あなたは忘れられない恋愛をしたことはありますか?
大好きだった相手に振られると、どうしたら良いかわからなくなるし、怒りや悲しみが湧いたり、無気力で動けなくなったり、いろんな感情が湧いてきます。
なぜ、失恋はそんなにも苦しいのでしょうか?どうすればなるべく早く立ち直れるのでしょうか?
この記事では、失恋がなぜつらいのかや、失恋から立ち直る方法をご紹介していきます。
失恋はなぜこんなにもつらいの?
なぜ、失恋はこんなにも苦しいのでしょうか?
それは愛されないからではありません。 自分の愛を相手が受け取ってくれないからなのです。
失恋とは「恋を失う」と書きます。
人間は基本的に、愛されるのではなく愛したいという欲求を持っています。だから、誰かを愛せなくなると、愛の行き場を失い、心を見失い、傷つきます。まさに、自分の「恋心を失う」のです。
だから、失恋したときは相手のことを無理に嫌いにならなくてもいいです。自分のそのままの感情が、「ただ在る」と認めるだけでいいです。
意外かもしれませんが、そうやって相手に対する愛情を思い出していると、今悩んでいる痛みは癒やされていきます。
心は天気のように移りゆくものです。どれだけ時間がかかろうとも大丈夫です。時間の流れに身を任せて感情をありのままに感じることが、いちばん早く失恋から立ち直る方法なのです。
失恋はどれくらいで立ち直る?つらいのはいつまで?
失恋から立ち直るまでの期間は人それぞれで個人差があります。1ヶ月経つと約半数の人が立ち直れるようですが、1年以上、引きずることも多いにあるようです。
失恋の痛みからはできるだけ早く離れたいものだと思います。ですが、そうやって焦って抑圧した感情は後から襲いかかってきます。結局は抑圧しないで 心のままに生きることが効率がいいのです。
失恋から立ち直るのに早いも遅いもありません。自分のペースでしっかりと着実に丁寧に自分を癒してあげましょう。
急がば回れ、それがいちばんの近道です。
失恋直後のつらい時期はどうやり過ごす?
「なんでこうなったんだろう?」
「あの時ああしておけば…」
「どうやったら復縁できるのかな」
失恋直後のつらい時期には、いろいろな考えが頭でぐるぐると巡ります。そして、失恋後に大切なことはこの 思考や分析をやめることなのです。こうやって考えがたくさん出てくるのは、心の傷が深すぎると、その痛みを感じないように思考で感情を抑圧するためです。
まずは、感情を解放してあげることが先決です。自分の気持ちを友達や家族、占い師やカウンセラーなど、信頼できる人にただ話すだけで大丈夫です。それだけでもずいぶんと楽になるでしょう。
その後に、考えたり分析をして、今後の恋愛に活かせるようになれば良いのです。まずは、感情を解放してあげましょう。
失恋から立ち直る方法 7選
失恋から立ち直るには、どのような方法があるのでしょうか。失恋のつらさを吹っ切る代表的な方法を7つ、ご紹介します。
■1. 廃人でOK!心のままに過ごす
失恋は交通事故のようなものです。交通事故に遭ったら、まずは傷を治すために病院に行きますよね。それと同じで、心も傷を癒すために休養を取る必要があるのです。
大好きな人に否定されたり、会えなくなるのです。食欲も落ちるし、何もやる気が起きないし、自分の感情がよくわからなくなってもおかしくないものです。
そんなときは自分の心のままに過ごしてみましょう。好きなお菓子を食べたいだけ食べていいし、泣きたいだけ泣いていいし、ようするに 何をしている自分にもOKを出すのです。
逆に、この段階を抑圧しているといつまで経っても前へ進むことができません。どれだけ時間がかかっても大丈夫でしょう。記念すべき回復への近道の第一歩です。
■2. 感じていることをノートに書く
失恋するといろいろな感情が湧き上がります。その感情をノートに書き殴ってみることがおすすめです。
怒り、悲しみ、切なさ、やるせなさ…。どれだけ汚い感情でも大丈夫です。聖人君主ではなく人間なのでそんな感情が出てくるのは当たり前のことなのです。
そうやって感情を言葉というかたちにして吐き出していると、大分楽になってきます。
素直に感じたことをそのまま書くことで、自分がどういう状態なのかを俯瞰して見ることもできるようになってくるでしょう。
■3. 今できることをやってみる
感情を解放していくと、だんだん体が動くようになってきます。何かをしたい、どこかに行きたい、という欲求が戻ってきたら、この段階に進みましょう。
今この瞬間にできることを探してみます。食器を洗ったり、掃除をしたり、散歩をしたり、断捨離をするなど、今できることはたくさんあります。それを無心でやっていくことで、今のこの瞬間に立つことができます。
そうすると、過去や未来からは切り離され、不安や執着が軽くなり大分と楽になります。
■4. 運動する
体が完全に動くようになったら、汗をかいて運動してみましょう。失恋はセクシャリティ(生命力)を抑圧する場合もあるので、体を動かして汗をかくことで本来のセクシャリティも解放されるでしょう。
音楽やアートもセクシャリティが解放されるきっかけになるので、ダンスなどは特におすすめです。音楽を聴きながらランニングしたり、ヨガなどもいいでしょう。
適度な運動は、身体だけでなく心にとても良い影響を与えます。
■5. 自分磨きをする
ここまでくると、おしゃれをする余裕も出てくるでしょう。自分磨きに精を出すことも、失恋から立ちるきっかけになります。
このとき相手軸ではなく自分軸で、 自分のなりたい像に向かって自分磨きをすると尚よいでしょう。
他人ウケする磨き方ではなく自分ウケする磨き方ができるようになると、相手次第ではなく、自分次第で自分のことを幸せにできるようになっていくのです。
■6. ライフワークを見つける
暇があると、考えすぎて病みがちになるものです。そんなときに趣味や打ち込めるものごとがあれば、今この瞬間に集中することができます。
自分の好きなものが何なのかわからなくなっているときは、なんとなく 自分が笑顔になれること、 ワクワクすることをやってみましょう。
それを仕事にする、なんてことは考えなくてもよいです。美味しいものを食べる、オタ活をする、旅行に行く、なども充分ライフワークになります。
そうやって正しさよりもありのままの感情や幸せを選択していると、だんだん心の傷も癒やされていくことでしょう。
■7. 新しい恋に目を向ける
過去の恋を忘れる一番の方法は、‟新しい恋をする” ことです。
失恋のつらさから、「しばらく恋愛はしたくない」と思うかもしれません。それは自然な感情なのでそのままにしつつ、少し元気が戻ってきたら、自分の好きなことをやってみてください。上記のように、自分磨きをしたり、ライフワークを探したり、またはもっと気軽なことでもかまいません。
自分が好きなこと、シンプルに楽しめることをしているうちに、ひょっこり新しい出会いがやってくることがあります。
こうしたシーンにおける出会いでは、趣味や趣向が合う相手であることも少なくありません。ふと「いいな」と思える人に出会えたら、その出会いを大切にしましょう。他愛のない会話からはじめて、むりなく少しずつ、距離を縮めていくのがおすすめです。
また、気軽に新しいパートナーを探したい、という人には、マッチングアプリもいいでしょう。「Pairs(ペアーズ)」や「オミカレ」など、最近はいろいろなマッチングアプリがあります。
まとめ:失恋から吹っ切れたらメリットばかり!
失恋から吹っ切れた人は、絶対に以前よりも輝いています。自分の足で立つことができるようになり、自分を信じて行動できるようになります。
相手の気持ちは自分ではどうしようもない、ということに感覚で理解することができるようになり、余計な不安も感じなくなります。
そして、そんなにも輝いている人を周りが放っておくはずはありません。失恋とは、今後あなたがより愛されるようになるためのスパイスのようなものでもあります。
自分と向き合い、大切にしていることで、必ず今よりも幸せになれるでしょう。