何気なく訪れる問題1つにも、大きな意味や背景が隠されているケースもあります。嬉しい出来事やアンハッピーな事件の紐を解いていくのが、古くから愛されている四柱推命。
丁亥生まれの恋愛観や人生について、一緒に占っていきましょう。
丁亥の読み方と意味は?
丁亥は【ひのとい】もしくは「ていがい」と呼びます。24番目の干支に当たり、西暦を60で割り算して27の余りが出るのが丁亥年になります。
マイナスの火とマイナスの水を持つ干支になり、力強さのある相剋の運気になります。マルチな方面で才能を発揮できるタイプで、カリスマ的な運命を辿る人も多い干支です。
一方で派手な毎日を歩みやすいため浮き沈みが激しくなり、不安定な人生になりやすい傾向も。「波に乗っている時こそ、羽目を外しすぎないこと」が開運のメッセージになります。
丁亥生まれの男性の性格的特徴7個
■1. 才能がある
天から与えられた特別な才能を持っているのが、丁亥生まれの男性です。潜在能力が他の人よりも高いので、例えば「絵を描いてみせて」と言われると、ピカソの様な秀逸な作品をさらりと描いてみせたりします。
ひらめきと直観力に冴えているので、自然体でいながらマルチな才能を発揮できる凄い人です。カメラやデザイン・絵画など、クリエイティブな世界に進むと、さらなる飛躍が期待できる男性です。
■2. 言い訳しない
思わぬ失敗をしても、良い意味で開き直れる潔さがあります。「あの時こうしておけば、こんな結果にならなくて済んだのに」と過去をほじくり返さない人。言い訳を見つけずに済むので、周りにも自分にも優しくなれます。
失敗した責任を誰かに押し付けたり、過去の失敗にいつまでも捉われたりしないのは、強靭な精神力を持っているから。自分の才能に気付いているので「またチャレンジすれば、きっと成功する」と力強く思えるのです。不安定な人生の中にも、確かなチャンスを見つけていける、力強い冒険家です。
■3. 運命に抗わない
目の前に大きな大河が流れていたら、反対方向に逆流せず「流れに身を任せてしまおう」と思えるのが、丁亥生まれの男性です。最初のやり方では上手くいかないと思ったら、あっさりプランを変えていけます。私達の周りには自分の手で変えられる物・自分の手では変えられない物が存在するもの。
変えようのない運命に対して、いつまでも反発心を抱いていても、一向に埒が開かないこともあります。「苦しい思いをし続けるくらいなら、今の環境に身を委ねていこう」と前向きに思うと、未来は自ずと変わってきます。臨機応変に生き方を変えられるのが、丁亥生まれの男性の長所です。
■4. 裏表がある
表向きの顔と裏向きの顔、2つのお面を持っているのが丁亥生まれの男性です。才能がある人なので、変幻自在なカメレオンの様に「その場の空気に合わせて自分のカラーを変えていく」器用な特性があります。その場の空気によって自在に仮面を付け替えるのは「本当の自分を知られたくない」という一種の警戒心から来ているもの。
ありのままの自分をさらけ出したくないと心のどこかで思っているので、色々なキャラクターになりきる事が簡単に出来るのです。「出会う度に、どこか雰囲気が変わる」面白い男性です。
■5. マスク男子
風邪をひいていなくても、マスクを手放せないタイプです。マスク依存症の傾向があって、夏の季節でも「マスクを付けていないと不安定な気持ちになる」困った所があります。お気に入りのマスクで口元を隠したくなるのは、出来るだけ人との交わりを避けたい・自分の世界に浸っていたいという願望から来ているもの。
マスクという鎧を付けると、少しだけ社会と遮断されたような気持ちになって、居心地の良さを感じてしまうのです。1人の世界を追求するあまり、孤独も感じやすい男性です。
■6. 考えてから動く
思いつきで行動するのではなく「ゆっくり時間をかけて、考えてから行動に移す」タイプです。恋愛では幾つかのパターンを想定してみて、この道を辿ればこんなメリットとデメリットがあると理論的に考えていく傾向があります。慎重に考えて決断していけるのでミスが少なく、泥沼にはまらない長所があります。
その場のノリや勢いだけで動かないので、予期せぬ失敗にはまらずに、虎視眈々とチャンスを狙えるメリットも。一方でスピーディに動けないので、大きな成功を物にしづらい短所も見えています。「考え過ぎて一歩も動けなくなる」事が多いので、気持ちにゆとりを持つのもおすすめです。
■7. カリスマ
何でも器用にこなせる才能があり、カリスマ的な魅力が光る男性です。仕事場では上司の指示を待つのではなく「自分からアイデアを発信していく」攻めの姿勢で臨めます。他のスタッフが考え付かない企画案を次々に出していけるので、社内でも一目置かれやすい人です。
干からびた砂漠に潤いのオアシスを作っていける、創造力豊かな一面も。控えめで遠慮深い所も見えますが「自分の才能を出し惜しみしないこと」が社会の幸せを作っていく事もあります。開拓者の気持ちで進んでいくと、大きな成功を掴んでいけます。
丁亥生まれの女性の性格的特徴7個
■1. 情緒不安定
小さな事にイライラしたり、嫌な事が続くと夜眠れなくなったり、情緒不安定に悩まされやすいタイプです。丁亥生まれの女性は、周りの人の感情を敏感に受け止めやすいタイプ。自分が悪くはないのに「私に原因があるのでは」と重く受け止めてしまう傾向があるのです。
自己嫌悪の感情が知らず知らずのうちに溜まっていき、暗く憂うつな気持ちを導き出してしまう事も。不安定さが気になるようなら「ありのままの自分を認めてあげること」も必要になってきます。
■2. 大らか
他者に対して大きな心を持っているのが、丁亥生まれの女性です。他の人が冒したミスは気にしない傾向があって「どんまい、どんまい」と優しくカバーしてあげられます。自分よりも他人の幸せを優先する優しい所もあるので、相手の立場になって物事を考えていく事が出来ます。
いつでも大らかな態度でいられるのは「世界には色々な価値観がある」と分かっているから。十人十色の考え方があるからこそ、地球は面白いと冷静に考える事が出来るのです。自分の意見が絶対的に正しいと思っていないので、色々な人と仲良くやっていけます。
■3. 霊感がある
科学で証明出来ない、不思議な体験を幾つも重ねているのが丁亥生まれの女性です。例えば危機察知能力というエスパーの様な力が生まれつき備わっていて、地震や豪雨など天災が起こる前には「何だか嫌な予感がする」と、いつもとは違う感想を抱きます。
第六感が冴えているので、誰かが亡くなる前や生まれる前には予兆のような音と温度を感じる事もあります。霊感が強いと聞くと怖がる人も多いものの「シックスセンスが有る」というのは実は誇れる特技。虫の知らせを敏感にキャッチ出来るので、人生をより深く追い求める事が出来るのです。
■4. 運命に翻弄される
苦労を背負い込みやすく、波乱万丈な生き方をしやすい女性です。他の人と比べて起伏に富んだ人生が訪れやすいので「どうして私ばかり、損な役回りになってしまうのだろう」と落ち込んでしまう日もあります。丁亥生まれの女性の周りには、良くも悪くも色々なエナジーが集まってきます。
良い方向に引っ張ってくれる気もあれば、悪い結果をもたらす気もあります。起伏に富んだ人生は苦しく感じられるものの、見方を変えてみると「人と違った経験が、タダで手に入っている」と考えられる事も。捉え方を変えるだけでも、目の前の人生が違う色に見えてきます。
■5. 惚れっぽい
恋に落ちやすく、いつでも恋している印象があります。一目ぼれの経験も数知れず、出会ったその日に恋に落ちてしまう日もあります。すぐに男性を好きになりやすいのは、相手の良い所に目がいきやすいから。
否定ではなく肯定から入れるので、周りの人に良い印象を持ちやすいのです。寂しがり屋で「1人になるとどうして良いか分からない」性格も持ち合わせているので、ほっと出来る繋がりを求めて恋愛のターゲットを探している場合もあります。
■6. 自分語りしない
どこかミステリアスな空気感が漂っていて「自分の私生活についてあまり語りたがらない」節があります。謎めいた雰囲気があるので、仲の良い女友達でもどのような暮らしをしているのか把握していない事も。
もともと丁亥生まれの女性には「自分の素性を詳らかにしない」特徴があります。自分についてあれこれ話すのが苦手で、聞き役に回っている時ほど気持ちが落ち着く事もあります。必要以上に自分語りをしない、秘密主義の女性です。
■7. 華がある
控えめな印象なのに、飛びぬけた存在感があります。カリスマ的な魅力があるので、黙っていても女優さんのように煌びやかに見えるのです。
その場しのぎの言動が少なく言葉や行いに一貫性があるのも、誰もが「あの人素敵だな」と思ってしまう理由の一つ。何をやっても品があるので、好印象を持たれやすい得な性質の人です。
丁亥の年柱・月柱・日柱・時柱別の意味と性格的特徴
人生には4つの晴れ舞台が用意されていて、それぞれのステージに合わせて衣装や武器を揃えていくのが、四柱推命の基本的な考え方です。年柱はこの世に誕生してから20歳までの青春期、月柱は20歳から40歳までの中間期、日柱は40歳から60歳までの折り返し期、時柱は60歳以降の後世期になります。
今どんな舞台に出演しているのかを知ると、次の一手が見えてくる事も。運命の波を知ると、軽やかに人生を踏み出すための方法が見えてきます。
〇丁亥の年柱
モヤモヤとした思いが交錯する期間になります。年齢が進むにつれて両親や先生に反抗したい気持ちが強くなり、目上の人と上手くいかなくなります。大人っぽく振る舞いたいのに、世間が許してくれないもどかしさから、色々な方面に八つ当たりしてしまう時期。粗ぶった態度に出やすいので「気持ちを落ち着けること」に主眼を置いて行動していくこと。部屋が散らかっていると悪い気が溜まりやすいので、小まめに掃除をして運気を磨くのもおすすめです。
〇丁亥の月柱
カリスマ的な才能が次々に花開いていく、素晴らしい期間になります。回らなかった歯車に油がのるようになり、全ての物事が順調に進んでいきます。気持ちが大胆になりマイナスの事を考えなくて済むようになるので、今まで以上に色々なアイデアを実現していけそうです。やるのかやらないのかの瀬戸際で悩んだら「とりあえず試してみること」を念頭に。チャレンジする気持ちを忘れなければ、きっと良い明日を見つけられるはずです。バラの花が開運アイテムになるので、疲れた時は花屋に寄ってエネルギーチャージを。
〇丁亥の日柱
過去に捉われやすい、センチメンタルな期間に入っていきます。昔の栄光にしがみつきやすい時期になり、不安定な気持ちに浸る瞬間が増えていきます。気持ちが後ろ向きになりやすい運気なので「過去・今・未来とそれぞれに線を引いて考えていく」視点が大切になっていきます。全ての問題を一緒くたにすると問題が複雑化してしまうので、出来るだけ論点を分けて合理的に考えていくこと。煮詰まった時は高原リゾートに出かけて新鮮な空気を吸うと気持ちが明るくなり、頭が冴えていきそうです。
〇丁亥の時柱
お金の神様に恵まれる、時柱の運気に入ります。若い頃に頑張った思い出が恩返しをしてくれる期間に入るため、少しだけリッチな生活をして自分にご褒美を。買いたかった着物・アクセサリー・洋服があれば、この時期に購入すると運気がさらに良くなります。家族のトラブルが気になる事もありますが「付かず離れずの距離感」を保っておくと、無駄な衝突をせずに済みます。お節介は焼かず愛情だけ送るように心がけておくと、円満な対応が出来そうです。
丁亥生まれの男性の恋愛傾向
◇深みのある恋愛がお好き、じっくり型
こだわりが強く、ややミステリアスな雰囲気の丁亥生まれの男性。恋愛でも自分らしい生き方を模索していきます。恋に関しては奥手な性格で、好きな人がいても大胆な行動に出られないデメリットも。
「じっくり相手を見定めてから、交際に踏みきる」慎重な側面も見えているので、友達の期間が長い傾向にあります。お付き合いする女性の数は少ないけれども、たっぷりの愛情を注げる優しい人。深みのある珈琲のような、落ち着いた恋愛が出来る男性です。
丁亥生まれの女性の恋愛傾向
◇慎重になりやすい、子羊タイプ
男友達を作るのは得意なのに、恋愛になるとめっぽう弱い。友情と恋愛の大きなギャップがあるのが、丁亥生まれの女性です。恋愛に対して構え過ぎている傾向があるため、おっかなびっくり恋をしている瞬間が多くなります。
好きな人の前では「いつもの自分」を素直に出せず、相手を引かせてしまう事も。気持ちと裏腹な態度に出やすく、自己嫌悪な恋愛を繰り返しやすいタイプです。「感情の糸をコントロールしていく」と幸せな恋愛に近づきやすくなります。
丁亥生まれの男性の結婚運
◇年を重ねていくほど愛が深まる、穏やかな運気
結婚運は若い時よりも、年を取ってからの方が上手く進む運気です。勢いで結婚相手を選んでしまうと失敗してしまう流れが見えているので、パートナー選びは慎重に。見た目の雰囲気よりも「相手の性格と金銭感覚」を注意してみていくと、良いレールに乗っていけます。
結婚後は仲の良さに甘んじて、つい「言ってはいけない一言」を口に出しやすくなります。親しき中にも礼儀ありの言葉を重んじて、自分の発言には注意していくこと。妻への愛情を忘れなければ、生涯幸せな結婚生活を送っていけそうです。
丁亥生まれの女性の結婚運
◇優しい奥さんになれる、家庭的な運気
小さな幸せが定期的に舞い込んでくる、明るい結婚運が見えています。家庭に入ると良い奥さんになり、縁の下の力持ち的に家族をサポートしていきます。愛情運が飛躍的に向上していくので、家庭の中はいつも明るいムードに。暗さの少ない、ほんわかした家を作っていけそうです。
50代以降は気持ちの疲れが出て、少しだけ不安定な運気に入ります。「ストレスは1人で抱え込まず、周りの人に打ち明けて軽くすること」。女友達との他愛もないお喋りが、張りつめた空気を和ましてくれます。
丁亥生まれの男性の仕事運・適職・職業
◇生み出す仕事、ゲームクリエイター・プログラマー
持って生まれたセンスを活かせる、クリエイティブな仕事が向いています。何もない田畑に種を蒔いていくように「作り出す仕事」が合っているので、ゲームクリエイターやプログラマーなどの最先端の仕事がおすすめ。
「ITと遊びを上手く組み合わせた商売」を見つけていくと勝機を狙いやすくなります。仕事運は良い時期・不安定な時期の上がり下がりが激しいので、あまり天狗になり過ぎないこと。上手くいっている時ほど、周囲への感謝の気持ちを忘れない事が大切です。
丁亥生まれの女性の仕事運・適職・職業
◇スポーツに関わる仕事、ヨガ講師・加圧トレーナー
1日中パソコンに向かうデスクワークよりも、アクティブに体を動かす仕事が性に合っています。ヨガのインストラクターや加圧トレーナー・ピラティスの講師など、スポーツジムの仕事がおすすめ。「健康を広める仕事」に就くと、持ち前の才能を豊かに発揮していけます。
仕事運は「職場の人間関係」に要注意。派閥争いに巻き込まれて心を消耗してしまいそうなので「静観していく態度」を心がけていくこと。自分のペースを見つければ、良い方向にシフトチェンジしていけます。
丁亥生まれの男性の相性
◇良きアドバイスをくれる、壬午の女性
愛情はたっぷりなのに、言葉足らずで損してしまう丁亥生まれの男性。その辺りの空気を慮ってくれるのが、壬午の女性です。「察してくれる力」に長けているので、さっと一歩先を読んで合の手をくれます。
困っている時に良いアドバイスをくれ、そっと見守ってくれるので「かけがえの無い大切な存在」になっていきます。結婚にも最適な相性ですが、急ぎすぎは凶と出ているので一歩ずつ前進を。
丁亥生まれの女性の相性
◇安らげる関係になれる、戊子の男性
あと一歩の所で成功を逃しやすい、丁亥生まれの女性。集中力を鍛えてくれるのが、落ち着いた戊子の男性になります。浮ついた行動が少なく、学ぶべき所が多い人のため、一緒にいるとワンランクもツーランクも大人の女性に変身できそうです。
結婚相手としてもおすすめの相性のため、将来の話は積極的に。お揃いのアクセサリーをバッグやスマホに付けておくと、ラブ運がさらに高まり素敵な恋を謳歌できそうです。
丁亥生まれの有名人・芸能人7人
竹野内豊、大沢あかね、木下優樹菜、杉浦太陽、上田晋也、林真理子、所ジョージ
まとめ
不安定に見える人生も角度を変えてみると、驚きや発見の連続だったりします。日々の息苦しさを減らして、少しでも自分らしい生き方を模索していけるのが四柱推命の醍醐味。丁亥生まれの処方箋を手に入れて、輝かしい未来を手に入れてみて下さい。