「今はニートだけど、やる気が出たら頑張ればいいさ」と、気楽にニートをしているあなた、人生そこまで甘くないかもしれませんよ?ニートの末路は様々で、中には人生転覆するケースもあるのです。
そこで今回は、ニートの末路実話あるあるをまとめました。あなたの未来は明るい?それとも…。
ニートの定義と意味とは?
親のすねかじりというイメージのあるニートですが、国では以下のように定義しています。
・年齢15~34歳
・独身者
・通学をしていない
・家事をしていない
・就職活動をしていない
これらを全て満たしているのがニートという定義です。現在無職でも、本気で就職活動をしていれば、ニートには該当しませんし、家事手伝いの女性はニートではありません。
また、ニートの定義に「なぜニートをしているのか」という理由は含まれません。そのため、同じニートでも、その人を取り巻く環境や事情は多種多様。「今は休息の時」と、ニート生活を楽しんでいる人もいれば、長らくひきこもり状態の人や、病気や怪我などやむを得ぬ事情でニートの人もいます。
ニートは統計人数は何人いる?
内閣府では、ニートの定義に近い若年無業者数の統計をとっています。若年無業者とは、年齢15~34歳の、通学していない独身者を指します。就職活動の有無は問われません。
内閣府では15歳から39歳までの統計を出していますが、若年無業者数は2013年は約60万人だったのに、2014年に一気に約80万人に激増しています。その後は微増微減で推移し、2013年からは緩やかに減少していましたが、2016年には再び増加し、ピーク時よりは少ないものの、約80万人弱となっています。
ピーク時よりも微減している若年無業者数ですが、同年代の人口比は微増を続けています。2016年は、15~39歳人口比に占める若年無業者数の割合は、男性2.8%、女性1.6%、合計2.3%です。
参照:http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h29honpen/pdf/b1_03_02_01.pdf
※未経験でも就職して働きたい人は、大手リクルートが運営する就職Shopからの就職がおすすめです。
ニートの末路実話あるある13選【男性ニート編】
ニートになった事情は人それぞれ違います。そして、ニートになった後の人生も十人十色です。ニートになった人は、その後どんな末路を歩むのでしょうか。ニートの末路実話あるある、まずは男性ニート編を紹介します。
■1. 心機一転真面目に就職活動して職を得る
ニートの中には、「今は休息期間」と、本人も周囲も割り切って過ごしているケースも少なくありません。そのようなニートは、充分休息して気力体力をチャージすると、心機一転真面目に就職活動を始めます。その工程は順調ではないこともありますが、最終的には正社員の職を得て、堅実に働き始めます。
就職活動を成功させるニートは、元々就業歴があったり、学歴がしっかりしていたりする人が多いです。彼らは働いていない間、定義としてはニートや若年無業者にカウントされますが、何も考えずにニート、もしくはどうにもならずにニートをしている人とは一線を画しており、元々堅実な性格なのです。
■2. 一念発起で就職したらブラック企業でブラックアウト
長らくニート生活をしていたけど、「このままではいけない!」と一念発起して就職稼働し、無事仕事を見つけるニートはいますが、就職したらおしまいとはいかないのが人生です。引きこもり状態で社会経験が乏しいと、就職活動をしても仕事の選択肢が狭まってしまいます。それでも「自分を雇ってくれるならばどこでもいい」と、選り好みせず謙虚な姿勢で真面目に探せば、仕事は見つかるものです。
しかし、社会人経験がないため仕事を見極められず、酷いブラック企業だと気付かないまま就職してしまうニートもいます。しかも、働いた経験がないので「仕事ってこんなに苦しいものなのか」と、ブラック企業だということに気付けず、「もうニートには戻りたくない」と頑張ってしまいます。家族も、せっかく見つけた仕事を辞めて、再びニートになることを恐れ、「がんばりなさい」と応援してしまいます。
その結果、ブラック企業で心身共に疲れ切って、体を壊したり鬱病になったりして、人生ブラックアウトになってしまいます。今までの自分を変えたくて、一念発起して努力を続けた結果としては、あまりにも悲しい末路です。
■3. 就職を諦めてフリーターで細々と生きていく
大した学歴もなく、特別な資格もなく、実務経験もないニートが正社員の仕事を探すのは、不可能ではないものの、難しいことは確かです。そのため、ニートの中には「今更正社員になれるはずない。もう手遅れ」と諦めてしまう人も少なくありません。
しかし、正社員は無理でもアルバイトならば、条件を広げればニートでも比較的見つけやすいです。そこに気付けたニートは、就職を諦めてフリーターになります。正社員に比べると、収入はかなり落ちますし、福利厚生などの待遇も良くありません。だけど、半ひきこもりのニート生活ならば、そもそもお金を使う機会が少ないため、アルバイトの収入でも細々と生きていけます。
■4. 難関資格に挑戦して人生大逆転
自分の時間だけは豊富にあるニートという環境を活かして、ただ何となく過ごすのではなく、勉強をして難関資格に挑戦するニートもいます。弁護士や会計士など、超難関の資格を取得するのは、もちろん困難な道のりです。
だけど、高学歴ニートで「勉強だけしていれば評価されていた学生時代は順風満帆だったのに、社会に出て洗礼を浴びニートになった」というタイプは、最初こそ挫折でダラダラニートをしていますが、自分の特技をフルに活かす方法に気付いた後は、一心不乱に勉強して見事合格します。そして、資格を盾にして就職し、ニートから高収入へ人生大逆転するのです。
■5. 夢は大きく起業して大成功
ニートの中には「自分は社会不適合者」と自覚する人が少なくありません。このタイプのニートは、集団行動や人の下で働くのに強い苦手意識があります。そこで、「人の下で働くのではなく、自分が上に立つ」と発想の転換をし、起業しようと考えます。ニートは時間だけはありますから、じっくりリサーチし、自分に何ができるかを考えて、周到に準備をして、ついに起業を果たします。そして、眠れる才能を開花させ、大成功するのです。
「会社ではダメ社員だったけど、自分で会社を起こしたら人生が変わった」という人は、ニートに限らず一定数存在します。自分がトップになってこそ、実力を発揮できるタイプだったのでしょう。
■6. 夢は大きく起業して大失敗
起業して大成功するニートは、実はかなり少数派です。起業するニートは相当数いますが、その多くはあっという間に倒産してしまいます。企業だけならば、申請すれば誰でもできるのです。難しいのは、起こした企業を存続させることですが、ニートに限らず容易な事ではありません。個人事業主は、1年で約4割弱が倒産、10年生き残るのは、たったの1割強なのです。
「とりあえず、申請して個人事業主になったから、今日からオレ社長」と、その時は人生バラ色でも、ノウハウや技術がなければ、あっという間にニートに逆戻り。場合によっては負債を抱えて、状況は起業前より悪くなります。
■7. クラウドソーシングで家から一歩も出ず定収入を得る
ニートの中には、引きこもり状態の人も多いです。何日も家から出ないニートは、もはや外で働こうなどとは考えません。だけど、働かなければ当然お金はなくなる一方です。今は親のお陰で生活できていますが、この生活に未来の保証はありません。
そこで、ニートはクラウドソーシングに目を付けます。パソコンとネット環境があれば、家から一歩も出ることなく、人と顔を合わせることなく、パソコンを通して仕事ができるのです。学歴や職歴を問われない仕事もあります。報酬は少なくても、1日家にいるから仕事をする時間は豊富なので、そこそこの低収入を得られます。こうして、ひきこもりニートは家に居ながらにして生きる術を見つけるのです。
■8. 才能を開花させて小説家デビュー
暇な時間、自分の妄想を小説にして、小説投稿サイトに掲載するニートもいます。時間がたっぷりあるニートは、創作活動に適した環境です。趣味のつもりで始めた小説が、いつの間にか読者が増えて、急かされるように物語を完結。評判が良いのでサイトのコンテストに応募したら、なんと受賞し小説家デビュー!
非常にレアケースですが、目指していたわけではないのに、成り行きで携帯小説家になるニートもいるのです。ただし、その後携帯小説家として食べて行けるかどうかは、定かではありません。
■9. 自分の人生をブログにしてアフィリエイター
小説家よりリアルに多いのが、ニートからのアフィリエイターです。ニートをしている間、暇つぶしにたくさんのブログを読み倒し、「これなら自分でもできそう」と考えます。そして、自分でブログを立ち上げるのです。テーマはもちろんニート。
現在進行形のニートが書くニートのためのブログは、共感を呼んで閲覧者が増えていきます。ずっと家にいるので、ブログ更新も定期的に行い、生活できるくらいの広告収入を得られるようになるのです。
■10. イケメンニートはヒモ男に転身
働くのが嫌いなダメ系ニートでも、イケメンならば顔を武器にして、持ち前のチャラさで女性をひっかけて、お金を引っ張るヒモ男に転身できます。寄生の対象を親から女性に移すのです。1人の女性にターゲットを絞り、家に転がり込んでヒモ男になるニートもいれば、拠点は自宅のままで、複数の女性と関係を持ち、少しずつお金を引っ張るニートもいます。
■11. 唐突に思い立って出家
「社会に出る自分を想像できない…」と、ニート生活が染み込んで、「もはや就職など手遅れ」と悟ったニートが、唐突に思い立って出家するケースもあります。と言っても、出家する前に数年間修業しなければなりません。修行僧を受け入れるお寺は、気持ちがしっかりしていて、借金やトラブルなどがなければ、年齢不問、学歴不問、職歴不問とするところもあるのです。お寺に泊まり込んでの修行ですが、食事や衣代は負担してもらえるため、貯金ゼロでも問題ありません。
もちろん、修行の道のりは大変で、途中で挫折するニートもいます。しかし、出家することで心洗われ、自分を再生するニートもいるのです。
■12. 友達に借金しまくって対人トラブルを起こす
上手くニートから脱出できる末路ばかりではありません。怠惰な生活を続け、すっかり努力をしなくなり、家族から見放されてしまうニートもいます。しかし、今更働く気も起きないニートは、友達を頼って借金しまくります。当然、働いていないので返す当てはありません。
その結果、口先だけで誤魔化せなくなり、対人トラブルを起こします。場合によっては刑事事件になることもあるのです。
■13. 不摂生がたたり早死に
ニートの中には「1日中部屋から出ない」という引きこもり状態も多いです。狭い部屋に閉じこもり、運動せず、火の光も殆ど浴びず、食べたいものだけを食べる生活は、この上なく不健康です。体はダルくて重いし、なんだか体調がパッとしません。
だけど、外に出られないひきこもりニートは、親に相談することもなく部屋に閉じこもったまま。そして、気付いた時には、深刻な状態に…。まだ若いのに、不摂生がたたって病気になり、やっと病院に行った時には手遅れで、早死にしてしまうニートもいるのです。
ニートの末路実話あるある11選【高齢ニート編】
ニートの定義は15~35歳とありますが、35歳を過ぎたからと言って、状況が変わるわけではありません。定義としてはニートに当てはまらなくなるけど、高齢ニート状態になります。高齢ニートの末路の悲惨さは、若いニートの比ではないのが恐ろしいところです。
■14. 親が死亡するまでずっとニート
35歳を過ぎてもニートから脱しない人の多くは、早々に働くことを諦め、親に養ってもらうことになります。何歳になっても、親にとって子供は掛け替えのない存在。働けないならば自分たちが守るしかないと、見放さずにいてくれるのです。こうして、高齢ニートは親が死亡するまで、なんとかニートとして生きていけます。
■15. 親が死亡しても遺産でニート
親が死亡しても、持ち家で済む場所を残してくれ、我が子のために必死で貯金をして遺産があれば、高齢ニートはそのままニート生活を続けていけます。もちろん贅沢などできませんが、親が残してくれた遺産で細々と余生を過ごしていくのです。
■16. 借金地獄からの自己破産申請
一方、親にニートの我が子を養う財力がなかった場合、もしくは親が死亡してから遺産が底をついた時、ニートは生きるために借金をしてお金を作ります。だけど、返す当てがないため、あっという間に借金地獄に陥ります。そして、最終的には自己破産申請しか選択肢がなくなります。
■17. 兄弟姉妹にたかって嫌がられながらニート
親が死亡した後、ニートに兄弟姉妹がいた場合、そこに頼るようになります。兄弟姉妹にも生活がありますが、見捨てるには忍びないと、イヤイヤながらも支援してくれることもあるのです。
兄弟姉妹だからこそ、長い間働かず、家からも出られなかった高齢ニートが、今更働けるはずがないと理解できるのでしょう。肩身は狭いですが、兄弟姉妹の情によって、高齢ニートは何とか生きていけます。
■18. 家族から絶縁されて放浪
親や兄弟姉妹からの支援を受けられるニートは、まだ幸せです。ニートの中には、しびれを切らした家族から絶縁される人もいます。既に高齢となったニートは、ずっと頼ってきた家族から絶縁された後は、放浪するしかありません。
■19. どうにもならずに生活保護
頼れる人も場所もなく、働く能力もないニートは、最終的には行政のお世話になります。生活保護です。体が健康ならば、仕事をするべきなのですが、高齢ニートは長い間家に引きこもっていたため、就職活動をしてもすぐに仕事が見つかることは稀です。仕事を探しながら、生活が立ち行かない間は、生活保護が認められるエースもあります。
■20. 行き場を失くしてホームレス
どうにもならなくなった時、自分を生活保護に繋げられるニートは、まだ聡明な方です。情報を得る方法を知らず、生きていく術を見つけられず、住む場所を奪われたニートの末路は、行き場を失くしたホームレスです。一度ホームレスになると、そこから浮上するのはニートよりも困難になります。
■21. 軽犯罪→服役のエンドレスコース
ニートからホームレスになっても、それで何とか生きていけるなら御の字です。ホームレスを続けるにも、適性や才能が必要です。では、ホームレスにもなれなかったニートはどうなるのかと言うと、警察のお世話になるのです。そう、服役です。
服役生活は大変ではありますが、冷暖房完備で雨露がしのげて、きちんと食事が出ます。これを目当てに、あえて捕まるように軽犯罪を犯します。
■22. 鬱状態に陥りついに自殺
ニート生活が長引いて高齢になると、肉体的にも精神的にも衰えてきます。そして、ニートとして長年引きこもった結果、酷い鬱状態に陥る人もいます。家族が気付いて何とかしてくれるケースもありますが、それも叶わず、ついには自殺願望を抑えられずになって、自分で自分を殺してしまいます。
厚生労働省が発表した「平成29年中における自殺の状況」の職業別自殺者数の年次推移では、平成29年度の自殺者数21,321人に対して、無職者は12,280人と、半数以上を占めます。社会とつながりがないニートは、絶望しても気付いてもらえないため、手を差し伸べられることなく自殺を選んでしまう可能性が高いというのは、このデータが物語っています。
■23. 家族を逆恨みして大事件勃発
高齢ニートが絶望して殺すのが自分だけならば、まだ被害は最小限と言っても良いでしょう。恐ろしいのは、その矛先が家族や他者に向いてしまうことです。ニートの中には、家族を逆恨みして大事件を勃発させた人もいます。インターネットの契約解除をされて、ニートの青年が家族5人を殺傷した事件は、とても有名です。
■24. 人知れず息を引き取る…
受動的な高齢ニートは、親の庇護がなくなり、頼れる兄弟姉妹もいなければ、今あるお金で細々と生きていくのみです。そして、そのお金が尽きた時、ニートの道も立たれます。能動的に動くことができないため、お金がなくなり食物を買えなくなれば、家にこもって空腹に耐えるしかありません。そして、助けを求めることもなく、人知れずそっと息を引き取ります。
ニートの末路実話あるある6選【女性ニート編】
ニートの末路には、女性ならではのものがあります。女性に限定した、ニートの末路実話あるあるを紹介します。
■25. 自分探しの旅が一生終わらない
自らの意志で「今は働かない!」と選択するのがニートですが、若い女性にありがちな自分探しも含まれます。自分探しの女性ニートは、「本当の自分とは何かを考えたい」「一生続けられる仕事を探したい」「自分をもっと高めたい」と、超ポジティブです。
しかし、中にはいつまで経っても、自分が求めるものがわからな女性もいます。この場合、親の援助が続く限り、自分探しも永遠に続きます。
■26. 家事手伝いというポジションで自分を慰める
「私、ニートじゃなくて家事手伝いだから」と、自分を慰めるのも、女性ニートのあるあるです。お嬢様が嫁入り修行と称して、堂々と家事手伝いを自称していた時代もありました。ニートの定義では、家事を担う人はニートに相当しません。
働きたくない、でもニートと言われたくない女性は、「自分は家事手伝いをしている」というのを心の支えにするのです。しかし、本当に家庭の中で家事の殆どを担っている女性は少ないのが実情です。
■27. 結婚して人生一発逆転!
結婚は、女性ニートが働かずに人生大逆転できる数少ない方法です。そのため、堅実な女性ニートは、自分に若さという武器があるうちに、せっせと婚活を始めます。そして、自分を上手に売り込み、見事夫をゲット。結婚して人生一発逆転し、専業主婦の座に収まります。
■28. ニート歴が足をひっぱり婚活地獄に陥る
女性ニートが婚活しても、上手くいかないこともあります。今の時代「夫に養ってもらう気満々」の女性は、男性にとって重荷でしかありません。美しい容姿や、素晴らしい気遣い、料理のテクニックなどの売りがあれば良いのですが、ごく普通の見た目で、特筆すべき点がない場合、「職歴空欄=ニート期間が長い」女性は、男性から敬遠されるのです。そして、いつまでたっても結婚相手が見つからず、婚活地獄に陥ります。
■29. 夜の仕事でなんとか生活をつなぐ
婚活で悪戦苦闘し、家族からも「自分で何とかしなさい」と突き放された女性ニートは、お金を捻出するために、夜の仕事デビューします。キャバクラの求人は、意外と年齢層が広いところもあり、女性ニートでも採用されやすいお店もあるのです。しかし、コミュ力を求められるキャバクラは、女性ニートにとってかなり過酷です。上手く続けられる人もいますが、挫折する人もいます。
キャバクラに挫折し、他に仕事を見つけられなかった女性ニートが行き付く先は風俗です。キャバクラよりずっと人間関係が希薄な風俗ですが、それでも上手くいかず、風俗店を転々とする女性ニートもいます。
■30. 親の介護を一手に担い兄弟姉妹から感謝される
結婚できないまま、「一応家事手伝い」と、消極的にニートを否定し続けてきた女性ニートは、基本的に家族親族のお荷物です。しかし、親が老いて介護が必要になった時、一緒に住んでいる女性ニートは、自然な流れで介護をするようになります。
介護はとても大変ですが、今まで支えてくれた親への恩返しとして、女性ニートは献身的に介護をするのです。すると、今まで疎んでいた兄弟姉妹から感謝され、家族との関係が一気に良くなります。
※未経験でも就職して働きたい人は、大手リクルートが運営する就職Shopからの就職がおすすめです。
ニートを脱出する方法5個
「収入を得る方法を見つけてニート卒業」という明るい末路以外、ニートの末路は悲惨です。しかも、ニート期間が長ければ長いほど、絶望的な末路が待っています。だから、手遅れになる前に行動あるのみ!ニートを脱出する方法を伝授します。
■1. 短期のアルバイトからやってみる
長らくニートをやっていると、体力的も精神的にも、社会に出る自信がなくなりますよね。いきなり正社員の仕事を探したり、長期の仕事をしたりするのはハードルが高過ぎます。そこで、ニート脱出の足掛かりとしておすすめなのが、短期のアルバイトです。1日から数週間程度まで、短期のアルバイトも種類は様々ですが、最初は短い日数が良いでしょう。
短期のアルバイトは終わりが見えるので、辛くても何とか耐えられます。複雑な人間関係もなく、その場だけをやり過ごせば良いので気楽です。何より、たった1日だったとしても「仕事をやり切った」という事実が、あなたの働く自信に繋がります。
■2. 仕事に繋がる学校に通う
学生になってニートから脱出するというのも1つの方法です。お金が必要かもしれませんが、あなたが本気で「働く為に学校に行きたい」と訴えれば、きっと親も協力してくれます。学生になれば、晴れてあなたはニート脱出です。しかし、そこから就職に繋げなければ、再びニートになってしまいます。学校に通うならば、安易に選ばず、以下のことを考慮してください。
・あなたの仕事の適性
・学校の就職支援や就職率
・興味を持って長く続けられるかどうか
学生になるならば、卒業後を見越して学校選びをするのが、ニート脱出の超重要なポイントです。
■3. ニート支援を受ける
あなたが長らくひきこもりニートで、自力で社会に出る自信がないなら、ニート支援を検討しましょう。ニート支援は就職情報を紹介するだけではなく、以下のようなサービスを受けられます。
・就職カウンセリング
・面接対策アドバイス
・ビジネスマナー研修
・就職先の選定
・就職後のフォロー
就職前だけではなく、就職後も長く働けるようにしっかりフォローしてくれます。また、ニート支援に特化したプロの職員からアドバイスをもらえるのもおすすめの理由です。
■4. 個人事業主になる
「自分は人の下に就いて働くのが向かない」というならば、あなたがトップになる方法もあります。個人事業主になれば、あなたはもうニートではありません。ただし、個人事業主として収入を得られなければ意味がありません。
自分に何ができるのか、どんな稼ぎ方が向いているのか、実際に起業して安定した収入を得られるのかなど、考えることはたくさんあります。
■5. 自分磨きをして結婚する
あなたが女性ならば、若さが売りになる内に、さっさと結婚するという方法もあります。共働き家庭が半数を超えたとはいえ、今でも「奥さんには専業主婦になって家を守って欲しい」という男性はいるのです。
ただし、専業主婦を養える自信がある程、安定した収入がある男性は、当然ながら人気が高いです。そのため、自分磨きは必須となります。外見だけではなく、内面や家事能力を高めなければ、あなたの理想を叶える男性と結婚するのは困難でしょう。
ニート脱出におすすめの仕事5つ
ニートを脱出したいなら、やはり堅実に働く道を考えるのが一番です。だけど、コミュニケーション力に自信がないニートは多く、社会に出るのを躊躇してしまいがちです。そこで、ひきこもり気味のニートにおすすめの仕事を紹介します。
■1. 工場勤務
ひきこもりニートでコミュニケーションの自信がない人におすすめの仕事が、工場勤務です。完全分業制で、黙々と自分に与えられた仕事をこなすので、人との関りは最小限度で済みます。工場は24時間稼働しており夜勤もあるので、ニート生活で昼夜逆転して「夜から元気」という人に、特におすすめです。
■2. 介護職
人材不足で売り手市場の介護職は、ニートにおすすめの仕事です。夜勤もありますから、夜が得意な人は、職場で重宝されます。しかも、ハローワークの職業訓練を受けることができれば、無料で介護職員初任者研修が受講でき、就職に有利に働きます。介護職は大変な仕事ですが、日本の高齢化と共に今後確実に需要が増える職業です。
■3. トラック運転手
元々車の運転が好きで、長時間のドライブも苦にならないならば、トラック運転手もおすすめです。基本1人で行う仕事なので、コミュニケーション力に自信がないニートでも、車が好きならば遣り甲斐を持って取り組めます。また、インターネット通販が発展し、現在トラック運転手は人手不足なので、売り手市場というのもおすすめの理由です。
■4. クラウドソーシング
どうしても外に出る自信がないというニートには、クラウドソーシングがおすすめです。パソコン1台あれば、家から一歩も出ることなく、仕事の受注が可能です。「初心者歓迎」「丁寧に指導」という仕事もあるため、特別なスキルがなくても働けます。
とは言え、クラウドソーシングの収入はピンキリで、特別なスキルがない場合、最初はかなり低い報酬となるでしょう。そこを乗り越えて、仕事を受注しながらステップアップすれば、将来自分だけを養う程度の収入を見込める可能性は高いです。
■5. アフィリエイター
アフィリエイターもパソコン1台で稼げる仕事なので、ひきこもりニートにはおすすめです。ただし、アフィリエイターとして安定した収入を得るためには、センスとノウハウ両方が必要になります。安易に始めても、微々たる収入にしかならない可能性が高いため、勉強が必要です。しかし、仮に収入にならなかったとしても、元手はほとんど必要ないので、気軽にチャレンジできる仕事と言えます。
※未経験でも就職して働きたい人は、大手リクルートが運営する就職Shopからの就職がおすすめです。
まとめ
「ニートは自分だけではない。仲間がいっぱいいるから大丈夫」と、妙な理由で安心している人は、「実は堅実なニートはきっちり就職してニート脱出している」という事実を真摯に受け止めた方が良いでしょう。そして、まだ年齢が若い内に具体的な対処をしなかったニートの末路は、かなり悲惨だと知るべきです。
まだ若いと、「もう少しだけニートでいよう」と、根拠のない余裕から、重い腰を上げるタイミングを逃してしまいがちです。しかし、本気でニートを脱出したいならば、今すぐ動き出すべきです。あなたの親が資産家で、親の死後も有り余る遺産があり、しかもそれをあなたが独占できる環境でもない限り、死ぬまで裕福なニート生活などあり得ないのだと心得ましょう。