「しつこい男性がいる」「なんだかつきまとわれてる気がする」と思うなら、その男性はストーカーリスクが高いかもしれません。関係が悪くならないよう相手に気を使っていると、勘違いを助長させて本格的なストーカー行為が始まるかも!
そこで今回は、ストーカー男性の心理と特徴を徹底解説。ストーカー化する兆候と撃退方法、別れ方も伝授します。
ストーカー男性が怖い…気持ち悪い…
身近にストーカーっぽい行動や態度を自分に示してくる男性がいると、気持ち悪いし何より恐いですよね。その一方で、具体的な迷惑行為がないと「自分の勘繰り過ぎかも…」と、不安から逃れたい心理も働き、自分の中で問題化するのをあえて避けようとしてしまいます。
しかし、あなたが望んでいないのに男性が待ち伏せや監視行為を継続している時点で、立派なつきまとい行為です。相手を刺激するのは恐いでしょうが、下手に穏便な態度をとると、勘違いがさらに激しくなって、ストーカー行為もエスカレートするかもしれません。
ストーカー男性からの被害を避けるためにも、相手の心理や特徴を知って、適切な対応をすることが重要です。男性が本格的なストーカーになる前に、可能な限り距離をとらなければなりません。
ストーカー男性の心理
ストーカー男性の心理は、大きく「ポジティブ思考」「欲求制御不能」「憎悪」の3つに分けられます。
ポジティブ思考のストーカーは、あなたが拒否しても「照れ隠し」と思い、自分たちは相思相愛だと信じ込んでいます。自分の行動があなたにとって迷惑とは夢にも思いません。
欲求制御不能のストーカーは、ターゲットの情報が知りたい欲求を抑えらず、欲望のままに情報収集します。待ち伏せやつきまとい行為を止められません。
憎悪型のストーカーはプライドが高く、自分を拒否された現実が受け入れられない、もしくは拒否されたことで愛情が恨みに転換され、嫌がらせ行為に走ってしまいます。
「私が露骨に嫌がっているのに、なぜストーカー行為を続けるのか…」と思うでしょう。しかし、あなたが「これなら伝わるだろう」と意思表示をしているのに、実は全く伝わっていない可能性は高いです。なぜならば、ストーカー男性は認知が歪んでいるからです。
ストーカー男性の特徴5個[性格]
まずは、ストーカー男性の性格的特徴から解説していきましょう。
■1. 嫉妬心が強く執念深い
ストーカー男性は好きな相手への独占欲が非常に強いです。「自分だけを見ていてほしい」と思っているため、ちょっとしたことでも嫉妬します。具体例をいくつか挙げましょう。
・仕事関係の男性と必要な会話をする
・笑顔で感じ良く人と接する
・交友関係が広く遊ぶ機会が多い
・ストーカー男性以外の身近な人を誉める
・有名人の男性を誉める
・家族や友達など親しい人を優先する
上記はごく普通の行動ですよね。しかし、ストーカー男性はターゲットが自分以外に興味を向けるのが嫌なのです。被害妄想も激しく、「比較された」「自分を下に見られた」と間違った受け取り方をします。
しかも、とても執念深いです。特定の人に愛情や憎悪など強い感情を持つと、簡単には気持ちを切り替えられません。いつまでも執着してしまいます。
■2. コミュ障
ストーカー男性は基本的にコミュ障です。中には一見社交的なタイプもいますが、本当の部分で相手の気持ちがわかっていません。相手の気持ちがわからないため、コミュニケーションが上手にとれず、独りよがりな思考に偏ってしまいます。人との接し方がわからないので、受け身で物静かな人が多いです。
何かの拍子に親しくなると、一方的なコミュニケーションになるのもストーカー男性の特徴です。ごく一般的な気遣いや親切でも、「自分を特別に扱ってくれた!」と勘違いし、自分のことなら何でも受け入れてくれると思ってしまいます。大人しかった男性が突然積極的になり、ズカズカとプライベートに侵入してくるなら、ストーカーリスクはかなり高いでしょう。
■3. 情緒不安定
ストーカーには「突然キレる」「愛情が憎悪に一転する」など、突然感情が変化する特徴があります。普段はコミュ障で目立つ行動をしないので、深くかかわる前は物静かな大人しい人という印象ですが、実はかなり情緒不安定です。静かに佇みながら周囲を観察し、口には出せないさまざまな思いを抱えています。
距離が縮まると、ストーカー男性は情緒不安定な自分を隠さなくなります。自分の希望通りの反応が返ってくると喜び、反抗されると突如として怒り出します。恨みつらみを隠さなくなり、「自分を理解してくれる」と勝手に思い込んで愚痴や悪口雑言を吐くようにもなります。
会社の同僚や友人グループなど、ある程度親しい間柄でもマナーを守り、思いやりを持った言動をとるのが普通です。しかし、ストーカー男性は距離が縮まったと思うと、粘着質で残忍な本当の自分を隠さなくなります。
■4. 自分本位で思い込みが激しい
相手の立場に立って考えられないストーカー男性は、とても自分本位な思考をしています。親しくなるために優しく親切にしますが、あくまでもターゲットを手中に収める手段に過ぎません。また、相手の感情を考えず親切の押し売りをし、拒否されると「人の好意を無下にしやがって!」と、身勝手な理由で逆恨みをするのも特徴です。
自分本位は思い込みの激しさにも表れます。相手の真意は全く関係なく、自分に都合の良い解釈をするのです。ストーカーをするのも「相手に好かれている」という思い込みがスタートラインとなります。一度思い込むと、相手から直接「迷惑」と言われても、「遠慮してるだけで本心ではない」など、真意を捻じ曲げて自分を納得させようします。
■5. 自己愛が強く見返りを求める
ストーカー男性は自己愛が強く、ターゲットに対して見返りを求めるのが特徴です。最初はマメで尽くしてくれるのも、その後の報酬を期待しているから。無償の愛ではありません。そのため、自分が思い描いていた報酬が返ってこないと気分を害し、相手に攻撃的になります。
コミュ障なのも、自己愛の強さが原因の1つです。自分が傷つきたくない一心で、人と深く関わらないようにしています。
自分をバカにする相手を心の中で罵り、自分を見せないことで「理解されなくて当然」と高いプライドを守っているのです。その反動で、心を許した相手に多くを求めてしまい、異常な行動をとってしまいます。
ストーカー男性の特徴5個[行動]
ストーカー男性を見極めるには、行動に着目すると良いでしょう。隠していても、ふとした言動にストーカー性が表れます。ストーカー男性の行動について解説していきましょう。
■1. 質問魔
「ターゲットのことなら何でも知りたい」と思うのがストーカー男性の心理。最初は遠目に観察するだけですが、距離が縮まると徐々に直接質問が始まります。穏やかで優しい雰囲気を装っているので、質問上手聞き上手でついつい聞かれるままに話してしまうかもしれません。
しかし、ストーカー男性の質問は、さりげなく「それ、なんで知りたいの?」と思うような細かい内容に至ります。具体例をいくつか挙げましょう。
・「〇日は何してた?」と日付を指定して聞いてくる
・一緒にいた人が誰か知りたがる
・あなたの家族について知りたがる
・日常的な行動について質問してくる
無防備に答え続けると、「自分を受け入れてくれた」と思い込んでしまいます。
■2. 会話でカマかけする
ストーカー男性はSNSなども利用してターゲットの情報収集をします。しかも、親しくなると「昨日〇〇にいたでしょ」「〇〇と付き合ってるの?」など、会話の中でカマをかけてくるようになるのです。
これは、自分の情報が合っているかの確認行為だけではありません。「自分は君のことを知ってるんだよ」というアピールでもあるのです。普通ならば「過剰に相手を知っているとほのめかす行為は不気味」とわかるのですが、ストーカー男性は「こんなに熱心に君を理解する自分を褒めて」という感覚です。
■3. 恩着せがましい発言が多い
「自分を褒めてほしい」「特別だと思われたい」という気持ちが強く、それを催促するように恩着せがましい発言が多くなります。例えば、以下はストーカー男性が良く言うセリフです。
・君のためにがんばったよ
・〇〇してあげよう
・〇〇してやったのに
・僕に任せておけばいいんだ
・僕の言った通りだろ?
・誰のおかげだと思ってる?
・僕も辛いけど君のためを思って
・全く仕方ないなぁ
ストーカー男性は頼んでもいないのに手を出し、迷惑だと気付かず存在感をアピール。感謝と報酬をねだってきます。自分を大きく見せたくて自慢話が多いのも特徴です。
■4. 他の人と親しい姿を見て拗ねる
嫉妬深いストーカー男性は、ターゲットが自分以外の人と親しい姿を見ると、わかりやすく拗ねて不機嫌になります。「どうせ自分と一緒にいてもつまらないよね」「みんなと一緒の方が楽しいんでしょ」と、卑屈になって相手の気を引こうとするのが特徴です。
拗ねているからといって優しくすると、ストーカー男性の思うツボ。「彼女は罪悪感に訴えるのが効果的」と判断されます。最初は拗ねるだけですが、その内束縛が始まります。最終的にはDV行為に至るので、いい年してよくわからない理由で拗ねている大人の男性に構ってはいけません。
■5. 真似をしてくる
ストーカー男性が自己満足のために密かに行うのが、ターゲットの真似です。同じ文房具を使ったり、口癖を真似たりします。靴や服のブランドなど、わかり辛いアイテムを真似して味を占めると、今度は全く同じものを手に入れて、相手にバレるように見せ始めます。
偶然1つだけ同じものを持っているのはありがちですが、2つ以上になると意図的なものを疑った方が良いでしょう。
ストーカー男性の特徴5個[LINE・連絡]
ある程度親しくなって連絡を取り合う仲になると、ストーカー男性の特徴は更にわかりやすくなります。LINEを中心とした連絡の特徴を解説していきましょう。
■1. LINEは即既読・即返信
ストーカー男性は連絡が非常にマメです。LINEは即既読即返信が基本となります。特に、ターゲットからの連絡は常にアンテナビンビン。仕事中でも入浴中でも、「いつ彼女から連絡がくるか」と神経をとがらせ、あらゆる隙をついて速攻でリアクションを起こします。
異常なまでのマメさは、さまざまな時間帯でも同様の速度でリアクションがあるかで判断が可能です。平日も休日も、日中も夜も、「常に画面とにらめっこしてるのか?」と疑いたくなるほど既読返信が早いなら、ストーカー度はかなり高くなるでしょう。
■2. あなたの居場所や行動を知りたがる
LINEやメール、電話のやり取りの中で、「今何してるの?」「どこにいるの?」という質問が多いのが、ストーカー男性の特徴です。ターゲットの情報を知りたいので、聞かずにはおれないのです。
特に用もないのに、毎回「何してる?」「今どこ?」からメッセージが始まるならば、かなり警戒が必要です。あなたには遠慮せず何でも聞いて良いと思っている可能性が高くなります。
■3. 返信がなくても一方的にメッセージを送ってくる
ストーカー男性はコミュニケーションが一方的で、会話のキャッチボールが苦手です。連絡でもその傾向は顕著です。普通ならばメッセージを送ってから返信がくるまで待つものですが、ストーカー男性は相手からのアクションがないと、じっと待っていられず一方的にメッセージを送ってきます。
既読返信が半日遅れただけで「どうしたの?」「何かあった?」「僕が何かした?」など、心配でたまらないメッセージが続々と送られてくるなら、かなりストーカー度は高いでしょう。一方的なメッセージだけではなく、早い返信を催促するような内容にも注意が必要です。
■4. 非常識な時間帯に連絡がくる
距離が縮まると遠慮しなくなるのがストーカー男性です。「自分ならいつ連絡しても良いだろう」と、非常識な時間にも連絡がくるようになります。深夜や休日の早朝でも、当たり前のように連絡がきます。
また、連絡の回数も多くなります。自分とのやり取りで、あなたを束縛しようとするのです。連絡の時間帯も回数も異常値ならば、ストーカー決定です。
■5. 強気の発言が多い
ストーカー男性の初期は優しく親切で穏やか、とても大人しい印象です。しかし、ターゲットと親しくなると、強気の発言がグッと増えます。特にLINEでは発言が大胆になるのが特徴です。面と向かって言えない言葉も、LINEならば伝えられるのです。いくつか例を挙げましょう。
・僕を信じていればいいんだ
・そういうところ治した方がいいよ
・そんなこと言っていいと思っているのか
メッセージの端々に、あなたを支配したいという気持ちが感じられる内容になります。恋人でもないのに、勝手にあなたの理解者になり切ってしまうのです。
ストーカー男性の兆候
ストーカー男性はターゲットとそれ以外の女性への態度が全く違います。基本的にコミュ障でプライドが高いので、自分から積極的に女性とは関わりません。中には社交的なタイプもいますが、ターゲット以外の女性には無難な会話をし、特に関心を示しません。
しかし、1人の女性にロックオンすると、一気に距離を縮めてきます。ロックオンした時点で、「彼女は自分を拒否しない」「自分が彼女を守ろう」と、脳内で特別な関係となっているため、以下のように距離感のおかしい言動が増えるのです。
・必要以上に心配して何度も声をかけてくる
・「君は〇〇だから」と、勝手に決めつけてくる
・「僕がいないとダメだなぁ」と、出しゃばりが酷い
・急に高価なプレゼントを渡される
・突然厳しい言葉や怒声をなげつけてくる
ここで安易に相手の行動を受け入れると、本格的なストーカー行為が始まるリスクが上がります。重要なのは、兆候が表れたら全力で拒否、回避することです。
ストーカー男性の恋愛傾向
最初はとてもマメで優しく、何でも尽くしてくれるのがストーカー男性の特徴です。しかし、ストーカー男性は見返りを求めるため、尽くした後に充分な報酬(褒め言葉や恋人からのサービス)がないと、不満を募らせていきます。そして、いつの間にか上から目線になり、自分が過去如何に尽くしたかを訴えては、恋人にダメ出しをするのが特徴です。
当然ですが、束縛も非常に激しくなります。恋人がいつどこで何をしたか、全てを把握したがるのは序の口で、酷いと定期的な連絡を義務化し、証拠写真を要求するようになります。恋人が柔順ならば優しいですが、反抗すると人が変わったように激昂するのも良くある傾向です。
暴力行為に及ばないストーカー男性の場合、恋人のスマホチェックや尾行をして情報を得ようとします。どちらにしても、恋人間での秘密を許さず、全ての開示を求めるのが特徴です。
職場の隠れストーカー男性の特徴
職場関係だと毎日顔を合わせるのが通常で、仕事を理由しやすいので、ストーカーしやすい環境と言えます。以下のような行動は、隠れストーカー男性の特徴です。
・偶然を装って退社時間を合わせる
・不必要に社内メールを送ってくる
・教えていないのにあなたの個人情報を知っている
・やたら物をくれる
・自分の存在意義を主張してくる
・さりげなく触ってくる
・いきなり怒鳴る
あなたが仕事上親切に接しているだけなのに、ストーカー男性は「自分を求めてくれている」と勘違いします。いきなりストーカー化はしませんが、徐々に行動をエスカレートさせて、あなたの気持ちを確かめようとするでしょう。
「さりげなく触る」「いきなり怒鳴る」は、あなたにとって自分は特別と思い込んだ時に見られる行動で、末期症状と言えます。隠れストーカーは早い段階で撃退しておきましょう。
ストーカー男性の撃退方法・対策5個
「あれ?あの人ストーカー気質あるかも…」と思った時点で撃退するのが、被害を最小限に抑えるポイントです。接点を減らし、誘いに対して毅然と拒否するのは基本中の基本。それ以外にも、あらゆる対策で距離をとるのです。身近にストーカー男性がいた場合、どのように撃退すれば良いのか、対策方法を解説していきましょう。
■1. 周囲に味方を増やす
ストーカー男性は無意識に「自分に従う女性」「自分に反抗できない弱い女性」を選んでいます。そう思わせないために、まずは周囲に味方を増やして守備力を強めていきましょう。
職場ならば上司等目上の人と信頼関係を築き、同僚の交流も活発にすると良いでしょう。プライベートでも交友半径を広げ、例えばボクシング等の格闘系習い事を始めて、あなたの周囲に強者がいる状態を作り上げると、ストーカー男性への強い牽制ができます。
また、1人行動を避けて、なるべく人に囲まれた状況を保ちましょう。ストーカー男性の行動を多くの人に相談し、あなたの状況を周知して守ってもらうのです。早い内に「彼女をターゲットにするのは困難」と、ストーカー男性に思い知らせましょう。
■2. 自分の情報を遮断する
ストーカー男性の中には、ターゲット女性の情報を得ることに快感を覚えるタイプもいます。あなたに直接関わるだけではなく、交友関係の輪に加わったり、SNSなどをチェックしたりして情報収集をするのです。あなたの情報がわかる度に手ごたえを感じ、「もっと知りたい」とのめり込んでいきます。
だからこそ、自分の情報を相手に伝わらないよう遮断するのが重要です。難しすぎるゲームが長続きしないように、どんなに頑張ってもあなたの情報が手に入らなければ、早い段階で諦めてくれる可能性が高まります。以下のように、自分の情報の扱いを注意しましょう。
・SNSは友達限定にする
・友達や同僚などあなたの親しい人に「あの人に聞かれても何も答えないで」と伝えておく
・尾行を警戒する
・ゴミは収集時間ギリギリに出す
特にインターネットの扱いには細心の注意を払いましょう。
■3. 防犯グッズで身を守る
ストーカーの被害に遭う前に、防犯グッズを揃えてまさかの事態に対応できるよう準備もしておきましょう。「防犯グッズ」「防犯カメラ」「遮光カーテン」は基本中の基本です。実用的なだけではなく、ストーカー男性に「彼女は警戒している」とアピールできる点でも有効です。
セキュリティ会社との契約を検討するのも良いでしょう。モバイルセキュリティでいつでもどこでも通報できたり、プロのガードマンが現場に直接駆けつけたりなど、ストーカー対策のサービスがあります。
■4. 危険を感じたら躊躇なく警察に相談する
ストーカー行為は「ストーカー規制法」という法律で罰則が定められています。「ストーカーくらいで相談なんて…」と考えず、危険を感じたら躊躇なく警察に相談しましょう。警察署はストーカー男性に対して警告や禁止命令など、さまざまな対策を行ってくれます。
警察の介入によって、男性のストーカー行為が収まる可能性は高まります。「警察沙汰にしたら可哀想…」という温情は不要です。
ただ、警察がなかなか動いてくれない場合もあります。その場合は、ストーカーや刑事事件に強い弁護士やストーカー被害の相談に乗ってくれるNPOに相談しましょう。
■5. 証拠保全を怠らない
いざという時警察への相談をスムーズにするためにも、ストーカーの証拠保全は日常的にしっかり行いましょう。以下のようなものが証拠に相当します。
・ストーカー行為の記録(日時、場所、内容など。音声や動画があると尚可)
・器物破損等があれば物的証拠として残す
・被害状況の写真や動画
・ストーカーからのLINEやメール、SNSの書き込みなどの内容(相手がメッセージを消さないようにスクリーンショットを残す)
相手が慎重で証拠を残さないようなら、探偵に調査を依頼する方法もあります。また、ストーカー男性の氏名や住所、勤め先など基本情報も必須です。
ストーカー男性との別れ方
彼氏からのストーカー行為は良くある事例です。付き合ってから彼氏がストーカー男性だとわかった場合は、可能な限り早く別れるべき。しかし、別れ方には細心の注意が必要となります。
一番やってはいけないのは、いきなり連絡を絶つことです。ストーカー男性は理由がわからず、自分に都合良く解釈するため、ストーカー行為がエスカレートしてしまいます。
ベストなのは、彼氏が嫌がる言動を増やして嫌われることです。まずは、別れを匂わせるためにも、思いやりに欠ける勝手な態度や下品な行動を増やしましょう。不機嫌さを隠さず、彼氏に食別れの予感を与えるのです。
別れ話の際は、理由をキッパリ伝えて「何があっても気持ちが変わらないと」ストレートに主張しましょう。別れ話の場所は人目の多い場所を選び安全を確保しましょう。彼氏が別れに納得しない場合は第三者を挟み、理性的に話を進めます。物理的な距離をとるのも有効です。
まとめ
ストーカー男性は自分本位なので、話して理解を得るのは難しいです。優しい女性ほどストーカー行為に対して強い拒否を示せず、相手を誤解させてしまいます。
大きな被害に遭ってから後悔しないためにも、「この人ストーカーかも」と思ったら、身を守るために距離を保ち、さまざまな対策を打ちましょう。