彼氏が年上だと、恋人関係になってからどんな呼び方にすれば良いのか、少し悩ましいですよね。上司や先輩だと以前と呼び方を変えるべきか考えてしまうでしょう。彼氏になったからといって、急に気やすく呼んで大丈夫なのか、気を悪くされないか心配かもしれません。
そこで今回は、年上彼氏が喜ぶ呼び方を紹介!年上彼氏の呼び方を変えるタイミングも伝授します。
年上彼氏はどんな呼び方をされたいもの?
彼氏の呼び方は色々なパターンがあります。2人の関係性にもよりますが、年上彼氏の場合は少なからず「自分の方が年上だから、しっかりしなければ」という責任を感じています。
そのため、彼女から「頼られている」「尊敬されている」と思える呼び方をされると、嬉しくなり、彼女のために益々頑張ろうという気持ちにるものです。
逆に、ふざけてからかうような呼び方は、年上彼氏のプライドを傷つけてしまう可能性が高いです。2人きりの時に、2人だけの特別な呼び方をするのは状況によってありですが、年上彼氏に対しては、最初はオーソドックスな呼び方をするのが無難です。恋人関係は対等ですが、付き合う前にどんな関係だったのかによって、呼び方は変わるのだと頭に入れておきましょう。
相手との年齢差や好みが決め手?
恋人をどのように呼ぶのかは、相手の好みが決め手になります。そして、呼び方の好みは世代によって流行りが違います。だから、年齢差によって年上彼氏が好む呼び方の傾向も変わります。
例えば、年上彼氏との年齢差が離れれば離れる程、あなたが常識だと思っていることが、年上彼氏にとっての非常識になる事柄が増えていきます。常識は時代と共に変化するものです。恋人の呼び方も例外ではありません。
年上彼氏を喜ばせたいなら、呼び方もあなたの常識ではなく、彼氏の常識に合わせるのが良いでしょう。
年上彼氏が喜ぶ呼び方16個
彼氏の呼び方はバリエーション豊かですが、年上彼氏はどんな呼び方をすると喜んでくれるのでしょうか。様々な呼び方と一緒に、年上彼氏が喜ぶポイントを解説します。
■1. 苗字にさん付け
年上彼氏の呼び方で最もオーソドックスなのは、苗字にさん付けです。出会った当初の呼び方が、付き合った後もそのまま継続している形になります。「苗字にさん付けは余所余所し過ぎる」という意見もありますが、人間関係は呼び方よりも呼ぶ時の気持ちが大事です。あなたが愛情をこめて、年上彼氏を苗字にさん付けで呼べば、声音やその時の雰囲気で気持ちが通じます。
特に、年齢の離れた年上彼氏の場合、苗字にさん付けは、恋人関係になってもあなたからの尊敬の気持ちが感じられるところが、喜ばせるポイントになります。
■2. 苗字に君付け
君付けは、年上女性が年下男性に向けた呼び方のイメージが強いです。だけど、年上彼氏に向けて、あえて苗字に君付けの呼び方をすると、喜んでくれるケースもあります。苗字に君付けは、学生時代のクラスメートの呼び方でもありますよね。年下彼女に苗字+君で呼ばれると、青春時代を思い出して、甘酸っぱく嬉しい気持ちになるのです。
また、あなたと年が離れて「おじさんで申し訳ない」と、年の差を気にするタイプの年上彼氏を苗字に君付けで呼ぶことで、あなたが年の差を気にしていないアピールになり、安心させてあげられます。
■3. 苗字を呼び捨て
苗字を呼び捨てで呼び合うカップルは少数派かもしれませんが、年上彼氏のタイプによっては、選択肢の1つになります。例えば、学生時代からずっと、友達や仲間内から苗字を呼び捨てで、それが当たり前になっていると「彼女にも苗字を呼び捨てされるのが一番自然」と思うかもしれません。また、「彼女には改まった呼び方をされるのは堅苦しくて嫌だけど、自分の名前をイマイチ好きになれない」という年上彼氏は、苗字の呼び捨てを好むことがあります。
とは言え、年上彼氏の呼び方を苗字で呼び捨てする場合は、あなたからいきなり仕掛けるのではなく、相手に呼び方のお伺いをたてて「苗字で呼び捨てにして」と言われるのが殆どです。もしも、彼氏から要望があれば、違和感があっても受け入れてあげると良いでしょう。
■4. 苗字にちゃん付け
ちょっと業界人っぽいですが、苗字にちゃん付けという呼び方もあります。恋人同士ではスタンダードな呼び方とは言い難いですが、あなたが照れ隠ししたい時や、じゃれ合ってイチャイチャする時に、不意打ちのように苗字にちゃん付けで呼んで、サプライズ的に彼氏を喜ばせる方法もあるんですよ。
ただし、苗字にちゃん付けは好みが大きく左右する呼び方ですから、最初にそう呼んで年上彼氏の反応がイマイチなら、その後は封印するのが無難です。
■5. 苗字に様付け
再び特別なシチュエーションに限った呼び方ですが、苗字に様付けで恭しく年上彼氏をもてなして喜ばせる方法もあります。仕事で疲れた年上彼氏を、まるで社長のように扱って癒してあげるのです。呼び方を変えてじゃれ合うのは、恋人同士の特権です。
年上彼氏が嫌がらないようなら、苗字に様付けで致せり尽くせりのサービスデーを作ってあげましょう。まんざらでもない様子で、きっと喜んでくれますよ。もちろん、2人きりの時限定です。
■6. 名前にさん付け
年齢差に関係なく、「彼女には名前で呼んで欲しい!」という男性は多いです。やはり、特別な女性にはファーストネームで呼んで欲しいものです。名前の呼び方にも色々ありますが、年上彼氏ならば名前にさん付けが最もハードルが低く、しかも「年上彼氏だからこその呼び方」で特別感があるのでおすすめです。
名前だけなら、家族や友達など呼ばれるシチュエーションは多いですが、男性が名前にさん付けで呼ばれる機会は案外少ないので、あなたからそう呼ばれたら、年上彼氏はドキッとして嬉しくなります。
また、名前にさん付けは親近感と同時に、年上彼氏を敬う気持ちも込められた呼び方です。可愛い年下彼女から名前にさん付けで呼ばれたら、年上彼氏は保護欲をそそられて、より一層あなたを愛しく感じますよ。
■7. 名前に君付け
多くの男性が憧れる名前に君付けの呼び方は、年上彼氏にも有効です。今まで苗字で読んでいたなら、2人きりの時にいきなり「〇〇君」と呼び掛けてみましょう。
急に呼び方を変えるのは勇気がいるし恥ずかしいですが、あなたがドキドキしている様子を見て、年上彼氏は一層喜んでくれます。特に、年上彼氏が女性に母性を求めるタイプならば、名前に君付けは最高の呼び方になります。
■8. 名前を呼び捨て
年上彼氏の年の差を気にせず、対等な恋人関係を望むなら、恋人同士の呼び方のスタンダード系「名前を呼び捨て」がおすすめです。特に、年上彼氏が「年の差なんて気にしないでほしい」というタイプならば、名前の呼び捨ては喜んでもらえます。
ただし、年上彼氏のタイプによっては、フランクになり過ぎず、いつまでも出会った頃のように目上の存在という意識でいて欲しいと望む場合もあります。年上彼氏を名前で呼び捨てしたい時は、今までの彼氏の言動を振り返って、何を求めているのかを考えてからにした方が良いでしょう。
■9. 名前にちゃん付け
男性の中には、彼女と2人きりの時は、年齢差関係なくとことん甘えたいタイプがいます。年上彼氏が2人きりの時、ちょっとふざけたように甘えてくるなら、年上だから頑張らなければという責任感に少し疲れているかもしれません。こんな時は、年上彼氏の甘えを正面から受け止めてあげましょう。
そして、愛情込めて名前にちゃん付けの呼び方をしてみてください。年上彼氏はあなたがどんな自分でも優しく受け止めてくれると嬉しく感じます。
■10. 名前に様付け
様付けの呼び方、今度は名前バージョンです。名前に様付けは、プライベートな上下関係の響きがあります。いわば、ご主人様とメイドのような響きがあり、年上彼氏のタイプによっては、名前に様付けはドハマりする可能性のある呼び方です。2人きりで、且つ特別な時に名前に様付けで呼んでみましょう。年上彼氏の喜ぶ顔が見られるかもしれません。
ただし、スタンダードではない呼び方は、人によっては拒絶反応が出ます。1度名前に様付けで呼んでみて、年上彼氏の表情が曇るなら、サッと引っ込めていつもの呼び方に戻しましょう。
■11. 愛称
年上彼氏が恋愛に甘さを求めるタイプなら、愛称で呼ぶと喜ぶ可能性が高いです。「子供の時って、ご両親やお友達からどんな風に呼ばれていたの?」と、聞いた後、あなたも愛称で呼んでも良いか聞いてみましょう。愛称は近しい関係じゃないと許されない響きがあり、お互いを愛称で呼べば、ぐっと距離感が縮まります。
もしも、年上彼氏が愛称で呼ばれないタイプや、親と同じように彼女から呼ばれることを嫌う場合は、あなたが新しい愛称を考えても良いかもしれません。せっかくなので、あなただけが呼べる唯一の愛称を考えて、年上彼氏に提案してみましょう。年下彼女が愛称を一生懸命考えてくれたら、それを受け入れるかどうかは別として、年上彼氏はきっと喜んでくれます。
■12. あだな
年上彼氏が甘い関係が苦手なタイプなら、あだなで呼ぶという方法もあります。女性よりも男性の方が、あだなで呼ばれる機会が多く、プライベートな友人関係は皆あだなで呼ぶという男性もいます。年上彼氏があだなで呼ばれることに慣れているなら、あなたからもあだなで呼んで欲しいと思うかもしれません。
■13. 2人だけのあだな
2人だけの特別な呼び方をしたいなら、あなたたちだけのあだなを考えてみましょう。そして、甘えるように年上彼氏に、「お互いをこんな風に呼び合おうよ」と、可愛く提案してみてください。甘えられるのに弱いタイプの年上彼氏なら、あなたの提案に驚きつつも、「そんなところも可愛い」と、喜んでくれます。
ただし、年下彼女の可愛い行動と、それを全て受け止めるかどうかは別の問題です。2人だけのあだなを提案した時、「普通の方がいいかな」と言われたら、潔く引き下がりましょう。可愛い甘えも、しつこくなると単なる我儘になって、年上彼氏を困らせるだけです。
■14. 役職名
年上彼氏との関係が上司と部下で、既に彼氏に役職が付いているなら、職場と同じ役職名で呼ぶのもありです。例えば、同じ「課長」という呼び方でも、仕事の時と、プライベートで2人で会う時と、イントネーションを変えれば特別感を演出できます。
同じ役職名の呼び方だからこそ、会社とプライベートでの響きの差が手に取るようにわかり、それが年上彼氏を喜ばせるポイントになるのです。
■15. 先輩
年上彼氏が職場や学校の先輩なら、付き合い始めてからも、引き続き「〇〇先輩」と呼ぶのも、男性にとっては嬉しい呼び方です。特に、年上彼氏が先輩として面倒見の良いタイプならば、あえて呼び方を変えないことで、「自分はいつまでも彼女に頼られる存在だ」という実感を持ち続けられます。
■16. 先生
年上彼氏が先生と呼ばれる立場ならば、付き合ってからも引き続き先生と呼ぶのも良いかもしれません。男性にとって人の上に立つ存在の「先生」という呼び方は、プライドをくすぐるものなのです。
ただし、年上彼氏が仕事とプライベートを完全に分けて考えたいタイプや、謙虚で特別扱いされるのが嫌いな場合は、「先生」という呼び方は好きではないことが多いので注意しましょう。また、あなたと年上彼氏が、元生徒と教師だった場合、それを周囲に知られたくない可能性もあるので、配慮が必要です。
年上彼氏が先生と呼ばれる立場ならば、付き合ってからも引き続き先生と呼ぶのも良いかもしれません。男性にとって人の上に立つ存在の「先生」という呼び方は、プライドをくすぐるものなのです。
ただし、年上彼氏が仕事とプライベートを完全に分けて考えたいタイプや、謙虚で特別扱いされるのが嫌いな場合は、「先生」という呼び方は好きではないことが多いので注意しましょう。また、あなたと年上彼氏が、元生徒と教師だった場合、それを周囲に知られたくない可能性もあるので、配慮が必要です。
年上彼氏の呼び方を変えるタイミングはいつがおすすめ?
彼氏が年上だと、付き合う前はかしこまった呼び方をしているものですよね。恋人関係になったら、もっと親しみのある呼び方に変えたいと思うのは自然です。だけど、急に呼び方を変えるのも不自然だし、何より年上彼氏が「彼女になったとたんに馴れ馴れしい」なんて思ったら大変です。
そこで、年上彼氏の呼び方を変えるタイミングを6つ伝授します。
■1. 付き合い始めてすぐ
年上彼氏に限らず、付き合い始めたタイミングで、「お互いの呼び方どうする?」と相談するのは、恋人あるある話です。付き合い始めた実感を強く持ちたいなら、付き合い始めて間もなく、年上彼氏と呼び方について相談すると良いでしょう。切り出し方をいくつか提案します。
・「〇〇って呼んでもいいかな?」と、あなたが呼びたい呼び方を提案する
・「これからは、どんな呼び方にしたら良い?」と、年上彼氏の希望を聞く
・「私のこと、〇〇って呼んで欲しいな」と、あなたの希望をきっかけにする
呼び方で重要なのは、お互い心地良い呼び方にすることです。一方的な希望を押し付けず、年上彼氏と相談しながら決めましょう。
■2. 付き合いが安定してから
「付き合ったとたんに呼び方を変えるのは気恥ずかしい」というタイプもいますよね。その場合は、付き合いが安定してからさり気なく呼び方を変える方法もあります。切り替えるタイミングが難しいなら、付き合って1年目とか、クリスマスや誕生日などのイベントを理由にして、「今日から〇〇って呼ぼうかな」と、軽く宣言するのがおすすめです。
照れ屋な年上彼氏は、いきなり呼び方が変わると恥ずかしくてそっけない態度をとるかもしれませんが、表情や反応で、本当に嫌なのか、まんざらでもないのかを見極めましょう。付き合いが安定しているからこそ、できる技です。
■3. 同棲する時
この先同棲することになったら、呼び方を変える良いタイミングです。同棲のために2人一緒に様々な準備や手続きがありますから、その流れで呼び方を変えてみましょう。ただし、結婚を前提とした同棲ではない場合、年上彼氏のプレッシャーになるような呼び方は避けた方が無難です。
■4. 結婚が決まった時
年上彼氏を苗字で呼んでいるなら、結婚が決まった時が呼び方を名前に変える良いタイミングです。一緒の苗字になるのに、名字で呼ぶのも不思議だからというのと、家族になるから名前で呼びたいという2つの理由があるので、呼び方を変えるタイミングとしてスムーズです。
■5. 子供が生まれた後
結婚してからも苗字や役職など、結婚前と呼び方を変えない夫婦はいます。夫婦2人なので、呼び方の変更は必要に迫られた状況ではありません。だけど、子供が生まれた後は違います。
生まれた子供にとって、2人はパパとママ(お父さんとお母さん)なので、そう呼びかけるようになります。そして、子供の前ではお互いと「パパ(お父さん)」「ママ(お母さん)」と呼び合うので、これが呼び方を変える良いきっかけになります。
子供の前と同じ「パパ」「ママ」という呼び方を定着させても良いですし、2人だけの時は別の呼び方にするのも良いでしょう。
■6. ずっと変えない
最初の呼び方をずっと貫き通すという選択肢もあります。2人が出会った時の最初の呼び方で、あなたも年上彼氏もしっくりきているなら、そのままでも全く問題ありません。将来結婚して子供が生まれても、子供の前と2人だけの時の呼び方を一緒にしなければならない決まりはないので、一生今の呼び方をしても問題ないのです。
出会った時の呼び方は、いつまでも出会った頃の初心を忘れないという良い効力もあります。恋人や夫婦の呼び方は、2人の間で納得できていれば、どんな呼び方でも構わないのです。
まとめ
年上彼氏の呼び方は、どこまで踏み込んで良いのかの見極めが難しいですよね。でも、「どうやって呼べば良いのかな」と思ったら、年上彼氏に相談すれば良いのです。あなただけであれこれ考えるよりもずっと、2人にとって良い方法が見つかります。
呼び方をシチュエーションによって変えるのも、恋人同士の楽しい遊びです。年上彼氏が喜ぶならば、工夫して色々な呼び方をしてみましょう。恋愛に年齢は関係ありません。あなたと彼氏、気持ちが通じ合っていれば、どんな呼び方でも良いのです。