自分に自信が持てなくて、苦い経験をした人は多いでしょう。だけど、いつまでも自分に自信が持てない人がいる一方、苦い経験を糧にして自分を伸ばす人もいます。
あなたに「自信のない自分を変えたい!」という気持ちがあるなら、これからでも変われます。今回は、自分に自信を持つ方法を、ジャンル別に解説します。
自分に自信がない人の原因・理由
自分に自信がない人の原因には、持って生まれた気質と環境因子が複雑に絡み合っています。
元々慎重な性格で、石橋を叩いて結局渡らないタイプだと、経験値が少なくなります。自信は経験で培われるため、経験が少なければ自信の根拠が作れません。
そこに「厳しい躾で叱られてばかり」「兄弟間で比較され続ける」「成功しても全く褒めてもらえない」などの環境因子が加わると「できた!」と実感できる経験が積めません。むしろ「自分は能力が低い」「何をしてもだめだ」という失敗感ばかり持ってしまいます。そして、自己肯定感や自己万能感が低くなり、何事にも自信がない人になってしまうのです。
これからわかるように、自信と実力が比例するとは限りません。強気で勝気な気質を持って生まれ、自信が育つ環境下にいれば、大した実力がなくても「自分はなんでもできる」「自分は誰からも受け入れられる」と、自信を持てるようになるのです。
自分に自信を持つ方法7個[思考・メンタル編]
自分に自信を持つには、まず考え方を変えてメンタルを強化しなければなりません。どのようにすれば良いのか、メンタル面から解説していきましょう。
■1. 比較対象は周囲の人ではなく過去の自分にする
自分に自信がない人は、常に自分を誰かと比較してダメな部分に注目しがちです。しかも、比較対象は常に自分より上を行く人で、その時によって相手は変わります。せっかく自分が成長しても、更に上を行く相手を見つけては「自分はダメだ」と低く評価します。これでは、いつまで経っても自分に自信を持てません。
比較対象は自分自身にすべきです。1カ月前、1年前、5年前、過去をさかのぼれば今よりも未熟な自分と出会います。今の自分と過去の自分を比較すれば、「あの頃より少しは成長できているかな」と、自分を少しずつ認められるようになるでしょう。
■2. 自分を客観的に見る
自分に自信がない人は、意識的に自分を客観視できるように心がけると良いでしょう。過小評価は自分に自信がない人がついやってしまう悪いクセです。本当は充分実力が足りていることも、自信がなくて「できない」と間違った判断をしてしまいます。
「自信がない…」と思ったときは、今まで自分が成し遂げてきたことを思い出し、「本当に自分には無理なのか」を冷静かつ客観的に考えましょう。
■3. 自分の長所を50個書き出す
どんな些細なことでもよいので、あなたの長所を50個書き出してみましょう。例えば、「毎日きちんと歯磨きをする」とか「家族にあいさつができる」などでも立派な長所です。自分の良い部分を知るのは、自分の実力を客観的に判断するのにとても役立ちます。
自分に自信がない人は自分の欠点ばかりに目が行くので、長所を50個書くのはかなり大変な作業になります。だからこそ、自分に自信を持つ訓練になるのです。無理矢理でも自分の長所を50個書き出すことで、あなたは自分の良さに気付けるでしょう。
■4. ハードルを限りなく低くする
「できなかったらどうしよう」というのが、自信がない人が感じる最大の不安です。しかし、自分に自信がない人は自分に厳しい人が多く、自らハードルを高く設定しては「できない…」と自信を失って消極的になってしまいます。
自信がないからこそ、人生のハードルは限りなく低くするべきです。「こんなのできて当たり前」と思えることから取り掛かりましょう。どんなに低いハードルでも、飛び越えれば成功体験になります。小さなハードルをたくさんクリアしてくださいね。
■5. 目標は小刻みに設定する
理想が高いのは、自分に自信がない人の長所でもあります。ただし、高い目標達成の計画を立てるのは苦手で、取り組む前から「できない」と思ってあきらめてしまいます。
計画を小刻みに設定するのが、大きな目標を達成するコツです。小さなハードルをたくさん立てて少しずつステップアップすれば、高いハードルにチャレンジする自信を持てるようになります。
■6. 失敗から得たものを探してみる
失敗を極度に恐れて「失敗するくらいならやらない」という選択をするのが、自分に自信がない人の行動的特徴です。しかし、「失敗は成功の基」という言葉があるように、失敗は決して悪いことではありません。今までの失敗経験を冷静に振り返って、得た物を探してみましょう。きっと「あの失敗があったからこそ今がある」という何かが見つかります。
失敗に良い面があると実感できれば、「失敗してもいいじゃないか」と気持ちが軽くなり、いろいろなことに挑戦できるようになります。経験値が増えれば、徐々に自信がついてくるでしょう。
■7. 休んでも良いのだと自分を許す
自分に自信がない人は、元々のメンタルが弱いので、がんばり過ぎると息切れして心がポッキリ折れてしまいます。だから、自分に自信をつけるための努力もほどほどが大切です。調子の良いときだけがんばって、心身が疲れたら休んでください。
このとき、「結局自分は努力を続けられなかった…」と、自分を責めないように注意しましょう。休んで元気になったら、またがんばれば良いだけです。自分に厳しくなり過ぎずないように気を付けてください。「休んでも良いのだ」と、自分に対して寛大になりましょう。
自分に自信を持つ方法8個[習慣編]
自分に自信を持っている人は、心身に良い影響を与える習慣を身につけているものです。あなたも良い習慣で、自分に自信をつけていきましょう。
■1. 姿勢を良くする
まず身につけるべき習慣は姿勢の良さです。姿勢と精神状態は密接に関係しています。猫背になると人はネガティブになり、ピンと背を伸ばして良い姿勢を保つだけでポジティブになれるのです。
日頃からピンと背筋を伸ばして、立っているときも座っているときも、良い姿勢を保つように心がけましょう。
■2. 動作をゆったりと大きくする
動作も姿勢と同じで、人の精神状態に影響を与えます。大きな動作は気持ちを大きくさせる効果があるので、普段の動作をゆったり大きくするように心がけましょう。
特に移動するときは、大股でゆったり歩くと良いでしょう。大きな動作をすると、周囲の人に「落ち着いて頼りがいがありそう」という印象を与えます。
■3. 読書量を増やす
自分に自信がない人には読書がおすすめです。読書することで登場人物や著者の体験を疑似体験でき、人によって心理や考え方はさまざまだと実感できます。
また、読書することで知識が増えます。読書量を増やせば、経験値と知識を両方増やせるので、いざという時に自信の根拠になるのです。
■4. やりたいことに取り組む時間を作る
自信を持つにはメンタル状態が良くなければなりません。自信をつけるための努力はすばらしいですが、がんばり過ぎてストレスを溜めると返って良くありません。何事もバランスが大切なので、やりたいことに取り組む時間をしっかり作りましょう。
あなたが「やりたい」と思い、没頭できれば内容は問いません。心を休ませ、あなたが無条件に笑顔になれれば何でも良いです。楽しむ時間と努力の時間にメリハリをつけて、モチベーションを高めていきましょう。
■5. 良いことだけ書く日記やブログを始める
自分に自信がない人は、自分に厳しい人が多いです。そのため、良いことを見逃してしまいます。だけど、日常には小さな良いことが溢れているものです。ポジティブな気づきを増やす習慣をつけるために、良いことを書き留めていきましょう。
・手帳に箇条書きで良いことを書きこむ
・良いことだけ書く日記を始める(1行日記もあり)
・良いことだけを書くブログを始める
・良いことだけ書くSNSのアカウントを作って毎日つぶやく
大層な準備は不要です。要は、ネガティブ要素に気付きやすい自分を、ポジティブに変換する習慣づけができれば良いのです。隙間時間に続けやすいあなたに合った方法を見つけてくださいね。
■6. 鏡の自分に向かって「自分ならできる」と唱える
自己暗示は自分を変える効果的な方法の1つです。毎日身支度をするとき、鏡の中の自分に向かって「自分ならできる」と一言唱える習慣を作りましょう。言葉には力があります。最初は全く自信が持てなくても、続ける内に何となくできる気がしてくるものです。
また、「自分ならできる」と唱えた日に、いつもの自分よりも良い結果を出せた経験が増えると、あなたにとって良いジンクスになります。言葉と経験が重なると、益々効果が高まり「自分ならできると唱えれば大丈夫」と、自信を持つ材料になっていきます。
■7. ルーティンにジンクスを取り入れる
「自分ならできる」という語りかけ以外にも、生活に密着したルーティンにジンクスを取り入れていきましょう。自分に自信が持てる材料は、多ければ多いほど良いです。例えば、以下のようなことを日課にしてみましょう。
・朝はどんなに時間がなくても必ずコーヒーを飲む
・朝一番に窓をあけて深呼吸する
・風呂上がりに軽いマッサージをする
・1日の締めにお楽しみのデザートを食べる
あなたが毎日必ず行うこと、しかも自ら進んでリラックスしたり楽しんだりできる内容だと、自然と続けられるのでおすすめです。「これをすると何となく調子が良い気がする」という思い込みでも、「今日はこれをしたから大丈夫」という自信になります。
■8. 常に周囲に感謝する
「迷惑をかけたくない」という思いが強いのも、自分に自信がない人の特徴です。「迷惑をかけたら嫌われる」「デキないヤツだと思われる」と不安なのです。しかし、人はあなたが思う以上に優しく、例え失敗しても助けてくれます。この時、「迷惑かけて申し訳ない」ではなく、「助けてくれてありがとう」と、感謝の気持ちを大切にしてください。
日頃から小さなことでも感謝する気持ちを忘れなければ、人の好意を自然と感じられるようになります。好意前提で人と接することができるようになれば、信頼関係が生れます。「困った時はお互い様」「必ず誰かが助けてくれる」「自分もいざという時は助けたい」という気持ちが自己肯定感です。自己肯定感が高まれば、失敗を恐れず物事に取り組めるようになるでしょう。
自分に自信を持つ方法6個[容姿・外見編]
容姿や外見と自信には深い関係があります。例えば、街中を歩く場合、安物のスウェットスーツよりも上質なスーツを着ていた方が、堂々とした気分でいられるものです。容姿や外見を変えて自分に自信を持つ方法を紹介します。
■1. 基本は笑顔
外見でまず意識すべきは笑顔です。笑顔にはさまざまな効能があります。
・明るくポジティブな気持ちになれる
・ストレスが解消される
・免疫力がアップする
例え作り笑顔でも、あなたに良い効果が表れます。笑顔の時間が増えれば健全な心身になり、自然と前向きになれるので、自信を持てるようになります。更に、笑顔は人を和ませますから、人間関係が良好になり一石二鳥です。
「人前で笑顔を作る自信がない…」という場合は、笑顔のトレーニングをすると良いでしょう。筋トレと同じで、笑顔のトレーニングをすれば、アナウンサーのようにきれいな笑顔を作れるようになるんですよ。今すぐできる簡単な笑顔のトレーニングを1つ紹介します。
(1)鏡の前で割り箸を軽く口でくわえる
(2)口を「い」の形にする
(3)割り箸のラインより口角が上に位置するように笑顔を作る
(4)そのまま30秒キープ
(5)1~4を3セット行う
毎日続けると、笑顔を作る頬の筋肉が鍛えられて、すてきな笑顔を作れるようになります。
■2. 自分の年齢に合ったファッション誌を定期購読する
あなたの年齢に合ったファッション誌を1冊で良いので定期購読して、流行にアンテナを張りましょう。たった1冊でも、定期的に目を通せばファッション知識は充分入ります。
参考にしながら、あなたに合ったファッションを探しましょう。自分に似合っていて、程々に流行を押さえたファッションは、「今の時代に合っている」という自信につながります。
■3. 質の高い服を身につける
自信を持ちたいなら、ファッションに投資すべきです。質の高い服を身につけると、不思議と自分の価値が高くなったように感じられ、自信につながります。
また、「質の高い服に見合うような言動をとろう」と意識が高まるので、堂々とした態度で人と接しようと努力するようになります。
■4. 高価なアイテムを1点取り入れる
服だけではなく、靴やアクセサリー、時計など、どこか1点だけで良いので、高価なアイテムを取り入れるようにしましょう。服と同じような効果が期待できます。
また、高価なアイテムをチェックしている人は意外と多いので、「割とこだわりを持って選ぶ人なんだな」「実は結構お金を持っているのかも」と、あなたを一目置くようになります。周囲の接し方の微妙な変化も、自信をつける根拠となるでしょう。
■5. 髪型を変えてみる
服装を変えたあとは、髪型も変えてみましょう。髪型を変えるだけで印象はガラッと大きく変わります。人気の美容師や美容院を探して、あなたに合ったおしゃれな髪型にしてみてはどうですか?周りの人からの評判も大きく変わるはずです。
■6. ときどき強いカラーのファッションを選ぶ
自信を持ちたいなら、ときどき強いカラーのファッションを選んでみましょう。きっと、いつもより人の視線を感じることでしょう。
緊張すると思いますが、きれいな姿勢で堂々と振る舞ってください。注目された中で行動することに慣れれば、緊張感が緩和されて自信を持てるようになります。
自分に自信を持つ方法5個[恋愛編]
すてきな恋愛をしたいなら、自分に自信を持つべきです。「自分なんて…」と弱気で自信が持てないと、都合良く扱おうとする輩が集まってきます。逆に、「自分と付き合えるなんて幸せ者だね」と、恋愛に自信を持つと、相手から大切にされるものです。それでは、自分に自信がない人が、恋愛では何に気を付けるべきかを解説していきましょう。
■1. 好きな人と出会えた幸運を喜ぶ
自分に自信がない人は、好きな人ができても「きっと上手く行くはずがない」「気持ちを知られたら気まずくなる」と、ネガティブに考えてしまいます。せっかく好きな人ができたのに、ウキウキドキドキした恋愛の高揚感を持てません。これはとてももったいないことです。
恋愛は縁が結ぶもの。例え片思いでも、「好き」と実感できる人との出会いは幸運です。片思いはしんどいときも多いですが、自分に訪れた素敵な出会いを幸運だと自覚しましょう。
■2. 自分の気持ちをしっかりと見つめる
恋愛に自信が持てないと、傷つかないように防衛行動に出てしまいがちです。何もしない内から勝手に諦めて自己完結したり、気持ちに気付かれないよう好き避けしたり、恋愛に対して守りに入ってしまいます。
恋愛には正と負の感情がつきものですが、自信がないと負の感情に引っ張られて、本当に自分が求めるものを見失います。好きな人から逃げ出したくなったときこそ、「本当は何を望んでいるのか」「どうしたいのか」を考えて、自分の気持ちをしっかり見つめましょう。きっと、「好きな人と付き合いたい」「幸せな恋愛をしたい」という希望を持っているはずです。
■3. 勇気を出して自分からアプローチする
あなたの中に幸せな恋愛を望む気持ちがあるなら、傷つく恐怖に打ち勝たなければなりません。上手くいく自信がなくても、勇気を出して自分からアプローチしましょう。行動しなければ、結果はわからないものです。一歩踏み出せば、好きな人に振り向いてもらえる可能性が広がります。
■4. 恋人を無条件に信頼する
自分に自信がない人は、好きな人と相思相愛で交際が始まっても、「本当に自分を愛しているのだろうか」と自信が持てません。自信のなさから生じる不安を解消したくて、恋人を試したり疑ったりしてしまいます。これでは、恋人に負担をかけてしまい、お互いがしんどくなってしまいます。
そうならないためにも、恋人を無条件に信頼しましょう。余計なことを考えそうになったら、「恋人を信じている」「恋人は自分を好きで大切にしてくれる」と、自分に言い聞かせてください。あなたが信頼すれば、恋人も応えてくれます。2人の心が信頼でしっかり結ばれれば、あなたも自分に自信が持てるようになるでしょう。
■5. もしフラれてもがんばった自分をほめる
もちろん、恋愛で上手くいかないこともあるでしょう。失恋すれば傷つきます。だけど、失恋も立派な恋愛です。今好きな人とは上手く行かなかったけど、勇気を出して行動した経験は、今後の恋愛にプラスとなります。
傷ついた経験は、あなたを人の気持ちがわかる優しい心の持ち主にしてくれます。がんばってアプローチした自分を褒めて、失恋から得たものを見つめて、自信につなげていきましょう。
自分に自信を持つ方法6個[仕事編]
仕事の場合は、自信がなく用心するくらいの方が、ミスやトラブルが少なくなります。しかし、本来の実力を発揮できず、低く評価されてしまうデメリットもあります。用心深さのメリットを残しながら、自分に自信を持って仕事に取り組むにはどうしたら良いのでしょうか。
■1. 仕事の納期は必ず守る
仕事の自信はコツコツと実績を積み上げて養われます。まずは、「仕事の納期は必ず守る」という当たり前の目標を100%達成しましょう。納期厳守は当たり前だけど、実はできない人が少なくありません。あなたが確実に納期を守れば、周囲からの信頼が厚くなり、自信の源になるでしょう。
■2. 常に整理整頓を心がける
納期を厳守し効率良く仕事をするには、整理整頓が必須です。散らかったデスクでは、常に何かを探す状態となり、仕事に支障が出てしまいます。小さなこともコツコツと、いつでも整理整頓を心がけましょう。仕事がスムーズに進むだけではなく、「きれいをキープできている」という成功体験にもなるので、自信が持てるようになります。
■3. 報告・連絡・相談をしっかり行う
仕事を円滑に行えれば、あなたの自信につながります。円滑な仕事をするには、密なコミュニケーションが大切です。仕事の基本である報告、連絡、相談はこまめに丁寧にしっかり行いましょう。仕事の成果が出るだけではなく、職場の人間関係も良好になりメリットたっぷりです。
■4. 率先して周囲のサポートに入る
自分の仕事に余裕がある時は、周囲を見回して必要であれば、率先してサポートに入りましょう。仕事はチームで行うものなので、あなたのサポートが全体の質を上げてくれます。また、サポートを感謝され「役に立った」という実感が持てるようになり、仕事の自信につながります。
■5. 仕事を1人で抱えずチームで取り組む
自分に自信がない人は、「できないヤツ」と思われたくない気持ちが強く、周囲に頼るのが苦手です。だけど、1人で抱え込んで行った仕事は、例え完結しても「もっと良い結果を出せたのではないか」と悔いが残る原因になります。納得できない仕事をすると、自信も失ってしまいます。
そもそも、仕事はチームで取り組むものです。あなたが人のサポートに入ることもあれば、周囲があなたをサポートするときがあって当然です。皆の力を合わせるからこそ、大きな仕事を成し遂げられます。仕事を共有することをプラスに考えて、抱え込みをしないように注意しましょう。
■6. 仕事に必要な勉強をする
仕事では、自ら自信の根拠を作る努力も重要です。仕事に必要だと思われる勉強は、率先して行いましょう。スキルアップは「この仕事なら理解できる」「自分でやり遂げられる」という自信に直結します。できない理由ではなく、できる根拠を努力で増やしていきましょう。
自分に自信を持つ方法2個[スポーツ編]
心と体はつながっているので、スポーツをすれば心身共に鍛えられます。スポーツで自分に自信をつける方法を解説していきましょう。
■1. トレーニングを継続する
自信をつけるには、「スポーツで〇〇を達成する」という目標を掲げるのも良いですが、何より大切なのはトレーニングを継続することです。
短い時間でもトレーニングを続ければ、確実に筋力がついていき、パワーや持久力に自信が持てるようになります。また、「自分で決めたトレーニングを継続できた」という成功体験にもなります。
■2. アファメーションを取り入れる
アファメーションとは、ポジティブな可能性を断言することで、スポーツ選手が良く行っている自分に自信を持つ方法です。スポーツで自信をつけたいなら、アファメーションを同時に行っていきまましょう。
・「トレーニングをやるぞ!」と、取り組む前に宣言する
・「今日のトレーニングは完璧だ!」と、自画自賛する
・「これだけ続ければ絶対強くなる!」と、未来図を断言する
アファメーションはモチベーションアップにも効果的です。自分の言葉が実現されたとき、根拠ある自信を手に入れられるでしょう。
男性が自分に自信を持つ方法
「強い男は価値が高い」という本能的な刷り込みがあるため、男性の自信は肉体の強さと関係しています。強い肉体作りが、男性が自分に自信を持つ方法の基本です。
・食事をコントロールして健康に配慮する(特にタンパク質を充分に摂取する)
・筋トレや有酸素運動で体を鍛える
・自分の肉体を美しく見せるファッションを研究する
鍛えられた肉体作りは、同時に精神力も強化してくれます。特に筋トレは継続と結果が比例するので、「がんばった分だけ結果が出た」という成功体験を得られやすく、自信の根拠となります。男性は「自分だけの力でやり遂げた」という経験が自信の根拠になるため、自分と向き合う肉体改造に成功すれば、大きな達成感を得られ自信も同時に高まります。
また、肉体改造は根気と忍耐も育ててくれます。わずかな時間でも自分で決めたことをコツコツと続ければ、「やればできる」「努力を続けられた」と実感でき、自信の根拠になるのです。
女性が自分に自信を持つ方法
自分に自信が持てない女性は、自分と他人を比べるクセがついています。しかも、厄介なことに自分より下ではなく上と比べてしまうのです。そのため、自分を高めても更に上を見てしまい、「自分はまだまだだ」「やっぱり自分はダメだ」と、自信が持てません。
女性が自分に自信を持つには、比較から生まれる敗北感を脱する必要があります。次のことを意識的に行うようにしましょう。
・比較やマウンティングを止める
・人に合わせた行動ではなく、自分のやりたい行動を選択する
・マイナスの評価や情報をあえて無視する
・誰からも好かれることをあきらめる
また、余計なことを考えずに済むように、仕事やプライベートの予定を入れて忙しくすると良いでしょう。忙しさは「役に立っている」「求められている」という実感を与えてくれ、自信の根拠にもなります。
自分に自信を持つための言葉・名言13個
自分に自信を持つための言葉や名言を集めました。「自信が持てない…」と気弱になってしまったとき、自分を元気づける支えとして心に留めておきましょう。
◯自信は人並み以上の努力に裏打ちされるもの(猪瀬直樹)
◯絶対に負けてはならない敵は相手ではなく自分自身(上原浩治)
◯根拠のない自信でも、自分が進む「山の頂上」が見えていれば、道は開けるもの(久能祐子)
◯自分の人生、色を塗るのは自分(辰吉丈一郎)
◯自信こそ、人生を切り開くのに最高にして最大のエネルギー(中島孝志)
◯育成とは自信を育てること(野村克也)
◯経験値が高くなるごとに自分の中に手札も増える。それこそが自信となる(美輪明宏)
◯「自信がないからやめよう」ではなく「自信をつけるためにやろう」(吉岡秀人)
◯成功体験の積み重ね=自信(田村淳)
◯自分の中にあるものは、決して他の誰にも奪えない(ウォーレン・バフェット)
◯自信がなければ、常に勝たない方法を見つけてしまう(カール・ルイス)
◯時間をかけて考えて残った答えは、自分を守る砦となって強さと自信をくれる(チエ)
◯リラックスして自信に満ちていれば、良い結果が生まれる(ロバート・デニーロ)
自分に自信を持つための本・小説
自分に自信を持ちたいあなたにおススメの書籍を紹介します。知識の蓄積も自信の根拠になります。読書で自分に自信を持つ方法を学びましょう。
・小さなことに左右されない「本当の自信」を手に入れる9つのステップ(著者:水島広子)
・アドラー流「自信」が生まれる本:気づかなかった魅力が見つかる「3つの質問」(著者:岩井俊憲)
・一生折れない自信のつくり方(著者:青木仁志)
・緊張、イライラ、不安が消える自信をつける心理学(著者:渋谷昌三)
・自分に自信をつける最高の方法(著者:常冨泰弘)
・自分になかなか自信をもてないあなたへ:自分の嫌いなところを3週間で解消できるスゴイ方法(著者:藤由達藏)
・自分の考えに自信が持てる本:常識にだまされず本質を見抜く「リ・フレーム思考」(著者:広瀬一郎)
・まわりに振り回されない自信の教科書:これで、あなたも一流の自信持ちになれる!(著者:夜部達彦)
まとめ
今まで自分に自信がなかった人が、心から自信満々になるには時間がかかります。今までの経験が自信のなさを作っているため、それ以上の成功体験と「自信を持つぞ!」という強い意志が必要です。
それでも「自信を持ちたい!がんばりたい!」と思えるなら、あなたはすでに変わり始めています。後は勇気を出して行動するだけ。がんばってくださいね。