九つの星の中で一番元気と言われる三碧木星(さんぺきもくせい)。イメージは春の若葉です。生命力が溢れ力強く成長していく様子を象徴しています。
明るく元気でいつも動き回って、どこか華やかさもあり子供のような純粋さを持つ三碧木星ですが、2020年は真冬を象徴する北にいました。木なので冬は苦手なのです。
そのため、普段元気な三碧木星も動きが鈍りました。色々と苦労が多かった一年だったのではないでしょうか。
2021年は冬を抜けました。さてどのような一年になるのか解説をはじめます。
九星気学の三碧木星2021年全体運
2021年の三碧木星(さんぺきもくせい)は、大地の意味をもつ位置にはいります。それも栄養たっぷりの肥沃な大地に。
そんな大地に種がまかれた状態です。まだ芽は出ていない。しかし、成長するための準備に入った。そのような状態です。
2020年の真冬の停滞を乗り越えて成長に向かって徐々に力を解放していく、そんな状態です。
まだ、力を100%発揮できる時ではないので慎重さも必要です。2020年に仕込んだ事が少しずつ形になっていく、上手くいく部分もあれば失敗する部分もある。
普段は反省とか過去を顧みて分析とかをあまりしない突進的な三碧木星ですが今年は冷静な振り返りも必要になります。そのためにコンサルタントや師匠などに助言をもらうのも良いでしょう。
三碧木星の吉方位と凶方位は?
青色・・・吉方位
赤色・・・凶方位
2021年の吉方位は南と東となります。
ただし、引っ越し等の月命星を考慮する場合は、自身の月命星とその反対側が凶方位となります。吉凶の作用は距離と滞在時間に比例して強くなります。
引っ越しは?
2021年の引っ越しはおすすめしません。病気や災害、犯罪被害などの緊急事態でなければ極力しない方がよいです。理由は「根を張る時期」だということです。
肥沃な大地でいままさしく芽を出そうと地中で力を蓄えているそんな状態です。現在の場所でしっかりと根を張り、土台をしっかり作り上げましょう。
恋愛運・復縁は?
2020年の運気低下からまだ回復途中のため、特別に運命の出会いがあるというような事はなさそうです。元々、人当たりが良い明るい三碧木星は、常に好意を持たれる特性があるので、深刻に悩むほどではありません。
恋人との復縁は難しいかもしれませんが、女性の再婚は可能性があるかもしれません。大地は母でもあります。
恋愛運を上げるポイントは「優しさ」「相手を立てる」ということを意識すると良い流れをつくそうです。
結婚運
2021年は、「見返りを求めない愛情」「でしゃばりすぎない」「相手を立てる」という事を意識することで、付き合っているお互いの良いところに気づき、結婚へと繋がっていくでしょう。
また、種と大地がしっかり結びつく時でもあります。そのためにはしっかりと種を包み込み受け止める余裕が必要です。相手を否定する、喧嘩すること無く優しく受け止める事を心がけると良いでしょう。
子宝運・妊娠は?
母親を象徴する位置にはいるので妊娠する可能性はあります。
ただし、体調、運気はまだ回復途中といったところなので、肉体的にも精神的にもメンテナンスをしながら、妊活をする必要があるかもしれません。無理は禁物です。
人によっては2020年が厄年にあたり、経済的にダメージをうけている場合もあるので、生活の状況では見送りも考える必要があります。
仕事運・転職は?
2020年はなにかと上手くいかない、気分が乗らないそんな一年だったかと思いますが、2021年は徐々に調子が戻ってきます。2020年に受けたダメージが残っていることもあるので焦らず無理をしないようにしましょう。
また、一年間に準備した事が形になり始めますが、浮かれすぎず慎重にすすめて行きましょう。転職はおすすめしません。その場で根を張る時期です。
また2020年から新しい事が始めた人は成長へと繋がっていく段階なので、今いる場所で頑張る事をおすすめします。
ただし溜め込むことも多いのでストレスの蓄積や自身の尊厳を穢されるような事があるようなら、離脱をしましょう。
健康運
2021年の健康運は普通です。2020年が不調低調でしたが、戻ってきます。
ただし、回復期であるので無理をするとまた不調になる可能性があります。とくに前半は仕事も生活も余裕をもって過ごしましょう。
また「溜める」の意味を持つ場所でもあるのでストレスを溜め込んでしまう可能性があります。ストレスを溜めないためにも仕事の終わった後や休みの日は好きなことを思う存分やりましょう。
金運
2020年は経済的に辛かった三碧木星。2021年はそれが徐々に回復します。人を楽しませるためにお金を使ってしまいがちな三碧木星ですが、貯蓄の時期に来ました。
南西の位置は財運、貯蓄運の場所。仕事の調子が戻ったら定期預金や口座を作ると良いかもしれません。
2022年は大きく動く年になるのでしっかりと気力体力財力を蓄える必要があります。しかし、お金の管理があまり得意でない性質でもあるので、パートナーや友人、会計士やコンサルタントを頼ってもよいでしょう。
ラッキーカラー・アイテム・ナンバー
2021年のラッキーカラーは濃い黄色です。黄色でもとくに茶色に近い黄色~焦げ茶色ぐらいまでが該当します。ハンカチやアクセサリなどファッションの一部や文房具など簡単に持ち歩けるものに取り入れましょう。
ラッキーアイテムは「土」「穀物」です。陶器や骨董品、盆栽など土に関連するものです。食べ物としては米や小麦、大豆や蕎麦などの穀物類、と大地に関連して芋類です。
ラッキーナンバーは5と0です。会員番号や車のナンバーなど自分で数字が決められるものに入れてみると良いでしょう。また、ゾロ目を見かけたときは良い兆候かもしれません。
2021年月別の運勢
2021年1月:ストレスがちょっと溜まりやすい、喧嘩をしやすい。趣味の時間を大切に。
2021年2月:自分らしさを取り戻す。気分が良いが余計な一言に注意。
2021年3月:ちょっとした悪口や愚痴が何倍にもなって自分に返ってくるかも。
2021年4月:気分が大きくなりがちだが周りをよく見て家族や仲間を大切にしましょう
2021年5月:上司や父親との喧嘩に注意しましょう。意地を張り合わないように。
2021年6月:BBQやお酒の席が盛り上がりそう。お金の使いすぎに注意しましょう。
2021年7月:現状を変えようと思っても裏目に出てしまうかも。強引にやり過ぎないように。
2021年8月:体力気力、出力最大!遊びすぎるとそのお疲れが翌月に倍返しで出てくるかも。
2021年9月:疲れやすい、風邪を引きやすい。しっかり休養を。
2021年10月:なぜか人に優しくしたくなる。なぜかおやつを貰う事が増える。体重に注意。
2021年11月:細かな分析をしていく中で名案がひらめくかも。でも周りには驚かれる。
2021年12月:同窓会、同級生の間で妙な噂が流れるかも。あまりムキにならない方がよい。
2022年1月:リーダーに任されるかも。失言に注意。周りの雰囲気をしっかり見ましょう。
まとめ
人生の転換期を乗り越えた三碧木星。2021年はその芽が育つとき。しっかりと育ていきましょう。そのためにはちょっとコツコツと頑張らないといけないこともあります。
三碧木星がちょっと苦手な所ではありますが踏ん張り時です。ストレスも溜まりやすい傾向があるのでしっかりとガス抜きを行って楽しく過ごせるようにしましょう。