21:親指が弓なりに反る
親指が柔らかく反らした際、弓なりに反ることがあります。この親指の場合、自己主張をするのが得意とされます。自分の意見や考え方にこだわりがあるものの、無理強いはせず巧みに説得しようとします。人の意見を聞く耳は持っているようです。何事にも柔軟性があり、環境などに対する適応力が高いとされます。周囲の状況を敏感に察することができ、それを自分の行動に反映させられます。
思い込みで行動することがありません。細かいことには気にしない面があります。行動には計画性があり、人から頼りにされます。物事に融通が利き、親しみやすさがあります。若干ルーズな面もあるようです。楽観的に物事を見ることができ、今自分が何をすべきかを把握しています。
22:親指が反り難い
親指の柔軟性が乏しく、反らそうとしてもあまり反らないことがあります。この親指の場合、精神的に繊細で何事も消極的になりがちとされます。自己主張をすることが苦手で、優柔不断な面があるようです。意思が弱く何を考えているか、わかりにくいとされます。融通が利かないところがあります。打たれ弱く、精神的にダメージを受けると、途中で投げ出してしまいます。
人とは平等に付き合おうとし、やさしく接することができます。何事もネガティブに考えがちとされます。細かい気配りができ、物事を心で感じ取ることに優れています。些細なことを気にして、物事がハッキリと言えないとされます。芸術的なものやスピリチュアルなものを好み関心が高いようです。
23:親指の付け根に五芒星がある
親指の付け根の領域は金星丘と呼ばれ、ここに五芒星が現れていることがあります。五芒星は5本の線が交差して、その真ん中に五角形を作っている星型を指します。予期せぬ大きな幸運や望んでいた大きな幸運がもたらされる掌紋として知られています。守護霊などに守られているとされます。稀なる幸運をつかみ、数奇な運命をたどることもあり、通常の星紋に比べて、よりパワーが強くなります。
この五芒星が金星丘にある場合、生命力や精神面における大きな幸運に恵まれるとされます。健康が実感でき、幸せを実感することが多くなるはずです。強運を持ち、神仏や守護霊に守られているとされます。直感などが冴え、危険を回避することに長けています。スピリチュアルなものに興味があり、その才能を秘めている可能性もあります。
24:感情線から親指の付け根に伸びる線がある
感情線上から、金星丘と呼ばれる親指の付け根の領域に伸びる線が見られることがあります。これは恋愛線と呼ばれ、金星丘を囲む生命線に向けて斜めに伸びる線で、生命線を横切る形になります。この恋愛線がある場合、大恋愛をしたり、運命的な出会いがあるとされます。片思いの相手と恋愛成就となったり、結婚の好機が訪れていることも考えられます。
恋愛線が太く現われている場合、情熱的な恋愛をするとされます。恋愛線が長い場合、恋愛が長く続き、短いと片思いで終わる可能性があります。これらの恋愛に関わる何らかの出来事が起こる時期は、生命線と交差する位置で読み取ることができます。人差し指と中指の間から垂線を下して生命線と交差する点を20才とするのが目安です。
まとめ:バイタリティーのバロメーターにもなる
親指は親や親族との関係を表し、周りに対する愛情、生命力、精力、意志の強さなどを象徴しているとされます。
この親指や親指の付け根の領域の金星丘に関わる相には、いろいろなものがあります。大まかに言って、生命線との何らかの関わりを持つもの、金星丘と関わりを持つものなどがあることがわかります。
仏眼では、直感力が鋭くなり、金星丘の張りなどでは、精神性やバイタリティーを知ることができます。生命線の形状や、生命線を横切っているもので、生命力や健康に関する様々な時期が読み取れます。良い意味の手相ばかりでなく、ホクロでは、警告や注意点を知ることができます。親指周りの手相を理解して、健康で充実した人生にしたいものです。