「あなたは失恋をしたことがありますか?」と問われるとほとんどの方がYesと答えると思います。
失恋は時間が解決してくれることもありますが、それまでには相当に時間がかかる人もいます。その間すごくつらい気持ちになることも多いと思います。そんなとき、素敵な名言に出会えればもしかすると考えかたや価値観、人生が変わるかもしれません。
今回は失恋をして辛い思いをしている人のために、失恋を乗り越えさせてくれるような素敵な名言をたくさんご紹介していこうと思います。名言の力を借りてあなたも失恋を乗り越えてみてはいかがでしょうか?ご参考にしてみてくださいね。
失恋の名言集30個を紹介します。
失恋の名言1 by 亀井勝一郎
「恋の味を痛烈に味わいたいならば、 それは片思いか失恋する以外にないだろう。」
By 亀井勝一郎
日本の評論家の方です。確かに失恋は辛いことも多いですが、恋の味を知るには両想いよりも片思いや失恋のほうがいいですよという言葉です。たしかに両想いだとそこまで切ない想いを味わうことは難しいですからね。失恋したことで人をこんなにも好きになれることを知ったというプラス思考で、とても良い言葉ですね。
失恋の名言2 by 若山牧水
「恋という奴は一度失敗してみるのもいいかも知れぬ、 そこで初めて味がつくような気がするね。」
By 若山牧水(著書/“書簡”より)
戦後に活躍した歌人の言葉です。一度失敗してみると味が無かった恋に少しが味がつくというものです。普通の恋愛をするよりも失恋のほうがなかなか味わえない味がすると偉人たちが考えるようです。さすが、歌人といった言葉でとても深いですね。
失恋の名言3 by コデルロス・ド・ラクロ
「When getting up in the morning, when thinking "I wouldn't also be able to meet you today." and sleeping, I think "I couldn't also meet you today." When being happy in long long every day, there are also no moments. Everything, it isn't quite satisfactory, everything is a regret, and everything is despair.」
(朝起きる時は「今日も会えないだろう」と思い、 寝る時には「今日も会えなかった」と思うのです。 長い長い毎日に、幸福な時は片時もありません。 全ては物足りなさ、全ては後悔、全ては絶望です。)
By コデルロス・ド・ラクロ(著書/“危険な関係”より)
コデルロス・ド・ラクロはフランスの作家です。1782年に発表された危険な関係の中でこの言葉を書いています。とても切ない詩ですね。失恋にどっぷりと浸りたい方にはおすすめしたい言葉です。恋は人を幸せにもしますが、不幸にもします。絶望ということが恋の恐ろしさを物語っているような気がしますね。
失恋の名言4 by マルセル・プルースト
「Those whose suffering is due to love are, as we say of certain invalids, their own physicians.」
(恋わずらいの人は、ある種の病人のように自分自身が医者になる。 苦悩の原因をなした相手から癒してもらえることはないのだから、 結局は、その苦悩の中に薬を見出すのである。)
By マルセル・プルースト
フランスの作家の言葉です。恋を治すことができるのは自分自身だという意味の言葉です。さすが、作家といった感じで表現がとてもおしゃれです。どうしても恋をした相手には癒してもらえないのだから、自分で解決しようという意味です。
失恋の名言5 by 伊藤左千夫
「恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない。」
By 伊藤左千夫
辛い恋をしていない人は本当の恋のことは分からないという意味です。辛い恋をした人だけが分かる恋の味というものがありますから、一度は辛い恋をしなければ恋のことについては話す資格がないということです。
失恋の名言6 by アルフレッド・テニスン
「Tis better to have loved and lost, than never to have loved at all.」
(まったく恋をしないより、恋して敗れたほうがいい。)
By アルフレッド・テニスン
いい言葉です。なにも恋をしないよりも恋をして敗れたほうがすがすがしいものです。恋を恐れず、どんどん突き進んでいけるような気持ちにさせてくれる優しいことばですね。
失恋の名言7 by ジョージ・エリオット
「Only in the agony of parting do we look into the depths of love.」
(別れの激しい苦痛によってのみ、愛の深みを見ることができるのだ。)
By ジョージ・エリオット
イギリスの女性作家の言葉です。女性らしいとても良い言葉ですね。1800年代に生きた作家の言葉ですが、この頃の女性も今の女性も同じように辛い恋をしてきたと知ると「自分だけじゃないんだ。」という気持ちになり、少し気持ちが楽になりますね。
失恋の名言8 by パスカル
「Time heals griefs and quarrels, for we change and are no longer the same persons. Neither the offender nor the offended are any more themselves.」
(時は悲しみと口論の傷を癒す。人はみな変わる。過去の自分はもはや現在の自分ではない。悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。)
By パスカル
フランスの哲学者、思想家、数学者であるパスカルの言葉です。辛い思いも必ず時間がたてばなくなるという意味の言葉です。哲学者らしい考え方の言葉で、とても説得力があります。たしかに、今辛い想いをしていても時間がたてば必ず別人になりますよね。
失恋の名言9 by ドリー・パートン
「If you want the rainbow, you gotta put up with the rain.」
(もし、虹が見たいのならば、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ。)
By ドリー・パートン
米国のシンガーソングライターであるドリー・パートンの言葉です。天真爛漫で明るいカノジョらしい言葉です。虹は雨のあとに見ることが出来ます。美しいものをみたいのであれば、今のその状況はただの雨だと思いましょう。必ずそのあとには素敵な虹をみることができることでしょう。明るく物事を考えることができる素敵な言葉ですね。
失恋の名言10 by ウディ・アレン
「To love is to suffer. To avoid suffering one must not love. But then one suffers from not loving.」
(恋をすることは苦しむことだ。苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。でも、そうすると、恋をしていないということでまた苦しむことになる。)
By ウディ・アレン
アメリカの映画監督の言葉です。
今の状況をストレートに解釈してくれています。どうせ苦しむことは一緒ならば、恋をして苦しんだほうがいいという意味合いです。もう、恋なんてしないと心に決めた方もどうせ、恋をしなくて苦しむなら新しい恋をして苦しむほうが絶対に良いです。新しい恋を促してくれるような素敵なことばです。
失恋の名言11 by サン=テグジュペリ
「Love does not consist in gazing at each other, but in looking together in the same direction.」
(愛は、お互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。)
By サン=テグジュペリ
フラウンスの作家・操縦士のサン=テグジュペリの言葉です。お互いを見つめ合っているだけでは前に進めません。ともに同じ方向を見つめていれば一緒に前に進んでいくことができるのです。これからの恋に活かせそうなとても良い言葉です。
失恋の名言12 by チャールズ・カレブ・コルトン
「Friendship often ends in love, but love in friendship never.」
(友情が高じて、恋愛に発展することは、しばしばであるが、しかし、恋愛から友情に変わるということは、絶対にあり得ないのである。)
By チャールズ・カレブ・コルトン
とても納得できる言葉ですね。Never(決して〜ない)の単語が強調されていて、ありえないということを表していますね。友情→恋愛はあり得ますが、恋愛→友情はあり得ません。だから辛いんです。「友達に戻ろう」なんて言われても戻れるわけがありませんよね・・・。恋愛から無理に友情に変えようとせず、少し時間を置いてみてもいいかもしれません。
失恋の名言13 by エーリヒ・フロム
「Is love an art? Then it requires knowledge and effort.」
(愛は技術だろうか。技術だとしたら、知識と努力が必要だ。)
By エーリヒ・フロム
ドイツの社会心理学者の言葉です。ほかにも精神分析や哲学研究をしていた人です。とても利口な人が考えるような言葉で、恋が技術だとすれば恋には知識と努力が必要だということです。「恋を頑張る」という人も多いと思いますが、恋を頑張るには勉強して努力していくことがとても大事なのかもしれません。
失恋の名言14 by テニスン
「Tis better to have loved and lost than never to have loved at all.」
(一度も愛したことがないよりは、愛して失った方が、どれほどましなことか。)
By テニスン
とても素敵な言葉です。「愛さなければ良かった。」と思う人も多いですが、愛しているときはとても幸せですよね。もし、愛さなければそんな素敵な気持ちを味わうことさえできなかったのです。そう考えれば愛して失ったほうがとても幸せなことだということがわかりますよね。
失恋の名言15 by ラ・ロシュフコー
「True love is like ghosts, which everybody talks about and few have seen.」
(まことの恋というものは、誰もが口にするが、実際に見たものは一人もいないという、まるで幽霊のようなものである。)
By ラ・ロシュフコー
フランスの貴族が言った言葉です。たしかに、だれもが真実の恋だったと断言することが多いですが、この目で見たことがある人なんてどこにもいないのです。まるで幽霊のようなものと比喩しているのには、恋は幻のようにはかないものということを表現しているのではないでしょうか?とても素敵な言葉です。
失恋の名言16 by メイ・ウエスト
「Don’t cry for a man who’s left you ? the next one may fall for your smile.」
(あなたを捨てた男のためなんかに泣いては駄目。次の男があなたの笑顔に恋するかもしれないでしょ。)
By メイ・ウエスト
メイ・ウエストはアメリカの女優です。カノジョはとても気持ちの強い女性だということがわかりますね。とても前向きで素敵な女性です。泣いている間に次の男性が来るかもしれない。だから常に笑顔でいなくてはいけない。という言葉です。恋せよ乙女命短しという言葉がありますが、まさにその言葉の英語版といった感じですね。
失恋の名言17 by 秋元康
「思い出が悲しいのではない。思い出を美化するから、悲しいのだ。」
By 秋元康
過去はおニャン子くらぶ、近年ではAKB48のプロデュースを手掛けている秋元康の言葉です。さすが作詞をしているだけあって、とても深い言葉ですね。たしかに、思い出は美化してしまうものです。
失恋の名言18 by 瀬戸内寂聴
「恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。」
By 瀬戸内寂聴
小説家でもあり、尼僧としても有名な瀬戸内寂聴の言葉です。失恋することよりも恋を知らない人のほうが不幸。ということは恋を知って失恋した人は幸せものだということになります。寂聴さんらしい温かい言葉です。
失恋の名言19 by 瀬戸内寂聴 2つ目
「別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。」
同じく瀬戸内寂聴の言葉。別れの辛さは何度経験してもとても辛いもの。それでも人は人を愛してしまうから不思議ですよね。
失恋の名言20 by チャップリン
「You’ll never find a rainbow if you’re looking down.」
(下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。)
By チャップリン
世界的に有名なイギリスの俳優チャップリンの言葉です。カレらしいとても明るい言葉です。下を向かず、前を見て歩かないと明るい気持ちにはなれません。
失恋の名言21 by 宇野千代
「失恋って、当の本人は苦しい苦しいと言っているけれど、本当は終わった恋をいつまでも思い出して楽しんでいるようなところがあると思う。本当に苦しいなら、一秒でも早く忘れる努力をするはずだから。」
By 宇野千代
まさにその通りといいたくなる言葉ですよね。本当は忘れたくないからいつまでも引きずってしまうのです。終わった恋を楽しんでいるようならもう大丈夫ということですね。
失恋の名言22 by エレノア・ルーズベルト
「A woman is like a tea bag; you never know how strong it is until it’s in hot water.」
(女はティーバックみたいなもの。熱湯につけられてはじめて、その強さに気づくのです。)
By エレノア・ルーズベルト
アメリカのファーストレディです。恋で辛い経験をして女性はどんどん強くなっていくという意味です。女性をティーバックに例えるところがとても素晴らしい表現ですね。
失恋の名言23 by よしもとばなな
「大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやってくる。」
By よしもとばなな
日本を代表する女性作家の言葉です。よしもとばなならしいラフで分りやすい言葉になっています。いつかここからは絶対抜け出せるから前を向いて歩いていこうと前向きになれる言葉ですね。
失恋の名言24 by 宇野千代
「追いかけてはいけない。追いかけないのが恋愛の武士道である。」
By 宇野千代
恋愛作家の宇野千代の言葉です。恋愛の武士道という単語が勇ましく感じることができます。宇野さんは追いかけないことが恋愛の極意と言っています。恋愛はついつい追いかけてしまいがちですが、決して追いかけない事が鉄則のようです。
失恋の名言25 by ゴッホ
「Your life would be very empty if you had nothing to regret.」
(何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう。)
By ゴッホ
有名な画家の言葉です。とても芸術性が高い画家ですが、やはり感受性がとても強いことが垣間見えますね。
失恋の名言26 by 重松清
「ひとを一度も傷つけることなく、誰かに一度も悲しい思いをさせることのない人生は、この世にあるのだろうか。わたしにはわからない。
誰からも傷つけられたことがなく、悲しい思いを一度もしたこともない人生は…よかったね、とは思うけれど、幸せだったね、と言えるのかどうか、わからない。」
By 重松清(著書“カシオペアの丘で”より)
とても素敵な言葉です。重松清の書く本は表現がとても素敵で納得できるところが人気がある秘訣なのではないでしょうか。確かに、傷つけられたり傷つけたりして人は人生に幸せを感じていくものなのだと思います。
失恋の名言27 by 川端康成
「別れる男に、花の名前をひとつ教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。」
By 川端康成
「トンネルを抜けると・・・」の書き出しで有名な雪国などをヒットさせた川端康成の言葉です。すごくしたたかな女性を連想してしまいます・・・。
失恋の名言28 by 映画“イルマーレ”
「誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい。元気を出して。」
By 映画“イルマーレ”より
映画の中で失恋をした男性に女性が投げかけた言葉です。とても素敵で、元気になれる言葉です。
失恋の名言29 by アントニオ猪木
「別れる時にはもう次の恋が始まっている。」
By アントニオ猪木
プロレスラーのアントニオ猪木の言葉です。別れる時から次の恋が始まっていると思えば、泣いている暇はありませんよね。新しい恋に向かって一直線に進みましょう!
失恋の名言30 by 浜崎あゆみ
「あなたを振ったその人は、運命の人に逢わすための案内人」
By 浜崎あゆみ
歌手の浜崎あゆみの言葉です。カノジョの前向きな性格がとても良く分ります。失恋で泣いている時間さえも前向きにとらえています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?気持ちが前向きになれてとても心温まる言葉ばかりでしたね。この名言を胸に、あなたも前向きになって今の恋にさよならしちゃいましょう。ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。