出雲大社のパワースポット効果11個とご利益・参拝方法

誰もが一度は目にしたことがある大しめ縄。日本を代表する「縁結びの神様」として有名な出雲大社（いずもおおやしろ）。多くの人は、「いずもたいしゃ」とも言いますが、正式には「いずもおおやしろ」という読み方です。

誰もが一度は、訪れたいと思う出雲大社は、男女の縁結びだけでなく、仕事でのご縁、取りまく人間関係が良縁であることを願い、全国から出雲大社へ参拝に訪れているのです。

そこで、日本を代表する出雲大社へ行くなら抑えておきたいポイントをまとめたので、参考にしてくださいね。

島根県にある国造りの神様「大国主大神」が祀られている神社です。大国主大神は、目に見えない世界での「むすび」の霊力によって、人々を幸福へと導くご利益がある神社なのです。

出雲大社は、他の神社とは異なり、地上から24メートルの高さに神様が祀られています。これは日本全国を探しても、出雲大社の大国主大神への敬意の表れでもあるのです。

また、出雲は10月のカレンダーが「神在月」と言われています。これは、出雲に全国から神様が集まり会議をすると言われているからです。出雲以外の土地では、「神無月」と言われていますが、全国の神社に神様がいなくなるわけではなく、大神が留守中には、子孫である神様が、自分たちの神社を守っていると言われているので、心配はいりません。

出雲大社は、古事記に記されているのですが、優しい神様が物質の世界で生きる私たちに、見えない世界からサポートをしてくれる神様が祀られている神社だということなのです。

・問い合わせ時間: 8:30～17:00
・祈祷時間：9：00～16：30（受付は8：30から）
・参拝時間：＜3月～10月＞6：00～20：00
　　　　　　＜11月～2月＞6：30～20：00

【アクセス方法】
・飛行機の場合：出雲縁結び空港➡JR出雲市駅➡一畑バス[出雲大社・日御碕・宇竜行きに乗車し約25分出雲大社到着
・電車の場合：ＪＲ出雲大社駅➡一畑バス[出雲大社・日御碕・宇竜行きに乗車し約25分出雲大社到着
・車の場合：大阪方面から落合JCT➡米子JCT➡出雲IC➡国道431号➡出雲大社到着
・車の場合：九州方面から山口JCT➡広島JCT➡広島北JCT➡三次東➡宍道JCT➡出雲IC➡出雲大社到着
・車の場合：しまなみ海道➡福山西IC➡尾道JCT➡三次東JCT➡宍道JCT➡出雲IC➡出雲大社到着
・車の場合：瀬戸中央道➡倉敷JCT➡岡山JCT➡北房JCT➡落合JCT➡米子JCT➡出雲IC➡出雲大社到着

全国でも、一番初めに名前が出てくるパワースポットと言えば、「出雲大社」ですよね。西暦700年代から信仰されてきた出雲大社が、長い年月をかけて今なお、人々に崇拝されている理由は何かご存知ですか。

それは、大国主大神が、私たちに農耕や漁業、生産物を増やし医薬の道まで、私たちが命を繋いでいくことに、必要な様々な知恵を与えてくださったことから始まっています。

縁結びはもちろんのことですが、以下のようなご利益もあると言われています。では、パワースポットである出雲大社のご利益をまとめたので、参考にしてくださいね。

新規取引先の獲得や、会社を拡大していくうえで必要なご縁を繋いで、仕事に関わるあらゆることで、ご利益が期待できるかもしれません。仕事をしていくのは、人と人の繋がりから、発展していくことでもあります。仕事がスムーズでない、良い職場に巡り合いたい、仕事で一旗あげたい、そんな思いが通じるかもしれません。

恋人が欲しい人や、結婚相手に巡り合えるようにと参拝することで、彼氏ができた、運命の人と巡り合うことができたというご利益の声も多数あります。恋人がいない歴が長くても、きちんと必要な人と、巡り合えることができる可能性があるのです。そんな目には見えないご縁を繋げてくれる可能性が、あると言われています。

心から信頼できる友人とのご縁を結んでくれるでしょう。友人に恵まれているということは、幸せなことですからね。あなたの周りに素晴らしくて、素敵な友人に巡り合える可能性を見出してくれるかもしれません。ブラック企業ならぬ、ブラック友達というのが存在しています。付き合ってみないと相手がどのような人か分からないですからね。不要な縁ではなく必要な縁のみ繋げてくれるのも、出雲大社のご利益なのです。

家族が不仲だと寂しいですよね。近い存在であることでお互い素直になれない部分もあるでしょう。とは言え、家族ですから仲良く良縁であることを願い、お互いを思いやれる関係を築けたらと思いますよね。家族が仲良く付き合うことを願い、ご利益を期待する人もいます。それに応えてくれる可能性があるかもしれません。

何か、チャレンジしようとしていたり、これまでの考えや行動を見直そうとしていると時に、けじめという形で一区切りをさせるご利益もあると言われています。古いパターンを手放したい時、慣れた事から一歩前に出たいと願う時、出雲大社に参拝するとけじめをつけるご利益もあると言われています。

不健康になってはじめて、健康のありがたさに気づくものです。そこで、普段から健康と強いご縁で結ばれていることを望むのも、健康であることに感謝をするのもよいと言われています。

女性は、命がけで子どもを産むと言われています。母親だけでなく、子どもも無事に生まれてくることを願って、安産祈願をするとよいと言われています。国造りに必要不可欠な子孫が繁栄されることを願うのも、ご利益があると言われています。大国主大神は多くの女神と結ばれ、多くの子孫をもうけたと言われています。

大国主大神は、あらゆる分野に精通しており、私たちが財産を築くために必要なスキルや知識を与えて、くださる神様でもあります。更に、商売を通じて、人々が幸福になることに力を添えてくれるとも言われています。想像もしていなかったアイディアが生まれる可能性もありますね。

夫婦が円満であることはとても大切なことですよね。縁むすびの碑には、大国主大神と須勢理毘売（スセリ姫）が仲睦まじく結ばれている日本画をモチーフがあり、愛らしい2羽の兎も、この夫婦神様を現したものと言われています。わがままを言い合う仲ではなく、お互いを支え合う関係を末永く保ちたいと願う参拝者は、絶対に参拝する場所だと言われています。

出雲大社は、見えない力によって、人々を幸福へと導く神様が鎮座しています。傷ついた心を癒すのに、出雲大社へ訪れることで、心が晴れる場合もあります。なぜなら、神話に出てくる傷ついたウサギを癒したのが大国主大神であるからです。優しく介抱し、慈愛に溢れた大国主大神のサポートのご利益が得られるのです。

人生は、思いもよらなかった方向へ導かれる事もあります。想像もしていなかったことに、驚くようなこともあるでしょう。出雲大社へ参拝すると、良い方向へ人生を切り開く可能性もあります。自分の中で、可能性を決めつけていたとしても、現状が変わることもあるのです。

他にも、訪れるだけで浄化されたという声もあります。出雲大社は、基本的にご縁の神様なので、あらゆることに繋がる人と人とのご縁を結んでくれるといわれています。出雲大社は、幸福のバトンが繋がる神社でもあり、訪れることで特別な感覚になることもあるでしょう。

年間600万人以上もの人が訪れる「出雲大社」。何かをするうえで、私たちは人と関わらずに過ごすなどということは、ありませんよね。何をするにも人とのご縁は必要不可欠になります。

それは、恋愛だけでなく、仕事や家族、友人、あらゆる環境の中で関わらないといけない人間関係。今後の出会いが良縁であることを願う人は、少なくありませんよね。

そこで、出雲大社へ出向きご利益を頂きたいと思うのでしょう。しかし、間違った参拝方法では、ご利益が軽減されたら嫌ですよね。あなたの運気を上げるためにおすすめの参拝方法をお伝えするので、参考にしてくださいね。

＜1＞鳥居をくぐる際、真ん中は避けます。更に鳥居をくぐる前に一度、礼をして「お邪魔します」と心言います。鳥居をくぐる時は真ん中に背中を向けないようにして一歩踏み入れます。参道の真中を避けて歩きます。参道を歩く時は身を清めているのです。

＜2＞手水舎にて、まずは左手を清め、次に右手を清めます。ふたたび右手にひしゃくを持ち、左手に少量の水を手のひらに溜めて、口の中をすすぎます。次に、ひしゃくを立てに持ち、持ち手の部分を洗い流し、ひしゃくを元の位置に戻します。ここで、注意が必要なのは、手水舎の水を飲んではいけないということと、ひしゃくに口をつける行為は辞めてください。さらに、口に含んだ水でうがいをするのもやってはいけない行為です。

＜3＞縁むすびの碑に参拝します。こちらは、縁結びの神様で恋愛や夫婦にとってご利益があると言われています。身近な存在に対して、思いやりの心を持ち続けることが必要になってきます。夫婦になれたご縁に感謝をする場でもあるので、喧嘩ばかりの夫婦はぜひとも縁むすびの碑に、ご挨拶をするとよいでしょう。

＜4＞御慈愛の御神像にご挨拶をします。大国主大神が大きな袋を背中で背負っているのは、参拝者の願いを抱えているという説と、参拝者の苦しみや悲しみを袋に貯めて身代わりになってくれているという説があります。大国主大神が、白兎に手を差し伸べる姿の像を見るだけでも、温かい気持ちになるという声もあるようです。

＜5＞ムスビの御神像に参拝します。幸魂（さきみたま）と希魂（くしみたま）と言って魂を頂き神様になろうとしている場面を模っているのだとか。見る人によって捉え方もさまざまですが、恋愛だけでない結びのご利益があるスポットだと言われています。仕事に関するご縁や幸福へのご縁などあらゆる縁を結びたいと願う人は参拝をおすすめします。

＜6＞拝殿にて参拝をします。二拝（2回おじぎをする）四拍手（4回拍手をする）一拝（1回おじぎをする）のルールに従い参拝を済ませてください。神社では、自分の名前を唱えて、具体的な願いを伝えるようにということですが、神社では日頃の感謝をすることが大事だとも言われています。そして、5月14日に行われる例祭では、二礼ハ拍手一礼をします。拍手を八回行います。八というのは無限の数字として知られており、無限に近い心で神様へお祈りを盛大に行うものとされています。

＜7＞素鵞社（そがのやしろ）にて参拝をします。ヤマタノオロチ退治で有名な須佐之男命を祀る社で、10月の神在月には、全国の神様が会議を行う場所でもあります。また、稲佐の浜（出雲大社より西へ約８００メートル）の砂を床縁下に置き供え、従来からある御砂をいただいて帰ると、願いが叶うというジンクスもあり、出雲大社で参拝する前に稲佐の浜の砂を持ってから、参拝に訪れる人もいます。

＜8＞御守所へ立ち寄るとよいです。縁結びの糸や、縁結びのお守りを購入して今後をお守りする願いをするのも良いとされています。絵馬や幸縁むすび御祈絲（みほぎいと）、しあわせの鈴など、願いの分だけお守りもあるので、お守りをみるだけでも楽しそうです。また、お土産にも喜ばれます。

＜9＞神楽殿（かぐらでん）にて参拝をします。大しめ縄にお賽銭を投げている人もいますが、神様に大変失礼な行為なので、しないことをおすすめします。お賽銭入れにそっと5円玉を入れてください。賽銭箱に向かって投げる人もいますが、お金は投げないこともおすすめします。神様は、敬う態度でいることを心がけてください。

＜10＞命主社（いのちぬしのやしろ）へ参拝をします。実は、大国主大神は、何度も命を落としているという説があり、大国主大神を何度も救った神様が祀られていることもあり、参拝する人は、情報通だと言われています。境内には樹齢1000年を超えるムクの樹が立派にそびえ立ち、木を目の前にするだけでもパワーが湧いてくると言われています。

＜11＞ご縁横丁
出雲大社を訪れたら、必ず訪れて欲しいのがご縁横丁です。参拝を済ませたら風情ある街並みやお土産、飲食店などが立ち並び、ここでしか手に入らないものもあります。じわじわと気になる商品もあり、遊び心がある商品に目を奪われることもありますよ。

＜12＞松の参道
松の木は、「神様を待つ」という意味もあります。松の参道には樹齢400年を超える立派な松の木が植えてあります。更に、松の参道は3つの路に分かれています。真ん中は神様が通る道といわれていたので、神職や皇族など身分の高い人だけが通ることを許されていたそうです。鳥居をくぐれば、中央を外れた道を歩くのと同じですが、松の参道は、真ん中の道を歩くことができるのです。

＜13＞神祜殿、宝物殿
出雲大社の歴史がお詰まっています。なかでも、古代御本殿心御柱は、絶対に目で見て確認をしてほしいものです。展示室は1Ｆと2Ｆに分かれており、美術工芸品や出雲大社の考古物を見ることができます。数多くある文化財を見ることができるので、信仰の歴史を知ることができます。

＜14＞四の鳥居
四の鳥居だけ、銅鳥居となっています。こちらの鳥居を触ると金運がアップするといわれているので、鳥居をくぐる前に触る参拝者が多いのです。出雲大社の鳥居の材質は全て異なります。一の鳥居は、コンクリートで作られており、二の鳥居は、木製で作られています。三の鳥居は鉄製でつくられているので、鳥居を見比べてみても、楽しいですよ。

＜15＞神馬像
なでると子宝に恵まれる神馬像があります。本殿に向かう途中に銅で作られた神馬像を見ることができます。その横には牛の像があります。昔から、「牛」と「馬」は神様の乗り物として、神社の入口に牛や馬の銅像がある神社もありますが、出雲大社は、牛の像は学力の向上のご利益があり、馬の像には安産や子宝のご利益があるとされてきました。

＜16＞真名井の清水
イザナギノミコトとイザナミノミコトと、「天の安河原（高千穂・天岩戸神社）」と地下に流れる水が繋がっているといわれています。それは、出雲大社から人々を守護するようにと、大切な使命を与えられたともいわれています。真名井の清水は、「雨ふらし」や「止雨」のご利益があるとしても、古から信仰が寄せられているのです。

出雲大社はスピリチュアルスポットです。目に見えない世界を信じていない人は、もちろんいるでしょう。しかし、多くの観光客が見えないパワーを信じて、出雲大社を訪れています。あなたも出雲大社を訪れて、幸福になるための人と人の繋がりである「ご縁」のパワーを感じてみませんか。