一白水星の相性ランキング！相性良い・相性悪い相手［九星気学］

九星気学の星はそれぞれに属性と特徴があります。似たようなところもあれば反発するところもあります。

属性にも相性があり、組み合わせによって相性の良い・悪いがあります。簡単にイメージできるところでは火と水は相性が良くなさそうと考える人も多いでしょう。

今回は一白水星とその他の星の相性をランキング形式の一覧表で紹介します。

一白水星と相性の良いランキングは以下の表のとおりです。

簡単な相性の判断方法を紹介します。上の図が相性の相関を簡単に表したものです。

この図では、隣り合っている星は相性が良く、対角にある星は相性が良くないとされています。例えば、一白水星は水の星なので隣り合う木と金が相性の良い星と言われています。

この図を元に一白水星と他の星の相性を解説していきます。

同じ星なので共通する部分がおおく、出会ってすぐ打ち解けることができるでしょう。また、感性や価値観なども似ていて、お互い過去に苦労した経験があるなど共感することも沢山あります。

他の星では一白水星からの言葉とストーリーによって理解を深めていきますが、一白水星同士は体感、経験から言葉以上に深く素早くお互いを理解します。それ故に愛情深いカップルより親友に近い明るくオープンな関係になるでしょう。

他より深くわかり合える一白水星同士ですが、一旦喧嘩になったらお互いの譲れない信念がぶつかり合うこととなり激しい言い合いになることがあります。また記憶力も高く、過去のことを鮮明に覚えているため昔の事を引っ張り出して相手を攻撃するため、泥沼の喧嘩となってしまう可能性もあります。

基本的に一白水星は相手を思いやりを尊重する意思が強いので、頻繁に喧嘩をするようなことはありません。お互いの「聖域」に侵入しないよう配慮し譲り合いの心で付き合っていけば、末永くよい関係が続けられるでしょう。

一白水星と二黒土星はどちらも忍耐強く穏やかな性格で人当たりがよいという点で似ています。言い争うこともなく平和な関係を続ける事ができます。お互い真面目な性格なので浮気などの心配も少なく安心していられるでしょう。

二黒土星は大きな変化を好まず、常に一定の状態を好む傾向があります。それは平坦な道を淡々と歩き続けるような関係でもあり物足りなさを感じるかもしれません。

一白水星も二黒土星も決断力という点では弱い傾向です。一白水星は考え過ぎて情報過多になり決断ができないのに対して、二黒土星は決断自体が苦手で優柔不断な所があります。

そのため、旅行をどこに行くか相談しても中々結論が出せずモヤモヤしてしまうかもしれません。この組み合わせの場合は一白水星が頑張って考えを上手くまとめ、主導権を持つと良いでしょう。

この二つの星はともに忍耐強さ、打たれ強さがあります。それを活かして、時間は掛かるかもしれませんが、お互いを理解する努力を続ければ良い関係、結婚へと繋がっていく可能性が高まります。

一白水星は思考を司ります。そのため、とにかく色々な事を考え過ぎてしまって悩んでしまいます。

デートをどこにするか考える時でも最初は楽しい部分を想像するのですが、途中から「もし雨が降ったらどうしよう」「電車の乗り換え間違ったらどうしよう」「上着は持って行った方がいいのかな」など不安も出てきてしまって、頭の中が楽しい想像と不安な想像がゴチャゴチャになってしまう、ということが起こります。

それに対して、三碧木星は物事を単純化して考え最短で行動を起こします。

先ほどの例の様にデートで迷っている一白水星の話を聞いて「天気予報は確認済み。乗り換えはインターネットで確認できるから大丈夫。ホテル予約するね」と一白水星の悩みを一瞬にして整理してしまいます。

三碧木星は思考のスピードが早く「楽なこと」が好きなので思考も楽になるように単純化して解決を得意とします。しかし三碧木星の欠点としてあまり考えず衝動的に行動してしまうことがあります。その結果、痛い目を見るのです。それに対して「思考、予測」が得意な一白水星はブレーキをかけることができます。

また、性格の傾向でも一白水星が真面目で手堅く悩みや不安からネガティブになりやすい一方で、三碧木星は若干いい加減な所があり前向きで明るく元気といった特徴があります。そのため、真逆でありながら補い合える最高の組み合わせとなっています。

一白水星と四緑木星の相性は、長所をより補強する関係といえます。四緑木星は三碧木星ほど活発ではありませんが、明るい性格です。そして落ち着きがあり物事を目に見える形で慎重に進めていくという特徴があります。物事を慎重に進めて行く上で一白水星の「思考・予測」が補助になります。

一白水星の深く物事を考え過ぎてしまう特性をそのままの形でポジティブに活用できるのは四緑木星だけです。一白水星も自身の特性をそのまま受け入れてもらえて、それが相手の役に立つことでとても嬉しくなりネガティブな思考に落ちることも少なくなります。

四緑木星は、精神的にも成熟しており余裕と安定感があります。一白水星はそんな四緑木星に安心して身を任せる事ができるでしょう。

しかし、四緑木星は二つの顔を使い分ける事があります。家の中ではちょっとわがままで指揮権を持ちたがりますが、会社では上司の指示に従順、本音と建前が別れるなど戸惑うことがあるかもしれません。

ただ、それは状況に応じて周りに角が立たないよう配慮している結果なので、細かい矛盾などを指摘せずおおらかに受け止めることで関係がより深くなっていくでしょう。

五黄土星の特徴は豪快、強引、強情の3つです。九星の中で中央に位置し帝王の意味を持つ五黄土星はとにかくパワフルで自分の定めた目標に向かって脇目も振らず一直線。度胸も行動力も抜群に高いです。

そんな五黄土星に一白水星は振り回されて疲れてしまうでしょう。周りの言うことは一応聞いていますが頭には入っていません。他人に何か言われても自分の道を突き進み、強引なほどのマイペースで、心配性な一白水星は不安を募らせるばかりです。

また、五黄土星からのアプローチは情熱的で力強いでしょう。雰囲気や押しに負けて付き合うことになりますが、強烈な独占欲と嫉妬に振り回されて徐々に嫌気がさしてくるでしょう。

五黄土星のペースに合わせていれば関係を続けることができます。しかし、五黄土星の人生は波瀾万丈。覚悟を決めるか、開き直って起こることを楽しむぐらいで無ければ、付き合いは長く続けられないでしょう。

六白金星はいわゆる「社長気質」を持っています。気高く信念を貫き決断力と指揮能力、行動力を持っています。迷いの多い一白水星に対して一刀両断するように決断をすることができます。

そのため、一白水星は悩む事が少なくなるでしょう。六白金星は他人の意見を聞き入れる民主的な部分があるため一白水星も安心して意見を言うことができるでしょう。

しかし、六白金星は大枠で動くことが得意ですが、細かいことが苦手という弱点があります。それをフォローできるのが一白水星です。お互いのできること、得意なことが相手の弱い所でもあるため、役割分担を決めて相手を信頼して任せることでより強い絆を作ることができるでしょう。

しかし、六白金星は完璧主義かつ潔癖症という特徴があります。自分の信じる道とその結果は100％で無ければ納得できません。その意識が一白水星の幸せに向かえば素晴らしい結果になりますが、お仕事などに向かっているときは一白水星を置き去りにしてしまう事があるかもしれません。

気高き六白金星のプライドを傷つけることが無いように配慮してすごせば幸せな生活が送れるでしょう。

七赤金星は「喜び」の象徴と言えます。イメージする季節は秋であり「収穫祭」のイメージです。食べて楽しい、飲んで楽しい、踊って歌って楽しい、このようなイメージが性格に反映されています。

一白水星は九星のなかで同じ属性の星がいない独り星です。象徴する季節も冬のため、孤独感を強く感じることが多いです。

そんな一白水星を七赤金星が頻繁に食事やお酒の席に誘うことも多く「さみしい」ということをあまり感じずに済むでしょう。

七赤金星は多趣味で友人も多いため、一人になりがちな一白水星に友達や仲間を繋いでいくということもあります。一白水星が孤独感を感じてさみしい思いをしないような環境を作ってくれる存在となります。

一白水星も七赤金星もコミュニケーション能力が高いという共通点があり、とても楽しいトークとなるでしょう。信頼が深まれば「気づけば電話で2時間」「ご飯だけのつもりだったけど3時間話をしていた」ということもあるでしょう。

七赤金星は若干のわがままと自由に動きたい願望があるので、極端に締め付けず、広い心で受け止めていけば楽しい恋愛、結婚生活を送れるでしょう。

八白土星は山の象徴。どしりと構えて何事にも動じず大らかな性格です。忍耐強く真面目で信念一途でありながら豪快な部分もあり一白水星からみるととても頼りになるように思えます。

また合理的に無駄を省き倹約、節約も得意なため、お金の心配も少なく済みます。親方タイプの気質なので頼りになる反面、頑固でもあり独特の世界観やこだわりを多く発揮します。

そのため、一見穏やかに見えるが芯が強く実は頑固な一面を持つ一白水星と「頑固vs頑固」の様な衝突も起こってしまうことがあります。収集家の様な趣味がある場合は価値観など理解できず喧嘩となることもあります。

お互い忍耐強さは共通なのでちょっとしたことは我慢ができますが、そのストレスを上手く発散できなければ関係は破綻し結婚も長く続けられないでしょう。

一白水星と九紫火星はまさしく「水」と「火」真逆の特徴と言えます。唯一の共通点は両方とも「頭脳タイプ」という点です。一白水星は「思考・分析タイプ」であり九紫火星は「知識・直感タイプ」で真逆のプロセスを持っていると言えます。

例え同じ結果にたどり着くとしてもそのプロセスはお互いに理解ができず衝突する事もあるでしょう。

また、九紫火星は決断力があるとも言われていますが、それは気の短さゆえにすぐ結論を出すということです。しっかり考えたい一白水星とはそのような面でも不満を抱えてしまうことが多いでしょう。

熱しやすく冷めやすい九紫火星と粘り強い一白水星は物事の取り組み方にも差が出るでしょう。また頭の回転が速く物事をズバズバいう九紫火星に一白水星が傷つくこともあるでしょう。

納得できない所もありますが、感情的にならず冷静に相手を見つめ柔らかな態度でいれば関係を続けることができます。ただ課題は多々あります。

9つの星それぞれの特徴と相性を解説しました。相性が良い人は大切にしましょう。しかし、相手が優しいからと傲慢になればその相性も台無しとなってしまいます。

相性は特徴の組み合わせであり絶対ではありません。大切なのは相手を思いやる心と自分自身を大切にする心。どちらもバランスが必要です。それが崩れたらどんなに相性が良くても崩壊してしまいます。

また相性が悪いと言われていても相手を尊敬し思いやる心があれば理解が深まり良い関係を継続できるでしょう。相性が悪いという事は二人の間の課題が多いというだけであり絶対に別れるという事ではありません。九星気学の相性とは自分と相手を見つめ直す一つの参考にして頂ければ幸いです。