人は誰にも絶好調な時期があるはずです。その時期に気が付かなくても、後から振り返ってみると、あの時期が絶好調だったと感じることもあります。
そのような中で50歳以降の人生が絶好調となり、運勢が上向くことがあります。俗に言う大器晩成の手相があり、それが現れている人は晩年が安泰となるわけです。今まで人生で絶好調と感じられる時期がなかった人でも、この手相があれば今後に期待できます。
人生100年の時代、50歳から良くなる運勢は、晩年期というよりも後半生の運勢が上向くとと言っても差し支えないようです。まだまだ人生逆転のチャンスが巡って来るかもしれません。
それでは、この50歳から良くなる手相について詳しく解説していきます。
50歳から良くなる手相12個
■1. 手のひらの中程から濃くなる運命線
だいたい手のひらの真ん中辺りか、知能線の上辺りから濃くなっている運命線を指します。
この場合、50歳頃から運気が強まり、運勢が好調になるとされます。今までの努力が実を結んだり、今までできなかったことが、簡単にできるようになるはずです。
自力で運勢を切り開けるようになり、人生が思いのままに進展するとされます。新しいことにチャレンジしたり、新規事業を始めても成功する可能性が高くなります。
大事な局面で下した決断が正しいことが多くなります。仕事運も高まっているので、昇給や出世が期待できます。また手のひらの中程から太くなっていても、ほぼ同じ意味になります。
■2. 感情線辺りから伸びる運命線
知能線の上辺りや感情線辺りから伸びる運命線を指します。
この場合、50歳以降や晩年期の運が良いとされます。後半生から運勢が上向き始め、晩年期には揺るぎない安泰期になるはずです。前半生から地道に続けてきた努力が大きく報われるとされます。
性格的にはマイペースな人が多く、若い段階に野望を達成させようという意欲は乏しいようです。慌てずゆっくりと実績を積み上げていくタイプになります。
50歳以降に何らかの才能が開花し、その分野で大いに活躍が期待できます。50歳といった年齢に関わりなく、定年後や子育てを終えた後ということもあります。人生の後半に大きな成功などがつかめるはずです。
■3. 運命線の手のひらの中程より上にフィッシュがある
手のひらの中程もしくは知能線の上辺りから上にフィッシュがある運命線を指します。フィッシュは魚紋とも呼ばれ魚のような形に囲まれた線です。
この場合、50歳以降に運命的な大きな幸運が訪れるとされます。いろいろな面で発展のチャンスに恵まれるはずです。もたらされた幸運をきっかけに、さらなる飛躍が期待できます。
50歳以降に新たに何かを始めると成功しやすくなります。仕事面では予期せぬ収入を得たり、昇進などが考えられます。
商売や何らかのビジネスをしていた場合、赤字経営が50歳を過ぎた辺りから、黒字経営に転じる可能性が高くなります。
■4. 運命線の手のひらの中程辺りから伸びる太陽線
手のひらの中程よりも上の運命線から太陽線が伸びているものを指します。
この場合、50歳以降に運勢が好調となり、大きな成功や大金を手にするとされます。掲げていた目標が達成でき、昇進したり収入アップが期待できます。
50歳以降に独立開業すれば、成功する可能性が非常に高くなります。新しい分野にチャレンジすれば、何らかの大きな成果が得られるはずです。
金運が高まっているので、お金の巡りが良くなります。人から人気が得られやすくなり、異性を惹きつける魅力も増してモテるとされます。晩婚の場合、理想の結婚相手と巡り会えるはずです。
■5. 運命線の手のひらの中程辺りから伸びる財運線
手のひらの中程よりも上の運命線から財運線が伸びているものを指します。
この場合、50歳以降の運気が上昇し、財が築けるとされます。特に仕事運が高まりやすく、仕事で高い評価が得られ大金につながるようです。仕事運に恵まれ、望んでいた転職できたり、転職をして高い収入が得られることも考えられます。
人に頼ることなく、自力でいろいろな財が手にできます。金財運が高まっているので何事もお金につながりやすく、経営手腕が存分に発揮できます。
しかしこの金財運は宝くじで高額当選したり、ギャンブルで一獲千金をつかむことには向いていないとされます。
■6. 生命線の中程よりも終点寄りの部分から伸びる努力線
生命線上から上向きに伸びる線を努力線と呼びますが、中程よりも終点寄りの位置から伸びる努力線を指します。
この場合、50歳以降もしくは晩年期に物事に対する意欲が高まり、成功がつかめるとされます。積極性が増し、行動力が伴うようです。今まで積み重ねてきた努力が大きく実を結ぶとされます。
この努力線が見られる場合、諦めずに努力を続けることが大切です。知識が不足している分野では、根気よく学んできたことができ、大きな成果につなげられます。忍耐強さと強い精神力が備わっているので、何事にも動じずに成果や幸運がつかめます。
■7. 二重運命線
感情線の辺りから上に副線がある二重運命線を指します。この場合、50代から強運となり自力で運勢が切り開けます。仕事運も絶好調となり、重要な部署を任されたりします。今までの実績が高く評価され、収入がアップしたり、責任ある高い地位に就けたりします。
二つの仕事で活躍が期待できます。本業と副業のどちらも存分に力が発揮でき人生が充実します。幸運をもたらしたり、飛躍を手助けする存在が現れることも考えられます。副線が本線と同じ太さの場合、対等な関係のパートナーと出会えるようです。
■8. 感情線辺りから太くなる財運線
財運線が感情線の辺りから太くなって伸びるものを指します。財運線の始点にもよりますが、元々好調だった財運が50代以降により一層好調になるとされます。お金に関わることが全て上手く行くはずです。お金の苦労から解放され、財産がどんどん蓄積されます。
投資なども読み通りになり、お金を着実に増やすことができます。コツコツとお金を貯めることを好み、一獲千金のようなことはあまり考えないとされます。50歳を過ぎてから手にした財産は手放すことはなく、裕福な老後につながります。
■9. 張り出した生命線
生命線の下半分辺りが張り出しているものを指します。この場合、50代頃から体力が増して何事も積極的になり、運勢も上向くとされます。
精神的にもスッキリとした状態になり、思考力が冴えるようになります。金運にも恵まれ、体力的に無理が利き、持てる能力以上の力が発揮できることもあるようです。年齢を重ねても健康でいられ、生涯現役で稼ぐことができます。
線が太い程、これらの意味合いはより一層強まります。50才以降の人生の土台が磐石となり、幸福に満ちた人生が過ごせます。
■10. 旅行線
旅行線は生命線の下半分辺りから始まり、月丘に向けて伸びる線を指します。月丘は小指の下方で手首寄りの領域です。生命線と同じ濃さや太さで、しっかりとした線で現れます。
これが見られる場合、主に50歳以降に周囲の環境や拠点としていた場所の状況が変わるとされます。変わることで運勢が好転し始めます。慣れ親しんだ場所を離れ転々としやすくなりますが、それが大吉につながります。旅行や引越しも大吉につながり、人生の転機に恵まれます。環境の変化に順応しやすい面もあります。
■11. 太い覇王線
覇王線は運命線、太陽線、財運線が1本にまとまり熊手のような形になるもので、これが太いものを指します。
これが見られる場合、強運を持ち、大きな成功をつかんだり、世の中を変えるようなことができるとされます。積極性や行動力、人気運や財運などのバランスが良く、積み重ねてきた努力が実を結びやすくなります。特に50歳以降にこれが顕著に現れるとされます。大器晩成の人が多く、50代からより大きな財が築けます。線が濃い程が意味合いが強まります。
■12. ラッキーM線
ラッキーM線は濃く現れた感情線、運命線、頭脳線、生命線がMの形に連なるものを指します。これが見られる場合、温厚で人柄が良く人から好かれ、いろいろな面で調和が取れているとされます。
ラッキーM線はその形から50歳以降の運勢が強くなり、大器晩成の人が多くなります。感情面での落ち着きがあり、頭脳明晰で判断力に優れ健康で強運となります。自分が信じた道を進めば大きな幸福が手にでき、50才以降は安泰で充実した人生になります。
55歳・60歳からの手相占いの運勢も同じ?
手相は流年法で、運勢などの変化の時期を読み取りますが、5歳程度は誤差の範囲になることが多く、ほぼ似たような位置に手相が現れていたとしても、人によって55歳、別の人は60歳と見定めることがあります。だいたい10歳を区切りにして読み取っています。
運命線や生命線は長い人もいれば、短い人もいます。短い場合は、だいたい想定した線から年齢を推定したり、短い線の中で等分して判断することもあります。ですから、読み取り方によっては、55歳からも60歳からも同じということがあるわけです。
しかしこのような年齢の枠組みにおいても、後半生や晩年期といったくくりならば、明確に判定できます。
また近年、寿命が長くなっているので、線の始まりから終りまでを0歳から100歳もしくは110歳としていますが、古い資料だと0歳から90歳や95歳としているものがあり、その中で10歳単位で等分するとズレが生じます。
まとめ:後半生が絶好調の証
人生には絶好調の時期があるのですが、それが後半生にある場合、人生半ばでこのまま不運のままに終わるのではないかと考えがちです。しかしまだ諦めるのは早いと言えます。
手相には50歳から運勢が上向くものがあります。それが現れていれば、絶好調な時期が必ず訪れるとされます。引き続き努力を続けていれば、必ず50歳以降や晩年期に大きく報われるわけです。
手のひらの中程から濃くなる運命線は50歳頃から運勢が好調になるとされ、感情線辺りから伸びる運命線は50歳以降や晩年期の運が良いとされます。運命線の掌の中程辺りから伸びる太陽線や財運線では、50歳以降の運気が上昇することがわかります。
これらの手相が見られたら、後半生に大いに期待が持てます。