赤色がもつ特徴とは？（意味32個・心理効果・色の相性など）

無意識に選ぶ色には、潜在意識が表れます。赤色にはどんなイメージを持っていますか？色には不思議な力があり、私たちが無意識に色を選ぶことで、気づかなかったことへの意識をさせてくれるものです。また、国を超えて文字で識別するより、視覚からの情報で誘導させたり、危険を察知するなど、色は世界共通の象徴でもあります。赤色だけでも色々な意味を持ち、ポジティブな意味やネガティブな意味もあります。

色の使いかた次第でビジネスやプライベートと使い分けすることができるのです。ライフスタイルに赤色を取り入れられるよう、赤色も持つ意味や赤色の使い方ご紹介いたします。

赤色が持つ意味を確認していきましょう。

1. エネルギッシュ
2. 行動力がある
3. リーダー的存在
4. 気温が高く感じる
5. 怒りを感じている時
6. 情熱的
7. 愛情深い
8. メンタルを刺激する
9. 目覚めの時に目にする
10. 欲求不満
11. 短気を起こしやすい
12. イライラする
13. 何か始めたいと思って居る時
14. 正義感が強い
15. 現実的
16. 勝利をイメージさせる
17. 実際より安く見せる
18. 実際より時間を早く感じさせる
19. 自己中心的
20. 自信家
21. 興奮する色
22. 目立ちたい衝動にかられる
23. 執念深い
24. 第一人者（創始者など）
25. 指導者
26. 決断力がある
27. 衝動的な面がある
28. 危険を知らされる
29. 興奮させる効果
30. 勝利を連想させる
31. 目を引き注目させる
32. アグレッシブ

赤色が気になる時、それは自身の中で何が起こっているのか。どんな気づきが得られるのか。赤色は子どもの好きな戦隊もののヒーローと言ったら、赤色を身にまとう人ものが多いですよね。赤色のスカーフを首に巻いたり、赤色のスーツを着たり、赤色のバイクに乗ったり、大きなロボットマシーンも赤色だったりしますよね。

赤色は、若さや行動力、力強いイメージを持っています。赤色は、リーダー色としても知られています。国旗などに用いられる赤色にも強さをイメージさせていると言われています。赤色は火を連想するものです。火は、人にエネルギーを与えることもあり、熱気を感じる場に変えるなど「やる気スイッチを押す」色とされています。

赤色は刺激的な色で知られています。中でも欲求を刺激する色と言われ、女性の真っ赤な口紅がセクシーだと感じることや、勝負下着といえば、赤色であると言われることから、挑発的で誘惑な色でも知られています。本能を刺激する色であるという事ですね。性的欲求や性的な興奮をさせる色なのです。

赤色は、身体の中で流れる血の色と同じで身体の組織の中で繋がりを持つ色でもあります。また肉や熟した果実の色の表現で使われていたことから、生命に直結する色としても知られています。

そのため、赤色は“繋がり”を持つ色でもあり、人と人との繋がりを意味する色でもあります。人と人の繋がりや、組織との関わりと組織同士の繋がりを大切にする色でもあります。赤色は、繋がりを意味する意味を持っています。

赤色は、やる気にさせる力を持っています。物事の始まりの色でもあり、やる気がない時や元気がない時にエネルギーを与えてくれる赤色を見ると良い方向へ流れてきます。インテリアで赤色を取り入れる時に気をつけてほしいこともあります。赤色の面積が増えると、色の効果で赤色は熱を感じる色になります。実際より体感温度が3℃も違うと言われています。冬は暖かく感じられることで良いのですが、夏は、暑苦しさを感じ、ソファーなどの大きな面積の赤色などは好まれない色ですね。

イライラとフラストレーションが溜まっている状態だと、赤色を見ると逆効果になります。感情が高ぶってしまうので、ストレスを感じている時は、目に見ることを避けることがいいと思います。また、フラストレーションが溜まっていなくても、欲求不満の時に選ぶ色にもなります。無意識に赤色を選ぶ傾向にある時、欲しいものが沢山あるけど購入できない時や、性欲、物欲、愛情などの欲求が満たされていない時に気になる色でもあります。

赤色の補色は緑色です。クリスマスカラーとされているので、とてもよく合います。また、色の三原色でいうと赤色には、黄色と青色がとても合います。補色は180℃の違うのが反対色なので、ファッションに取り入れる時は、補色の色同士がぶつからないように、緩和する色として白色や黒色を入れることで、お互いの色が強調せずに取り入れることができます。またゴールド色やシルバー色や白色の組み合わせはとても合います。

身体の部分の色として大きく分けられると、青色、黄色、赤色と言われています。赤色は足の部分の色として行動力に関連していると言われています。黄色は感情を司り、青色は思考の色として言われています。足の部分の色の赤色は「グランディング」と言って、地に足がついた状態で現実的な考えと、行動ができることに繋がっています。

なので、行動力に欠けている時や、感情や思考に負けてしまいそうな時って誰にでもあると思うのですが、そんな時は赤色を足元に持ってくると、感情や思考より行動を起こすことができるのです。赤のヒールや靴下など取り入れやすい形で、赤色の持つ意味を取り入れると良いですね。

赤色を好む男性にとって、相性が良いのは、白色を好む女性との相性が良いです。行動力があり、情熱的な男性にとって、活発で感じ人当たりがよく自立している女性を好みます。女性にとって、青色や白色を好む男性との相性が良いです。一般的な男性には興味がなく、思想が現実的で行動力のある男性を好みます。

アメリカの大学の研究結果から赤色の洋服を着た女性と赤色の洋服を着た男性は異性を惹きつける要因のひとつとして研究結果が発表されているものもあります。その要因には、相手への性的魅力を感じたという意見や、印象に最も残っているという意見が発表されています。第一印象で顔や見た目に自信が持てないときは、赤色で注目を集めるのもひとつかもしれませんね。

赤色で書かれた数字は間違いなく、安く得な商品だとイメージがついていませんか。目立つ色であり目に留まりやすい色として使われた価格帯や宣伝の色でしたが、実際よりお得を感じさせる色になり、定価の表示も太字で赤色に記されていると、“安い”“お得”などのイメージを持つようになりました。一度記憶された視覚かの情報は例え、定価であっても赤字で書くことで、安いと印象を与える効果もあるのです。

また、食欲を増す色でありエネルギーの色として赤色を飲食店で使われることが多いですよね。色の使い方で上手なのは、マクドナルドは赤色のエネルギーの色と胃（消化機能）を表す色で飲食店の色として上手に使われていますよね。食欲をそそる色であり、印象に残りやすい色なのです。他にも飲食店の看板の色で赤色を使われているところは多いのです。

いかがでしたでしょうか。赤色の持つ意味はとても深いですよね。そして心理にどれだけ影響されているのか。日常多く目にし、自然であり風景の一部として捉えていましたが、実は色の戦略にはまっていましたね。

色の使い方次第で、効果的な空間に変えることもでき、相手へ与える印象やイメージを使い分けすることができると思いませんか。自身をコントロールするにも楽しみながら、活用できそうですね。