40歳独身女性が結婚できない理由と共通点17個！孤独で寂しい

「結婚願望があったはずなのに、40歳で独身。孤独で寂しい…」

特別な生き方をしてきたわけでもなく、結婚した友達と同じように、ごく普通の生活を送ってきたはずなのに、なぜか結婚せずに40歳を迎えてしまうと、愕然とした気分になる人もいることでしょう。そこまでいかなくとも、ふと「このままずっと1人なのかな？」と考えてしまい、急に孤独感に襲われることがあるかもしれません。

でも、「結婚したい」と言いながらも40歳で独身なのは、あなたがその人生を選択してきたからです。自覚がないケースも少なくありませんが、40歳の独身女性は、「結婚できない必然的な原因」を、誰もが持っています。

そこで今回は、40歳独身女性が結婚できない理由と共通点を解説！寂しさを解消して幸せになるためにすべきことを紹介します。

ますは、40代女性の結婚率・未婚率について解説していきましょう。実は、40代の独身女性は、そう珍しい存在ではありません。平成27年に行われた国税調査のデータを元に集計された「人口等基本集計結果」では、40代で一度も結婚したことのない未婚女性は、40代全体の17.5％もいるのです。

「独身」という観点で考えるならば、結婚したものの離婚や死別により現在独身の女性を含めると、なんと40代女性の27.3％もが独身です。（引用：平成27年国勢調査「人口等基本集計結果」）

40代独身女性は、確かに少数派ではあります。しかし、現在4人に1人以上の40代女性が独身です。孤独で寂しいと思うかもしれませんが、あなたと同じような立場の女性はどこにでもいます。決して特別な存在ではありませんし、40歳独身女性は寂し過ぎる存在でもないのです。

と言われても、あなたが結婚したいなら、40代独身女性の数は関係ありませんよね。重要なのは、40歳独身女性が今後結婚できる可能性です。そこで、5年前の同調査のデータを調べてみました（参照：人口等基本集計結果「概要（第1部解説）」より抜粋）。5年前の平成22年度の調査結果では、40歳から44歳までの女性の未婚率は17.4％でした。5年前のデータですので、今回のデータでは45-49歳に相当する層です。この5年の間に、この年代の人の未婚率は17.4％から15.9％に減少しています。その差は1.5ポイントもあります。

現在45歳から49歳の女性は4,308千人います。5年前から多少人数が減少しているかと思いますが、単純計算でこの人数の内の1.5％、約65,000人もが5年の間に結婚したということになるのです。しかも、40代の女性全てに結婚願望があるわけではありません。40代未婚女性の中で、結婚願望があり、且つ積極的に婚活をした女性となると、全体の何パーセントになるでしょうか。きっとそう多い数字ではないでしょう。それを考えると、65,000人という数字は、かなり希望を持てる値ではないでしょうか。

40歳独身女性をみじめで痛いと思う人もいます。しかし、今は独身の人も多くいますし、生き方は人それぞれ。結婚をしているからといって幸せとは限りません。

自分が何を求めているのか、どうすれば幸せになれるのか、どんな人といると幸せで相手に何をしたら喜んでもらえるか、そういったことを考えて行動できれば、幸せはやってきます。

40歳は女性にとって大きな節目の年齢です。特に独身女性が強く意識するのは、出産へのタイムリミットが迫っているという実感でしょう。結婚に年齢制限はありませんが、出産にはどうしても身体的期限が存在します。

だからこそ、未だ独身の自分に焦り、結婚の必要性について真剣に考えてしまいます。出産に年齢制限がなければ、40歳の女性はもっと自由になれるのではないでしょうか。

また、40歳はそろそろ体力的な衰えを感じる年齢でもあります。ほんの数年前だったら、笑顔で乗り越えていたハードスケジュールが体に堪えるようになります。今までにない体調不良に陥ったり、風邪の治りが悪くなったりして、健康への自信を喪失しがちです。それでいて40歳は仕事で充実する忙しい時期で、体力勝負を強いられます。このような状況もまた、40歳の女性が「この先ずっと1人なのか」と不安と寂しさを感じる原因です。

「結婚したいとずっと思っていたはずなのに、気が付けば40歳で未だ独身…」そんな女性には、結婚できない理由や共通点があります。それは一体何なのか、解説していきましょう。

仕事に生き甲斐を感じていて、充実した毎日を送っていると、どうしても結婚が遠のいてしまいます。なぜならば、結婚してしまうと、今のように仕事に集中することが困難になってしまうからです。

仮に専業主夫をしてくれる男性と出会ったとしても、どうしても妊娠出産前後で、一時的に仕事から離れなければなりません。また、専業主夫を受け入れてくれる男性は少数派ですし、同じくらい夫が専業主夫になることに抵抗がない女性も少数派です。

そのため、仕事に生き甲斐を感じている女性は、結婚が現実的になると、無意識に逃げてしまうところがあるのです。結婚に踏み出せないのですから、結婚できないのは必然です。

「別に仕事に生き甲斐を感じているわけではない」というケースでも、あまりに仕事が多忙で、忙しさに追われていると、恋愛をする精神的余裕も時間的余裕もなくなってしまいます。

「少し仕事が落ち着いてから婚活しよう」と思っていたのに、いつまで経っても仕事が落ち着くことはなく、気が付けば40歳。結婚できないのは、忙殺されるあまりに、時間の経過が想像以上に早いのが原因なのです。

恋人はいないけど友達はいるし、仕事もプライベートもそれなりに充実して毎日が楽しいと、「結婚したいなぁ」という気持ちがあっても、率先して婚活する気合が生まれません。そのため、運命の出会いに身を任せることになります。そして、運悪く運命の人と巡り合わないまま、40歳を迎えてしまったというわけです。今時は、黙って待っていてもなかなか結婚できない時代です。結婚している女性は、どこかのタイミングで本気の行動を起こしている人ばかりです。

結婚は他人と一緒に生活をすることです。自分以外の人と生活するとなれば、譲ったり譲られたりする場面ができます。結婚生活は楽しいこともありますが、自由さという点では、独身に劣るのです。そのため、自分の生活スタイルができあがっている女性は、それを変えることに抵抗を感じます。そして、結婚したい気持ちがあっても、積極的に行動を起こせず、チャンスを逃してしまうのです。

結婚は、婚姻届けという書類で、「一生一緒にいる」という約束を交わすことです。これはある意味究極の束縛と言えます。しかも、夫婦間だけではなく、その家族との関係も繋がりますから、自分を束縛する存在が増えてしまいます。

束縛が大嫌いな女性は、結婚への憧れを持ちつつも、無意識に結婚がもたらす束縛という苦痛から逃れたいと思ってしまうのです。そして、無意識のまま結婚から距離をとってしまいます。

合理的で論理的、損得で物事を考える女性は、余程条件の良い男性に巡り合わない限り、結婚を「損」と判断し、婚期を逃してしまいがちです。特に、経済的な損と時間的な損に敏感な女性ほど、結婚できない傾向が強いです。なぜなら、相手に相当な経済力と包容力を一方的に求めることになるからです。

結婚の誓いの言葉で、「病める時も健やかなるときも」というのがありますが、結婚とはプラスもマイナスも運んでくるもの。マイナス面を「損」と捉え、受け入れられなければ結婚はできません。

40歳独身女性は、お洒落で綺麗なタイプが少なくありません。彼女たちは、20代の頃良くモテた実績があります。そして、40歳になっても美意識が衰えることなく、美しさを保っています。しかし、これが結婚できない原因でもあるのです。20代の頃は、美貌だけではなく若さも持ち合わせていたので、ランクの高い男性からもモテて、美味しい思いをたくさん経験しています。だから、今更男性への条件を下げることができなくなっているのです。

しかし、男性は結婚相手の女性に若さを求めます。しかも、外見の若さよりも実年齢の若さを求めるのです。それなのに、20代の頃と同じランクの男性を求めているため、需要と供給のミスマッチが起こります。そして、自分に相応しいと思う男性と巡り合えないまま、今に至るというわけです。

過去の大失恋も、結婚できない原因に成り得ます。物凄く好きだった男性と別れてしまった経験は、「また好きになった相手と別れてどん底に落ちたらどうしよう」と、次の恋愛に恐怖心を植え付けてしまいます。

また、「これ以上好きな男性と出会える気がしない」と、ネガティブ思考になります。更には、別れた男性と新たに出会った男性を比較してしまい、「やっぱり元彼の方が良い」と、相手を切り捨ててしまい、結婚のチャンスを逃してしまいます。

今はほとんどが恋愛結婚です。そのため、恋愛に興味が強いかどうかは、結婚できるかできないかを大きく左右する大問題です。元々恋愛にあまり興味がなく、惚れにくいタイプの女性は、「結婚したい」という気持ちがあっても、スタートラインに立つことができません。好きでもない男性に頑張る気になれるはずもなく、「彼氏ができない」という結婚以前の壁にぶち当たってしまうのです。

結婚願望があり、婚活を頑張っていても、なかなか結婚できないのが、理想が高過ぎる女性です。相手に細かい条件を求めてしまうため、彼女のお眼鏡にかなう男性の絶対数が少ないのが特徴です。理想が高い女性が「この男性と結婚したい」と思うようなタイプは、例外なく女性にモテます。そのため、強烈な競争に立ち向かわなければなりません。もちろん、競争相手には20代の女性も含まれます。この熾烈な戦いに勝てる確率は低く、結婚できない状態が続いてしまいます。

理想が高いのも結婚できない原因になりますが、理想がないというのも大問題です。「好きなタイプは好きになった男性」「普通の人で充分」などと言ったことがあるなら要注意。好きなタイプが漠然とし過ぎていると、たくさんの男性の中からたった1人を選ぶことが困難です。また、今時「普通」の男性は真っ先に売れていきます。

「普通の人」は充分理想が高いのです。それに気付いていないというのも、結婚できない原因です。

今の40歳は、男女雇用機会均等法が職場に浸透しつつある時代に社会人をしていた世代です。「女性社員は男性社員のお嫁さん候補」という時代が終焉を迎え、男女で線引きをされない働き方への変革期です。そのため、「男も女も関係ない。人は対等である」という考え方が浸透しました。

もちろん、仕事において男女関係なく対等なのは良いことです。しかし、結婚となると「対等」が邪魔になることがあります。なぜならば、結婚生活は夫婦役割分担の場面が多いからです。特に子供が生まれた後は、女性は母親として、男性は父親としての役割があります。ここに対等を持ち出すと、時に家庭が混乱してしまうことがあるのです。

結婚は柔軟な精神が必要です。夫婦対等と思うのは問題ないのですが、それを貫こうとすると、受け入れてくれる男性がなかなか現れず、結局婚期を逃すことになってしまいます。

完璧主義者もまた、結婚できない女性に良くある特徴です。男性は家庭に癒しを求める傾向があります。だから、完璧主義者の女性と結婚を考えた時、窮屈に感じてしまって躊躇してしまいます。そして、結局別の女性を選ぶことも少なくありません。

完璧主義者の女性は、正義感が強く、やるべきことをしっかり行い、非の打ちどころがない素晴らしい女性です。しかし、相手にも完璧を求めてしまい、結婚に至る前に男性が離れてしまいます。

結婚をするために重要なのは、柔軟さです。全く別の人生を送ってきた相手と生活する結婚は、予測不能なことだらけ。夫婦で相談したり喧嘩したりしながら、少しずつ結婚生活を作り上げていきます。トラブルが起こった時は、臨機応変且つ柔軟に対応することが必要です。

だから、頑固過ぎる女性は、譲ることができないため結婚に向きません。交際しても、「結婚したら大変そうだ」という印象を男性に与えてしまいます。そのため、結婚までいかずに別れてしまうことが多いのです。

多少性格に結婚できない特徴があったとしても、行動力があれば結婚できる可能性は高いです。「え？良くあんな性格で結婚できたなぁ…」と思ってしまうような女性が、たまにいますよね。押しに弱い男性もいるので、行動力と積極性があれば、多少の難点も結婚の障害にはならないのです。

逆に、行動力も積極性もない受け身体質の女性は、結婚においては致命的な欠点となります。自分から行動できず、待つことしかできないため、運命の相手との偶然の出会いに賭けるしかありません。しかし、そんなに都合良く人生はできておらず、待ち続けたまま40歳を迎えてしまいます。

性格や見た目に問題がなくても、結婚できない女性はいます。それは、出不精な女性です。職場に結婚対象がいれば良いのですが、いないからこそ40歳で独身ということです。職場に結婚対象がいないならば、外で探すしかないのですが、超インドア派で、自宅職場の往復しかしないような生活では、新たな出会いの機会は皆無。出会いがなければ恋愛も生まれません。もちろん結婚もできません。

「結婚したい」と言いつつ、40歳で独身を迎える女性は、ある程度の生活力があります。「結婚しなければ極貧の老後」という危機感がないため、何が何でも結婚しなければという気合がないのです。そのため、婚活をしたとしても、どこか中途半端になります。また、「1人でも生きていける」という自信から、男性と出会っても決定打を見つけることができません。そして、ダラダラと独身生活を更新していくのです。

現代では40歳で独身者は珍しくありません。それでも、「このままずっと1人なのかな？」と思うと、孤独で寂しい気持ちが押し寄せ、辛くなることもあるでしょう。でも、先を心配してネガティブになるのは、とても勿体ないことです。そこで、寂しさを解消して幸せになるためにすべきことを紹介します。

「やっぱり結婚したい！」そう思うなら、やはり婚活をするべきです。しかも、かなり本気出して、時間も出費も惜しまず、短期決戦を狙うべきです。しかし、闇雲に時間とお金を費やすのは効率的ではありません。40歳の婚活は一工夫が必要です。なぜならば、婚活市場程、女性をシビアに年齢で切り捨てる場所はないからです。何も考えずに婚活に参戦すると、若い女性に男性が群がる現実をつきつけられ、「もう結婚できないかも」と心が折れてしまうかもしれません。

40歳からの婚活は、「女性の40歳という年齢を気にしない男性が集まるところ」を選ぶことが重要です。婚活方法には、婚活パーティーや婚活アプリなど、どれにすれば良いのか選ぶのに迷う程多くありますが、利用者の年齢分布をチェックしてください。そして、男性女性も40代が一定数いるものを選びましょう。そうすることで、40歳という年齢が婚活の足かせになる可能性を減らすことができます。

また、費用は掛かりますが、結婚相談所もおすすめです。特に成婚率が高く、成婚料を支払うシステムのところが良いでしょう。婚活や結婚のアドバイスを受けることができ、専任のアドバイザーが釣り合いや相性を考えてくれるので、あなたにピッタリの相手が見つかりやすくなります。

変わらぬ毎日に閉塞感があり、それが孤独と寂しさの原因だと思うならば、新しいことを始めてみましょう。忙しいと腰が重いかもしれませんが、隙間時間を使って、何かやりたいことはないか探してみてください。昔と違い、今はインターネットがありますから、少しでも興味があるキーワードを打ち込んでいけば、きっと「これならやってみよう」と思えるものが見つかります。

新しいことを始めるのは、時間と手間がかかりますが、忙しくなれば寂しいと感じる暇がなくなります。また、新しいことにはワクワク感があり、気持ちが高揚します。もしかしたら、ちょっとした興味で始めた事が、一生の趣味になるかもしれません。更には、全く新しい世界に飛び込むことで、思わぬ出会いが生まれる可能性もあります。

新しいことを始めるのが億劫なら、今まであなたがしていた好きな事を、改めて追及するのもおすすめです。好きな事なら、無理なく続けることができますよね。今より少し時間とお金をかけて、本格的に取り組んでみましょう。

好きな事に夢中になれば、寂しさを忘れることができます。楽しい時間が増えれば、気持ちが明るくなり、色々な事に意欲が沸き出してきます。更には、改めて追及することで、今より世界が広がるかもしれません。もちろん、そこには新しい出会いの可能性もあります。

寂しいと感じるのは、人との交流が希薄だからです。人は、人と繋がることを面倒に感じつつも、交流がないと寂しいと感じる厄介な生き物なのです。だから、仕事帰りに毎日寄り道をするように心がけてみましょう。気合を入れて友達と約束して出かけるのも良いですし、気が乗らない時はコンビニに寄るだけでも良いです。

外を歩けば、人の群れを感じることができますし、何かを買えば、そこの店員との交流が生まれます。どうということのない交流ですが、誰とも話さず、真っ直ぐ帰宅するよりも少しだけ心が満たされることでしょう。

帰宅して1人になった時に寂しさに押しつぶされそうになるなら、SNSがおすすめです。

・ツイッター
・インスタグラム
・フェイスブック
・その他コミュニティサイト
・ブログ

SNSにも色々あるので、これらの中からあなたに合ったものを選んでください。SNSは家にいながらにして、人との繋がりを感じることができるので、寂しさを解消することができます。また、自分の気持ちを文字で表現するというのもSNSをおすすめする理由です。気持ちを文字化すると、あなたが感じている事、考えている事が整理できます。そうやってSNSを利用しながら気持ちを文字で表現し続けることで、寂しいと感じる本当の原因に気付くことができます。

更には、SNSは日記の代わりにもなります。前の自分の書き込みを読み返すことで、何を感じていたのか鮮明に思い出すことができます。もしかしたら、「ああ、こんなことで寂しがっていたんだ」と、笑顔で読み返す日が来るかもしれませんよ。

王道の方法ですが、ペットを飼い始めるのも、寂しさを解消するのに効果的な方法です。純粋にペットは可愛いですし、帰宅して、自分を待っていてくれる存在があるというのは、とても励みになるものです。また、生き物を飼うと責任が生まれます。

ペットは飼い主がいなければ生きてはいけません。ペットから求められているという使命感は、あなたを強くしてくれます。人は、求められた時に寂しさから解放されるのです。

寂しさを感じる時は、読書をしましょう。図書館を利用すれば、お金をかけずにたくさんの本を読むことができます。読書に没頭している間は、寂しさを忘れることができるでしょう。

また、本はあなたにたくさんのことを教えてくれます。あなたが読んだ本の中に、寂しさから解消される方法が記されているかもしれません。あるいは、寂しいと感じるのは人間の性だと、寂しさを受け入れる気持ちになれるような本に出合えるかもしれません。

本は自分の知らない世界を教えてくれ、人生を豊かにしてくれるものです。きっと、あなただけの幸せのヒントが見つかります。

何かで寂しさを紛らわすのが苦手なタイプならば、真面目に将来設計を立ててみましょう。先の見通しがないから不安になり、寂しさを感じてしまうのです。真剣に今後の自分の人生を考え、「このようにしていこう」という目標を立てれば、それに向かって前向きな気持ちを取り戻すことができます。

将来設計は具体的であればあるほど良いです。何年後に何をして、それにはどのような準備や資金が必要かまで考えてください。

これは、寂しさ解消だけが目的ではありません。目標は具体的に立てれば立てるほど、実現できる可能性が高まるのです。目標を立て、その通り着実に歩んでいくことができれば、安心と自信に繋がります。

10代から20代、20代から30代と、十の桁が変わる年は、女性にとって人生の節目を感じさせますよね。だから、あなたは「結婚したかったはずなのに、独身のまま40歳になってしまった」と、40歳という数字を今重く受け止めているかもしれません。

10年前に思い描いていた40歳と、今の自分に大きなギャップがあり、戸惑っているかもしれません。でも、あなたは今まで自分の力で歩んできたのです。そして40歳という素晴らしい節目を迎えました。だから、どうか自分に自信を持ってください。

「私はいまのままでいいんだ」と自信を持つことで、未来に希望を感じることができます。自信はあなたを魅力的にし、人とも積極的に関われるようになります。自信を持って、毎日を活き活きと過ごせば、あなたの魅力に惹き付けられて、人の輪が広がります。そうすれば、もう寂しくありません。

結婚願望があったのに、独身で40歳になってしまったら、孤独と寂しさを感じてしまうのは仕方のないことです。でも、忘れないで欲しいのは、人生が幸せかどうかは、結婚が左右するわけではないということ。もちろん、結婚を選択して幸せな人はたくさんいますが、結婚しても孤独を毎日感じている人もいるのです。結婚が破たんして離婚した人も少なくありません。今の時代、3組に1組の夫婦が離婚すると言われています。

だから、「寂しさを解消するには結婚しかない」と思っているのだとしたら、まずはその考えを捨ててください。自分を楽しませるのは自分しかいないのです。あなたが今後幸せを感じながら人生を送れるかどうかは、あなたの行動次第です。人生90年と言われる時代、40歳はまだ折り返し地点ですらありません。

まだまだ人生は素晴らしい可能性に溢れています。「もう40歳」ではなく「まだ40歳」。あなたさえその気になれば、なんだってできます。だから、自信を持って人生を歩んでくださいね。