ピンクは女性の色だと男性が敬遠する色でありましたが、近年、男性もピンクのワイシャツや小物を身につけている人も見かけるようになりましたね。
これは、決して中世的な男性が身につけるといったものではなく、ピンクの深い意味が隠されているのです。ピンク色についてのこの記事を読むと男性も女性もピンクを持つことへの抵抗はなくなり、自然に取り入れたくなると思いますよ。
ピンク色にどんな意味があるの?
ピンク色はどんなイメージを持っていますか?フェミニンな女性?しかも若い女性をイメージする人もいるでしょう。
ピンク色にも素敵な意味が沢山あります。「無条件の愛と気遣い」「女性らしさ」「やさしさ」「配慮」「無邪気」「甘え」などの意味があります。同時に「自己受容」という意味もあります。
愛を与えるのは無限にできるのが特徴ですが、受け取るのは苦手というか下手という人はピンクを選ぶ傾向にあります。努力家なので何でも頑張るのですが、素直さに欠けているという意味も隠れています。
ピンク色が人に与える印象は?
桜や梅の木が世界でも高い評価を貰い、世界各地で埋められていますよね。ピンク色の印象は国を越えて、見る人を和ませ、優しい気持ちにさせてくれる色なのです。また、合コンやお見合いパーティーなどで柔らかいピンク色のワンピースを着ている人は、女性らしくかわいらしいイメージを連想させるのではないでしょうか?
自己主張が強すぎず奥ゆかしさの中に、甘え上手な一面も見ることができるでしょう。ズバリ、第一印象は確実に良いです。また、女性だけでなく男性もピンクのワイシャツを着た人の印象は、優しいイメージを持ちますよね。女性だけでなく、男性もピンク色を身につけることで印象がとてもよいとされています。
自己受容は人との関係性がよくなる?
ピンク色が気になるあなたは、人からの愛を素直に受け取るのが自然に出来ないことが多いようです。
例えば、夫婦でもよくある話。妻が出かけるために家族に迷惑をかけられないと思い、家事や洗濯をこなしてから出かけるしっかり者の妻。夫は、妻を思い「夕飯の支度しておくよ」などと言われても、「ありがとう!お願いします」という素直に受け取る事が出来ない人が多いようです。
また、友人があなたの為に用意したプレゼントや、お土産に「気を使わないで」とか「そんな事をしなくてもいいのに」と、おっしゃる方もいます。本当に気を使わないでほしいという思いだけで、悪意はないのですが言われた人は、愛を拒絶されたのと同じことなのです。あなたの喜ぶ顔を想像しながら行うことなので、素直に受け止めましょう。謙虚であるつもりだと思いますが、人との関係性に誤解をされることがあります。ピンク色が気になる時は、少し意識してみるといいでしょう。素直にね。
ピンク色の心理効果
ピンク色は緊張を和らげ、攻撃的な気持ちを排除する効果があります。優しさや思いやりをイメージさせる色でもあり、人に与える印象はとても良いですね。
また、恋愛中の人も無意識にピンク色が目に留まることが多いようです。喧嘩ばかりのカップルや、上司がいつもイライラするようなら、ピンク色のファッションを取り入れて相手の視覚にイライラを連想させないこともひとつの手かもしれませんね。
ピンク色が広範囲になると抵抗があるという方は、男性ならネクタイやミサンガ的な小物や、女性ならネイル、ペディキュア(足の爪のマニュキュア)などの小さい範囲のモノからトライしてみるといいですね。
ピンク色でアンチエイジング
ピンク色は若々しく見える色であり、ピンク色を見ると脳に働きかけ女性ホルモンが活発になる色とも言われています。ピンク色は肌の色を良く見せる効果もあり、チークなどでほんのりピンク色に染まった頬が愛らしく見えることもありますよね。もちろん見た目の外側だけでなく、内側に大きな変化をもたらすのも大きな特徴なのです。
若返り効果を目的として、ピンク療法というヒーリングもあるぐらいで、若い女性だけでなく上の年代の方も積極的にピンク色を取り入れると内側から若々しくなる効果も期待されています。
ピンク色と身体の繋がり
身体の部位は色で分けられていて、ピンク色は子宮の部分になっています。ピンク色の持つ意味を聞いてもピンとこない人は、色分けされた体の部位が弱っている時にも、その色が気になることがあります。
以前、ピンク色がやたらと気になるとおっしゃっていた方が、ピンク色の意味を聞いてもピンとこないと言っていたので、このヒューマンを見せて、子宮の部分に関わっている色だと説明したところ、思い当たる所があったようで、すぐに子宮癌検診を受けたところ、子宮頸癌の初期にかかっていたことがわかりました。早期発見だったので、大事には至らずに済みました。人の身体と色は密接な関係があるので色の意味を調べても腑に落ちないときは、身体の部位の色に着目して気づいてみてくださいね。
ピンク色と良い相性は?
ピンクは愛情の色でありますが、「甘え」という言葉も含まれています。そこで左脳的で物質的なブルー色で冷静に判断する相性もありますが、グリーン色補色としての相性がよいです。ピンクの花にグリーンの葉っぱが自然なように、お互いの色を補う色でもあります。
また、オリーブ色(グリーン色の濃い色)の意味とピンク色の意味がとても良いのです。オリーブ色はフェミニンリーダーシップの色とされています。どういう事かというと、フェミニンリーダーシップとは、女性らしくリーダーシップを発揮するのです。共感しながらとりまとめていく力を持っているというオリーブ色にピンク色の優しさや思いやりは相手への配慮や気配りがより増すという意味も含まれているのです。
インテリアを愛で満たされるピンク色へ
家は誰にとっても落ち着く場所であり、時に人を招き、おもてなしをすることもあります。インテリアにはこだわりを持つ人も少なくないでしょう。お客さんを招いたとき、普段のあなたのイメージと違う一面を見られることもあるでしょう。
ピンク色はどの部屋に置いてもよい色よも言われています。ピンク色のお花をリビングに置いても華やかで愛に包まれた部屋となり、寝室の安らぐ場所にピンクの小物やアロマランプなどもいいですよね。愛に満たされてぐっすり眠れたら目覚めはきっといいと思いますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ピンク色は女性だけのものではなく、男性もまた年齢の幅もなく誰にでも必要な色であることがお分かり頂けたことだと思います。
今まで縁遠く感じていた方もいらっしゃると思いますが、誰もが居た場所、子宮の中はピンクであり、どこか包まれるような落ち着く感じがする色でもあると思います。子どもの頃、女の子という理由で無理やりピンク色のワンピースなどを着せられていた女性がいたとしたら、ピンク色は拒絶する色になっていると思いますが、ピンク色はとても自然な色ということだけはハッキリしますね。
ピンク色の持つ言葉にも良い意味と人生の課題とも言える意味が含まれています。ピンク色を日常に取り入れてイロイロな実践をしてみてくださいね。