不当な扱いを受けて悲しくなったり、壁にぶち当たって涙したり、人生は楽しい出来事ばかりでは無いもの。明日からの日々に小さな充実感を与えてくれるのが、人気の四柱推命です。愛ある声に耳を傾けて、辛丑生まれらしい1ページを刻んでみて下さい。
辛丑の読み方と意味は?
辛丑は【かのとうし】または「しんちゅう」と読みます。38番目の干支になり、西暦を60で割り算して41の余りが出る年が辛丑年になります。
陰陽五行説ではマイナスの土とマイナスの金を持つ、相生の運勢になります。土生金のパワーを持っているため「土の中から宝石が生まれるように、幸せが湧いてくる」素晴らしい干支になります。
良いオーラが絶えず循環していく強運の星になるため「誕生日を迎えるごとに、バージョンアップしていく」魅力的な型になります。若い時よりも、経験を積んだ晩年ほど輝きが増すタイプです。
辛丑生まれの男性の性格的特徴7個
■1. 多趣味
趣味が多く、熱中できるテーマが沢山ある人です。比較的お金に余裕があるので「やってみたいな」と興味があった物に何でも手を付けていけます。凝り性な所もあるので、自分が合っていると思った物には、とことんハマる所も。
仕事が休みの日は朝から趣味の釣りを楽しんだり、星空を眺めに望遠鏡片手に地方に車を飛ばしたりします。頭の中だけに設計図を閉じ込めておかず、具体的に行動を起こしながらチャンスを掴める人。たった1度しかない人生を、アイデア1つで面白く変えられる男性です。
■2. 思慮深い
行き当たりばったりの行動にならず、自分の頭の中でよく考えてから行動に移せるタイプです。「感情的にならず、物事をゆっくり眺められる」冷静沈着な所もあります。時間が余った時には、本を読んだり新聞に目を通したり知識の小箱を広げていけるので、自分だけのこだわりに捉われずに幅の広い考え方が出来るのです。
何か問題が起こった時には簡単に流さずに、1度立ち止まって考える癖も。「どうして失敗してしまったのだろう」と小首をかしげて原因を探っていきます。間違いを見つけて正していけるので、同じ失敗を2回繰り返さずに済みます。
■3. 優しい
相手の立場に立って物事を考えられる、とても思いやりのある男性です。良い所も悪い所も全て受け入れられる度量の広さがあるので、どんな状況に出会っても、いつでもニコニコ微笑んでいられます。
屋上の高い所から見下ろすのではなく、相手が住んでいるフロアーに自分から降りて行って挨拶が出来る人。腰がとても低く「相手と同じ目線で話ができる」ので、ご近所トラブルなど人間関係のつまずきに遭う事がありません。一緒にいる人を幸せな気持ちにさせられる、コミュニケーションの天才です。
■4. 内向的
心にトゲトゲが生まれても、自分の内側に溜めやすい癖があります。明らかに周囲の人が悪者だったとしても「僕が悪かった」と自分自身を責めてしまうので、ストレスは溜まる一方。何か思っている事があっても積極的に外に打ち出していかないので、気づかない内に心がボロボロに壊れてしまう事があります。
言いたい事が言えない性格に悩むようなら、少しずつ軌道修正していくのも大切。全て言わないのではなく「愛ある伝え方」に変えていく事で、気持ちが晴れていく日もあります。
■5. サプライズ好き
サービス精神旺盛な所があって、大切な人をあっと喜ばせるのが好きです。親友に内緒で誕生日パーティを準備したり、彼女に突然バラの花束を渡したり、色々なアイデアを考えます。奇想天外なサプライズが好きなのは「用意している時間・準備している時間」を楽しめるから。
親友や彼女がびっくりしている顔を思い浮かべながらプランを練っていくのが、例えようもなく面白いのです。大半は喜んで貰えるものの、サプライズが苦手な人には引かれる場合もあります。
■6. 寡黙
淡々としていて、余計な話をあまりしない所があります。黙っている時間が多いのは、心の中であれこれ考えているから。「この話をしたら、嫌な顔されるかな」「あの話題を出したら、相手が引いてしまうかな」など人の気持ちを読み過ぎてしまうので、気軽に話しかけられないのです。
大人しくて控えめなので、華やかなパーティの席では浮いてしまう所もあります。人の大勢集まる場所よりも、1人静かに過ごせる場所の方が落ち着きます。
■7. 浅く深く
真面目な性格なので、友人関係は「広く浅く」ではなく「深く広く」が基本です。仲良くなるまでに少々時間がかかるものの「信頼のおける人だ」と思うと、心の鍵を開いて距離を縮めていこうとします。
仕事や対人関係の悩みを打ち明けたり、相手の身の上相談に乗ってあげたりするので、息の長いお付き合いができます。人付き合いにすぐに切れそうな糸ではなく、太くて逞しいロープを張れる、とても力強い男性です。
辛丑生まれの女性の性格的特徴7個
■1. マニア
流行をひたすら追わず、自分だけの世界観を楽しめます。「横並びの幸せ」より「オンリーワンの幸せ」を追い求めるので、人と違っているのが何よりの喜び。電車や鉄道・DIYなど自分のアンテナにぴたりと当てはまると、俄然その世界にのめり込んでいきます。
好きが高じて「趣味を仕事にする人が多い」のも辛丑生まれの女性の特徴です。世間が青色のシャツに夢中になっている時に、虹色やピンク色のシャツを堂々と着られるので、自分だけの人生を思いきりエンジョイ出来ます。
■2. 女子会が苦手
大きな声で言いづらいけれども、女子会やランチ会など「女同士の社交の場」が苦手な人です。その場に居ない人の悪口大会になったり、彼氏や旦那ののろけ話を聞かされたり、どうでも良い話が永遠と続いていくガールズトークの会。
他の人の動向にあまり興味がない辛丑生まれの女性にとって、そうした会は修行のように心苦しいのです。お金を払ってまで辛い思いをしたくは無いと思っているので、仕事が立て込んでいると嘘を付いて欠席する日もあります。
■3. モテる
いつも自然体で生きているので、適度なゆとりがあり男性にモテるタイプです。頑張ってメイクをしたり無理して高いヒールの靴を履いたりしないので、女を武器にせず自然と周りの男性と仲良くなっていけます。「彼氏になって欲しい」「結婚して欲しい」と強くアピールしないので、男性側もプレッシャーを感じずに気軽に声を掛けられるのです。
恋愛や結婚に必死になり過ぎてしまうと、手に出来るはずの幸せもすとんと抜け落ちてしまうもの。追いかけるのが好きな男性にとって「必死になり過ぎない辛丑生まれの女性」は、思わず恋人にしたくなる理想的なパートナー。ミステリアスな魅力から、口説いてみたい・デートに誘ってみたいと自然に思えるので赤い糸で結ばれやすくなります。
■4. 面倒臭がり
マイペースに生きているので気持ちが燃えにくく、何でも後回しにしやすいタイプです。身の丈に合った生き方をしたいと思っているので、やらなければならない課題を見つけても、明日や明後日にズルズルと先延ばしする事もあります。辛丑生まれの女性は、日常生活が大きく変わるのにストレスを感じてしまうタイプ。
「今のままの生活を、出来るだけキープしていきたい」と思っているので、生活が変わってしまうような無理な冒険に飛び出していかないのです。目標に向かってがむしゃらに頑張るのが得意な人もいれば、そうでは無いスローな人生が好きな人もいるもの。本能のままに生きている、潔い女性です。
■5. 家が好き
お洒落してお出かけするのが嫌いで、仕事が休みの時は1日中パジャマでベッドの上で過ごす事もあります。人混みに行くと酔ってしまうタイプなので、誰にも邪魔されないのんびりした週末を過ごしたいのです。辛丑生まれの女性は、誰かと一緒にいると気を遣いすぎて疲れてしまう人。
心のセンサーがとても敏感なので、周りの人の気持ちが手に取るように分かり心が疲弊してしまうのです。閉ざされた自宅の空間は、辛丑生まれの女性が唯一自分らしく過ごせる所。誰の目も心も気にしなくて良いので、目いっぱい自分の趣味に没頭できます。
■6. 呑気
ゆったりしていて、いつも大らかな雰囲気を持っています。緊急事態が発生してもむやみに焦らず「そのうち何とかなるだろう」と楽観的に考えられます。真面目に生きている人から見ると随分アバウトな考えに思えますが、実はこうした発想は強く賢く生きる上で重要な要素。
すでに起きてしまった過去について大反省しても、過去が変わる事はありません。じたばたせず目の前の川に身を任せてみると、思いのほかラッキーな出来事が舞い込む場合もあります。いつでも大らかにのんびり構えられる、肝の座った女性です。
■7. やるべき事はやる
だらだら過ごしている時間が多い辛丑生まれの女性ですが「スイッチが切り替わると、仕事がとても早い」一種の才能もあります。目の前の仕事に果敢にチャレンジ出来るので、ノルマをすぐに達成できるのです。
他の人が避けるような込み入った仕事も、涼しい顔でさっさと終わらせられる臨機応変な人。友達や部下に面倒な用事を押し付けたりしない、信望の厚い女性です。
辛丑の年柱・月柱・日柱・時柱別の意味と性格的特徴
仕事や恋の迷路に迷った時、参考にしたいのが四柱推命です。生まれてからあの世に行くまで大きく4つの区間に分けていて「これからどんな未来が訪れるのか」ヒントにする事が出来ます。
年柱は主に20歳までのゾーン、月柱は20代と30代の頃、日柱は40代と50代の時、時柱は60歳以降のシニア期を例えています。宿命や運勢は、時代の流れと共に大きく変わっていくもの。その時の色合いが分かるようになると、人生を迎えるのがさらに楽しく面白く感じられます。
〇辛丑の年柱
大きな愛を感じながら、一回りも二回りも成長出来る時です。「勉強を重ねた分だけ飛躍していける」そんな嬉しいシーズンに入ります。高みを目指した方が上手くいく暗示のため、理想は出来るだけ高く設定を。少しずつ手を伸ばしていくうちに、本物の栄冠を手に出来そうです。全体的に良い流れですが、対人運が雨マーク。腹を割って話せる親友を見つけておくと、いざという時に頼りになりそうです。
〇辛丑の月柱
古いしがらみと別れて、新たな時代を切り開いていく時です。過去を振り返りたくなる時ですが、くされ縁は思いきって処分してしまうこと。新しい人間関係に目を向けると、おのずと運気が開かれていきます。恋愛運と結婚運は共に良く、とてもモテる区間に。複数の異性が現れてどの人にしようか、迷うようになります。自分にとって譲れない物はなにか、考えていくのがおすすめ。この時期に結婚すると、生涯幸せになれそうです。
〇辛丑の日柱
順調に航海を進めていける時になります。「自分の強みが何か、よく分かる」時期に入るため、もっと自分自身を愛せるようになっていきます。才能を活かした仕事に転職したり、日常生活に自分なりの工夫をプラスしたり、居心地の良い空間を作っていけるようになります。つい他人に頼ってしまう甘えん坊さんの辛丑ですが、日柱の期間は「自分の力で立ち上がっていく巣立ちのとき」。周りに声をかける前に、自分だけで何かやれる事はないか探してみると、運気が格段に上がっていきます。健康運もとても良いので、多少無理をしても元気が続いていきます。
〇辛丑の時柱
平穏な生活の中に、安らぎや癒しを実感できる時です。「当たり前の幸せ」に目を向けていくと、心が充実していきます。他人の粗探しをするのではなく、良い所・頑張っている所を注目し褒めてあげるようにすると、穏やかな人間関係を作っていけそうです。冒険心がかき立てられる時期になるため、気になる事があったら果敢にチャレンジを。くよくよ下を向いている時間があったら、何でもやってみるのがおすすめです。
辛丑生まれの男性の恋愛傾向
◯恋よりも趣味が大切、旅する男タイプ
恋愛よりも仕事や趣味の時間を優先させがちな、辛丑生まれの男性。「恋している時間が勿体ない」と思ってしまう、今どき感覚の男性です。コスパ重視で何でも進めようとしてしまうので、将来性のない恋愛には一切興味なし。
貴重なお金や時間が無駄になる恋愛よりも、1人で過ごす充実した時間を選びたがります。好きなタイプは「精神的に自立している大人の女性」。自分の趣味や価値観を認めてくれる、大らかな彼女と気が合います。束縛が苦手なので、自由がはく奪されていると感じると音信不通になる事もあります。
辛丑生まれの女性の恋愛傾向
◯今のままで満足、恋に興味がないお嬢様タイプ
恋愛したくない訳ではないのに、自然と恋から足が遠のいているお嬢様です。仕事や女友達との遊びに力を入れ過ぎてしまうため「恋する体力」が残っていない事が、そもそもの要因。それなりに貯金もあり家には愛すべきペットも居るため「現在の天国のような生活から、あえて抜け出さなくてよい」条件も揃っています。
気になる人がいても片思いで終わってしまう癖があり、思うように自分らしい恋が楽しめないデメリットも。モテる体質に生まれ変わりたいなら、お洒落をする・婚活パーティに出かけるなど、一歩踏み出す努力が鍵を握ってきます。
辛丑生まれの男性の結婚運
◯モテる時期は5年に1度、チャンスを逃さないで
女性に積極的なモーションをかけるのが苦手な、辛丑生まれの男性。結婚運は周期的に変わっていく、目まぐるしい流れが見えています。人生最大のモテ期が5年に一度のタイミングで訪れる見通しのため、25歳・30歳・35歳の時の出会いには特に大切にすること。
旅先や出張先での出会いに、運命のお相手が含まれていそうです。結婚後は大きな不運に見舞われずに過ごせるものの「すれ違い」に注意を。お互いの仕事が忙しい時こそ、相手を思いやる気持ちを大切にしていくと運が好転していきます。
辛丑生まれの女性の結婚運
◯アップダウンの激しい運気、知的な男性とご縁あり
おひとり様を満喫するあまり、婚期を逃しやすい辛丑生まれの女性。本気で結婚したいと思っているなら「32歳までに入籍する」など、自分なりのゴールを見つけておくのがおすすめです。
結婚運はアルプス山脈を昇り降りするように、せわしない運気になっています。疲れている時に出会いを求めると悪い縁を引っ張ってしまいそうなので「気持ちが落ち着いている時に、ご縁を探す」とハッピーになれる予感。眼鏡の似合う知的な男性と、良い結びつきがありそうです。
辛丑生まれの男性の仕事運・適職・職業
◯荷物をお届けする、配送スタッフ・トラックドライバー
与えられた仕事を、きっちりこなせる真面目な辛丑生まれ。時間内に荷物をお届けする運輸・配送業の仕事が向いています。責任感の高さが認められて、職場内でも高い評価が付きそうです。
仕事運はおおむね良い勢いで流れているものの「暴飲暴食が足を引っ張る」怪しい空模様も見えています。仕事のストレスを食でカバーするのは止めて「ほっと息つける趣味」を積極的に探してみること。体調管理を万全にしていくと、仕事運も並行してアップしていきます。
辛丑生まれの女性の仕事運・適職・職業
◯本に関する仕事、図書館司書・書店スタッフ
コツコツと自分のペースで采配していくのが上手い、辛丑生まれの女性。黙々と作業する仕事が苦にならないので、図書館司書・書店の販売員などの仕事が向いています。仕事で知り合った本の中には「人生を変えてくれる大きな出会い」も含まれていそう。
今まで読んだ事のないジャンルの本に触れると、知識の枠が広がっていきます。仕事運は晴れの日のように、安定した運勢が見えています。「後輩の指導に力を入れる」と先輩としての格が上がる見通し。教えてあげた方が良い技術は、出し惜しみせずやんわり伝えて。
辛丑生まれの男性の相性
◯相手の呼吸に合わせてくれる、丁酉の女性
生活の中に恋愛や仕事・趣味の世界が少しずつある、辛丑生まれの男性。自分だけの空間がないと落ち着かなく、息が苦しくなる事もあります。近すぎず遠すぎない絶妙な距離感を楽しめるのが、丁酉の女性。相手の足並みに合わせてくれる達人のため、幸せを実感できる素敵なカップルになれます。会話不足が凶と出ているので、連絡は頻繁に。
辛丑生まれの女性の相性
◯スピーディに恋が始まる、辛未の男性
恋愛モードになりにくい、辛丑生まれの女性。きっかけを与えてくれるのが、ドラマティックな辛未の男性です。歯切れの良いトークと素早い行動力で、考える間もなく恋が始まっていきそう。相性はとても良いため、躊躇せずお付き合いするのがおすすめです。熟した恋が期待できるので、両親への紹介は早めに。
辛丑生まれの有名人・芸能人7人
長谷部誠、篠原涼子、山里良太、美保純、吉永小百合、森進一、鈴木京香
まとめ
長い人生、甘い出来事ばかりではなく辛く悲しい出来事も訪れるもの。偏った人生模様を、バランス良く整えてくれるのが四柱推命です。辛丑生まれの恋愛・結婚運を知り、居心地の良い未来を紡いでみて下さい。今日より素敵な明日に、出会えますように。