自分なりに試行錯誤しているのに、思うような成果が出ない。そんな時は人気の四柱推命を、読み解くのがおすすめです。干支と陰陽五行をベースに、その人の宿命を占っていくのが四柱推命の醍醐味。
中身をめくってみると、想像以上の奥深さにびっくりします。これからの恋愛と結婚のヒントを探しに、占いの旅に出かけてみましょう。
丁丑の読み方と意味は?
丁丑は【ひのとうし】と読みます。干支の14番目にあたり、西暦を60で割り算して17の数が余りになる年を丁丑の1年と呼んでいます。陰陽五行の学問では、マイナスの火とマイナスの土を掛け合わせた干支になります。火生土のグループに入っていて、燃え上がる炎のように情熱的なタイプ。
「どんな手段を使ってでも、最後までやり切ること」を人生のテーマに掲げているため、性格悪い美人と噂されてしまうデメリットも。
「頑張り過ぎて空回りする」風潮も見られるので、燃え尽き症候群になりやすい短命な人です。短期集中型の気質を改め「ゆっくりでも息を長く保っていく」長期型のライフスタイルを取り入れていくと、さらに幸せになれます。
丁丑生まれの男性の性格的特徴7個
■1. 兄貴肌
多くの人を束ねる力を持っているのが、丁丑生まれの男性の特徴です。道に迷ってしまった時も「大丈夫だよ」と周囲のムードを盛り上げながら、皆をゴールまで導いていけます。面倒見の良い所があって、頼られると断れない気さくな性格。
自分が困っている時でも、仲間のためならすんなり力を貸してあげられます。冷たいように見えても、実はとても人情味あふれる優しい性格の持ち主。「困っている時はお互い様」という思いやりが、心の奥に根付いている男性です。
■2. モテる
黒い革ジャンをバシッと着ていたり、ニヒルなサングラスを俳優さんのように着こなしていたり、どこか悪ぶれた雰囲気があるのが丁丑生まれの男性です。近寄ってはいけない危ない香りもするのに、どこに行ってもモテるのは「ギャップがある」から。
店員さんや女性に対して礼儀正しい振る舞いをしたり、小さな子供に優しく接していたり、見た目とは違う「心の優しさ」を持っているからです。小さな気配りが出来るからこそ、女性に好かれる男性になれます。
■3. アグレッシブ
いつ見てもテンションが高く、やる気に満ちているのが丁丑生まれの男性の特徴です。「そんなに頑張っていて、疲れないの?」と周囲が心配してしまうくらい、何に対しても前のめりに挑戦している所があります。
無我夢中にどんな事にもチャレンジ出来るのは、良い意味でプライドを持っているから。仕事も恋も全力でなければ格好悪いと、本気で考えているのです。365日いつでも熱いハートで努力し続ける人、前向きなパワーは見ているだけで元気を貰えます。
■4. 恋も仕事も短命タイプ
一直線に突き進んだらバーンアウト、粉々に砕け散ってしまう所もあります。瞬発的に力を発揮する丁丑生まれの男性にとって「同じ作業をずっとやり続ける」のは、とても苦しい行為。最初は誤魔化しながら取り組んでいても、2週間3週間・1カ月と時間がプラスされるにつれて、大きなフラストレーションが溜まるようになります。
「ずっと同じ環境でいると、息苦しさを感じる」移り気な性格のため、恋も仕事も短命で終わってしまう傾向に。目標が高すぎて苦しくなるケースが多いため、ゴールは低い位置に設定し「休み休み頑張ること」を覚えることもおすすめです。
■5. 甘えん坊
強そうに見えるのに本当に好きな女性に対してはとことん甘える、少年のような一面もあります。彼女の部屋で寛いでいると膝の上に頭をのせてきたり、赤ちゃん言葉で話しかけてきたり、大きな子供のような振る舞いをします。
好きな人につい甘えたくなるのは、社会でいつも気を張って生きているから。兄貴として親分として「強そうな自分」をいつも演じているので、心を許せる人につい「ありのままの素顔」が出やすくなるのです。表と裏両方の顔を器用に使い分ける、意外性のある男性です。
■6. 「出来ない理由」を考えない
「やれば出来る」強い信念を持っているのが、丁丑生まれの男性です。がむしゃら・一生懸命という前向きなフレーズが大好きで、いつも心に熱い格言を置いて生きています。チャンスが目の前に転がっていたら、迷わずに飛び付いていく好奇心旺盛な性格。
後で「やっておけば良かった」と後悔したくないので、出来ない理由を数えたりしません。やらない理由・やらずに済む大義名分を探しに行かなくて済むので、いつでも自分に正直に生きていけます。自分の時間を最大限、有効に使える男性です。
■7. 距離が近い
恋人や家族・友達との距離が、とても近い男性です。カフェでお茶している時、じっと相手の目を見て語り掛けるように優しく話します。自分と相手の間にバリアを張って生きていないので、いつでも心の扉はオープンのまま開いています。
とって付けたような不自然な態度をしないので、誰とでも分け隔てなく接していけます。見てくれだけの浅い付き合いにならず、心同士が結びついていく「深い友情や愛情を育んでいける」信頼できる男性です。
丁丑生まれの女性の性格的特徴7個
■1. 朗らか美人
いつでもニコニコ笑っていて、向日葵の花のように明るい女性です。ミスして落ち込んでいる同僚がいたら「ドンマイ、ドンマイ」と明るくカバー。暗い失敗談も明るい笑い話に変えてくれる、不思議なパワーを持っています。
さっきまで悲しかったのに、この人と一緒にいると、何故か気持ちが前向きになれる、温かな魅力で溢れている人。その場の空気を和らげて明るいムードに盛り立ててくれる、朗らかなムードメーカーです。
■2. 男友達が多い
体育会系のノリの良さも持ち合わせているため、男性の友人がとても多い特徴があります。変に意識している訳でもないのに男性の友達が多いのは、丁丑生まれの女性が親しみやすい雰囲気を持っているから。
どんなテンションにも付いていける活発さがあるので、男友達が気軽に飲み会や遊びに声をかけてくれるのです。いつ見ても「仲間に囲まれているイメージ」が付いているので、2人になる隙がなく恋のチャンスを逃してしまうケースもあります。
■3. 「性格悪い」と妬まれる
モテる美人のため女友達から妬まれやすく「性格悪い子だよね」と噂されてしまう事もあります。女子同士の奇妙な連帯感が性に合わない、ボーイッシュな丁丑生まれの女性。女同士で群れるのがあまり得意ではないので、つい素っ気ないドライな態度を取って、ひんしゅくを買ってしまうケースも。
面倒な女子会やランチ会に欠席し続けているうちに、ありもしない根も葉もない噂を立てられて、周囲から孤立してしまいます。落ち込むとさらに事態は悪化してしまうため「嫉妬されるくらい毎日が充実している」と開き直ってしまうのも1つの手になります。
■4. トレンド最前線
次々に飛び出す流行りのスポットに出かけては、スマホのカメラをパシャリ。時代の流れをいち早くキャッチして、いつも最先端のお洒落を楽しんでいます。「他の人が知らないポイント」を見つけるのが大好きで、流行のさらに一歩前を進みたがる探求心旺盛な一面もあります。誰よりも早く誰よりも新しい物に出会いたいのは、負けず嫌いな性格だから。
周りの人が行っていない場所に出かけると、まるで世界の王者になったかのような優越感に浸れるのです。トレンドそのものより「流行を楽しんでいる私」がたまらなく可愛いのです。
■5. 裏の顔がある
「本当に悩みが無さそうで良いよね」とお気楽者のような扱いを受ける丁丑生まれの女性。気楽に生きているように見えて実はそうでも無い、根が深い人です。皆の前ではケラケラ賑やかに振る舞っているのに、1人になると仏頂面のお面に交換。「生きていても楽しくない」とセンチメンタルな気持ちに浸る事もあります。
全てをさらけ出して生きている様に見えるのに、実は誰にも見せたくない弱みもある、そんな二面性のある女性です。暗い気持ちを誰かに覗かれるのが嫌で、無理やり笑顔を作っている場合もあります。
■6. 誘惑に弱い
その場のムードに流されやすく、気持ちを持っていかれやすい性格です。サプライズな出来事に弱く、想定外の出来事が起こると頭の中はパニックに。冷静に考えればしないような行動を、簡単におこなってしまいます。
「これから出てこない?」と仲の良い男友達から連絡が来れば、たとえ終電間際であってもひょいひょい誘いに乗ってしまう軽すぎる一面も。「断ることの出来ない優しさ」が仇となって、自分を追い込んでしまう事もあります。気持ちにブレーキをかける訓練を付けていくと、不幸せな恋に見切りを付ける事が出来そうです。
■7. キーマンに気に入られる
目鼻立ちが整っている美人のため、得をしやすいタイプです。愛想が良く気配りも出来るので、職場のキーマンのお眼鏡に適い、あっという間に出世していきます。実は丁丑生まれの女性は「どの人に胡麻を摺れば良いのか」冷静に見極めができる賢い人。絶対的な権力を持っている人を探し出してその人の懐に入ってしまう、とても計算上手な女性です。
したたかで性格悪いように見えるものの、実はこうした才能は生きていく上で重大な要素の1つ。力関係を見極めながら駆け引きをしていくのも、ライバルの多い世界で勝つ為の重要なステップなのです。
丁丑の年柱・月柱・日柱・時柱別の意味と性格的特徴
年齢と一緒に、人生のステージもレベルアップしていくもの。そう考えるのが四柱推命の基本的な考え方です。
生まれてから成人式までの20年を年柱、20代と30代の壮年期を月柱、40代と50代の円熟期を日柱、60代以降の晩年期を時柱と置き換えて「その世代ごとのメッセージ」を私達に与えてくれています。自分の年齢に置き換えてチェックしながら、未来のヒントを探っていきましょう。
〇丁丑の年柱
人間形成の時期でもある、年柱のシーズン。丁丑にとって、やや厳しい暗示が出ています。努力しているのに正当に評価してくれない怖い先生が現れたり、仲間外れや悪口を言う友達が登場したり波乱含みの展開が見えています。几帳面に向き合うとさらに辛い状況になってしまうため「流すこと・逃げること」を覚えて強気の攻防を。真正面からやりあわない強さを覚えていくと、さらに強い自分になれそうです。
〇丁丑の月柱
シャンパンみたいに、楽しく弾ける色が見えています。それまでの鬱憤が嘘のように晴れていき、楽しい時間を過ごせそうです。月柱の期間は丁丑にとって、人生最大のモテる時期にあたります。「今なら大丈夫」と少々強気に攻めても大丈夫。少しくらい羽目を外して無茶をしても、取り返せる運気が流れているからです。ゴールドに縁があるのでファッションは神々しさを意識すること。良いオーラに包まれるようになります。
〇丁丑の日柱
それまで当たり前のように回っていた事柄が、油の切れた時計の様に動かなくなります。無理やり動くと失敗に終わりそうなので「嵐が過ぎゆくまで、静観しておく」のがベスト。口を挟んだり遮ったり荒い行動に出るのは凶。どんなに不愉快な問題が起こっても「いずれ終わりを迎えるもの」と落ち着いて構えていきましょう。痛さを感じる日柱を乗り切ると、少しだけゆっくりした時間を過ごせるようになります。
〇丁丑の時柱
「終わり良ければ、全て良し」そんなテーマがぴったりの時柱になります。これまでの苦労が泡のように消えていき、すっきりした日々が出迎えてくれます。華やかな生涯を送る丁丑にとって、お休みは禁物。「もう年だから」と全てを諦めてしまうと、生き甲斐が失われ短命傾向に。「まだこれから」と背筋を伸ばし気分新たに迎えていくと、物事が美しく光り輝いていきます。持てる力を最大限活かしていくのが、最後のターンを迎えるヒントになります。
丁丑生まれの男性の恋愛傾向
◇キザな台詞が似合う、ちょい悪タイプ
悪ぶっている所がある、やんちゃな丁丑生まれの男性。性格悪い男に憧れている節があって、イタリア男性のように自由奔放な恋を謳歌していきます。バーやビリヤード場で好みの女性がいたら、キザな台詞を投げかけて猛烈アタック。一夜のアバンチュールを重ねながら、色っぽい人生を作っていきます。
素敵な女性に巡り会っても勢いで別れてしまう短命な恋が多いため「結婚に発展する本気の恋を楽しめない」欠点も。軽はずみな行動を慎んで、地に足の付いた恋愛に方向転換していけば、きっと明るい未来が描けるはずです。
丁丑生まれの女性の恋愛傾向
◇空気のように軽い恋を楽しむ、お気楽屋
初対面の人に、心を許すのが得意な丁丑生まれの女性。フットワークが軽く、ノリの良い恋愛を楽しみます。「その場が楽しければ、それで満足」と思っているので、後先考えずに危ない恋に足を踏み入れてしまうリスクもあります。
「誰かといつも繋がっていたい」寂しがり屋の気持ちが溢れて、好きでもない男性と関係を持ってしまうガードの緩い一面も。2番手ではなく本命の彼女になりたいなら、脇を固める努力も必要かもしれません。
丁丑生まれの男性の結婚運
◇古いしきたりに捉われない、進化型
「風の吹くまま気の向くまま」という言葉がぴったりの、丁丑生まれの男性。同世代の男性とは違う個性的な生き方をしたいと思っているので、結婚という枠にこだわらないオリジナルの人生を追求していきます。
同棲しても籍を入れない事実婚の状態をキープしたり、結婚しても平日は別々の場所に住む週末婚を選択したり、同じ屋根の下にいても別々の生活する家庭内別居を取ったりします。愛はあってもプライベートは独立している、個を重視した結婚生活になりそうです。
丁丑生まれの女性の結婚運
◇言動で損してしまう、浅はかタイプ
美人で愛想が良く、どこに行ってもモテる丁丑生まれの女性。蝶のように花から花へ華麗に移るさまを見て「男慣れしている印象」を受ける男性も多いようです。当たり物件に出会っても、いつもと同じチャラチャラした態度を取ってしまうため「結婚には向いていない女性」とマイナス査定を付けられる事も。
大物の出会いを結婚に移せない、歯がゆさが透けて見えています。低迷している結婚運を引き上げるためには「言葉遣いや仕草を磨くこと」が基本に。がさつな言動を控えていくだけで、遊び相手から本命の女性へ確実にステップアップしていけます。
丁丑生まれの男性の仕事運・適職・職業
◇空を感じられる仕事、鳶職人・宮大工
じっと座っていられない性分のためデスクワークより、汗を流すガテン系の仕事が向いています。空により近い場所で仕事をすると、運気が上がる見通し。高所作業の多い鳶職人・宮大工・クレーンの運転手などは、特に向いている仕事になります。
職場ではリーダー役を任せられるカリスマ性も持っています。作業に慣れてきたら自分だけのスキルアップに励むよりも「後輩を育てること」に力を注ぐのがおすすめです。目下の人を育てることで仕事力も向上していきます。
丁丑生まれの女性の仕事運・適職・職業
◇モテるお仕事ナンバーワン、CA
目を惹く美人が多い、丁丑生まれの女性。持ち前のルックスの良さを活かした「サービス業のお仕事」が向いています。ハイヒール姿で颯爽と風をきるキャビンアテンダント・グランドスタッフは特に向いている仕事です。
丁丑生まれは外国語がとても堪能な干支のため、「国際交流できる仕事」に就くと才能がさらに花開いていきます。「ここまでなら」と限界を自分で決めずに、どんどん上を目指して挑戦していくこと。挑戦を恐れなければ、仕事運は生涯伸びていきます。
丁丑生まれの男性の相性
◇心地よくリードしてくれる、庚午の女性
どっちを向いて良いか分からない丁丑生まれの男性の男性に、進むべき道筋を教えてくれるのが、アンバサダー役の庚午の女性になります。「これはOK」「こっちはNG」と具体的なアドバイスをしてくれるので、頼れる相棒になっていきます。結婚相手としても向いているため、火遊びの気持ちは捨てて本気の恋を。
丁丑生まれの女性の相性
◇切磋琢磨し合える、壬寅の男性
気が強い丁丑生まれの女性と、対等に渡り合っていけるのが壬寅の男性です。水と油のように仲が悪く見える2人ですが、深く話し合っていくと「意外な共通点」が浮かんで惹かれ合っていくようになります。魂と魂がぶつかり合う激しい喧嘩も見えていますが、言い争いになるのも仲が良い証拠。悪いと思った時は素直に謝り、揺るぎない愛を作っていきましょう。
丁丑生まれの有名人・芸能人7人
竹内涼真、長渕剛、西野カナ、栗山千明、唐沢寿明、後藤理沙、山田まりや
まとめ
数学の参考書にも載っていないのが、恋愛や仕事の方程式です。人間関係のわだかまりを優しく解きほぐしてくれるのが、話題の四柱推命。「この先どうすれば良いの?」と思った時に見返していくと、その時の悩みに沿ったアイデアを与えてくれます。丁丑生まれらしい生き方を知って、さらに魅力的な人生をスタートさせてみて下さい。