流行りものと違って、通年着ていてもいい色。また、合わせやすいし、汚れも目立たないところが好まれる理由のひとつでもある黒色ですが、潜在意識の中で受け入れない時や、この色以外好きになれない、好めないという人も多いのです。気づけば黒色に囲まれているかも、、、という人必見!黒色ファッションの深層心理についてご紹介します。
男性の黒色ファッションを好む人の特徴
男性で黒色のファッションを好んでいる人の心理は、頑固で意思が強い性格を持っているようです。他にも強く見せたいとか、不安な気持ちを消したい時にも選ぶ傾向にあります。また、高級感を引き出す色とされているので、ワンランク上に見せたいときも選ばれています。
非常に個性的で自分の世界観を大切にしますが、繊細で弱い部分を人に見られたくないという思いが隠れています。黒色の服は実際より細く見せる効果があるように、実際より良くみせたいと思うのでしょう。本音を見られたくないという気持ちが現われているのですね。
女性の黒色ファッションを好む人の特徴
同じ黒色ファッションを好む女性でも、男性と違う部分が大きくあります。女性の場合はブレナイ芯の強さが現われています。人間関係に依存せず自身の考えやライフプランをしっかり持っていて、上品で謙虚さを持っている自立した女性が好む色のようです。
感情的になりやすい性格を持っている女性ですが、黒色を好む女性は、冷静に理論的に物事を進めて行ける大人の考えを持っています。レッドカーペットなどを黒色ファッションで歩く男性は不安や気持ちを読まれたくない反面、女性は自信を持っている心理が一理あることが読めますね。そう考えると非常に面白いですよね。
カップルがデートする時もお互い同じ色を身につけていても心理は違う部分がありますが、見せたい姿を意識する男性としっかりした姿を見せている女性ですが男性も女性も“頑固な性格”は共通しているかもしれませんね。
黒色がもたらす身体への変化
暗い夜になると現われる月ですが、月の引力は潮の満ち引きを造り出し女性のホルモンのバランスと関係し、出産にも大きく関係していることが分かっていますよね。月が満ちる時は肌の再生と構築にも働きかけられているといわれています。古代から伝えられていた太陽の光を浴びることで身体が育つというのと同じで、暗い部屋や黒色に囲まれた部屋にいると健康運にも影響が出ると言われています。
モノトーン【黒色】が好きでもバランスを大切にしましょう。病は気からという言葉があるように、気持ちが沈む黒色はネガティブな意味だけでなく、身体の機能の低下と関係しているとも言われています。モノの例えとして、悩みを抱え、苦しみが続いている時、真っ暗なトンネルにいるような感じで光を探していると例えられていますよね。黒色にもバランスが大切ですね。
黒色のベッドは、あなたの運気を吸い取ってしまうと言われています。黒色の家具は買い替えるか、布でしっかり巻いてしまうことをお勧めします。
黒色のインテリアを取り入れたい方
海外のセレブも黒色×ピンク色を使う人も多いですよね。また一流ブランドのテーマカラーに黒色×ピンク色がありますよね。自宅のリビングなどでどうしても黒色を使いたいという方は、黒色と緑色を使うとよいですね。
黒色は水気質なので、木である緑色は環境を循環してくれる作用があります。とどまらず吸収して排出する作業をしてくれるのが緑色ですね。観葉植物や緑色の絵や小物を用いることで、仕事運、健康運もUPされる力が見込めるそうです。既に黒色の部屋にお住まいの方は、緑色を増やして良い「気」を流していきましょう。
運気を上げたい黒色の使い方
風水で絶対にやってはいけないことで、挙げられていることがあります。それは、自宅リビングの大きな黒色のソファーや、黒やモノトーンのトイレのレイアウトも運気を下げているようです。先ほども挙げたように黒いベッドもNGです。黒色は風水でいうと、水の「気」のようです。あまり多様にすると、陰気がたまるそうです。黒色は暗いイメージなのが一番の原因かもしれませんね。
しかし、黒色の持つ意味の中に「秘密」という言葉があるように、秘密にしておいてもいいところには、黒色が良いのですよ。黒色は流れるというより留まるという意味も含まれているので、ある程度の財産を持っている人は流れることを防ぐ、黒色が良いとされています。成功者は黒色の財布を持っているそうですよ。敢えて言うなら、二つ折りではない黒色の財布ですね
黒色が好きな人の恋愛運は?
ズバリ!モテません。黒色を好む女性は自立しているので、男性に甘えることが上手に出来ないのもひとつの理由のようです。男性は、自分を必要としてくれる女性に弱い生き物のようなので、「何でもできます」という強い女性は男性を近寄らせない傾向にあるようです。
男性もまた、自己主張が強すぎて無駄に上下関係のあるような恋愛を好む女性は、ほぼゼロに近いですね。女性にとって男性は白か黒の結論づいた話より寄り添ってくれるような人を好む傾向にあります。男女共に“優しさ”を求めているので、黒色を好む人は恋愛運に恵まれないようです。
良きパートナーに出会うためにも、色々な色を取り入れることをお勧めします。外側から変えることで内側も変わってきますよ。
黒色が好きな人の性格
黒色はネガティブな言葉だけが多いように感じますが、黒色だけでなく、他の色にもポジティブな意味とネガティブな意味がありますが、黒色には、暗い闇やブラックホールという連想がされるように先が見えない不安というのが、あるようです。
しかし、黒色を好む人は非常に繊細であり、本音を出さないというのは、強い意思が隠れているように思います。私の友人で、元々明るい色の服を着ていた女性ですが、離婚する前に着ていた服は真っ黒だったことを思い出します。彼女は、離婚の相談を周りにせずに、黒色の服ばかり着ていた時から、秘めていたことを後になってから知ったのです。周りに悩みを打ち明けることができない時も、黒色を無意識に選んでいることもあるのですね。
男性が求めるデート時の服
デートに行く場所にもよりますが、男性は女性らしさを求めるので、パンツよりスカートです。しかもワンピースは女性らしさを存分に引き出してくれるので、迷ったらワンピースがお勧めです。男性に聞いたアンケートで「初めてのデートで女性に着てほしい服の色は?」という問いに、1位は白ですが、上位5位までに黒色が入っています。
あれ?と思われたかもしれませんが、これには続きがあり、NGな服装に、「黒メインの服装」「露出が多い」「男性っぽい服装」「個性すぎる服装」というのが挙げられていました。初デートに着てほしい服装は清潔感が出ていることが大事なようですね。また、意外と男性は服のセンスや着こなしや女性のタイツや靴下にある毛玉なんかもチェックされているようです。(気を使えること=自分への愛)という図式になるようですよ。
女性が求めるデート時の服
女性にとって男性は、強くてたくましくて誠実な人を求めています。そこで女性が初めてのデートで身につけてほしい服装の色の1位が黒色なのです!ここで注意しなくはいけないのが、全身黒色や、ホストのようなシャツや、ボタンを開けすぎるようなものは絶対NGです。黒色のジャケットなど紳士的な装いが良いですね。
もちろん紺色や白色といった単色のモノトーン系がいいでしょう。ファッションもだらしない着こなしはNGです。例えば、アニメのキャラクターがプリントされたTシャツや、上下黒色のレザー、アクセサリーをジャラジャラしているものや、腰パンで下着が見えているのも女性は好んでいません。足元の靴も尖がったような靴を女性は苦手なのでこちらも気をつけましょう。
黒色は不景気と関係があるの?
景気が分かり易いのは、女性のスカートの丈だということを知っていましたか?不景気になると、女性のスカートは長くなり、暗めの色が流行り始めるのです。逆に景気の良いときは、ミニスカートで原色の色やカラフルな色のスカートになると言われています。
確かに、バブル期にボディコンスーツとバブルがはじけた後、不景気真っ只中のお正月、新宿の伊勢丹のショーウインドウも黒ずくめだった記憶もありますよね。ファッション業界も黒を売り出すときは無難な色である黒色を売り出すとされています。
芸能人でも、カラフルな衣装を身につけている人は暗いとか、静かでクールといった印象はなく、いつも元気で明るくて楽しいというイメージを持ちますよね。写真も、モノクロは寂しさや孤独を連想されますが、カラフルな写真の方が明るくて、その場の色や美しさを楽しめてとてもいいですよね。
まとめ
気づくと黒色ばかりになっている?という人は、潜在意識に向き合うよい時期かもしれませんね。最近の自分はどうだろう?とか、周りから見られる印象に気づくことで、意識して変えられることもできます。
また、黒色が悪いのではなく、色のバランスが大事だという事ですね。無難で使いやすいという理由が大きいと思いますが、選ぶ色には必ず意味があります。
視覚から判断するとスタイリッシュで、スマートで、かっこいいというイメージを持つ女性側と、近寄りにくいと感じる男性側の意見も、同じ色でこんなに捉え方が違うことや、TPO(その場のふるまいや行い)を考慮して使い分けることが求められているという事も分かりますよね。色のバランスを考えながら、上手にお付き合いしましょう。